Business Class Honeymoon Vol.14-アテネ移動&観光-

2018/08/17 - 2018/08/17

2018/8/3-8/26にかけて，ハネムーンでトルコ・ギリシャ・パリを周遊した際の備忘録です。尚，トランジットで北京・オーストリア・バンコクにも寄っています。

一生に一回のハネムーンということで，数年前から溜めてきたユナイテッド航空のマイルを使って壮大な旅行計画を立てました。予約に関しては，１年前から動き始め，航空券・ホテル・現地アクティビティなど全て個人手配です。
予定通りにハネムーンに行ってきたものの，写真が膨大すぎて旅行記を書くのをサボっていました。ハネムーンから1年以上が経過して，満を持して（？）投稿開始です。

写真はEOS Kiss M，iphone10，DJI Telloを使って撮影しました。写真を一旅行記当たり，最大50枚程度に厳選して載せています。この旅行記が、これからハネムーンの計画を立てる方だけでなく，該当国へ行かれる方の参考になれば幸いです。

今回はVol.14です。サントリーニ島からアテネ移動&観光の内容を綴ります。以降，Vol.21までの旅行記を作成予定です。

※ 牛歩のペースで旅行記を書いているので，気付くと2022年になってしまいました。ハネムーンに行った2018年8月から，早くも4年近くもの月日が経っています。その間，私たちには新しい家族が加わり，これからの旅行は子ども第一優先のスタイルにしなくてはならないことを実感しています。
そのような視点からも，やりたいことを全て盛り込み，贅沢なハネムーンだったのだろうと振り返っています。新型コロナウイルスによって自由に海外旅行に行くことができませんが，安定した世界情勢になることを祈ってボチボチと旅行記を綴ります。旅行記にまとめたい思い出が地層のように堆積してきているので，今年中にBusiness Class Honeymoonの執筆を終わらせるのが目標です。

～・～・～・～・～・～・～・～　旅　程　～・～・～・～・～・～・～・～
　8/3(金)HND発17:20(NH963)→PEK着20:10(乗り継ぎ)
　8/4(土)PEK発00:10(TK21)→IST着5:20(乗り継ぎ)《機内泊》
IST発7:25(TK2026)→ASR着9:00
カッパドキア観光①《カッパドキア泊》
　8/5(日)カッパドキア観光②《カッパドキア泊》
8/6(月)カッパドキア観光③《カッパドキア泊》
　8/7(火)ASR発10:35(TK7293)→SAW着11:55
　　　　 イスタンブール観光①《イスタンブール泊》
　8/8(水)イスタンブール観光②《イスタンブール泊》
　8/9(木)イスタンブール観光③《イスタンブール泊》
　8/10(金)IST発10:35(A3-991)→ATH着12:05(乗り継ぎ)
ATH発13:35(A3-7376)→JMK着14:00
　　　　　ミコノス観光①《ミコノス島泊》
8/11(土)ミコノス観光②《ミコノス島泊》
　8/12(日)MJK発13:35(Sea Jets Ferry)→JTR着16:20
　　　　　サントリーニ観光①《サントリーニ島フィラ泊》
　8/13(月)サントリーニ観光②《サントリーニ島フィラ泊》
　8/14(火)サントリーニ観光③《サントリーニ島フィラ泊》
　8/15(水)サントリーニ観光④《サントリーニ島イア泊》
　8/16(木)サントリーニ観光⑤《サントリーニ島イア泊》
★8/17(金)JTR発13:15(A3-7357)→ATH着14:00
　　　　　アテネ観光《アテネ泊》
　8/18(土)ATH発7:20(OS804)→VIE着8:40(乗り継ぎ)
　　　　　 VIE発17:20(OS417)→CDG着19:25　
　　　　　オーストリア観光《パリ泊》
　8/19(日)パリディズニー観光①《パリ泊》
　8/20(月)パリディズニー観光②《パリ泊》
　8/21(火)パリ観光①《パリ泊》
　8/22(水)パリ観光②《パリ泊》
　8/23(木)パリ観光③《パリ泊》
　8/24(金)CDG発13:40(TG931)→BKK着翌5:55(乗り継ぎ)
　　　　　バンコク観光
　8/25(土)BKK発22:45(TG682)→HND着翌6:55《機内泊》
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～～・～・～・～・～・～・～・～

エリア サントリーニ島(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: エーゲ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。今日はアテネに移動する日です。サントリーニ島最後の早朝散歩に出かけましょう。日中は観光客でひしめき合うイアの街ですが，早朝は宿泊客がいるだけで静かな時間が流れていました。

