いい宿見つけた！馬頭温泉郷　その1

2021/03/27 - 2021/03/28

私たち夫婦に合うお宿を探し続けている。
アラフィフ&アラカン夫婦で平日は仕事。
それもお互い朝7時前から夜8時9時まで仕事、自宅には寝に帰るだけみたいな毎日で。
休日は疲れ切って何もやりたくない状態で。

そんな訳で時々、何もしないでのんびりすることを目的に、お泊まりに行く。
行き先は大体決まった近場のお宿なのだが、私たちが気にいるお宿は人気のお宿で、尚且つ私たち夫婦は客室が10室くらいの小宿が好きということもあって、なかなか予約が取れない。

だから、気に入ったお宿が予約できない時に備えて常宿を増やそうと、最近、新たにお気に入り宿を探している。

今回は、今まで行ったことのない地域に行ってみることにした。
馬頭温泉郷。聞いたことはあるし、近くを通ったことはあった筈だけど、泊まったことはない。
なんとなく遠いイメージがあったけれどどうだろう。

良さそうなお宿を予約して、いざチャレンジしてみることにした。

エリア 大田原・黒羽・那珂川(栃木)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

のんびり起きて、とりあえず自宅を出発。
途中の大谷パーキングエリアで休憩。
小腹が空いたので、売店で宇都宮餃子を買って、外のテーブルでもぐもぐ。

実際に宇都宮に寄って餃子を食べていくという手もあるけど、寄り道をして疲れたくないので、パーキングエリアでの餃子。
でも思ったより美味しかった。

大谷パーキングエリア 道の駅

東北自動車道を降りてナビの通りに進む。
思ったより遠く感じたのは、下道に降りてから距離があったからかも。

ようやくお宿に到着。
ネットで見ていた通りの立派な門構え。
ちょっとわくわく。

囲炉裏の温泉宿　いさみ館 宿・ホテル

目的のお宿は、馬頭温泉郷にある御宿いさみ館。

立派な門の脇に、七福神の石板が。
すごく失礼ながら、この石板を後ろから見ると2001年宇宙の旅のモノリスみたい…。
そんなことをはしゃぎつつ夫に言うと、夫は呆れたような顔をしていた。

門を潜ると素敵な雰囲気。

いさみ館の玄関。
玄関脇に、歓迎の看板が。お泊まりのお客様の名前が書かれたこういった物は、最近見なくなってきていたので、逆にちょっと新鮮だった。

いさみ館に入ると、小さなフロントがあった。
ただ、入った瞬間からお出迎えがあり、フロントによらずに早々に案内された。

中からフロント、玄関方面を振り返る。

お部屋に案内される途中に、館内案内もされる。
こちらは館内一階部分。
全体的に古民家風に作られており、廊下が路地で客室が個々の家みたいな雰囲気になっている。

古い館内…という造りなのだが、エレベーターも完備。

こちらは2階部分。
1階ほどではないが、こちらも同じように路地＋個々の家みたいな雰囲気。

昭和初期の街並み風？
結構そういった雰囲気が楽しい。

さて、私たちが予約したのは前の写真の客室の並びではなく、振り返った先にある５段くらい階段を登った先にある客室。

「きり」の客室。
ここは大浴場の真上にあたる。
その分、他の客室から少し高い部分にあるので、隣の客室に気を遣わなくてよい環境なんだ、と実際に行って気が付いた。

お宿によっては、お隣の客室の物音が気になったり、お子さん連れのご家族がお隣だと、賑やかでのんびりできなかったりすることもあるので、そういう意味でいうと、良い客室だった。

部屋は入ったところに洗面台、真向かいがトイレ。

更に引戸を開けるとこんな明るい部屋だった。
和室だけどソファーがあり、これが凄く良かった。

ソファー側の窓からの景色。
広々としていい。

目の前は川。
とんびが悠々と飛んでいる。

縁側で川面を見ながら、お茶を飲んでほっこり。

冷蔵庫やタオルかけ。

グラスなどの用意は冷蔵庫の上。

テレビ。相変わらず旅行中はニュースの天気予報時間見なかったけど。

テーブルの上には女将お手製のお饅頭と、仲居さんが持ってきてくれた桜茶が。

この蒸かしたてのおまんじゅう、めちゃくちゃ美味しかった！
甘いのかと思ったら、中は野沢菜みたいな？感じで、味的にはお焼きみたい。だけど外側はふっくらで、買えるのなら買って帰りたかったくらい美味しかった。

桜茶は桜の塩漬けと、その香りがとてもいい。

テーブルの上に、生花と本物の桜の花が飾られていた。

電話回り。
アクセサリーの置き場所もちゃんとあった。

さりげなくけん玉も置かれていて、その雰囲気が素敵。

浴衣やバスタオルは普通に。

フェイスタオルと歯ブラシと足袋風の靴下。

そういえば、客室に入ったところに、スリッパ用インソールもあった。
これ、時々いろんなお宿で見かけるけど、使っているとインソールがずれてきてしまって、なかなか使うのも難しいなぁと思うことが多いのだが、せっかくなので、インソールに絵を描いてスリッパにセットしてみた。

加湿付き空気清浄機。

サーキュレーターもあった。

トイレはもちろん洗浄付暖房便座。

館内案内もあって、非常口も確認できた。