
2021/03/27 - 2021/03/28
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温味楽さん
この旅行記のスケジュール
2021/03/27
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この旅行記スケジュールを元に
こんばんは。ここのところ旅に行くペースが低下している都合上、4月中は旅行記の執筆を見送る予定でした。
しかし当初の予定よりも若干増える見込みになった為、2作ほど執筆することに。
今回は去る3月の末、「コロナ」のせいで観光客が激減した為に、「富山地鉄」が走らせている観光客向けの特急電車が「1便を残してほぼ全廃」になってしまうと聞き、急遽行って来ました。
主な目的は特急電車の走行音録音ということでしたが、お目当ての電車があっさりと来てくれたお陰で宇奈月の散策はもちろん、喫茶店や地元グルメ、そして久しぶりに復活した、「北陸→東京行きの昼間高速バスの旅」も楽しむことができるなど、予想以上に充実した旅となりました。それでは出発警戒…
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さて、来週からGWにかけての「君信号」の状況…
宣言解除を強行した等ダメダメ政府のお陰で、何とも酷い状況になってしまったものです。そんなこともあり本年のGWの君信号現示は「停止」となってしまい、これにより年明けの緊急事態宣言時の旅行で実施した制限(混雑する場所や交通手段の利用禁止・店内飲食の制限)を、私が計画しているGWの旅においても掛けることにしました。(尚現時点ではGWの旅行を実施する予定です。) -
全国の感染状況を見ると、特に過去最多の感染状況となり、連日1000人以上となっている大阪府とその周辺で「陽性率」・「人口20万人当たりの感染者数」が壊滅的な状況になってしまっています…
他地域も全く油断できる状況ではなく、これに伴い私は「飛行機利用を伴う遠出」を少なくとも7月まで控えることにしました。(他の交通手段より、密なシーンを回避することが困難な為。)
夏休みには去年のように北海道に行って、避暑のバカンスを満喫出来るようになって欲しいものです。 -
そして現在の東京都市区町村別の感染状況はこちら。23区に近い地域程、人口20万人当たりの感染者数が50人を超える最高レベル「ステージ4」前後になっている地域が目立っています。これを放っておいてしまうとどんどん都市部から地方に感染が広がり、全国的に緊急事態宣言という事態になり兼ねません。旅行や出張等で遠くに出かけられる方においては、「現地の方との濃厚接触を控える」ことを強く守って欲しいと思います。
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★7:45
往路は安定の八高線キハ110で高崎入り。JR八高線 乗り物
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★8:43
そして高崎から北陸新幹線「はくたか」に乗り換え~緊急事態宣言解除直後の週末ということで、普通席はかなり混雑しているよう。ということで…高崎駅 駅
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「E7系グリーン車」に初めて乗車しちゃいます。
長野新幹線 乗り物
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ギリギリに予約すると車いす対応の一人掛け席が取れることがあり、今回はそこを選択。いやいやこのグリーン車、かなり快適ですね~
長野新幹線 乗り物
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高崎駅外のコンビニで購入した、おにぎりを頬張り朝食に。
長野新幹線 乗り物
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新幹線グリーン車は快適だけど、北陸新幹線はトンネルばっかで景色が殆ど楽しめない…ということでやることはフリーWi-Fiを使って時間つぶしする位。
長野新幹線 乗り物
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★9:54
使用した切符の都合上、上越妙高で一旦下車。上越妙高駅 駅
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ちょっと待ち時間があるので、駅周囲を散策~
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駅周囲に広がる田園地帯の奥に、雄大な山々の景色が一望できるスポットを発見。ベンチが整備されてる場所もあり、暫しの間リラックス。
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★10:45
そして次の北陸新幹線に乗車。ここまで来れば自由席でも大丈夫だろう。と予想し自由席に乗車。ガラガラとまではいかないものの空席はあり、3人席に着席します。上越妙高駅 駅
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★11:12
2駅先の「黒部宇奈月温泉」で新幹線を下車。すぐ近くに富山地鉄の「新黒部駅」があり、地鉄電車の1日フリー切符を購入。それでもなお時間が余っているので徒歩移動開始!新黒部駅 駅
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実はこの新黒部駅から歩いて5分のところに、以前からある地鉄電車の駅があるんです!
