2019/04/28 - 2019/04/28
6位(同エリア68件中)
Matt Yさん
- Matt YさんTOP
- 旅行記267冊
- クチコミ649件
- Q&A回答47件
- 693,028アクセス
- フォロワー139人
2019年のGWはカレンダー通りに10連休!
と言うわけで予定は立たないけどとりあえずKL発券で潰しがきくロス往復をプレエコでゲット。結局、未訪問の北西部の国立公園や州を回ることにしました。
前編
https://4travel.jp/travelogue/11493507
はロサンゼルス、デンバーを経由してスコッツブラフという街まで来ました。
この辺の拠点となるのは、サウスダコタ州のラピッドシティーが便利なので、夜はそこに宿をとっています。
途中にウインドケーブ国立公園があるのでそこを見学するのが本日のミッションです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
PR
-
宿に朝食の朝食会場へ8:00に。
-
ワッフルメーカーがありソーセージとエッグ、マフィンと揃った典型的なアメリカのモーテルの朝食。
ここで宿代は予約したAgodaのサイトで決済済みな筈なのに、ホテル側には必要な金額が来てない、、という事でAgodaとホテルがやり取りする必要が生じてしまいました。
返事が来るまで足止めをくらい、結局出発は10時になってしまうなどかなりの時間ロスです。
結局問題なければ請求はキャンセルするからという事で落ち着きましたが、はて請求はちゃんと正しくされるでしょうか。(帰国後宿から直接請求された分はカードにはされずにホッ。以前二重に請求されて取り返すのに半年以上かかったことごあったので) -
結局お会計のドタバタだけでなく、悪い癖のウダウダ無駄に過ごす病も出て、出発が当初の想定よりも3時間くらい遅くなってしまいました。
スコッツブラフの隣町、ゲーリングの町並みを見て、 -
昨日登れなかったスコッツブラフNMのビュートの頂上に上がります。すごく狭くて急カーブの道を上がったところからの
-
眺め。平原にここだけヒョイっとそびえているので、遠くまで見渡せます。
流れるプラット川と共に駅馬車時代は目印になったでしょうね。 -
ビュートからの眺め
-
町外れのガソリンスタンドで今回はじめての給油後、一路北へ走らせます。
ピポットサークル(巨大な円形スプリンクラー)の先端部分が見えます。 -
地平線まで見渡す限り平らな土地、、、だけと言うわけでもなく
-
まっすぐな道と見せかけてカーブがあったり
-
アップダウンがあるなど地形の変化だけでなく
-
所々広葉樹が生えていたりして案外変化があります。
-
サウスダコタ州に入りました!
ウエルカムサインは、マウント・ラシュモアです。 -
前方から貨物列車がやって来ました。BNSF(Burlington Northern
Santa Fe Railway)の特徴的なオレンジ色に塗られた機関車が先頭に立っています。
BNSFはこのエリアにネットワークを張り巡らしています。
115両程の貨車が3分かけてトロトロ走っていきます。 -
気のせいか、サウスダコタ州に入ると木々が増えてきたように思います。
-
ところどころ湖も見えます。
いままでの肉牛だけでなく、ホルスタインなどの乳牛も見られるようになりました。 -
草原地帯を過ぎ、山岳地帯まではいかないが山がちになって峠を越えたところにある、Hot Springsの街には13時過ぎに到着。
まんま名前の通り温泉保養地として栄えた町のようです。 -
古くから温泉を利用した療養地として開けていたらしいので、趣きがある古い街並みが続きます。せっかくなら海外でも温泉入りたい私的には温泉に入ろうと心揺らぎましたが、今は入浴できる温泉は、遊園地的なプールしかないらしく、温泉に立ち寄るのはパスしました。
-
温泉は断念したけどお腹は空きます。というわけで、やや遅めの昼食にピザ。
おいしかったけど、食べ終わったらさっさと席を立て的な態度だったのが残念。
お腹が満たされたことでもう少し北上し、 -
Windcave国立公園に到着。
恒例の看板ショット -
展望台で小休憩を取り、ふと道路の反対側を見ると割と近い距離の木陰にバッファローがいたので驚きます。
この後バッファローは沢山見たのですが、こいつが初めて見たヤツだったので新鮮でした。 -
ビジターセンターに車を停めて見学します。
洞窟にはツアーでしか入れず、申し込みましたが、次のツアーは1時間後…
さらにレンジャーからの情報で、時期としては遅い、かなりの降雪を伴う嵐が近づいていることを知ります。しかもその降雪は20センチにもなるとの事。 -
