2021/04/12 - 2021/04/14
1521位(同エリア9674件中)
tomomiさん
- tomomiさんTOP
- 旅行記43冊
- クチコミ8件
- Q&A回答1件
- 64,382アクセス
- フォロワー40人
この旅行記のスケジュール
2021/04/12
-
バスでの移動
バス
-
車での移動
レンタカー(ニコニコレンタカー)
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
インスタの広告で発見した「航空券と宿泊セットでどこでも1万円」の文字。
フジドリームエアラインズさんが神戸空港開港15周年を記念したキャンペーンらしい。
しかも世界遺産の白神山地がある青森が行き先に含まれているではないか!
これは行くしかないっしょ!!!
こういった状況なので、密を避けるためひとり旅で2泊3日にしたところ2万円になったけれど、それでも十分安すぎる....(ToT)フジドリームエアラインズさんありがとう...
旅行を計画する時に必ずすること「その土地の旬の食べ物を調べる」で調べた結果、なになに?「トゲクリガニ」が旬!?
トゲクリガニってなんぞや!食べたことも聞いたこともないぞーい、ってことでトゲクリガニを食すことをTo Doリストに追加。
□1日目、鶴の舞橋
■2日目、岩木山神社、白神山地、十和田湖、奥入瀬渓流、トゲクリガニ
□3日目、青森駅周辺
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
青森旅行2日目、6時に起きてニコニコレンタカーでレンタカーを借りました。事前に予定していた行き先は、白神山地(青池)、十和田湖、奥入瀬渓流。
久しぶりの運転にドキドキしながら白神山地に向かっていたのですが、道中ずっと岩木山が見えていて、頭の中で葛藤が始まります。
「岩木山行ったら他のとこ行く時間なくなるよ~」と最後の最後まで葛藤しましたが、最終的に岩木山神社に向かう方向に右折してしまいました。 -
岩木山神社はりんご畑が続く道の先にあります。
どなたかの旅行記で、仕事の関係で青森に住んでいた時にずっと岩木山が見えていていつか岩木山神社に行きたいと思っていた、と書いていたのですが、青森に来て実際に岩木山を見るとその方の気持ちがすごくわかりました。
本当に美しくて何か特別な感じがします。 -
岩木山神社に到着。到着時のここからの景色がとても美しかったです。
(写真は帰りに撮ったもの)
到着時は晴れていて、この長い参道の途中にえんじ色の農作業を着た地元のおばあちゃん2名がお掃除用のほうきを持って登っていて、拝殿前では巫女さんが掃き掃除をされており、鳥居と楼門と皆さんの服の赤色が奥の雪化粧の岩木山に映え、何とも言えない美しさでした。
でも、最近神社で写真撮る時は拝殿で「写真を撮らせてください」ってお断りしてから撮るようにしているので、写真がない!(T_T)
あの美しさを共有したかった! -
鳥居をくぐった瞬間から空気が変わります。
また、ご神体である岩木山を眺めながら参道を緩やかに登って行くため、拝殿に近づくにつれ厳かな気持ちになります。 -
拝殿前の門をくぐろうとした時にふと、「ん?私手水舎寄ったっけ?」と思い出しました。後ろを振り返り来た道を見ても手水舎が見当たらない...。
門の階段を降りてキョロキョロ周りを見渡すと、右の奥の方に水がザーザーと流れている石堂が。も、もしかしてこれが手水舎!?
御幣が掲げられているし、3体の龍?の口から水が流れているし、明らかに普通の手水舎とは違います。なんだか写真を撮ってもいいものかわからなかったので写真はないのですが、ここの水がすごかった...。御神水といえば、私の中では奈良の大神神社の狭井神社の薬井戸だったのですが、こちらのお水も「明らかに違う!!!」のです。めっちゃ美味しいしなぜかエネルギーみなぎっぞです。
後で調べたところ、この水は岩木山に降った雨や雪が一旦地中に潜り、なんと250~300年も前に湧き出た伏流水らしい!狭井神社同様にポリタンクで持ち帰る人もいるそう。地元の人羨ましい...絶対身体にイイやつやん(><)長生きできそー
※新型コロナウイルス対策で柄杓はなかったです -
手水舎で手と口を清めたあとに拝殿で参拝しました。こちらには神様が5柱もいらっしゃるため、健康運や学問・仕事運、愛情運や金運、子宝運などなど様々なご利益があるといわれているそうです。
境内の川に魚(ヒメマス?)が一匹だけいましたが、隠れる場所がなくて落ち着かない様子でした。なんで一匹だけいるんだろう??
知ってる人がいたら教えてほしいです。 -
時間がないので岩木山神社は拝殿での参拝だけにして白神山地ビジターセンターに向かったのですが、ここで私の下調べが甘かったことを思い知ることに。
「白神山地ビジターセンター」付近まできて、改めてグーグルマップで「十二湖」を検索すると、今の地点から全然離れた地点を示します...。
そう、私は「白神山地ビジターセンター」と「十二湖ビジターセンター」を勘違いしていたのだ。やっちまったーーー! -
泣きそうになりながら白神山地ビジターセンターに駆け込み案内のお姉さんに聞いたところ、一番近い道は冬季封鎖されているためここから十二湖までは車で2、3時間はかかるという。この時点ですでに11時。十二湖まで行くと、十和田湖は諦めないといけない。
悩んだ末、今回の旅では十二湖は諦めることに。親切なお姉さんがこの辺りの見どころを丁寧に教えてくれたので、おすすめしてくれた場所に行くことに。 -
いただいたマップを頼りにまずは「乳穂ヶ滝(におがたき)」にやってきました。ビジターセンターから車で5分ほどのところにあります。
-
乳穂ヶ滝は冬には白い穂のように氷結することから名付けられ、昔からその太さ、形状等によってその年の津軽の作物の豊凶が占われてきたそうです。今でも2月の第3日曜日にその神事式が行われているとのこと。
この滝の裏側には不動尊が祀られています。 -
滝の裏側から見るとこんな感じ。
-
白木山が見えます。
-
津軽ダムにやってきました。
-
ミルキーグリーンの湖は津軽白神湖です。
-
津軽白神湖は白神山地の入り口にあるこの津軽ダムによる人造湖らしいです。
-
周辺地図。
-
-
ああ、ここから見える山々が白神山地なのね...
いつか行くから待っててね~!ヽ(^o^)丿 -
猛禽類の鳥が飛んでいました。
-
ノスリかな?
ノスリはタカの仲間で、白神山地でよく見られる中型の猛禽類だそうです。 -
こんな美しい水と自然がある場所で飛べると気持ちいいだろうな~
-
ん?よく見ると
-
小さな滝が。
-
そういえば青森空港に着いてから至るところでふきのとうを見かけました。ふきのとうってこんなに普通に生えてるものなのでしょうか?
青森の人ふきのとう食べ放題じゃない? -
これってふきのとうですよね?
-
川にかかる橋をわたっていたら、この写真の真ん中の鳥さんが遠くから慌てて飛んできました。
-
橋の下をすいすいすい~と泳いで左の群れに合流。
動画はこちら(5秒ほど)↓
https://www.youtube.com/watch?v=5M9lOUx5RMc -
この時は、ママ鳥が突然現れた敵(私)から子供たちを守るために帰ってきたのかな~って思ってたんです。
-
でも後から写真をアップにして確認してみると、上の写真の鳥さんとは違う色の鳥たち...
明らかに私が来たから慌てて飛んで帰ってきた様子だったのに、なんでだろう...鳥って種類超えて群れ作るとかあるんだろうかって思ってました。 -
が、この記事を書いてから半年ほど経過したある日、ひょんなきっかけでこの鳥が「オシドリ」だということを知るのです。
オシドリはメスとオスで見た目が全く異なるとのこと、そう!この鮮やかな鳥さんは雄で茶色の地味なツガイのメスを守るために戻ってきたのです!
オシドリの詳細はサントリーさんの日本の鳥百科をご参照↓
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1399.html -
でもひとつ疑問が残ります...メスのオシドリの左にいたこの子達は一体何!?
顏が黒くて頭のトサカのような部分が赤いのですが、何ていう鳥なんでしょう!?
「白神山地 鳥」でググってみたけれど、この鳥の正体は結局分からず...
鳥に詳しい方、どなたか教えてくださ~い!!! -
さて、お次は八郎岩・二見岩にやってきました。
-
岩の上にはお社が建立されていました。
八郎岩、二見岩では、村で林業を生業にしながら山神様を崇拝する人々が多かったため、昭和のはじめに青年層によって建立されたお社らしいです。
水害で一度流失して再建されたらしく新しくて立派なお社でした。
とてもきれいだったので、今も地元の方が大切にされているのが伝わってきてほっこりました(*^^*) -
この場所から眺める岩木山もやっぱりきれいです♪
-
十和田湖に向かう前に、ビジターセンターの向かいにある道の駅にやってきました!
道の駅 津軽白神 お土産屋・直売所・特産品
-
青森のお土産を調べていた時に見た「海鮮ばくだん」が!
その時は最近なんでも「映え」狙って瓶に入れるな~なんて思ってたけど、実際に見るとめっちゃ欲しくなる(笑)。映え効果抜群。でも要冷蔵なので泣く泣く諦め。 -
リンゴジュースの種類もすごかった。すっっごい買いたかったけど、瓶だしスーツケースのスペースがないのでこちらも諦め。
-
大きな瓶は買えなかったけど、今飲む用にこの「ルビースイート」だけ購入。これがめっっちゃ美味で感動(ToT)。
このジュース200円だったのですが、神戸に帰った後にケーキ屋さんで「青森県産りんごジュース」が770円で売られているのを発見。そのジュースは氷をたくさん入れて量はこのジュースの半分くらい。経済って不思議だわ。絶対こっちの方が100倍美味しいのに。 -
その他に道の駅で買ったものはこちら。
白神山地の日本酒、山助(さんすけ)も買ってみました!このお酒は、ここ西目屋村のお米を使用しているらしいです。これだけ水がきれいなんだから絶対美味しいやつやん!と思い購入。お値段は440円でした。
このお酒、めっちゃおいしかった~ヽ(^o^)丿♪
他は、アップルスナック400円、りんごスティック170円。 -
12時半頃、白神山地を出発。十和田湖に向かいます。
-
白神山地から十和田湖までカーナビでは2時間と表示されましたが、実際にはそれ以上かかりました。道中ほとんど山道だったから??でも山道は雪がまだ積もっていて川が流れていたりと、とても綺麗でした。
でもほとんど他の車とすれ違わなかったのですが、なんでなんだろう...('_')
もしかして地元の人があんまり使わない道行っちゃった系? -
雪が残るくねくねした山道を走ること3時間。
2時半頃、ようやく十和田湖に到着しました。
十和田湖の原型は1万3千年前って!!!ひえ~!!!十和田湖 自然・景勝地
-
まずは急いで十和田神社に。主祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)です。立派な造りの拝殿でした。
-
何かで本殿の奥にある階段を登って奥の院にも参拝した方がいい、と読んだのでその通りに。奥の院まではこんな感じの木の階段を登ります。
-
写真はないのですが、奥の院には十和田山青龍大権現を祀る祠があります。創建当初はこちらの青龍大権現がご祭神だったようです。明治の神仏分離で日本武尊様がご祭神になったとか。
十和田湖に来てみて驚いたのですが、現在十和田湖では龍神さん推しがすごいです(笑)。誰か有名な人がテレビか本で紹介したのかな~? -
<十和田湖の龍神伝説をご紹介>
熊野で修行した南祖坊が、鉄の草鞋と錫杖を神から授かり、「百足の草鞋が破れた所に住むべし」と夢のお告げを得て、諸国をめぐり、十和田湖畔で百足の草鞋が尽きたといいます。当時、十和田湖には八郎太郎というマタギが、湖の岩魚や水を喰らううちに八頭の大蛇となり、湖を支配していたそう。そこで、南祖坊は、その霊験により九頭の龍に変化し二十尋(約36m)の身体を、十曲(とわだ)に曲げ、八郎太郎を退治したという伝説が残っています。南祖坊を青龍権現として崇め祀った名残りが今もあり、境内の熊野神社には彼の履いていたという鉄の草鞋が奉納されています。
※十和田湖国立公園協会ホームページから抜粋:
http://towadako.or.jp/rekishi-densetsu/towada-jinja/ -
鶴の舞橋がある富士見湖にも、昔々男性に裏切られた女性が富士見湖に身を投じて龍となり、その男性を苦しめたっていう伝説が残ってるみたいなんです。どちらもネガティブなイメージの龍の伝説が残っていて興味深いなと思いました。
結局お祀りされているのは南祖坊さんというお坊さんの青龍さんなんですけどね。っていうかその時代に熊野から青森まで来たってすごいな。。。
写真は十和田神社前で買ったきりたんぽ。できたてででおいしかった(*^_^*)♪ -
十和田湖の魅力の一つは、その湖水の清らかさにあるそうです。最大水深は326.8mで国内第3位。深い湖なのに透明度が高いってすごいですよね。
-
雨が降ってきました。
-
雨が降っていてもこんなに透けて見えるなんてすごい。
-
車で5分ほど走って奥入瀬渓流にやってきました。
奥入瀬渓流 自然・景勝地
-
この写真からは伝わらないと思うのですが、奥入瀬渓流に入った瞬間からマイナスイオンがすごいです。
まだ時期が早かったため機内誌で見た写真のように緑は濃くないけど、他に人が全くいなかったのでゆっくりと堪能することができました。 -
奥入瀬渓流には見どころとなるポイントがいくつかありますが、私は雲井の滝が一番よかったです。
-
夏だともっと綺麗なんだろうな~
-
存分に奥入瀬渓流を堪能して青森市内に戻ることに。
道中これまた誰もいない雪の山道を走ることになり、これまたナビよりも1時間ほど多く時間がかかり、ペーパードライバーが運転しまくりの1日となりました。
運転疲れた...
