ベリコ・タルノボ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<トルコ・中東の周遊旅からの続きとなる後半戦、<br />ギリシャからバルカン半島南部を巡り、<br />ブルガリアまで周遊した旅の備忘録です><br /><br />4/27-5/02  ギリシャ<br />5/03-5/06  アルバニア<br />5/06-5/07  コソボ<br />5/07-5/10  マケドニア共和国<br />5/11-5/15  ブルガリア<br /><br />今回の旅も、ついにラストスパート!<br /><br />ブルガリアといえば、ヨーグルトの他に有名なのが「バラ」。<br />香水などの香料の7割が、ここブルガリア産だとか。<br />そしてブルガリア中央部には、「バラの谷」という、<br />魅力的な名前の一帯があるという・・<br /><br />ちょうど5月にブルガリアを訪れるなんて、<br />これは「バラでも見ていきなさい」ってことなんじゃ?<br />ちょっと早いのかもしれないけど、もしかしたら<br />見渡す限り一面に、すっごいバラ畑が見えるかも~?<br />と、息巻いて行って参りました~<br /><br />でも、現実はそんなに甘くない・・<br />表紙が、鮮やかな「バラの谷」の写真になっていないことで、<br />結果をお察しください・・  ( ̄_ ̄|||) どよ~ん

ギリシャからバルカン半島南部を周遊旅 ⑧ (バラの谷カザンラクと、琴欧洲の故郷ヴェリコ・タルノボ)

59いいね!

2010/04/27 - 2010/05/15

13位(同エリア172件中)

Black7

Black7さん

この旅行記のスケジュール

2010/05/13

2010/05/15

  • ヴェリコ・タルノヴォ〜ソフィア

2010/05/16

この旅行記スケジュールを元に

<トルコ・中東の周遊旅からの続きとなる後半戦、
ギリシャからバルカン半島南部を巡り、
ブルガリアまで周遊した旅の備忘録です>

4/27-5/02 ギリシャ
5/03-5/06 アルバニア
5/06-5/07 コソボ
5/07-5/10 マケドニア共和国
5/11-5/15 ブルガリア

今回の旅も、ついにラストスパート!

ブルガリアといえば、ヨーグルトの他に有名なのが「バラ」。
香水などの香料の7割が、ここブルガリア産だとか。
そしてブルガリア中央部には、「バラの谷」という、
魅力的な名前の一帯があるという・・

ちょうど5月にブルガリアを訪れるなんて、
これは「バラでも見ていきなさい」ってことなんじゃ?
ちょっと早いのかもしれないけど、もしかしたら
見渡す限り一面に、すっごいバラ畑が見えるかも~?
と、息巻いて行って参りました~

でも、現実はそんなに甘くない・・
表紙が、鮮やかな「バラの谷」の写真になっていないことで、
結果をお察しください・・  ( ̄_ ̄|||) どよ~ん

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
航空会社
アエロフロート・ロシア航空
旅行の手配内容
個別手配
  • ソフィアからバスで、約3時間半<br />「バラの谷」の中心都市、カザンラクに着きましたー<br /><br />「バラの谷」とは、バルカン山脈の南、東西140kmほどの<br />長い渓谷で、世界最大規模のバラの生産地。<br /><br />そして名前に付く「カザン」とは、<br />バラの香油を精製するための蒸留釜に由来しているそうです。<br />昔から、バラに縁のある場所だったんですね。<br /><br />写真は、カザンラクの駅前付近

    ソフィアからバスで、約3時間半
    「バラの谷」の中心都市、カザンラクに着きましたー

    「バラの谷」とは、バルカン山脈の南、東西140kmほどの
    長い渓谷で、世界最大規模のバラの生産地。

    そして名前に付く「カザン」とは、
    バラの香油を精製するための蒸留釜に由来しているそうです。
    昔から、バラに縁のある場所だったんですね。

    写真は、カザンラクの駅前付近

  • もう5月の半ばなので、さぞかし、バラ祭りの催し物とか、<br />それ目当ての観光客でゴッタ返しているのかと思いきや、<br /><br />あれれ?・・街は至ってフツーモード・・<br />平和なものです・・<br /><br />でも、この花壇はバラ・・なのか?・・