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昔懐かし木造駅舎が残る、「富山地鉄・舌山駅」は新黒部駅から300メートルしか離れていません。
舌山駅 駅
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普通列車に乗る&時間に余裕があるなら、是非とも舌山駅からの乗車をオススメします。(特急は通過なので要注意)
舌山駅 駅
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ひなびた感じのこのホーム…
舌山駅 駅
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「鉄道旅をしているな~」なんて思うひと時を満喫出来ます。
舌山駅 駅
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ホーム上の待合所も木造で、良い味出していますねぇ。
舌山駅 駅
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さてそろそろ列車が来るということで、ホームで待機することとしましょう。
舌山駅 駅
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★11:40
そして乗車する14760系が入線…と思ったら放送で言ってるホームと逆側に入線!?
慌てて駅舎側ホームに戻り乗車。舌山駅 駅
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特急電車との交換があるので、踏切が閉まっちゃうと乗れなくなってしまうところでした。危ない危ない。しかし対向の特急電車は有料なのに、元東急の通勤電車じゃん…
舌山駅 駅
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そして電鉄黒部駅で小休止。おや?反対側の電車は元西武の「レッドアロー」ではありませんか。こちらは元特急電車なのに普通電車での運用で、「立場が逆転」してしまっていますねぇ。
電鉄黒部駅 駅
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さて乗車した14760系は、特急運用にも入れる車両として作られた為、フカフカの転換クロスシートの車内となっていてとても快適です。国鉄の新快速電車「117系」に迫る設備といっても過言ではありません。
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★12:28
50分程のちょっと長い移動でしたが、快適な14760系のお陰でさほど苦にならず上市駅に到着。上市駅 駅
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上市駅はJA併設の駅舎となっていて、ちょっとレトロな雰囲気も見られて良い感じ。
上市駅 駅
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のんびり過ごしてみたいものですが、この後は肝心の特急電車の乗車が待ってるということで改札を入ります。
上市駅 駅
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ちょっと特急電車は遅延気味でしょうか。定刻になっても姿を現しません。
上市駅 駅
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★12:42
定刻より若干遅れて「特急うなづき1号」が入線。やって来たのは元京阪特急の3000系。この電車は今回狙っていた国鉄電車のモーター「MT54」搭載車ということで、見事1発目でお目当ての電車を引き当てることができました。上市駅 駅
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富山地鉄の最高速度は時速95キロですが、駅がとても多いので普通電車だとなかなか速度が出ないのです。
中滑川駅 駅
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その一方特急電車はJRの普通電車並みの停車駅となり、線形の良い区間では高速走行を堪能できるという訳。今回は若干の遅延もあった為かなり飛ばしており、MT54の爆音が炸裂する爆走で最高!
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車窓右手に広がる、立山連峰の眺めも満喫します。
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JR線との並走区間から別れると、徐々に山間へ。
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長閑な原風景的な景色が綺麗ですね。
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宇奈月が近づくと、急峻な地形になっていく為いくつかのトンネルも。
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大きな温泉旅館等の建物が出てくると、間もなく終点です。
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★13:35
MT54の爆音を堪能すること1時間。終点の宇奈月温泉に到着です。宇奈月温泉駅 駅
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3000系はかつて京阪特急のエースであったことから、車内は14760形同様快適な転換クロスシートが並びます。
宇奈月温泉駅 駅
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さて、今回富山に来た目的はこれにて達成!まだ時間は14時前で時間はたっぷりあるということで、ちょっくら宇奈月の街を歩いて行きましょう。
宇奈月温泉駅 駅
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まずはお昼ご飯から。あまりゆっくり探しているほどの余裕はないので、駅近のこちらのレストランに入店。
レストプラザ柏や グルメ・レストラン
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黒部のグルメを存分に味わうメニューが豊富で、今回は黒部産の豚肉を使ったソースカツ丼を注文。肉が柔らかくて美味しかったです。
レストプラザ柏や グルメ・レストラン
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そして食後は気ままな散策タイム。
宇奈月温泉 温泉
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宇奈月の街から少し歩き…
宇奈月温泉 温泉
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川沿いにある「宇奈月公園」へ。
宇奈月公園 公園・植物園
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雪解け直後でタイミングが悪いからかもしれませんが、やや荒れ気味の公園という感じで微妙。
宇奈月公園 公園・植物園
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詩人の歌碑もありましたが、積極的に見に来るべきスポットではないです…
宇奈月公園 公園・植物園
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その後黒部川に架かる橋を渡って対岸へ。
宇奈月公園 公園・植物園
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高い位置に架かる橋なので眺望も抜群!
