2021/06/03 - 2021/06/06
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旅好き長さんさん
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昨年の秋に東北を旅行した際、八幡平山頂レストハウスでドラゴンアイの観光ポスターを発見。
このドラゴンアイを是非とも見たくて、4ヶ月前に飛行機と宿・レンタカーを予約して出かけて来ました。
このドラゴンアイは、八幡平山頂の鏡沼の雪が溶ける際に生じる現象で、開眼の見頃はたったの数日間のみ。
昨年は6月9日頃が見頃だったようで、それに合わせて出かけて来ました。
とは言うものの、せっかく東北に来たからには前回観光できなかったところも回ろうと思い、次の日程で出かけて来ました。
6月3日(木)大阪空港から秋田空港に向かい、レンタカーで八幡平のドラゴンアイ、盛岡市内を観光して網張温泉に宿泊。
6月4日(金)宿泊した休暇村主催のドラゴンアイツアーに参加。
6月5日(土)男鹿半島に移動して、寒風山、なまはげ館、入道崎を観光してオガ温泉郷に宿泊。
6月6日(日)男鹿半島の八望台、五社堂、ゴジラ岩などを観光して秋田市内に移動。
その後、千秋公園、秋田市民俗芸能伝承館、赤れんが郷土館を回って、秋田空港からの飛行機で帰宅。
今回の旅は天気に合わせて、当初の計画よりかなり予定を変更して回ったおかげで、きれいな景色を堪能することができました。
今回の旅行記は初日の八幡平観光後に向かった盛岡市内観光と宿泊した網張温泉を紹介します。
当初は盛岡市内でじゃじゃ麺の昼食をいただく予定が急遽八幡平に向かったためそれが食べられず、観光も駆け足で回ったのがちょっと残念でした。
盛岡市は盛岡城跡公園を中心とした自然豊かな町でした。
盛岡市名物の冷麺・じゃじゃ麺・わんこそばが食べられなかったのが残念です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
八幡平のドラゴンアイを観光後、宿泊する網張温泉に向かう予定でしたが、まだ時間が早いので、またまた予定変更して盛岡市内観光することにしました。
まずは車を観光案内所のある、プラザおでって地下駐車場に停めて市内観光します。
この建物は、プラザおでっての正面にある岩手銀行赤れんが館です。
とってもおしゃれな建物です。 -
早速赤れんが館に入ります。
ここは有料エリアと無料エリアに分かれていて、今回は時間があまりないので無料エリアを回ります。
この岩手銀行赤レンガ館は、1911(明治44)年に盛岡銀行の本店行舎として落成し、1936(昭和11)年に岩手殖産銀行(のちに行名を岩手銀行に変更)がこの建物を譲り受け、本店として利用しはじめたそうです。
その後、1983(昭和58)年に岩手銀行新社屋完成に伴い中ノ橋支店となりました。
その後2012(平成24)年8月3日に銀行としての営業を終了し、約3年半に及ぶ保存修理工事を経て、2016(平成28)年7月17日に一般公開されています。
設計は東京駅でも知られる、辰野・葛西建築設計事務所によるもので、辰野金吾が設計した建築としては東北地方に唯一残る作品だそうです。 -
この1階スペースは、建設当時は事務室、その後は営業室として銀行員が仕事をしていたところです。
それにしてもとてもおしゃれな照明です。
何となくトルコのモスクのような感じです。 -
赤れんが館の観光後、歩いて市内を散策します。
次に向かったのが『ござ丸・森九商店』
歩いて数分で行けます。 -
これが『ござ丸・森九商店』で、荒物や日用品を扱っている雑貨屋さんです。
江戸時代から明治に建造された古風な、商家の佇まいを伝える歴史的な建造物の店舗で、盛岡市の保存建造物にも指定されています。
店内を覗いてみると、昔懐かしい手作りのタワシやカゴなどの日用品が並べられていました。
商品を眺めていると、昔にタイムスリップしたような気になります。 -
そして次に向かったのが『紺屋街番屋』
1891年盛岡消防『よ組番屋』として建てられた建物を1913年『消防組第四部事務所』として改築されたものだそうです。
ちょうど1階が改修中でシートに覆われていたのが残念です。 -
紺屋町から与の字橋を渡って、盛岡城跡に向かいます。
この写真は与の字橋から眺めた中津川です。 -