    もう5月の半ばなので、さぞかし、バラ祭りの催し物とか、
    それ目当ての観光客でゴッタ返しているのかと思いきや、

    あれれ?・・街は至ってフツーモード・・
    平和なものです・・

    でも、この花壇はバラ・・なのか?・・

  • カザンラクは「バラの谷」の中心都市といっても、<br />あくまでもバラ畑は郊外で、<br />街自体がバラで埋め尽くされているわけではないのは<br />承知していましたが、<br /><br />でも、「もうすぐ、バラフェスティバル~♪」的な<br />賑やかさや華やかさも、どこか期待してた部分があったので、<br />ちょっと拍子抜け・・<br /><br />当時は個人で行く「バラの谷」見学の情報など、あまりなかったもので、<br />現地ツアーなどの申し込み方法もわからず、ホテルで聞いてみる。<br /><br />やはり6月最初の週末、メインイベントの「バラ祭り」に参加するか、<br />まだ少し早いのでタクシーなどをチャーターして、<br />郊外の畑や工場に見に行くしかないらしい。<br />ピーク時には、バラ摘み体験などもできるとか?

    カザンラクは「バラの谷」の中心都市といっても、
    あくまでもバラ畑は郊外で、
    街自体がバラで埋め尽くされているわけではないのは
    承知していましたが、

    でも、「もうすぐ、バラフェスティバル~♪」的な
    賑やかさや華やかさも、どこか期待してた部分があったので、
    ちょっと拍子抜け・・

    当時は個人で行く「バラの谷」見学の情報など、あまりなかったもので、
    現地ツアーなどの申し込み方法もわからず、ホテルで聞いてみる。

    やはり6月最初の週末、メインイベントの「バラ祭り」に参加するか、
    まだ少し早いのでタクシーなどをチャーターして、
    郊外の畑や工場に見に行くしかないらしい。
    ピーク時には、バラ摘み体験などもできるとか?

  • なので、かわりに近くにあった「バラ公園」に。<br /><br />オランダのキューケンホフ公園みたいに、<br />バラ畑まで行けないかわりに、<br />公園でたくさんのバラを鑑賞できるのかと思いきや・・

    なので、かわりに近くにあった「バラ公園」に。

    オランダのキューケンホフ公園みたいに、
    バラ畑まで行けないかわりに、
    公園でたくさんのバラを鑑賞できるのかと思いきや・・

  • 市民憩いの、至ってフツーの公園。<br />「ロ・・ローズはどこ?見た時期と場所が悪かったの?」<br />キョロ ( ̄д ̄*)))(((* ̄д ̄)<br /><br />お花は咲いてるけれど、<br />これも・・たぶんバラではない?<br />グーグルレンズによると、サルビアではないか?とのこと。<br /><br />ちなみにこちらのバラは、「ダマスクローズ」という、<br />観賞用よりさらに小ぶりな花で、独特の強い香りがするらしい。<br /><br />今では、この公園もさらに整備され、<br />園内にはバラ博物館が移設&リニューアルされてる模様。<br />お散歩するのには、とっても良い公園です。

    市民憩いの、至ってフツーの公園。
    「ロ・・ローズはどこ?見た時期と場所が悪かったの?」
    キョロ ( ̄д ̄*)))(((* ̄д ̄)

    お花は咲いてるけれど、
    これも・・たぶんバラではない?
    グーグルレンズによると、サルビアではないか?とのこと。

    ちなみにこちらのバラは、「ダマスクローズ」という、
    観賞用よりさらに小ぶりな花で、独特の強い香りがするらしい。

    今では、この公園もさらに整備され、
    園内にはバラ博物館が移設&リニューアルされてる模様。
    お散歩するのには、とっても良い公園です。

  • 今回、一番バラを感じられたのは、まさかの土産物屋<br />もうすぐ帰国するので、ここでバラの化粧水やら、<br />バラハンドクリームやら、とにかくバラと名の付く物をまとめ買い~<br /><br />こうなったら、とにかく「バラの谷」行ってきましたよ~的な<br />爆買いで、お土産バラマキ&行った記念とすることに~

    今回、一番バラを感じられたのは、まさかの土産物屋
    もうすぐ帰国するので、ここでバラの化粧水やら、
    バラハンドクリームやら、とにかくバラと名の付く物をまとめ買い~