ビジターセンターの展示をゆっくり見、ブックショップで買い物をしてもなお時間があったので軽く車を走らせ、公園内をドライブすることにしました。
途中草をはむバッファローや -
草原をゆったり歩くバッファローはカッコ良すぎです。
-
レイヨウの一種のプロングホーンも見かけました。
-
道路のすぐ近くで草を食んでいる個体も。
-
プレリードッグもこのエリアの典型的動物です。
巣穴を掘り集団で生活しています。 -
意外と可愛い
-
時間が来てビジターセンターに戻りました。
そこにあったウインドケーブの見取り図。わかりづらいですが、
複雑に立体的に網目状に広がる洞窟のようです。 -
レンジャーに連れられて洞窟の入り口にきます。(実際に人が通る通路は別にあり)
-
ツアーが始まる前に、レンジャーがリボンをとり出して岩の割れ目に持っていくと、洞窟の中に吸いこまれていきます。
洞窟の中の空間が広い一方、開口部が小さいため、外の気圧の変化についていくのに時差が生じ、常に気圧差があるとのことで、反対に中から吹き出てくる時もあるとか。 -
この割れ目のすぐ近くの物置のような小屋が洞窟への入り口となっており、階段が下界へ伸びています。
-
Windcaveとはよく言ったもので、空気の流れは感じますが、鍾乳洞のように水がピチャピチャしているわけではありません。
-
この洞窟が国立公園たる理由の一つのボックスワーク。レンジャーの説明だと砂糖のレンガで壁作るのに、セメントでくっつけて作ったあと、雨が降って砂糖でできたレンガが溶けてセメント部分だけが残った感じ、とのこと。
-
と、こんな感じのボックスワークを見学していくのですが、正直言ってスケールが大きいわけでもなく、へー、って感じで通路を進んでいきます。
-
地下にものすごい空間があるというわけではなく、階段で降りていくと所々踊り場のようなスペースがあり、そこの天井にボックスワークが張り付いている、というイメージです。
-
横に広がる広めの空間が現れ、ここでツアーは終了です。
今回は標準コースですが夏に開催されるもっと奥まで行くツアーはここの分岐点からさらに奥に行ったりするようです。
ツアーが終わり、何か質問は?と言った感じで質疑応答が済むとここに設置されてたかと驚く位置にエレベーターがあり、降りていく過程で随分横移動もあった気がした割には、位置的には最初に入った入り口近くの地上に出ました。
この公園の通路や電力などの公園の基本的なインフラは大恐慌の時の公共事業の一環で組織されたCCCが行なったと言うこと。
CCCは失業対策で、失業若年層をここのような僻地に送り込み、国立公園の整備の他、インフラ整備のマンパワーとして利用したの事で、今は遺産になってこうして観光客の便に貢献しているんだそうです。
いまだにこうして観光客の呼び込みに貢献しているとおもうと、公共事業の正しい使い方だったんだな、と思います。 -
地上に出て再びドライブ開始です。
アメリカの国立公園というとグランドキャニオンやヨセミテのように宿泊、飲食設備も整備されている印象がありますが、ここはビジターセンター以外はキャンプ場くらいしか設備はありません、
敷地も洞窟のその周りの森林を保護しているくらいで、割とすぐしか父の外に出てしまいます。 -
ちょうど山の頂上の峠のような所なので草原が広がりバッファローは普通に見ることができます。
-
立ち寄るビューポイントもこんな感じ
-
ビューポイントからは、かなり遠くですが鹿の群れが見えました。
-
ウインドケーブ国立公園を出るとそのままキャスパー州立公園に入ります。
ここは横断する道路を走るだけなら無料ですが、展望台や設備などに入るには入場料が要るというシステム。 -
州立公園のエリアに入った途端バッファローの群れが道路を横断していました。
-
大人になると肩が盛り上がり、家畜の牛とは随分見た目も変わりますが、子牛の時はジャージー種のような牛と近くみえます。
-
間近で見るとやはり迫力あります。
-
道を横断するバッファロー
-
こんな景色を進みます。
-
鹿に警戒されました。
-
シカをしばし観察
-
バッファローのもさっとした動きを見た後見るとものすごく俊敏な動きに感じます。
-
途中ピクニックエリアで小休止
-
野生のシチメンチョウもよく見かけます。
-
結構大きいです。キジの仲間だそうですが
-
州立公園の境界まで走った頃、眠くなったので路肩に車を寄せて20分ほど仮眠を取りました。目を覚ますと草を喰んでいるバッファローか。
最初はいちいち感動していましたが、そろそろお腹いっぱいになってきました。 -
州立公園のビジターセンターですが、施設を利用すると料金がかかるのでケチってパスします。
-