この中津川は9月末から12月初旬にかけて毎年、北上川河口からおよそ200Kmの旅をしてサケが上ってきて産卵するそうです。
盛岡市内でサケの産卵が見られるなんてうらやましい・・。 -
ここは、もりおか歴史文化館。
時間があれば中に入りたかったのですが、今回は断念して次に向かいます。 -
そしてこちらは桜山神社。
江戸時代中期(1749年)、盛岡藩第八代・南部利視により盛岡藩初代・信直の遺徳を偲び、盛岡城内淡路丸に神殿を建立されたものです。 -
こちらが本殿。
早速お参りします。 -
その横には烏帽子岩があります。
この岩は盛岡城の築城時に出てきたもので、吉兆のシンボルとして広く信仰され災害や疫病が有ったときなど、この岩の前で平安祈願が行われ、南部藩の『お守り岩』として祀られています。
最近ではパワースポットにもなっているようです。
速く新型コロナも収束して欲しいものです。 -
桜山神社から盛岡城跡に入って行きます。
ここは三の丸広場。
盛岡城は、三戸から不来方(こずかた)の地に居城の移転を決定した南部信直(なんぶのぶなお:盛岡藩初代藩主)が,慶長2(1597)年に嫡子利直(としなお:2代藩主)を総奉行として築城を始めたと伝えられています。 -
この赤い橋は、二の丸と本丸とを結ぶ渡雲橋です。
-
本丸には、南部家42代利祥(としなが)が24歳で日露戦争において戦死し,その功によって,功五級金勲章を受けたことを顕彰する像の台があります。
明治41(1908)年9月に建立されましたが,銅像本体と玉垣の鎖は昭和19(1944)年に軍需資材として供出され、現在は台座のみが残されています。 -
これが先ほど渡った渡雲橋です。
右側が二の丸で、左側が本丸です。
盛岡城の石垣は、全て城内とその周辺で産出した花崗岩によって築かれているそうです。
石垣は構築された時期などによって異なった積み方が見られ、自然石をそのまま積み上げる『野面積(のづらづみ)』、大小様々な割石をパズルのように積み上げる『乱積(らんづみ)』、方形に整えた石をレンガを積むように横目地をそろえて積み上げる『布積(ぬのづみ)』などが見られます。(市のホームページより抜粋)
そういう目で石垣を眺めるとその当時の歴史を感じることができます。 -
これが盛岡城跡公園(岩手公園)の案内図です。
面積が9.2ヘクタールも有り、市民の憩いの場になっています。 -
ここはカナダのビクトリア市と盛岡市の姉妹都市10周年を記念して名付けられたビクトリアロー。
河岸にはベンチがあってこの景色をゆったりと楽しむことができます。
盛岡市は自然に恵まれた街です。 -
そして次に向かったのが『もりおか啄木・賢治青春館』
案内マップを頼りに散策していたのですが、ここの場所がわからず到着するのに結構時間がかかりました。
建物は、1910年に竣功した旧第九十銀行本店本館で、国の重要文化財に指定されています。
館内は無料で見学でき、啄木と賢治の生い立ちなどがパネルなどで紹介されています。 -
約1時間の散策で駐車しているプラザおでってに帰ってきました。
あまり時間が無く駆け足で散策しましたが、次回はもっと時間をとって観光したいものです。
その後、宿泊する網張温泉にある休暇村 岩手網張温泉に向かいます。 -
宿には、17時30分に到着。
早速チェックインして部屋に向かいます。
今回の客室は雫石盆地を一望できるツインの部屋です。 -
客室からの眺めがこれで、宿が小高いところにあるので雫石盆地が一望できます。
-
こちらは洗面・トイレ。
ホテルには2ヶ所の大浴場があるので客室には浴槽がありません。 -
こちらは烏帽子岳(乳頭山)側で、ホテルのそばにはスキー場が有るので、スキー客にとっては立地の良いホテルです。
-
この日の夕食はビュッフェスタイル。
おかずの種類は少ないものの、揚げたての天ぷらなどをアテにビールをいただきました。 -
特に美味しかったのがこのお刺身。
ホタテ・ウニ・アワビ、どれも鮮度良く、締めのウニご飯と共に美味しくいただきました。
この後再び温泉に入って休みました。
網張温泉は硫黄臭のするとても良い温泉です。
明日は、休暇村主催のドラゴンアイツアー。
天気予報は雨だけど、どうなることやら。
きれいなドラゴンアイは今日見られたので、明日は天気を気にせず楽しもうと思います。
その様子は次の旅行記で紹介させていただきます。
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