    こうなったら、とにかく「バラの谷」行ってきましたよ~的な
    爆買いで、お土産バラマキ&行った記念とすることに~

  • いや、バラが駄目でも、ここカザンラクにはもう1つ、<br />そう!世界遺産の「トラキア人の墳墓」があるではないか!<br /><br />トラキア人とは、西暦前4~3世紀頃、<br />ブルガリア一帯に住んでいた民族。<br />当時のヨーロッパで有数の人口と勢力を誇っていたそう。<br />その墳墓が、1979年に世界遺産に登録されました<br /><br />で、訪れてみると、<br />えーと、丘みたいになってる普通の公園らしき場所に<br />その墳墓はひっそりとありました・・観光客はゼロ・・<br />しかも、本物の墳墓は建物で覆われ、内部は非公開。<br />見れるのは、隣の有料のレプリカだけ・・<br />なのでレプリカ内のフレスコ画などを独占で鑑賞~<br /><br />貴重なものなのでしょうが、古墳マニアではないので、<br />ただ「はぁ~・・」と眺めるだけで終わってしまいましたー<br />日本の古墳もそうですが、前もって予習しておくか、<br />その国の歴史などの予備知識がないと<br />この手のものは、難しいですねー<br />

    いや、バラが駄目でも、ここカザンラクにはもう1つ、
    そう!世界遺産の「トラキア人の墳墓」があるではないか!

    トラキア人とは、西暦前4~3世紀頃、
    ブルガリア一帯に住んでいた民族。
    当時のヨーロッパで有数の人口と勢力を誇っていたそう。
    その墳墓が、1979年に世界遺産に登録されました

    で、訪れてみると、
    えーと、丘みたいになってる普通の公園らしき場所に
    その墳墓はひっそりとありました・・観光客はゼロ・・
    しかも、本物の墳墓は建物で覆われ、内部は非公開。
    見れるのは、隣の有料のレプリカだけ・・
    なのでレプリカ内のフレスコ画などを独占で鑑賞~

    貴重なものなのでしょうが、古墳マニアではないので、
    ただ「はぁ~・・」と眺めるだけで終わってしまいましたー
    日本の古墳もそうですが、前もって予習しておくか、
    その国の歴史などの予備知識がないと
    この手のものは、難しいですねー

  • 泊まったホテルは、「トラキア人墳墓」とバラ公園の近くにある<br />ファミリー経営的な「ホテル ヴェスタ」<br /><br />せっかくなので、夕食はホテルのレストランでいただきます。<br />名物「カヴァルマ」を注文するも、撮った写真はなぜか食前のスープ・・<br />あと毎日、ちゃんとヨーグルト飲んでましたー

    泊まったホテルは、「トラキア人墳墓」とバラ公園の近くにある
    ファミリー経営的な「ホテル ヴェスタ」

    せっかくなので、夕食はホテルのレストランでいただきます。
    名物「カヴァルマ」を注文するも、撮った写真はなぜか食前のスープ・・
    あと毎日、ちゃんとヨーグルト飲んでましたー

  • あとは翌日の「ヴェリコ・タルノヴォ」行きのバスの車窓から<br />咲き乱れるバラ畑が見えることに望みを託します。<br />車窓の写真を撮りまくりますが・・<br />結果はどこまでも続くきれいな草原~、で撃沈・・ ( ̄Д ̄;) ガーン<br /><br />どうやら普段は、早朝から開花と同時に刈り取られてしまうことを<br />帰ってから知る・・<br /><br />そしてバラの花摘みでイメージするのは、<br />花飾りをまとい、可愛らしい伝統民族衣装を着た女性たち。<br />「風の谷のナウシカ」・・ではなく、<br />民族衣装を着た「バラの谷のナウシカ」みたいな女の子たちが、<br />「ラン♪ラン・ララ・ラン・ラン・ラーン♪」と踊りながら、<br />花摘みしているのかと思いきや、<br />それは「バラ祭り」のメインイベント時のパフォーマンスだそう<br />(そりゃ、そうでしょう・・)<br /><br />今度は、6月初めのバラの時期に来て、一緒に花摘みしたーい!<br /><br />

    あとは翌日の「ヴェリコ・タルノヴォ」行きのバスの車窓から
    咲き乱れるバラ畑が見えることに望みを託します。
    車窓の写真を撮りまくりますが・・
    結果はどこまでも続くきれいな草原~、で撃沈・・ ( ̄Д ̄;) ガーン

    どうやら普段は、早朝から開花と同時に刈り取られてしまうことを
    帰ってから知る・・

    そしてバラの花摘みでイメージするのは、
    花飾りをまとい、可愛らしい伝統民族衣装を着た女性たち。
    「風の谷のナウシカ」・・ではなく、
    民族衣装を着た「バラの谷のナウシカ」みたいな女の子たちが、
    「ラン♪ラン・ララ・ラン・ラン・ラーン♪」と踊りながら、
    花摘みしているのかと思いきや、
    それは「バラ祭り」のメインイベント時のパフォーマンスだそう
    (そりゃ、そうでしょう・・)

    今度は、6月初めのバラの時期に来て、一緒に花摘みしたーい!