レンタカー代は12時間で4300円、ガソリン代は3000円でした。 -
さて、今回の旅のメインイベントのひとつであるトゲクリガニを食べにホテルから徒歩で10分で「ごじゃらし」さんにやってきました。
予約時に「トゲクリガニ」が食べたいんですけどとお伝えしておきました。
<ちなみにトゲクリガニとは>
トゲクリガニは春に旬を迎え、ガサエビ(シャコ)と並び、青森の花見には欠かせないものです。毛ガニより小ぶりですが、味は毛ガニと似ており、それ以上に美味しいと言う人もいます。旬の春は、濃厚な風味のカニ味噌が詰まっており、他のカニでは味わうことのできない極上の味です。県外ではあまり流通していないため、ぜひ青森での花見の際に食べていただきたい逸品です。
文豪・太宰治もトゲクリガニが大好物で、小説「津軽」の中にも登場しています。
※青森産品情報サイトから抜粋
https://www.umai-aomori.jp/specialtygoods-pbook/regionproduct/seafood/togekurigani.htmlごじゃらし グルメ・レストラン
-
ごじゃらしはフォートラベルでどなたかの旅行記を読んで知り、グーグルのレビューでも高評価だったので決めました。
観光客向けというより地元の方に人気のお店。 -
まずはこのごじゃらし生酒を頼んだのですが、この日本酒がめっちゃ美味しかった!!!(><)ごじゃらしオリジナルの日本酒らしいです。
-
ヤリイカも事前に今が旬って調べてたんです!
限定入荷のヤリイカも注文。 -
お通しは牛肉のたたき。これもめっちゃ美味しかった!写真だと分かりづらいけど、日本酒のコップがめちゃくちゃでかかった!(>_<)
-
ヤリイカ。どんだけ新鮮なんだ!透き通ってますよ!!っていうかメーッチャでかい(T ^ T)お味はもちろん美味でした。甘みが強くてシコシコした歯ごたえが最高♪今まで食べたイカの中で一番おいしかった!
-
そしてやってきました!トゲクリガニ!
お味は...もうね感動。めっちゃおいしい。これまでどこで食べても蟹味噌っておいしいと思ったことがなかったのですが、生まれてはじめて蟹味噌がおいしいと思いました。そして、日本酒と合う~♪ -
こちらも旬なのでシャコを注文してみました。子持ちシャコみたいです。美味しかったけど、多分私シャコ自体がそんなに好きじゃない(笑)。
あと写真はないけどめちゃでかおにぎりを追加して、なんとお値段4400円でした!めちゃくちゃ安い(T ^ T)!!!
店内には有名人のサインがたくさんあって「何食べてもおいしいです」って書いてあったけど、ほんとその通りだと思いました!また青森に来ることがあったら絶対立ち寄りたいお店です(*´▽`*)
余談ですが、この日もベロベロになってホテルに帰り、翌朝コートをお店に忘れたことに気がつきました。帰りの飛行機が昼出発だったため取りに行けず(お店は夕方から営業)、コートを自宅まで送っていただいてしまいました。
ごじゃらしさん、その節は大変お世話になりました<m(__)m>
(旅行記は3日目に続く...)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
青森 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 青森女ひとり旅2泊3日
0
63