昨日に通ったギリシャ正教会（Μεταμόρφωσις του Σωτήρος Χρηστού）でウェディングフォトの撮影をしました。
Vol.2にも書いた通り，私たちのハネムーンで挑戦したいテーマの１つが，旅行先でウエディングフォトを撮影することです。現地で業者を使って撮影する方法もありますが，コスト削減のためにセルフで撮影しました。ドレス等は日本から持参し，一眼カメラと三脚を使って，遠隔操作（iphone）で撮影しています。少し手間はかかりますが，納得がいくまで格安で素敵な写真が撮れますので，オススメです。

早朝だったので，先客ゼロでゆっくりとウェディングフォトを撮影することができました。カッパドキア ，ミコノス島に続き，サントリーニ島でもステキな写真を撮影することができて大満足です。日本に帰国したら，写真集を作ろうと話し合います。

今日も沢山のクルーズ船がエーゲ海を漂っています。

散歩の後はテラスで朝食を頂きます。テラスでの食事は解放感があって，気持ちよかったです。

3週間近いハネムーンの2/3が終わり，旅の終わりを意識するようになると，ある種の寂しさを感じるようになります。サントリーニ島に行くことを夢見て，ハネムーンを計画してきたので，尚更その思いが強かったのだと思います。
サントリーニ島には，いつの日か夫婦で再訪したいです。

サントリーニ島には，タクシーの数が少なく，ハイシーズンは呼んでも来れないことの方が多いという情報を得ていました。公共バスを乗り継いで，空港に行く方法もありますが，大型ケースを持つ私たちは事前に「Hoppasシャトル」を予約しました。
実際には貸切で乗用車が送迎に来てくれました。
正確な値段は失念してしまいましたが，イアの街から空港まで20分程で25ユーロくらいだったかと記憶しています。

空港は小さい規模ですが，ひっきりなしに飛行機が離着陸しています。

サントリーニ島の空港滑走路脇にもギリシャ正教会の建物が見えました。空港関係者のお祈り専用の教会でしょうか。

あ，私たちのスーツケースが運ばれていくよ！

アテネ空港に着いた後は，空港横の「Hotel Sofitel Athens AirportAthens International Airport」にチェックインして荷物を部屋に置きます。X95のシンタグマ広場行き番バスに乗り，小一時間でシンタグマ広場横の停留所に到着です。シンタグマ広場を通ってすぐに国会議事堂（無名戦士の墓）がありますので，立ち寄ります。

無名戦士の墓前には，長身のイケメンの衛兵さんが微動だにせずに立っています。衛兵交代式は必見だそうですが，私たちは時間が無いので断念。

シンタグマ広場は治安が悪いとの前情報がありましたが，昼間は観光客が多く，不穏な空気はありませんでした。

パナギアカプニカレア教会を通り過ぎます。私たちがアテネ市内に来た目的のひとつは，革製マイサンダルを買うことです。

ショップの名前は「Melissinos Art -The Poet Sandal Maker」です。ここはジョンレノンなど著名人のサンダルを作った実績のあるお店で，最近では，2020年に放送された『石原さとみのすっぴん旅inギリシャ』で石原さんが訪れ，オリジナルのサンダルを作ってもらったそうです。写真のようなデザインから好きなものを選びます。

デザインを選ぶと，職人さんが一人一人の足のサイズを測り，その人にフィットしたサンダルを作ってくれます。時間は小一時間くらいだったでしょうか。世界中の観光客がひっきりなしに訪れてきます。

サンダルは一足当たり60ユーロだった記憶があります。

私たちはオリンピアモデル（写真左）とジョンレノンモデル（写真右）を購入しました。日本で毎年のように履いていますが，丈夫で革製品の履き心地は最高です。

サンダルを買ったら，プラカ地区を散策します。パルテノン神殿が遠くに見えます。

プラカ地区には，テラス席があるお洒落なレストランが沢山あります。

私たちもここらで早めの夕食にしましょう。

ギリシャ料理の定番，ムサカはふっくらして美味しかった！

ケバブプレートも臭みがなく，ビールの良いつまみになりました。飛び込みで入った店なので，名前と場所は失念してしまいました。

食後はイタリアンジェラート屋さん（DaVinci Gelato Monastiraki）にてジェラートを頂きます。コーンを数種類から選べるのがよかったです。後でGoogleで検索をかけたところ，このお店はGoogle評価：4.6，Google のクチコミ（2,285）と人気店であったことが判明しました。
お腹もいっぱいになったところで，アクロポリスを散策しましょう。アクロポリスの入場料は20ユーロです。

アクロポリスの入場ゲートを通過して，初めの見所はディオニューソス劇場です。ディオニューソス劇場は紀元前6世紀に建てられた階段状の劇場で，およそ15,000人の観客を収容できたそうです。

さらに登っていくと，イロド・アティコス音楽堂があります。ここは現在もライブ等で使用されているようです。

パルテノン神殿を目指して登っていく途中，兵隊の一行とすれ違いました。

丘を登り切ると，パルテノン神殿が鎮座していました。そのスケールの大きさに感嘆です。百聞は一見に如かず！！

パルテノン神殿の横にはエレクティオンが建っています。エレクティオンの特徴は6体の女性像（レプリカ）が柱になっていることです。女性像のオリジナルは5本が新アクロポリス博物館に，そして残りの1本は大英博物館にあるそうです。

神殿の柱が修復された箇所は色が白くなっています。

パルテノン神殿にもニャンコがいました。猫好きにとっては神殿との組み合わせがたまりません。

パルテノン神殿は紀元前447年に建設が始まったと言われています。その時代に生きていた人に思いを馳せると，人類の英知に感服です。私たち夫婦は共に理系なので，高校で世界史を履修していませんが，世界史を勉強した人にとっては，思いを馳せる強さが大きいのではないでしょうか。

リカヴィトスの丘が見えます。丘陵からの展望も素晴らしいんだろうなぁ。

ギリシャ国旗が雄大に揺れています。

アクロポリスにもサンセットの時間が近付いてきました。

パルテノン神殿周辺は日陰が少ないでので，夏季期間は朝一番か，夕方が観光に適していると思います。

皆それぞれ思いのままにサンセットを楽しんでいます。サンセット好きは万国共通なんだなーと実感します。

夕陽に照らされたパルテノン神殿も味があります。当時の人もサンセットを眺めながら，物思いに耽っていたのでしょうか。

オレンジ色に染まったアテネの街とゼウス神殿が見えます。アテネの街歩きをして気付いたことは，ギリシャは位置的にはヨーロッパであるものの，アジア色を感じる場面がたくさんありました。また，アテネは治安が悪いとの情報がありましたが，メイン通りを外れない限りは特にヒヤッとする場面はありませんでした。また，ゆっくりと観光してみたいものです。

パルテノン神殿の観光が終わって，X95空港バスに乗る頃には真っ暗になってしまいました。因みに，この日の日の入り時刻はPM20:13でした。
旅行記を作成するのに写真を見返したところ，宿泊ホテルの写真は一枚もありませんでした。よっぽど疲れていたのでしょうか。
明日はウィーンでトランジットした後に旅の最終目的地のパリに向かいます。久しぶりのビジネクスクラスに搭乗するのが楽しみです。

この旅行記へのコメント （2）

• トゥーバーズさん 2022/02/22 22:03:43

  はじめまして

  はじめまして、mikmikさま
  ハニムーン、素敵ですね～
  現地のウェディングも羨ましいです。
  うちの場合はウェディングはしなかったんですけど、楽しそうで、やれば良かったかなと思いました。
  嫁がトルコ～ギリシャ、旦那はトルコ一周をそれぞれ独身の頃のずっと昔に行ってきたので、旅行記懐かしく拝見しました。ムサカ美味しいですよね！それとギュロスと付け合わせのポテト！
  思い出すと涎が出てきます。
  ああ地中海、また行きたいです。

  miminkさん からの返信 2022/02/23 09:33:41

  Re: はじめまして

  トゥーバーズ様
  
  初めまして，miminkです。コメントを書いて頂きまして，ありがとうございます。
  
  フォトウェディングは前年(2017年)のハワイでの結婚式で撮影していたのですが，新婚旅行先でも撮りたいねということで，撮影することになりました。セルフだと，自分達が納得するまで撮ることができるのが良かったです。ただ，後で見返すとカメラマンが撮った写真はさすがプロ！と思えるものが多かったです。
  
  トルコは私たちは初めてのお国でしたが，フレンドリーな方が多く，魅力溢れますよね。トルコ一周なんて羨ましいです。私たちは次にトルコに行くチャンスがあれば，ボドルムなどトルコのバカンスエリアに行きたいねと話しています。
  
  トルコ料理もギリシャ料理も美味しいですよね。また，カラマリで一杯やりたいです。
  
  牛歩のペースで執筆している旅行記ですが，読んで頂けると嬉しいです。トゥーバーズ様の旅行記もゆっくり読ませて頂きます。どうぞ宜しくお願いします。