  • 「車窓からバラ畑・鑑賞大作戦」が失敗に終わったワゴンバス内は、<br />地元の学生らしき子たちでほぼ満員。<br />週末、里帰りでもしてたのかな?<br />気づかぬうちに、シプカ峠を超え、<br />約2時間半で、「ヴェリコ・タルノヴォ」に到着~<br /><br />まずはホテルにチェックイン<br />今回のホテルは、街で一際高い15F建ての高層ホテル「エタル」。<br />レトロなエレベーターで上へ~<br />部屋は質素ながら割と広くて、古いマンションの1室といった感じ<br /><br />写真は、部屋からの風景。<br />リーズナブルなホテルなのに、部屋から街を眺められる特典付き♪

    「車窓からバラ畑・鑑賞大作戦」が失敗に終わったワゴンバス内は、
    地元の学生らしき子たちでほぼ満員。
    週末、里帰りでもしてたのかな?
    気づかぬうちに、シプカ峠を超え、
    約2時間半で、「ヴェリコ・タルノヴォ」に到着~

    まずはホテルにチェックイン
    今回のホテルは、街で一際高い15F建ての高層ホテル「エタル」。
    レトロなエレベーターで上へ~
    部屋は質素ながら割と広くて、古いマンションの1室といった感じ

    写真は、部屋からの風景。
    リーズナブルなホテルなのに、部屋から街を眺められる特典付き♪

  • ここ「ヴェリコ・タルノヴォ」は、西暦1200~1400年頃、<br />第2次ブルガリア王国の首都だった古都。<br />ブルガリア最古の集落の1つで、5千年以上の歴史があるとか。<br /><br />写真は、新市街

    ここ「ヴェリコ・タルノヴォ」は、西暦1200~1400年頃、
    第2次ブルガリア王国の首都だった古都。
    ブルガリア最古の集落の1つで、5千年以上の歴史があるとか。

    写真は、新市街

  • そして、大相撲の元大関・「琴欧洲」の出身地でもあります。<br /><br />日本ではまだまだ知名度が低い街ですが、<br />琴欧洲の故郷というだけで、なぜか妙な親近感が湧いてしまう

    そして、大相撲の元大関・「琴欧洲」の出身地でもあります。

    日本ではまだまだ知名度が低い街ですが、
    琴欧洲の故郷というだけで、なぜか妙な親近感が湧いてしまう

  • ここら辺は旧市街に辺り、<br />職人街のサモヴォドスカタ・チャルシャの入り口付近<br /><br />

    ここら辺は旧市街に辺り、
    職人街のサモヴォドスカタ・チャルシャの入り口付近

  • 街はのんびりした雰囲気の地方都市。あまり観光客は見かけません。<br />古都だけあって、変わった造りの建物や民家があったり、<br />趣のある路地があったり、ブラブラ散策するのもおすすめ

    街はのんびりした雰囲気の地方都市。あまり観光客は見かけません。
    古都だけあって、変わった造りの建物や民家があったり、
    趣のある路地があったり、ブラブラ散策するのもおすすめ

  • 独特の地形なので、名エリアとも、見所がたくさんあります<br /><br />これもホテルからの風景<br />斜面に家がびっしり並んでいます

    独特の地形なので、名エリアとも、見所がたくさんあります

    これもホテルからの風景
    斜面に家がびっしり並んでいます

  • ヤントラ川沿いの急斜面に建つ、美しく統一された旧市街<br /><br />朝日を浴びて赤く染まった旧市街は、とっても素敵なんだそう

    イチオシ

    ヤントラ川沿いの急斜面に建つ、美しく統一された旧市街

    朝日を浴びて赤く染まった旧市街は、とっても素敵なんだそう

  • 対岸の蛇行した川の先端、スヴェタ・ゴラの丘に、<br />一際目立つ建物とモニュメント。<br />あれはヴェリコ・タルノヴォ美術館とその広場。<br /><br />琴欧洲も、ここで四股を踏んでいたとか、いないとか・・

