東北10景ぐるっと周遊4日間 第3日目 雫石高倉温泉→岩手県『中尊寺』①

2020/10/22 - 2020/10/25

　この東北の旅で一番観たかった所がここ岩手県平泉にある世界遺産の『中尊寺』です。さあ、これから広大な中尊寺の参拝を思い切り満喫しましょう。

エリア 平泉(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

　昨晩の宿泊の雫石高倉温泉のホテルの部屋から眺めた、紅葉した山々の美しい景観です!!

中尊寺へ向かう道程のバスの中から眺めた景色です。

いよいよ世界遺産『中尊寺』に到着しました。

中尊寺境内案内図。

境内の大池跡の案内板。

　最初に『讃衡蔵』の見学をしました。三千点を超える国宝・重要文化財が収蔵されています。

讃衡蔵の重厚な扉。

　この旅の目的でもあった御朱印を早速押して頂きました。『讃衡蔵』での御朱印です。

　讃衡蔵の売店側で保護犬をベビーカーに乗せて、参拝している若いご夫婦に出合いました。このワンちゃん達は、優しい飼い主に引取られて、中尊寺の参拝まで来られて幸せ者ですね!!

次はいよいよ国宝『金色堂』の参拝です。

金色堂境内

　残念ながら『金色堂』は撮影禁止ですが、この目で眩いばかりの三軀の丈六仏を拝観させて頂き感動しました!!　これは、金色堂の御朱印です。

金色堂の西北に隣接している重要文化財の『経蔵』です。

『経蔵』のお堂。

中尊寺境内には松尾芭蕉が門人の曽良と訪れた「芭蕉句碑」が建てられています。

芭蕉翁の句碑。

松尾芭蕉銅像。

「五月雨の　降残してや　光堂」　芭蕉が金色堂で詠んだ句です。

　次に重要文化財の『旧覆堂』へ。金色堂を風雪から護るために、鎌倉幕府によって建てられたと伝えられています。

　古い記録には「鞘堂」とも記されていて、大切なものを保護する為に被せたり、覆ったりするものと言う意味があります。

『大長寿院』=現在の本堂は、本尊は胎蔵界大日如来です。

『大長寿院』の立派な門構え。

　矢印の方向に行くと「かんざん亭」があり、食事処があり、中尊寺の僧侶のお話しもお聴きできます。

　次に白山神社へ。中尊寺の北方を鎮守するため、850年に中尊寺を開いた慈覚大師円仁が、この地に勧請したと伝えられています。

白山神社の由緒が記されている立て看板。

白山神社の御朱印です。

　白山神社境内には、立派な「能楽殿」があり、現在も毎年5月4日・5日に古実式三番と神事能が中尊寺一門の僧侶によって勤められます。

　白山神社境内には、干支のお社があり、家族の健康と幸せを願い、お布施してきました。

町内会等の美しい菊の花が展示されていました。

中尊寺の「鐘楼」は、北上川を臨む小高い丘にありますが、今は突けないそうです。

鐘楼のお堂。

　弁財天堂=弁財天は女性の神様で、七福神に登場し琵琶を弾く妖艶なお姿で現わされる神様です。

阿弥陀堂=中尊寺の阿弥陀様は、縁結びのご利益があるとされています。

阿弥陀堂御朱印

釈迦堂は、お堂の内部を見ることは出来ませんが、本尊は釈迦三尊様です。

　観音菩薩が安置されているお堂で、衆生の苦しみや救いの声を聴きつけて、馳せ参じて下さる仏様です。

お不動様の呼び名で親しまれている不動明王を祀ってあるお堂です。

　峯薬師堂、薬師如来が祀られており、目のご利益がある「目の絵馬」のお守りがここで販売されています。

大日堂は、日本密教の最高神とされる大日如来が安置されています。

薬師堂の説明版

弁慶堂は、等身大の弁慶がお出迎えしています。

弁慶堂の御朱印

　弁慶堂は、義経・弁慶の木造を安置し、明治以降は弁慶堂と呼ばれるようになりました。

弁慶餅も売られています。

月見坂から見た中尊寺山門です。

　中尊寺の本堂は、山内にある多数の寺院の中心となる建物です。

丈六尺釈迦如来坐像のご本尊です。

地蔵堂の本尊は、地蔵菩薩で、隣に建つ祠には、道祖伸が祀られています。

地蔵堂の「地蔵菩薩」の御朱印。

積善院の「道祖伸」の御朱印。

東物見台からの美しい景観。

　月見坂と呼ばれるこの坂が、古くから本堂・金色堂へと参拝する人々の表参道として利用されて来ました。

月見坂を下り駐車場からの中尊寺の外側の景色。

こんな真紅の美しい低木が見られました。