2019/05/01 - 2021/05/01
37位(同エリア248件中)
Matt Yさん
- Matt YさんTOP
- 旅行記265冊
- クチコミ649件
- Q&A回答46件
- 687,405アクセス
- フォロワー139人
この旅行記のスケジュール
2019/05/01
-
ディキンソン
-
マンダン
-
スタンディングロックモニュメント
-
トライステートマーカー
-
スーシティー
-
カウンシルブラフ
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その1
https://4travel.jp/travelogue/11490168
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その2ウインドケーブ国立公園&マウントラシュモア
https://4travel.jp/travelogue/11493507
アメリカ国立公園巡り2019年GW その3 バッドランズ国立公園&デビルズタワー
https://4travel.jp/travelogue/11691933
アメリカ国立公園巡り2019年GW その4 セオドアルーズベルト国立公園
https://4travel.jp/travelogue/11692338
の続きです。
既に上記の旅行記にも書いた通り季節外れのSnow storm(雪を伴う嵐)でロッキー山脈地方は大雪。
当初は単純にノースダコタ州まで南北移動の予定でしたが、降雪地帯を避け東に大きく迂回することに。結果的に未踏の州に足を踏み入れる「州潰し」をすることにしました。
PR
-
宿には朝食がついていないので、昨日の冷食の続き。暖かいものが食べられるし、バリエーションが少ないモーテル朝食に飽きた頃にはちょうどいいかも
-
さて、今日、というか今後どう回ろうか、天気予報や道路状況のサイトを検討したところ、昨日大雪が降った南の方はまだ降りつづいているよう。
一方東の方は雪ではなくて雨。アメリカのことだから雪がやめば、インターステーツのような、高速道路は比較的すぐ除雪するだろうけど、南北を結ぶのは道の格が下がる道ばかり、凍結のリスクも考えてここは、当初はこのままデンバーにまっすぐ南下する予定が、東に大回りしてからデンバーに向かおう、ということにしました。
しかしいつものようにうだうだしてしまい出発は11時。 -
高速道路として整備されているインターステーツ道路は効率よく移動するには良いですが、面白みに欠けます。
というわけでインターステーツが整備される前の道路と思われる旧道を行きます。 -
今日は断続的に激しい雨が降り続いてます。雪でなくてよかった。これ標高が高くて気温が低かったりひたら、相当大雪で、除雪にも時間がかかりそうな雰囲気。降雪予想エリアを避けて正解でした。
さて旧道は、しばらく草原を走っては10軒くらいの家や商店が連なる古き良き街が現れる、といった感じのパターンが続きます。 -
同じところを走ってもインターステーツ道路網として整備された道だとずっと平板な感じがすると想像されますが、旧道走ると景色の起伏がある、というかリズムが感じられます。
-
しかし途中から未舗装になってしまいました。
-
でも面白い地形や景色が良いので、運転してて楽しいです。
-
インターステーツ高速道路網を立案したアイゼンハワー大統領は戦時中、大陸横断が2ヶ月かかった経験から、構想したそうですが、当時はこんな道をずっと行っていたのだろうかと想像。
-
ゆるゆるとこんな感じで丘を越えていきます。
-
整備されたインターステーツなら、トンネルや切り通しでサクッと走れる丘陵地帯も一般道だと地形に沿って走るのでより「地形」というものを実感できるのですが、、、
-
流石に未舗装路、しかも雨が降っている中を長時間運転するのは疲れるし遅いので、途中からインターステーツ94に乗りマンダンの町まで走行。
降りたところで給油し(14.658ガロン=55.486リットル、$41.03@2.0799)ました。 -
インターチェンジ降りたところに萌えな工場があったので思わず車を止めてしまいました。
-
マンダンの町。ミズーリ川沿いに位置しているため、貨物の集積駅として栄えたような感じが伺えます。
-
ここもそのまま西部劇に出てきそうな雰囲気の町です。
-
マンダン駅。
ノーザンパシフィック鉄道の駅でした。今は客扱いはしていませんので、 -
駅から線路を見ても貨物列車のヤードが見えるだけ。
-
もうお昼過ぎだったので、駅前の中華レストランで、鶏肉とカーシューナッツの炒め物をいただきました。ランチセットを注文すると、ランチタイムの時間はすでに終わったといわれます。