    対岸の蛇行した川の先端、スヴェタ・ゴラの丘に、
    一際目立つ建物とモニュメント。
    あれはヴェリコ・タルノヴォ美術館とその広場。

    琴欧洲も、ここで四股を踏んでいたとか、いないとか・・

  • 遠くあそこに見えるは、ツァレヴェッツの丘。<br /><br />この街を代表する観光スポットです。<br />さっそく行ってみようー

    遠くあそこに見えるは、ツァレヴェッツの丘。

    この街を代表する観光スポットです。
    さっそく行ってみようー

  • 旧市街から歩くこと、10分足らず。<br />入り口に到着~

    旧市街から歩くこと、10分足らず。
    入り口に到着~

  • 中央門をくぐり、入場料6レフ(370円)を支払い、中へ。

    中央門をくぐり、入場料6レフ(370円)を支払い、中へ。

  • この丘は、周りを川に囲まれ、天然の要塞となっています。<br />頂上に見えるは、「大主教教会」

    この丘は、周りを川に囲まれ、天然の要塞となっています。
    頂上に見えるは、「大主教教会」

  • 昔は丘全体が宮殿となっていて、<br />ブルガリアの皇族や総主教の住まいとして利用されていたとか<br /><br />

    昔は丘全体が宮殿となっていて、
    ブルガリアの皇族や総主教の住まいとして利用されていたとか

  • さらに、470以上の民家や貴族の豪邸、23の教会、4つの修道院が<br />この丘にあったことが分かっているそうです。<br /><br />しかし残念ながら、オスマン帝国との戦いで、<br />ほとんどが瓦礫となってしまいました

    さらに、470以上の民家や貴族の豪邸、23の教会、4つの修道院が
    この丘にあったことが分かっているそうです。

    しかし残念ながら、オスマン帝国との戦いで、
    ほとんどが瓦礫となってしまいました

  • でも、この丘から見る景色は絶景。<br />訪れる価値は十分ありましたー<br /><br />遠くには、地層の線が見えていますが、<br />この辺りはやはり、ヤントラ川によって、<br />浸食されてできた土地なんでしょうか?

    でも、この丘から見る景色は絶景。
    訪れる価値は十分ありましたー

    遠くには、地層の線が見えていますが、
    この辺りはやはり、ヤントラ川によって、
    浸食されてできた土地なんでしょうか?

  • こちらはアセノヴァ地区方面<br /><br />ヤントラ川の低地部分に民家が建ち並んでいるエリアです<br />見所には、3つの古い教会があるらしい。<br />雰囲気がとても良さそうだから、<br />こういう郊外にも、足を延ばして、ブラブラと散策したかったな~

    こちらはアセノヴァ地区方面

    ヤントラ川の低地部分に民家が建ち並んでいるエリアです
    見所には、3つの古い教会があるらしい。
    雰囲気がとても良さそうだから、
    こういう郊外にも、足を延ばして、ブラブラと散策したかったな~

  • こちらも頂上からみた、ヴェリコ・タルノヴォの街並み<br />一望することができます<br />下の方には、くぐってきた中央門が小さく見えますねー<br /><br />個人的なイメージでは、<br />高低差のある地形や斜面、統一された街並みが、<br />ルクセンブルクやトルコのサフランボル、<br />アルバニアのジロカストラなどにも似てる感じがします<br /><br />

    こちらも頂上からみた、ヴェリコ・タルノヴォの街並み
    一望することができます
    下の方には、くぐってきた中央門が小さく見えますねー

    個人的なイメージでは、
    高低差のある地形や斜面、統一された街並みが、
    ルクセンブルクやトルコのサフランボル、
    アルバニアのジロカストラなどにも似てる感じがします

  • 丘の見学を終え、先程見た、<br />アッセン王のモニュメントまで戻ってきましたー<br /><br />旧市街をバックにしたモニュメント<br />先のトンガリ具合がすごい! ツンツン( ?&#39;ω&#39;?)σ

