鹿児島の旅（４）与論島をレンタカーで一周してビーチをめぐる

2020/12/24 - 2020/12/27

表紙は皆田海岸です。
＜大金久（おおがねく）海岸＞２ｋｍ砂浜が続く与論島最大かつ、もっとも有名なビーチです。百合ヶ浜というのは、大金久海岸の沖合いに毎年、春～秋の中潮から大潮の干潮時だけに姿を現す真っ白な砂浜です。冬場は残念ながら見ることが出来ません。３年前に与論島を訪れた当時の天皇皇后両陛下も、干潮時に合わせてこの海岸を訪問され、姿を現した百合ヶ浜を観覧されたそうです。（両陛下は、旅行記鹿児島の旅（３）でＵＰした場所から観覧されました。）
＜黒花（クルパナ）海岸＞寺崎海岸の隣にあるビーチで、知名度は劣るので、初日はパスしたのですが、行ってみると海も砂浜もそれ以上に綺麗で、与論島の中でも一番気に入りました。海から浜に向かうと、サンゴ岩が黒い花のように見えることから、黒花海岸と名付けられました。

エリア 与論島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ

＜赤崎海岸＞朝日がキレイという赤崎海岸で日の出を見ます。

赤崎海岸海水浴場 ビーチ

参考までに、与論島の明日（元旦）における日の出は7時15分です。東京より25分遅いです。

宿の近くの品覇海岸へ移動します。

品覇海岸 ビーチ

貝で作ったアート

＜黒花（クルパナ）海岸＞寺崎海岸の隣にあるビーチで、知名度は劣るので、初日はパスしたのですが、

黒花海岸 ビーチ

＜黒花（クルパナ）海岸＞行ってみると海も砂浜もそれ以上に綺麗で、与論島の中でも一番気に入りました。

＜黒花（クルパナ）海岸＞海から浜に向かうと、サンゴ岩が黒い花のように見えることから、黒花海岸と名付けられました。

＜皆田（みなた）海岸＞漁港の隣にある小さな海岸ですが、引き潮時に「皆田離」という、小さな沖合の島に歩いて渡れるのが特徴です。

皆田海岸 ビーチ

ここも透明度が高く、海の青さがまぶしいです。

漁港に停まっている奄美ナンバーのマイクロバスには、フロントガラスの下に、かって走っていたと思われる南大阪の地名が薄っすらと読み取れます。アフリカのバスは、日本で走っていたことの証明になるので、スイミングスクールの日本語をあえて残したりしますが、与論のバスは消そうとしたみたいです。

＜大金久（おおがねく）海岸＞２ｋｍ砂浜が続く与論島最大かつ、もっとも有名なビーチです。百合ヶ浜というのは、大金久海岸の沖合いに毎年、春～秋の中潮から大潮の干潮時だけに姿を現す真っ白な砂浜です。

百合ヶ浜 ビーチ

冬場は残念ながら見ることが出来ません。３年前に与論島を訪れた当時の天皇皇后両陛下も、干潮時に合わせてこの海岸を訪問され、姿を現した百合ヶ浜を観覧されたそうです。（両陛下は、旅行記鹿児島の旅（３）でＵＰした場所から観覧されました。）

大金久海岸海水浴場 ビーチ

百合ヶ浜の存在は行ってから知りました。シーズンオフなのか与論島ブームが去ったのか、島で最大のビーチの割には、人が居ない砂浜でした。次回は、百合ヶ浜の見える時期に行ってみたいと思います。

舵引き丘（ハジピキパンタ）という展望台から漁港のある茶花の中心街を見ました。漁港にもかかわらず海の色は綺麗です。舵引き丘はヨロン島誕生の地といわれ、昔、二人の神が漁に出かけた時、舟の舵が浅瀬に引っかかり降りてみると、珊瑚礁が盛り上がりヨロン島が生まれたという神話があります。

舵引き丘 名所・史跡

茶花の中心街です。スナックが何軒かあり、観光ブームの時期は、ディスコも３軒あったそうです。写真の「あましん」は尼信でなく、奄美信用金庫でした。

茶花海岸 ビーチ

写真は島に２軒あるパチンコ店の一つです。軽トラに乗ったおじいちゃんが続々とやってきます。

さすが人口当たりのパチンコ店が全国一の鹿児島県。離島も例外ではありません。

茶花の海岸が、３０年続くヨロンマラソンのスタート点。島を２周すればフルマラソンが可能。残念ながら昨年に続き、今年も中止が決まりました。

与論島はギリシャのミコノス市と姉妹提携しており、写真のようにミコノス島をイメージして白く塗られたミコノス通りが続きます。

ヨロンマラソンの王者が座ることが出来る椅子（写真）があり、自由に座れるので座ってみました。

与論島最大の客室を誇ったホテルも12年前に閉鎖（写真）。ＬＣＣで海外や沖縄の離島に安く手軽に行けるようになり、正規運賃で乗り換えの必要な与論島は忘れ去られようとしています。

写真は新与論島発電所（４機あり出力は6,700ｋＷ）。昨年４号機を増設しました。人口が減っていて、観光も落ち込みホテルの閉鎖も相次いでいますが、島全体の電力使用量は増加しているようです。島には他に与論島発電所（7機2,210ｋＷ）があります。

燃料はＡ重油。瀬戸内の島は全て海底ケーブルでつながっていますが、九州は独立した発電所を維持せねばならずたいへんです。レンタカー屋のおやじさんの話では、台風の際は、前もって鹿児島市内から九州電力の復旧応援部隊が乗り込んで来るそうです。