迂闊にも同じノースダコタ州の中でも時差があり、朝いたディキンソンとマンダンではマンダンの方が1時間進んでいて、確かにランチタイムは終わっていたのでした。 -
店内には何故か鯉のぼり。
中国の故事が日本で端午の節句のお祝い道具となって、
それが、アメリカの田舎の中華レストランに飾られる不思議。 -
マンダンの街を離れて
キールボート・パーク 広場・公園
-
ミズーリ川を見たくて川を渡ったビスマルク市サイドににある公園に行ってみます。
北米の大河としてはミシシッピ川が有名ですが、ん -
ちょうど川を渡る貨物列車が来ました。
-
今日は南東方向に向かうのですが、I94→I29とインターステーツを東進して南転するルートと、一般道を南進して東転するパターンとあります。(西部は州境のラインがそうであるように、道路も東西南北に直線に引かれています。
所要時間的にはインターステーツ同士を乗り継いだ方が当然短い訳ですが、南に行く道が州のオフィシャルマップにシーニックバイウェイ(景色の良い寄り道)として指定されているので、ミズーリ川沿いに南進して、東に進む道を選択しました。
余談ですが、州のオフィシャルマップは、大体の州で発行されていて、州境のウェルカムセンターや中心都市の観光案内所で無料でもらえるのですが、Googleマップなどオンラインマップ全盛の昨今でも、シーニックバイウェイとか、マイナーな観光地を見つけたりできるので、重宝します。
とういうわけで再びマンダン市側に戻り、ミズーリ川の西岸に沿って南下します。 -
収穫した農産物の加工工場なのでしょうか、時折巨大な工場が現れたりします。
-
ミズーリ川に沿って走るので、シーニックバイウェイの名に恥じず変化のある、良い景色の連続の道でした。
-
ミズーリ川のほとりに立つスタンディングロックモニュメント。
単なる岩のように見えますが、ネイティブアメリカンが聖なる岩として崇拝していたもののようです。そしてここは白人によるネイティブアメリカン駆逐の過程で砦が築かれ、シッティング・ブルという白人支配に抵抗するネイティブアメリカンが監禁、殺害されたところでした。
昨日今日と走ったところは基本的にスー族がバッファローを狩猟してきた平原だったのですが、アメリカ合衆国によるスー族を始めとするネイティブアメリカン収奪の過程は、学べば学ぶほど酷すぎることを平気でやってきており驚きです。 -
そんな悲しい歴史も飲み込んでミズーリは流れています。
-
大平原をミズーリが削った地形で自然堤防を登ったり降りたりと変化に飛んだドライブが楽しめました。
-
ミズーリ川を渡るポイントが近づいてきて
-
ミズーリ川を渡ります。マンダンを出てから2時間走り、ミズーリ川を渡る初めての橋です。
東へ向かう道はUS12。 -
まっすぐな道を快適に飛ばしていましたが、時折ある集落を通過する時は、制限速度が70マイルから30マイルになったりします。
減速しなくてはと分かっていて、実際クルーズコントロールを解除しますが、ブレーキを踏むのが面倒で惰性で減速するに任せていました。
すると農作業でもしているのか道端に普通に停まっていると思った白いピックアップトラックが突如赤青の表示灯をつけ、普通の車の4倍くらい明るい前照灯を照らして追いかけてくるではないですか。しかし前に回ってみると確かにパトカーですが、後ろからは普通の車にしか全く見えませんでした。このパトカーは赤と青に光る表示灯も、昔のように屋根の上にでかいのが乗っかっているのではなくて、フロントガラスの淵にLEDのものが光るタイプだったので全く分かりませんでした。
銃社会のアメリカ、警官は捕まえた相手が銃で反撃される前提で慎重に身を隠しながら近づいてきます。こちら側も変に誤解を与えるような動きをすると撃たれるリスクもあるので、手はハンドルの上に置き、静かに待ちます。
免許証と(車の)保険証の提示を求められました(なぜ保険証の提示を求められるのかは分かりませんが、無保険車かどうかチェックされるのでしょう。レンタカーなので契約書をその代わりに提示)。
日本では(何故か)無事故無違反のゴールド免許所持者ですが、実は海外では今まで何度かパトカーに捕まったことはあります。しかしいつも、訳の分からない文字が書いてある免許証と、いかにもちゃっちくて怪しい国際免許証を提示すると、めんどくさがって警告だけで無罪放免というのがお決まりのパターン(NZでスピード違反を見逃してはくれなかったけど)だったのですが、今回は見逃してくれませんでした。
書類をチェックし終わると車を降りてパトカーの助手席に乗るよう指示されます。初めて乗るアメリカのパトカーの助手席。運転席はまるで戦闘機のコクピットかと思うほど、運転席からぐるっといろんな機器が見れるようになっています。ここでレーダーの記録でスピードリミット35マイルのところ65マイルで走っていた記録を見せられ(全くその通りでした)、罰金表を見せられ本来なら125ドルのところだが最低金額の75ドルに負けてくれましたが、痛い・・・