当初の予定ではこのままこの辺り一帯では最大の都市、ラピッドシティに向かう予定でしたが、大雪の予報のため今日明日でなるべく見たい所は見てしまった方が良いとの結論に。
マウントラシュモアの石像はライトアップしていると知り、かつここからは峠を越えた反対側の位置にある、ということで、急遽マウントラシュモアも見学することにします。
というわけで山道を走り、、、 -
一番高い峠の展望台に到達したところで日が暮れていきます。
マウントラシュモアは、この峠から見えるすぐの距離です。 -
マウントラシュモアNMの看板。
割と普通。 -
マウントラシュモアナショナルモニュメントに着きました。入場料はかかりませんか駐車場利用料がかかります。が、オフパークの今は無料開放されていました。
ショッピングモールにあるような大規模建造物型駐車設備から肖像が刻まれた山を望む展望台への道はなんか神殿の -
参道のような道が伸びています。
-
ライトアップされた大統領の顔。
正直不気味です。
昼間、緑の山とのコントラストだとまた違って見えるのかもしれませんが、個人的評価としてはたまたま通りかかった時寄るならいいけど、有名な観光地の割には訪れる価値はあまり高くないな、というもの。 -
マウントラシュモアから30分ほど走ると灯サウスダコタ州西部最大の都市(といっても人口6万人だけど)、ラピッドシティの街の灯が見えてきました。
今まで町レベルの町は通ってきましたが、久しぶりに都市レベルの町といった感じがします。 -
今宵の宿はラピッドシティのフェアフィールドイン。
マリオット系なのでモーテルの中では高級志向ですが、オフシーズンのサウスダコタ州ともなると41ドルで泊まれました。単純に泊数でエリート資格カウントされるマリオット系の修行にどうぞ(笑) -
さすがフェアフィールドイン、リビング形式でソファがあったり、調度品も上質な部屋でした。やはり普段泊まる例えばスーパーモーテル8とか、エコノロッジとかと比べてランクがいいところって素敵、そんな宿に安く泊まれると何だかとっても得した気になってしまいます。
さて2日後にやってくる大雪が気がかりです。
今回はこの後バッドランド国立公園、デビルズタワーNM、セオドアルーズベルト国立公園などを回る予定です。
積雪は今いるラピッドシティを中心としたエリア、かつ標高が高いエリアが多い事、降雪後の除雪は東西を結ぶインターステーツがまずされるが、南北の道(すなわち今まで走ってきた道)はだいぶ後回しにされるということがわかりました。
積雪も5cmだったら車の通過で溶けてしまうでしょうが20cm積もったら除雪されないとムリでしょう。
意外にも、より北のノースダコタ州のセオドアルーズベルト国立公園方面は降雪の予報がないこと、標高の関係か、東に向かえば積雪の確率が低いことがわかりました。
というわけで次の日は出来る限り駆け足で見られるところを見たあと、北上することにします。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
アメリカ国立公園巡り2019GW
-
前の旅行記
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その1
2019/04/25~
ネブラスカ州
-
次の旅行記
アメリカ国立公園巡り2019年GW その3 バッドランズ国立公園&デビルズタワー
2019/04/29~
バッドランズ国立公園周辺
-
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その1
2019/04/25~
ネブラスカ州
-
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その2ウインドケーブ国立公園&マウントラシュモア
2019/04/28~
サウスダコタ州
-
アメリカ国立公園巡り2019年GW その3 バッドランズ国立公園&デビルズタワー
2019/04/29~
バッドランズ国立公園周辺
-
アメリカ国立公園巡り2019年GW その4 セオドアルーズベルト国立公園
2019/04/30~
その他の観光地
-
アメリカ国立公園巡り2019年GW その5 大移動
2019/05/01~
その他の観光地
-
2019GW アメリカ国立公園巡り その6 ネブラスカとカンザス州
2019/05/03~
オマハ
-
アメリカ国立公園巡り 2019年GW その7コロラド州を経て帰国
2019/05/04~
コロラドスプリングス
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ アメリカ国立公園巡り2019GW
0
63