イエメンの旅(7)----サヌア近郊のベイトボウズ村とワディ・ダハール村

2008/05/26 - 2008/05/28

２００８年の旅行記です。

現在、イエメンは、ISが入っての紛争状態が続いています。加えてコロナ禍でもあり、当面この国を訪れることは困難です。

13年前に行ったイエメンですが、海外旅行ができない今、蔵出し画像で旅行記を綴ることで、旅行気分を味わうことにしました。
旅先で出会ったフレンドリィーなイエメンの人々や子供達が、あの当時と変わらず、現在も穏やかで、元気に生活しているといいなぁ～と思いを巡らしています。

表紙の写真は、サヌア近郊のワディ・ダール村の岩山に建てられているロックパレス。

エリア ワディ・ダハール(イエメン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

5月27日　この日は終日サヌア近郊の村々を巡ります。

はじめにサヌア市街から少し離れたところに建つアッサーラ・モスクに立ち寄ります。
こちらは、モスクに訪れていたイエメンのイ・ケ・メ・ン紳士。
お腹に差しているシャンビア(短刀)がカッコイイです♪。

サヌアから約20分ドライブして、崖の上下に存在するベイトボウズ村に来ました。

この村はかってユダヤ人らが住んでいましたが、イスラエル国家ができた1940年代にそちらに移住したために、廃墟同然の村になっています。

崖下に緑の木が頑張って生えています。
この地帯は、雨の少ない山岳地帯です。

緑の木々に近寄ればご覧のような花が人知れず咲いていました。

崖上に建物が見えています。

崖プチの家々です。

崖の中腹まで上って麓を見下ろした風景。
廃墟になった建物が並んでいます。

こちらも。

こちらは村の貯水池だったところ。

崖上まで上ってきました。奥に山並みが見えています。

こちらも。

廃墟になっているような村内を散策します。

石積みの家々が並んでいます。

こちらも。

監視塔のあるゲート。

ゲートを潜った先の風景。
人をほとんど見かけません。

村の風景。その1
第1村人発見!!!　ほとんど廃墟の様ですが、それでも人が住んでいる家もあるみたい。

村の風景。その2

村の風景。その3

村の風景。その4

村の風景。その5

崖上からの風景。その1

崖上からの風景。その2

崖上からの風景。その3

崖上からの風景。その4

崖淵に建つゲートを潜って崖下に向かいます。

崖上と麓とを結ぶ幅の広い道路。かっては多くの住民がこの道路を行き来していたのでしょう。

崖の中腹から崖上の村を見上げています。

村で出会った子供達。

サヌアのホテルに戻って休憩した後、約20分ドライブして崖上のワディ・ダール村に来ました。

この村はサヌアと同じような立派なアラビアンナイト風の建物が並んでいます。

こちらも。

崖上からワディの崖下部落を眺めています。

崖上からの眺望。その2

緑の畑が広がっています。かっては様々な果実があの畑で栽培されていたらしいですが、訪れたときにはそのほとんどがカート畑に変わっていました。

崖上からの眺望。その3

崖上からの眺望。その4

崖上からの眺望。その5

崖上からの眺望。その6

崖上からの眺望。その7
雨が降る時期は緑が更に広がるみたいです。

崖上から崖下ワディの部落に下りてきました。
ここにはご覧のような岩山の上に建てられたロック・パレスがあります。

岩の上から飛び出すようにして宮殿が建てられています。
白い漆喰で縁取りされた巨大ケーキみたい!!!

こちらも。

こちらはそのロック・パレスを下から見上げています。

宮殿の境内に入ります。何度も増築が繰り返されたため大きな建物となっています。

宮殿のテラスからの眺望。その1

宮殿のテラスからの眺望。その2

宮殿のテラスからの眺望。その3

宮殿のテラスからの眺望。その4

宮殿のテラスからの眺望。その5

宮殿のテラスからの眺望。その6

宮殿のテラスからの眺望。その7

宮殿のテラスからの眺望。その8

宮殿最上階の部屋。
この地域の統括者イマーム・ヤヒヤの夏の宮殿として利用されていました。
ここからの眺望は抜群。。。ただここまでたどり着くのに何段もの階段を上らなければなりません。

ワディ・ダール村で出会った少年。

ワディ・ダール村で出会った少女。

ワディ・ダール村で出会ったお洒落な少女。
もしかしたら、シバの女王の子孫かも知れません。。。。

ワディ・ダール村で出会ったおじさん。
「ラクダは我が家の一番の財産じゃ～」・・・て自慢していた・・・みたい。

訪れた村々で出会った子供達や住人の人達、今も元気でいるといいなぁ～。