書類と裁判所宛に罰金のキャッシュを入れた封筒にサインして放免されました。 -
その後は流石に制限速度を守って進み、アバディーンの街につきました。
そのまんまですがスコットランドのアバディーン出身者が開いた街で、古い、重厚な建物が並び良い雰囲気です。
サウスダコタ州第3の都市なんだそうです。人口3万人いないけど。 -
アバディーン駅。
ここも鉄道黄金時代にはさぞ賑わっていたのでしょう。駅舎の格も今までの街の中では一番立派です。
昔は鉄道3路線が交わるハブでこの町が発展した理由も鉄道駅を中心だったからだそうですが、今は東西に走るBNSF鉄道の貨物輸送があるだけで、駅も客扱いはしていません。 -
日が暮れてきましたが、お昼の段階で今日はここまでドライブしようと決めて予約した宿はスーフォールズの町。
まだこの先3時間の距離があるので、先を急ぐことにします。 -
本当はゆっくり街並みを観たかったし、疲れてきたのでこの辺に宿を取ればよかったと後悔...
-
この街は全米に展開するモーテルのチェーン、スーパーモーテル8の発祥の地だそうで今も一号店があるそうですが、そんな情報を知ったのは後になってからで、1号店に泊まりそびれました。
-
本当はアバディーン市内でちゃんとしたレストランで夕食を取りたかったのですが、ゆったり食事をするよりは早く先を急ぎたかったので道路沿いのアービーズで。
正直ファーストフードの夕食は悲しくなってしまいます。 -
私の場合、暗くなると眠気が出てくる傾向があります。今日も暗くなるとさっそく睡魔がが襲ってきましたので、道端に停めて仮眠をとります。
真っ暗な道で、断続的に激しく雨が降り視界も効かないので、前の車のテールライトを追いかけていくような感じ。この段階でスーフォールズがものすごく遠く感じられ、もう少し手前に宿を取ればよかったと後悔。 -
今まで東西に走るUS12を東に走ってきましたが、サミットという町で南北に走るI29に入り、今度は南下します。
インターステーツへ既存集落関係なく走るので、US75国道と比べてもより真っ暗度が強く、単調です。時折激しい雨が降る中眠気と戦いながら、しかも高速道路を運転するのは、非常に疲れました。3時間ずつ前倒しに行動を起こせばこんなことにはならないんですが、良い子は真似しちゃダメよ的です。 -
予約していた宿があるスーフォールズの街に着いた時は正直ホッとしました。
-
部屋についたのは深夜2時近く。
本日の走行距離547マイル(875km)。、 -
翌朝
-
朝食の提供時間ギリギリまで寝て、
Hotel Sioux Falls Empire Mall ホテル
-
いつものモーテル飯の朝ごはん。
いかにも体に悪そうな色のシリアルにテンション上がります(笑)。 -
出発前に給油します。
15.956ガロン、43.10ドル、ガロン単価2.7011 -
町の名前になっているくらいだから、という理由でスーフォールズを見に行くことにしました。
滝一帯はフォールズパークという公園として整備されています。川のどちらが綺麗かホテルのフロントに聞いても容量を得なかったのですが、来てみて納得。
橋が渡してあってどちらからでも迫力ある滝を楽しめました。
そもそもこの滝の水流を利用したことがここに町ができた由来になっています。フォールズパーク 広場・公園
-
高さはないですが
-
奥行きがある滝で
-
昨日の豪雨もあったためでしょう、ものすごい水の勢いがある滝でした。
-
ここを通り過ぎる人はあまりいないとは思いますが、通り掛かったら是非立ち寄ることをお勧めしたいです。
-
I90を東へ。しばらく走るとレストエリアとビジターセンターがあります。
-
その前、I90から見えるところに立つミネソタ州の州の形をかたどったウェルカムサイン。
ミネソタ州は -
ビジターセンターの後ろは麦畑。
-
I90を少し戻り
-
アイオワ州のウェルカムサイン。
People of Iowa Welcome you -
サウスダコタ側の看板はこんなもの。今までの見たサウスダコタ州の州境では、マウントラシュモアの山に彫られた大統領たちが迎えてくれるデザインの看板でしたが、ここはちょっと変わった記念碑的デザイン。
-
やってきました、ミネソタ、サウスダコタ、アイオワの3州が接する場所、トライステートマーカー。
それにしても爽やかな風が流れるのんびりした空間で、ずーっとここにいたくなってしまいました。 -
鉄製の杭が台座に乗っている感じ。IOWAの文字と
-
アメリカの州境で4つの州境が交わるのは有名なフォーコーナーズの1箇所(コロラド、アリゾナ、ニューメキシコ、ユタ)で、3州が交わるのは56箇所。