宇奈月公園 公園・植物園
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橋を渡り切った先に、変わった形のモニュメントのある展望台があります。
宇奈月公園 公園・植物園
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観光シーズン(春~秋)なら、この展望台脇から遊歩道に行けるようですが今は冬季閉鎖中。
宇奈月公園 公園・植物園
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展望台からの景色を楽しんで、温泉街方面に戻ることにしましょう。
宇奈月公園 公園・植物園
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この後は温泉に入るか地鉄の沿線を撮影をするか悩みましたが、特急の姿をまともに見れるのは今回が最後になりそう。ということで結局後者を選択。
宇奈月公園 公園・植物園
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★14:25
宇奈月温泉の駅に向かっていると、丁度踏切に引っ掛かりました。そしてやって来たのは元東急の8590系…折り返し富山行き電車になるはずなので、うわ~これに乗るのか…宇奈月温泉 温泉
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またちょっと時間があるので、駅の少し先に行ってみました。あれ?足湯があるじゃんと喜んだのもつかの間、冬季閉鎖中かと思えば…
宇奈月温泉 温泉
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まさかの塗装工事で閉鎖ですって…こりゃタイミング悪し。
宇奈月温泉 温泉
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ということで改札を入って、8590系の普通列車に乗車します。
宇奈月温泉駅 駅
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元東急の通勤電車ということで、車内はオールロングシート。座り心地が柔らかければまだマシでしたが、それも固く「大ハズレ」の印象が否めません。
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★15:30
魚津の1つ手前の経田駅で下車。8590系は特急電車にも入ることがあるようですが、とても長時間乗り通すのはごめんです。経田駅 駅
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ここでは特急電車の通過シーンを記録しようと思います。ということでホームで待機。
経田駅 駅
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そして特急電車が通過。観光客向けで走らせていた地鉄特急ですが、またいつの日か、復活してほしいものです。
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富山地鉄の駅は、こういった無人駅でも昔からの駅舎が残っている駅が少なくなく、駅巡りをするだけでもとっても楽しいです。
経田駅 駅
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駅舎の写真を記録したところで、折角なので周辺を散策。すると各家庭に「水が大量に出るパイプ井戸」があることに気がづきます。調べると地下水が豊富なことから、井戸を整備する家庭が多いそう。水の街黒部ならではといったところで、羨ましい限り。
経田駅 駅
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立山連峰が奥に見える場所を見つけ、地鉄電車を撮影してみました。色々な電車がやって来るので楽しいですね。
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★16:26
そして宇奈月温泉行きの普通列車に乗車。運用状況から「レッドアロー」が来るのではないかと予想し狙ったのですが見事的中!経田駅 駅
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「アルプスエキスプレス」には過去に乗ったことがありますが、原型タイプの乗車はこれが初めて。
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元特急車らしい落ち着いた雰囲気の車内は、リクライニングシートが並び普通列車で乗れるとは何とも贅沢です。
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大きな窓から眺める、富山地鉄の車窓も満喫。そしてこのレッドアローのモーターも元京阪3000系同様、国鉄電車の「MT54」搭載。115系のような走行音が楽しめるのも、国鉄電車好きにはたまりませんね~
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★17:10
本来は途中で引き返してあいの風の413系に乗車する予定でしたが、レッドアローが来てくれたお陰で再び宇奈月温泉に戻っちゃいました。宇奈月温泉駅 駅
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ここでコーヒーが飲みたくなったので、この時間でも営業している、駅近くにある喫茶店に入店。
カフェモーツァルト グルメ・レストラン
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「モーツァルト」の店名の通り、クラシック音楽が流れるカフェで、ホットコーヒーとショコラケーキを優雅に堪能。ほっと一息着けました。
カフェモーツァルト グルメ・レストラン
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さてちょっと周囲をぶらぶらしてみましょう。
宇奈月温泉 温泉
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水の里でもある宇奈月の街は、あちこちに水路が点在。
宇奈月温泉 温泉
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黒部の美しい自然のパワーを感じますね。
宇奈月温泉 温泉
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時間があれば、宇奈月温泉にでも泊まってトロッコ列車や自然散策も楽しみたいところ。それはまたのお楽しみにしておきましょう。
宇奈月温泉 温泉
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★17:20
さて、レッドアローが折り返し富山行きとなる時間が近づいて来ました。改札を入ってホームに行きましょう。宇奈月温泉駅 駅
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デッキ脇には自販機の装備もありましたが、残念ながら使用停止中。
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快適な元特急電車の車内でまったり。
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一駅一駅丁寧に停車しながら、市街地富山を目指します。
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★18:50
乗車から1時間20分余り。上市で方向転換を行いラストスパートへ。上市駅 駅
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★19:02
トイレに行きなくなってしまったので、富山の少し手前にある寺田駅で下車。元特急電車でもトイレを使うことは「アルプスエキスプレス」でないと無理なので…寺田駅 駅
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しかしながら夜に初めて訪れたこの寺田駅が、ものすごく良い雰囲気だったのでした。
寺田駅 駅
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立山方面への分岐駅にもなっている寺田駅の構内は広く、地鉄らしいレトロさも満点。
寺田駅 駅
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誰もいないホームに照明と月あかりが輝き風情が満点!