    イチオシ

    丘の見学を終え、先程見た、
    アッセン王のモニュメントまで戻ってきましたー

    旧市街をバックにしたモニュメント
    先のトンガリ具合がすごい! ツンツン( ?'ω'?)σ

  • このアッセン王のモニュメントは、4人の英雄の王を讃えたオベリスク、<br />それを4つの騎馬が囲んでいます<br /><br />なかでも名前となってるアッセン王は、<br />ほぼバルカン半島全域を統治する程のすごい王だったとか

    このアッセン王のモニュメントは、4人の英雄の王を讃えたオベリスク、
    それを4つの騎馬が囲んでいます

    なかでも名前となってるアッセン王は、
    ほぼバルカン半島全域を統治する程のすごい王だったとか

  • その広場から見る旧市街。<br />ヤントラ川によって削られた、<br />切り立った崖の上に建てられていることが、よくわかります

    イチオシ

    その広場から見る旧市街。
    ヤントラ川によって削られた、
    切り立った崖の上に建てられていることが、よくわかります

  • さらに広場では、民族衣装を来た女性たちが、<br />TV取材を受けていましたー<br /><br />まさかこんな所で、「カザンラク」で見れなかった、<br />バラ祭り関連の催し物?<br />それとも、民族舞踏、フォークダンス大会の優勝チーム?<br />たぶんその両方かも・・<br />う~ん・・どちらでもいいから見たかったー

    さらに広場では、民族衣装を来た女性たちが、
    TV取材を受けていましたー

    まさかこんな所で、「カザンラク」で見れなかった、
    バラ祭り関連の催し物?
    それとも、民族舞踏、フォークダンス大会の優勝チーム?
    たぶんその両方かも・・
    う~ん・・どちらでもいいから見たかったー

  • 橋から見た、眼下を流れるヤントラ川<br />最終的には、ドナウ川へと繋がっているみたいです。<br /><br />広場から、橋を渡るとすぐホテル。<br />一旦、夕食前に戻ります

    橋から見た、眼下を流れるヤントラ川
    最終的には、ドナウ川へと繋がっているみたいです。

    広場から、橋を渡るとすぐホテル。
    一旦、夕食前に戻ります

  • 夕食前に、夜景を見に、先程の展望スポットへ行ってみましたー<br />ポツリポツリと灯りがつく街並みは、とっても素敵でした~<br /><br />でも残念ながら、夜景に弱かったコンデジ。<br />写りがイマイチ~<br />良い一眼レフで、撮りたかったな~<br /><br />夕食はホテルの下のレストランにて。<br />1日しかいなかった「ヴェリコ・タルノヴォ」<br />もうちょっとゆっくりしたいと思わせる、<br />ブルガリアの中では、お気に入りの街となりましたー<br />

    夕食前に、夜景を見に、先程の展望スポットへ行ってみましたー
    ポツリポツリと灯りがつく街並みは、とっても素敵でした~

    でも残念ながら、夜景に弱かったコンデジ。
    写りがイマイチ~
    良い一眼レフで、撮りたかったな~

    夕食はホテルの下のレストランにて。
    1日しかいなかった「ヴェリコ・タルノヴォ」
    もうちょっとゆっくりしたいと思わせる、
    ブルガリアの中では、お気に入りの街となりましたー

  • 翌朝は、ホテルの目の前から、ソフィア行きのバスが出るので、<br />ロビーにて待ちます。<br />バスでソフィアへと無事に戻り、その日はソフィア観光。<br />それは、前の旅行記にて。<br />最終日は、公園前から、空港へと路線バスで向かいました。

    翌朝は、ホテルの目の前から、ソフィア行きのバスが出るので、
    ロビーにて待ちます。
    バスでソフィアへと無事に戻り、その日はソフィア観光。
    それは、前の旅行記にて。
    最終日は、公園前から、空港へと路線バスで向かいました。

  • 長かった旅も、ついにソフィア国際空港から帰路につきます。<br /><br />東欧・中欧へのアクセスが便利なモスクワ経由。<br />2度目のアエロフロート・ロシア航空は、<br />トラブルなく帰国することができました~<br /><br />トルコ・中東からスタートし、バルカン半島南部を周った今回の旅。<br />「どっからアジアっぽくて、どっからヨーロッパっぽいのか?」を<br />裏テーマとしていたのですが、<br />やはりトルコが境目で、<br />都市部やリゾート地はヨーロッパらしさもあるが、<br />内陸地方はアジアが強い印象。<br /><br />でもバルカン半島南部には、オスマントルコ時代の名残を<br />感じる建物があったりして、アジア色も少し感じられました<br /><br />アジアからヨーロッパへと、<br />またマニアックな国々も多く、変化に富んだ今回の旅。<br />いつかまた1つ1つの国をじっくり見て周りたいですねー<br /><br />ながーい旅行記シリーズ、ご覧くださり、ありがとうございました!