そのうち州境が川の場合は3箇所の場所には立ち入れないし、山の上では行くのが大変。というわけで平地にあら、かつ舗装道路から遠くないのはGoogleマップで確認すると訳20箇所でした(暇人との指摘されそうだけど)。
東部と中部はミズーリ川やミシシッピ、オハイオ川など川が州境になっているケースが多く、北東部は山の中にあったトレイルを歩かなくてはいけないところが多かったですが西部は -
のどかな農村地帯を走ってスーフォールズの街に戻り、
-
ファミレス的なところで魚のフライの定食のランチを食べ、
-
I29を南下します。今日はあまり走らないと決め、ネブラスカ州のオマハまで走ることにします。
-
出発した街がスーフォールズ、寄り道した町がスーシティーと紛らわしいですがミズーリ川東岸のスーシティーに寄り休憩します。
-
ビジターセンターの裏を流れるミズーリ川のほとりを歩きました。
-
前日の大雨もあってか水量が多くて驚きです。
-
河原がなくてすぐ川というのも日本の川では(北海道以外)あまり見ませんね。
-
本日の目的地はネブラスカ州のオマハ(の近郊)。オマハまでスーシティーから行く最短距離はそのままミズーリ川の東岸をI29で南下すれば良いわけですが、どうやら春先から水害でI29が寸断されているようで、ミズーリ川西岸のネブラスカ州をUS75で迂回南下することにします。
-
これまでより少し沿道の緑が濃くなった気がします。
-
こういう農地が続きます。
-
オマハまで30マイルの距離、ブレアという町に到着。一休みします。
-
メインストリート沿いに古き良き街並みが続いていました。
-
ここも鉄道が通っており、鉄道を中心として町ができたことがわかります。
-
メインストリートから南側の街並み
-
途中見かけたこの工場は規模が大きいですね。
-
暗くなってきたのでオマハへの道を急ぎます。
-
いったんミズーリ川を渡って東側に
-
夕闇迫るオマハの街が見えてきました。オマハは鉄道のハブ、牛肉など農産物の流通拠点で、デンバーを出てから久しぶりの大都市、といった感じがします。
宿泊費を抑える関係で泊まるのはミズーリ川を渡った対岸です。 -
本日のお宿。エントランスロビー付近が改装工事中だったからか、割合お安く泊まれました。
カントリー イン & スイーツ バイ ラディソン カウンシル ブラフス アイオワ ホテル
-
宿に着くもたまにはファーストフード以外のちゃんとしたものが食べたい、ということで閉店間際のテキサスロードハウスというステーキハウスに飛び込みました。
店内はスポーツバーのノリ。 -
サーロインステーキをいただきました。
チェーンのステーキ店でしたが、肉はおいしくコスパはよかったです。
本日の走行距離282マイル(451km)。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
アメリカ国立公園巡り2019GW
-
前の旅行記
アメリカ国立公園巡り2019年GW その4 セオドアルーズベルト国立公園
2019/04/30~
その他の観光地
-
次の旅行記
2019GW アメリカ国立公園巡り その6 ネブラスカとカンザス州
2019/05/03~
オマハ
-
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その1
2019/04/25~
ネブラスカ州
-
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その2ウインドケーブ国立公園&マウントラシュモア
2019/04/28~
サウスダコタ州
-
アメリカ国立公園巡り2019年GW その3 バッドランズ国立公園&デビルズタワー
2019/04/29~
バッドランズ国立公園周辺
-
アメリカ国立公園巡り2019年GW その4 セオドアルーズベルト国立公園
2019/04/30~
その他の観光地
-
アメリカ国立公園巡り2019年GW その5 大移動
2019/05/01~
その他の観光地
-
2019GW アメリカ国立公園巡り その6 ネブラスカとカンザス州
2019/05/03~
オマハ
-
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その7コロラド州を経て帰国
2019/05/04~
コロラドスプリングス
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
その他の観光地(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ アメリカ国立公園巡り2019GW
0
80