寺田駅 駅
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★19:10
誰もいないホーム同様、これまた貸切状態の14760形の富山行きに乗車。これでもレッドアローから乗り換えると見劣りしてしまうなんて、何ともハイレベルな電車達ばかりなんでしょう。寺田駅 駅
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★19:30
地鉄電車のターミナル、電鉄富山に到着。富山地鉄をはじめ、地方のローカル私鉄はコロナのせいで観光客が減り、経営がとても苦しくなっています。都心では絶対味わえない、スローな時間やレトロな光景が待っているので、機会があればぜひともフリー切符を買って乗りに行ってあげてください。さて、後は今宵の宿にレッツゴー!電鉄富山駅 駅
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富山駅近くにある格安ホテル「ウィステリアホテル」にチェックイン。外観は雑居ビル的で結構アレなのですが、部屋は窓がないことに目をつぶれば綺麗且、ワンルームマンションのような広さで快適。
ウィステリアホテル富山 宿・ホテル
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更にお風呂とトイレも別々になっているゆとりの造り。ウォシュレットがないのはちょっと残念ですが、バスタブにお湯を張っての入浴も出来ます。
ウィステリアホテル富山 宿・ホテル
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さて、荷ほどきしたところで夕食に行きましょう!昨年夏に富山へ来たときはお寿司だったので、今回は「ブラックラーメン」を頂くことに。宿から歩いてすぐの場所にある「麺バルプライド」さんへ。
麺バルプライド グルメ・レストラン
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「俺の味玉ブラック&ライス」を注文。「かなりしょっぱい」とも称される富山のブラックラーメンでしたが、ここのラーメンは程よい濃さ&しょっぱさで食べやすかったです。
麺バルプライド グルメ・レストラン
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★6:20
そして翌朝6時。前日お伝えした結果の通り、富山地鉄での用事は終了したので早々と帰宅の路に着きます。富山駅 駅
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富山駅から乗車したのは413系の「金沢行き」。東京に帰宅するのになぜ逆方向なのか。413系に乗りたいから?帰る前に金沢を観光したいから?
富山駅 駅
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その答えはさておき、早速413系に乗り込みましょう。
あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物
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レトロな413系の車内から、流れゆく景色と爆音モーター音を満喫。この413系も先が長くなさそうなので、乗るなら今のうちです。
あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物
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★7:30
1時間ほどの乗車で金沢駅に到着。金沢駅 駅
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12月に来た時には国鉄電車が活躍していた七尾線も、この3月からとうとう新型電車のみでの運行に…よって金沢にやって来る国鉄電車は、1日数回のあいの風413系だけになってしまいました。
金沢駅 駅
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7時半ごろとなると、金沢駅で朝食を食べれる場所は限られています…コンコース沿いのパン屋さんは混雑していて、他に何か良い場所はと探したところ、土産物店の一角にあり、そちらのオープン前は一部入口からしか行けない「金澤ちとせ珈琲」へ。モーニングメニューもありましたが、牛乳&甘いものが欲しかったのでチョコワッフル&アイスミルクを朝食に。静かでゆったり出来て良かったです。
金澤ちとせ珈琲 金沢百番街店 グルメ・レストラン
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★8:45
さて、この後は東京に戻る高速バスの発車時間。金沢をはじめ、北陸と東京を結ぶ昼行高速バスはコロナ禍以降、ほぼ全て運休している状況…よって金沢から高速バスに乗るのも随分久しぶりのことで嬉しいです。金沢駅バスターミナル 乗り物
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そして八王子行きの高速バスがやって来ました。西東京バスは地元のバス会社なので、とっても親近感があるなぁ~
金沢駅バスターミナル 乗り物
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このバスは4列シートですが、前方席は「ダブルシート」として+1000円払うと一人で2席占有できるようになっています。USBポートもあってこれなら快適と言いたいところですが、フリーWi-Fiが無く、短距離路線仕様の車両で座席が固いのは残念でした。
そのおかげでバス旅後半はちょっと疲れてしまったので、次回このバスが走る機会があればもう少し快適な車両にしてほしいところ。 -
駅前に咲く桜を眺め、7時間以上もの長旅に出発です!