    長かった旅も、ついにソフィア国際空港から帰路につきます。

    東欧・中欧へのアクセスが便利なモスクワ経由。
    2度目のアエロフロート・ロシア航空は、
    トラブルなく帰国することができました~

    トルコ・中東からスタートし、バルカン半島南部を周った今回の旅。
    「どっからアジアっぽくて、どっからヨーロッパっぽいのか?」を
    裏テーマとしていたのですが、
    やはりトルコが境目で、
    都市部やリゾート地はヨーロッパらしさもあるが、
    内陸地方はアジアが強い印象。

    でもバルカン半島南部には、オスマントルコ時代の名残を
    感じる建物があったりして、アジア色も少し感じられました

    アジアからヨーロッパへと、
    またマニアックな国々も多く、変化に富んだ今回の旅。
    いつかまた1つ1つの国をじっくり見て周りたいですねー

    ながーい旅行記シリーズ、ご覧くださり、ありがとうございました!

59いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • cheriko330さん 2021/06/17 00:26:13
    全25冊の大作 お疲れさまでした(」・e・)」オツカレー!!
    Black7さん、こんばんは☆彡

    この分で最終章なのですね。馴染みのある国も、そうでない国も
    毎回楽しみに拝見しました。計算違いでなければ全25冊ですね。
    すごい!!そして300冊目へ向けての折り返しです。
    ブルガリアはヨーグルト、バラ、琴欧州と定番ですね。今は
    鳴門親方。親方になり、あまりお見かけしなくなりました。
    「ヴェリコ・タルノヴォ」は琴欧州の故郷として、何度かテレビで
    ご実家訪問したのを見ました。ブルガリアきっての美しい古都なのですね。
    Black7さんが、ここを訪れたのは美しい古都だから?
    緑も多くてきれいですね。トルコチックなところもありますね。

    アッセン王のモニュメントの鉛筆のようなものは何と?思っていたら
    オベリスクだったとは。
    バラのグッズをたくさん買われて、いただいた方は、皆さん喜ばれた
    ことでしょう。また是非に再訪して、Black7さんも民族衣装を着たバラ
    摘みの女性の輪に入って楽しんでね(^_-)-☆
    ブルガリアも行きたくなりました。
    お次の大作も、また楽しみにしていますね。まずは、お疲れさまでした。

     cheriko330

    Black7

    Black7さん からの返信 2021/06/17 20:38:10
    RE: 全25冊の大作 お疲れさまでした(」・e・)」オツカレー!!
    cheriko330さん、こんばんわー☆
    抜群の読みでの、連続1番ポチありがとうございます!
    そして、長かったシリーズ全25冊、
    ご覧いただき、ありがとうございます&お疲れ様でしたー

    ブルガリアは、定番のもののイメージが強すぎて、
    実際はどんな所なのか、知らないことだらけだったのですが、
    とっても良い所でしたー

    他のヨーロッパ諸国の中でも、さらに素朴な感じで、
    良い意味で、ヨーロッパの田舎っぽいという雰囲気で。

    ヴェリコ・タルノヴォを訪れた時には、
    もう琴欧洲が日本で活躍していたので、
    故郷だというのは、何となく知っていました。
    自分も1回、実家訪問の番組みましたー
    でも、実家は街中ではなく、ちょっと郊外だったような記憶が・・

    でも訪れた最大の理由は、やっぱり古都で、
    きれいな旧市街の写真を見たのが決めてでしたねー
    独特な地形に、あの崖の上に建てられた斜面に広がる旧市街。
    実際に行って、見て、歩いてみたくて!

    断崖&斜面の街という意味では、cherikoさんの行かれた、
    チンクエテッレにも少し似てますねー 
    (行ったことないし、海と川で違いますが・・)

    バラは残念でしたが、次回のリベンジにとっておくとして、
    cherikoさんも、もしブルガリアに行かれた際には、
    是非、花飾りと民族衣装を着こなし、踊りに加わってみてくださいねー

    Black7

Black7さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ブルガリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ブルガリア最安 254円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ブルガリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP