麗江古城及び近郊のツアー（３）麗江古城の街歩き

2008/04/03 - 2008/04/06

旅行スケジュール：
4/3(木) 　空路移動　　　 21:40　麗江空港着（成都より）
4/4(金） バスツアー　　　トンパ文化村及び玉龍雪山
4/5(土)　 バスツアー　　　虎跳峡
4/6(日) 　徒歩　　　　　　麗江古城
　空路移動　　　　22:30　麗江空港発（成都へ）

このツアーについて、次の様に分けて旅行記を綴ります。
第1日目：　トンパ文化村探訪及び玉龍雪山登山
第2日目：　長江源流の渓谷、虎跳峡のトレッキング
第3日目：　麗江古城の街歩き

今回は、第3日目の旅行記です。
麗江古城は、木造瓦葺きの建物が並び、路上には石畳が敷かれ、縦横に水路が走るエキゾチックな景観をテレビで見て、是非一度訪れたいと思っていました。
2008年に、その願いが実現しました。

麗江は中国雲南省、標高2,400メートルの高地に位置しており、宋代の末期の1126年に少数民族のナシ族によって建設された町です。その後、近隣のチベット、雲南の少数民族の影響を受け、麗江に独自の景観を作り上げたのが現在の旧市街とのことです。水路には、玉龍雪山を水源とする澄みきった水が、流れています。
尚、ナシ族は独自の伝統文化を有しており、現在世界で唯一の「生きた象形文字」と言われるトンパ文字が残っています。
では、麗江古城が造られた頃の宋代の昔にタイムスリップして、伝統的な街並みを見てみましょう。

エリア 麗江(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

麗江古城入り口の広場。
右端に見える大きな水車が、この広場のシンボルマークです。
　　　

私が泊った宿、麗江古城三合酒店です。
建物はナシ族の伝統的な建築様式です。
　　

私の部屋は、中庭に面していました。
明るい朱色の壁や窓枠が印象的です。　

宿の廊下は吹きさらしで、赤い提灯が吊り下げられていました。

中庭のテーブルで、干した牛肉をおつまみにしてお酒を飲みながら、観光スケジュールを考えました。

庭に飾られていた盆栽　　　　　　　　　　　

旅館の前の街路、新義街。
　　

麗江古城中央部の広場　　　　　　

お茶屋さん。
中国茶を試飲するために、私はこのお店に入りました。
　　　

美人の女性がプーアル茶（普洱茶）を用意してくれました。
その女性とおしゃべりをしながら、プーアル茶を試飲しました。
プーアル茶は雲南省の特産品です。

棚には、いろいろなプーアル茶が飾れていました。

試飲後に、年代物のプーアル茶を買い求めました。　

ナシ族が経営する食堂です。
ここで、私はナシ族の郷土料理を食べました。
　　　　　
　
　　

夕暮れ時の水路脇の道路。

夕暮れ時のお土産店。

獅子山公園の上に五重塔が立っていました。
それは万古楼と呼ばれますが、建設時期は比較的新しく1997年です。
　　　　 　

万古楼内部の天井　　　　　　　　　　　　

万古楼内部の梁に描かれた模様
　　　　
　　　　　　

万古楼の天井に描かれた模様

万古楼に向かう道路（万古楼で撮影）

万古楼から見た麗江の風景　　　　　　

日が暮れると、麗江古城の街路には提灯が並んでいました。

　　　

水路沿いの通りには、ナシ族の伝統的な建物が並んでいますが、夜になると華やかにライトアップされていました。
中国の流行歌の様な歌声が聞こえましたが、それはライブハウスでした。
　　　

私は、旅の思い出と考えて、その様なライブハウスの一つに入ってみました。内部に入ると、民族服を着たお嬢さんがいました。
　

ライブハウスでおつまみを食べたり、お酒を飲んだりしながら、次々と入れ替わる楽団のライブ・ミュージックやショーを楽しみました。

麗江古城でこのような経験をするとは、思いもよらないことでした。

麗江古城を離れる時が来ました。手土産として麗江古城の入り口広場に面するお土産店で花瓶を買い求めました。

花瓶の表側には絵模様が描かれています。

花瓶の裏側にはトンパ文字が描かれています。

買い物をした後、タクシーに乗って麗江の空港に向かいました。