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乗車停留所はなく、そのまま高速インターに直行。尚この日の乗車率は私を府決め手僅か4人…このバスとほぼ同じ時間に金沢を出てた以前の「金沢エクスプレス※現在休止中」はほぼ満席状態だったので、まだまだ移動の需要は少ないのでしょうね。
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車両基地を立体交差で越え、その後国道バイパスへ。そして金沢東インターから、長い長いハイウェイの旅が始まります。
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富山との県境あたりは、日本の原風景らしい長閑な景色にうっとり。
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そして富山の北辺りまで来ると、車窓右手に立山連峰の眺め!車高が高く、窓の大きい高速バスは車窓を楽しむのにピッタリなんです!
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★10:10
1回目の休憩場所・有磯海SAに到着。このバスは長距離ながら終始ワンマン運行ということで、休憩時間が1回当たり25分程度と長めに設定されています。有磯海サービスエリア (下り線) 道の駅
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建物の脇から、奥に伸びる通路を発見。折角長い休憩時間があるので行ってみましょう。
有磯海サービスエリア (下り線) 道の駅
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水平線を見渡せる開放感のある展望台は、デートスポット的なポジションなのでしょうか。恋人の聖地によくある鐘まであります。
有磯海サービスエリア (下り線) 道の駅
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こんな天気の日にデートしたらフられそうですが、天気が良ければ最高の景色が楽しめそう。
有磯海サービスエリア (下り線) 道の駅
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展望台からは滑川の街並みと、日本海を一望。そしてとやま鉄道の線路も見えるようで、訪れたときにも貨物列車の姿が見えました。
有磯海サービスエリア (下り線) 道の駅
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駐車場の脇には咲き始めた桜の木も。トイレと買い出しを済ませてバスに戻ります。
有磯海サービスエリア (下り線) 道の駅
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グルメ系は店が閉まっていた&テイクアウト出来ないようだったのでパスし、地元産の飲むヨーグルトを買いました。さて、次の休憩までまったり過ごしましょう。
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暫くの間立山沿いの平野を進み、その後は急峻な海岸線を、連続するトンネル地帯えで駆け抜けます。
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親不知界隈は高架となっている為、束の間の日本海の眺めを楽しめます。
親不知・子不知 自然・景勝地
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その後上越ジャンクションから上信越道へ。少し前に全区間4車線化が実現したので、とてもスムーズに流れるようになりました。まだこちらの方は雪景色も残り、冬の景色もちらほら。
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★12:20
2回目の休憩箇所・松代PAに到着。ここでも休憩時間は25分程あります。お昼時ということもあり、何か食事になるもの荷ありつきたいところですが…松代パーキングエリア 道の駅
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飲食コーナーを覗くと、丼もののテイクアウトができるとのこと。テイクアウトなら屋外で食べれるし、万が一時間が無くなってもバス車内で食べれるのでタレカツ丼(820円)を注文。揚げたてを作るので5分程度掛かりますが、その分美味しく頂けました。
松代パーキングエリア 道の駅
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食事を終え、少し時間に余裕があったので桜の木を見物。この時期の旅行は春景色を存分に楽しめて良いですね~
松代パーキングエリア 道の駅
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松代を出ると、いくつかの長いトンネルを通って南を目指します。
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上田~小諸あたりでは市街地よりも高いところを走るので、展望台から見下ろすような景色も楽しめます。
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妙義山を右手に眺め、いよいよ関東に戻って来ました。
妙義山 自然・景勝地
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関越道と合流する頃には、随分と車の数が多くなって来ました。
上里サービスエリア (上り) 道の駅
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そろそろ長旅の疲れも出始める頃。あと少しで最後の休憩場所なので、もう少し我慢っと。
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★14:30
最後の休憩場所、高坂SAに到着。丁度お茶する時間なのでコーヒーと甘いものが欲しいところ。高坂サービスエリア 道の駅
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丁度桜が見ごろを迎えていて、SA敷地内でも十分お花見が楽しめました。
高坂サービスエリア 道の駅
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高坂のSAは関越道では珍しく、上下線のSAが共に上り線側にあるので双方を行き来することが可能。
高坂サービスエリア 道の駅
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そんなことから混雑回避も兼ねて、下り線側で食料を調達。
高坂サービスエリア 道の駅
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下り線側にあるキーズカフェとパン屋さんで、それぞれコーヒーとメロンパンを調達。車内でコーヒーブレイクを楽しみます。
高坂サービスエリア 道の駅
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その後は都心へ向けてラストスパート。所々渋滞も始まり、ここが首都圏であることを思わせますね。
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大泉から外環道に入ると、徐々に大都会の景色に。長閑な山間の景色とは真逆で、こんな変化が楽しめるのも長距離高速バスならでは。
彩湖 道満グリーンパーク 公園・植物園
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そして今回乗車したバスは本来貸切用ということで、ETCは特大対応。つまり大型扱いとなる路線バスには未対応で、何と一般レーンを通っていました。
尚金沢→大泉の走行料金は16200円で、バス運賃は1人5000~6000円位。これでは4人の乗客の運賃が走行料だけで吹っ飛んでしまうので、次シーズンの運行は難しいかもしれませんね…早くあちこち出かけられるようになって欲しいものです。 -
高速のくせに信号のある、美女木ジャンクションからはいよいよ首都高へ。普段は川越的場で降りてしまうので、この辺りの景色はとても新鮮に映ります。
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そして環状2号線の山手トンネルを通って、一路都心へ!
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富ヶ谷出口で地上に出て、都心側の降車地渋谷へ。
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そして巨大なビルがそそり立つ、渋谷の街並みに圧倒…通勤で見る街並みも、バスから見るとまた違ったものになる不思議。
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★15:55
概ね順調な走りで走行し、定刻よりも40分ほど早く渋谷マークシティに到着。ここで私以外の皆さんは下車。渋谷マークシティ バスターミナル 乗り物
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この先は回送を兼ねての客扱いだと思いますが、私のようにそれら地域の方に住む人間にとっては嬉しいですよね。混雑する電車移動は、やっぱり避けたいものですから。
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中央道との合流地点でやや渋滞があったものの、私以外に乗客はゼロなことから途中降車もなく、快調に西へと進みます。
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そして八王子バイパスへ向かう下り専用の出口、八王子インター第一出口で長いハイウェイドライブは幕を下ろしました。
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八王子バイパスに出ると、一気におなじみの景色&場所へ。金沢からバスでここまでやって来たなんて思うと、何だか面白いものです。
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八王子バイパスから甲州街道に入り、浅川を渡ればもう着いたようなもの。
浅川土手 名所・史跡
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赤い西東京バスの路線車が行き交う光景を見ると、ここが八王子であることを実感します。
浅川土手 名所・史跡
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★16:50
金沢から8時間余り、無事八王子駅に到着です。長距離のワンマン運行を頑張ってくださった乗務員さん、本当にお疲れ様でした。八王子駅 駅
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私が下車すると、すぐに車庫に向けて出発。余韻に浸る間もなく、金沢からの長距離バスの旅はフィナーレを迎えましたとさ。
八王子駅 駅
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ここに来て再び、「コロナ」が再拡大している状況が顕著になってきており、緊急宣言解除後再開傾向にあった高速バスも再運休してしまうのでしょうか…最近の傾向として、マイカー旅行は戻ってきているもののバスの姿はまだまだ少なく、特に観光バスは殆ど見かけません…新幹線より安く、楽しく遠くに行ける昼の長距離バスの旅を、心おきなく楽しめる日常が待ち遠しい限りです。
八王子駅 駅
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