荒天で星空は見れず…2021年春・最後の桜鑑賞を楽しんだ、春のみなかみ旅～

2021/04/17 - 2021/04/18

おはようございます。さて5月になりましたね。今年は記録的高温が続いた関係でものすごいスピードで桜前線が北上してしまい、あちこち同時に咲いてしまうというこれまでにない春となりました。
そしてそれはあちこちの桜を撮れなくなることにも繋がり、更に天気の悪い週末も多かったことから
今年の桜は「大ハズレ」の年でした。今回はそんなハズレ年最後の桜を鑑賞しに、みなかみ町へ出向いた旅行の模様をご紹介。
この時も雨が強く降り、夜に行く予定だった「天空のナイトクルージング」も中止になるなど、お出かけには最悪の
天気となってしまいました。それでは出発警戒…

エリア 谷川温泉・湯桧曽温泉(群馬)

★14：07
予報通りこの日は悪天候で、散策するにはあいにくの天気…ということで初日はほぼ何もせずに宿へ直行。

JR八高線 乗り物

水上駅からバスで移動し、お洒落なカフェ＆レストランが並ぶ、高平ガーデンの一角にある「ボサノバカフェ」に入店。

ボサ ノバ グルメ・レストラン

こちらのお店はチョコ系スイーツを中心に扱うカフェで、店内飲食は外に設けられたスペースで頂きます。
ストーブもしっかり備わり、こんな日でも暖かくなっています。

ボサ ノバ グルメ・レストラン

そして頼んだ「べりーアイス」。コーヒー付きで1000円程度とやや値が張りますが、ベリーソースとチョコ味のケーキそして、アイスクリームとのコラボがマッチしていてとっても美味しいです。

ボサ ノバ グルメ・レストラン

その後は再びバスに乗って移動。湯檜曽駅前バス停のすぐそばにある今宵の宿、「紫明館」に到着です。

風木立の川辺　紫明館 宿・ホテル

早速通された部屋へ。2階のツインルームはこのようにとっても綺麗で快適そのもの。

風木立の川辺　紫明館 宿・ホテル

トイレ・洗面も部屋と同様、綺麗で快適です。

風木立の川辺　紫明館 宿・ホテル

そして部屋でのんびり寛ごうとしたら、生憎「今日の天空のナイトクルージングは荒天で中止」との連絡が…

風木立の川辺　紫明館 宿・ホテル

天気が良ければこんな景色が見れたはずで、更に近年はイルミネーションもやるようになったので楽しみにしていたので残念！
ということで温泉に入り、まったり過ごしました。

天神平 自然・景勝地

★18；00
ナイトクルージングが中止になったので、酒を飲んでのんびりディナーを満喫。

風木立の川辺　紫明館 宿・ホテル

お洒落なダイニングでコース料理方式で提供される紫明館の夕食は、お酒に良く似合います。

風木立の川辺　紫明館 宿・ホテル

ほろ酔い気分になったところで、デザートタイムに。後は部屋に戻って食休みの後、温泉に入って就寝したのでした。

風木立の川辺　紫明館 宿・ホテル

★8：00
翌朝の朝食もダイニングで頂きます。内容はオーソドックスですが、鮭の塩焼きが美味しかったです。

風木立の川辺　紫明館 宿・ホテル

その後10時に宿の送迎車で水上駅へ移動。今日は朝から青空が広がりいい感じ～が…

水上駅 駅

今日はこの後、藤原湖の方へ行って桜を見物する予定でしたが、観光協会のＨＰを見る感じ、ここの所の寒さで開花が遅れているよう。ということで水上駅から歩いて「谷川地区」へ。現在はコロナ渦のせいで谷川エリアへ行くバスは無くなり、車以外だと徒歩かタクシー・宿の送迎車でないと行けず不便になってしまいまいした。

谷川温泉 温泉

国道から続く坂道を歩くこと20分強、トイレを備えた駐車場脇に、谷川岳バックの桜を発見。ここで撮影してきましょう。
がしかしながらここに来て、雲行きが怪しくなってきました…

谷川温泉 温泉

時折日が差すものの、結構車通りもあるのでなかなかタイミングが難しいもの。

谷川温泉 温泉

何枚か撮影したところで、もう少し上に移動します。

谷川温泉 温泉

そして温泉宿へ向かう道路から外れた、北側の方に桜並木を発見！

谷川温泉 温泉

残雪の谷川岳をバックに眺めると、いや～綺麗ですねぇ。

谷川温泉 温泉

この先はもう、温泉宿ばかりで桜が期待できそうな場所はないので戻りましょう。

谷川温泉 温泉

まだ時間はたっぷりあるので、道路の途中から分岐する「森のこみち」に行ってみましょう。

谷川温泉 温泉

林の中に続く階段を歩けば、ハイキング気分で癒されます。

谷川温泉 温泉

階段を降りると、川沿いに出る遊歩道。丁度見ごろを迎えた桜の木が良いアクセントになっていました。

谷川温泉 温泉

この辺りはペンション村ということで、木で作られた別荘やペンションが立ち並ぶエリア。川沿いから坂道を上ると、再度谷川温泉からの道路に復帰します。

谷川温泉 温泉

★11：20
さて、水上駅近くのＳＬ広場に戻って来ました。この後は上越線の方が安いことと、丁度良い時間の電車があるので長岡行電車に乗車。
ボックス席を陣取っちゃうと、このまま長岡まで行ってしまいたい衝動にかられてしまいますねぇ。

ＳＬ転車台広場 (水上駅構内) 名所・史跡

★11:45
ですが今日はあくまでみなかみ観光。1駅先の湯檜曽で下車。

湯檜曽駅 駅

新清水トンネルの入口近くにあるため、隣の土合と共にトンネル内にある駅です。そして駅外に出ると…まーた雨かよ！谷川温泉にいる間にもポツリポツリと来ていたので、北上すればするほど雨が強まる。寒さもあり、そう。まさに「冬の日本海側の天気」なんです。

湯檜曽駅 駅

国道橋からよく見える、湯檜曽川に架かる上越線上り線（旧線）の鉄橋。石積みの橋脚と、利根川の清流との
コラボかとにかくかっこいいのです！

湯檜曽温泉 温泉

その後は温泉街を抜けた先、「四季の歌」が流れるメロディーロードの脇にある「湯檜曽公園」へ。

湯檜曽公園 公園・植物園

この辺りも丁度見ごろかな？と思い来ましたが、まだ2～3分咲き位。

湯檜曽公園 公園・植物園

どうやらここ数日の寒さの影響で、開花も足踏みしているようです。

湯檜曽公園 公園・植物園

天気が良ければ、ここでピクニックしてっても良いのですが雨は止み間も減り強くなる一方。

湯檜曽公園 公園・植物園

温泉街にある足湯に着くころには、すっかり本降りの雨になってしまいました。
雨だと荷物の内部に浸水して、切符とかがやられるから本当嫌なんです。

湯檜曽温泉 温泉

100円の協力金を払い、足湯に浸かって一息つきます。

湯檜曽温泉 温泉

★12：40
湯檜曽駅に戻って、上越線の電車で水上方面へ。

湯檜曽駅 駅

ループを駆け下りやって来るＥ129系の様子を、降りる前の高所、

湯檜曽駅 駅

降りた後の入線時と、ホームから2度見ることができます。

湯檜曽駅 駅

★12：52
水上駅に到着。この後は近くのレストランで食事をして、ＳＬで帰ろうかと思ってましたが、
「ＳＬ列車は私が予約していたボックス席に新たな予約が入り、4人相席状態になる。」
↑1ボックス2人までという、コロナ禍でのＳＬ乗車における個人ルールに違反。
「雨雲が南下してしまい、水上駅周辺でも雨が降ってて食後の時間つぶしに難儀しそう。」
「雨雲よりも南側の、下界に行けばよい天気なんじゃない？」
ということで足早に高崎方面へ向かう列車に乗り換えることに。

水上駅 駅

案の定、諏訪峡より南側は青空が覗く天気で雨はゼロ。

211系の先頭車には、このような2人掛けのボックス席があります。
ＳＬで抑えていた座席は進行方向と逆向きだったので、こっちに一人で座った方がはるかに良いです。

上越線と並行する利根川の様子を見ると、御覧の通りコーヒー牛乳のような色に…昨日の雨がすごかったことを物語っています。

★13：45
予約している特急列車の都合上、このまま渋川に行っても時間が余ってしまうので1駅手前の敷島で下車。

敷島駅 駅

折角なのでここから渋川までの6～7キロの間を、歩いて行こうというわけです。

敷島駅 駅

まずは駅脇を通る県道を歩いて南下。奥に見える榛名山が良いですね～

途中で県道から外れて少し寄り道。

この踏切はかつて115系がいた頃、撮影に来た場所です。なのでとっても懐かしいのです。

その後は群馬の田園地帯をのんびり歩きます。

アップダウンと景色の変化を繰り返しながら、先へ進みます。

県道に復帰後見つけたこちらのイチゴ農園さん。農園の車もイチゴ仕様になっているなど凝っていますねぇ。機会があれば、イチゴ狩りもしてみたいところ。

県道にある上越線の立体交差からの見晴らしは抜群。渋川の街並みの奥に、榛名山が良く見えます。

★14：40
敷島駅を出発してから1時間弱。渋川手前に架かる「大正橋」がちらりと見えてきました。そろそろ疲れも出てきましたが、もうちょっと頑張りましょう。

東側から来る国道と合流し、右に曲がるといよいよ利根川！

★14：50
遂に大正橋までやって来ました。旧橋があった場所に、ベンチがあるので少し休みましょう。

休憩所には、大正橋の変遷の様子が紹介されていて、モータリゼーション等、時代の変化と共に変化する橋の姿を知ることができます。

その後列車がやって来るので、大正橋の脇でパチリ。1本後の高崎方面の列車がとうとうやって来ました。

橋を渡り切った後は、市街地を歩いて食事場所を目指します。が思っていたより距離が…

その後踏切に引っ掛かると、水上方面行の電車が通過。歩いて1時間10分もかかる区間を、僅か数分で結ぶ電車ってやっぱりすごい物なんですよね。

★15：15
敷島から1時間半余り。ようやく渋川駅の近くにある「夢庵」にピットイン。

かなり水分を消費していたようで、ドリンクバーの飲料をがぶ飲み。富山の海鮮重を平らげながら、一息付けました。

★16：20
渋川駅に到着すると、丁度乗車予定だったＳＬが入線。

渋川駅 駅

ＳＬ入線後の駅ホームは、乗客と地元の学生さんが交わり「密」状態に…本腰入れて対策するんだったら、「一旦運休」にしても良いんじゃないでしょうか…

SLみなかみ 乗り物

ＳＬ入線の数分後、651系の特急草津がやって来ました。

渋川駅 駅

自由席はそこそこ乗っていたようですが、指定席車内はガラガラ。

今日の関東平野の天気は良く、赤城山がとても綺麗に見えました。

その後は特急草津に大宮まで乗車し、帰宅の路へと着いたのでした。

大宮駅 駅