薬師寺（奈良県）2021.3.24～25

2021/03/24 - 2021/03/25

薬師寺の東塔が約１２年間の解体修理を終え、３月１日から特別公開されている。それを見るのが今回の旅の大きな目的です。
前回来た時は、東塔に覆いがあり全く見ることができませんでした。
「歴史の道」を薬師寺から西大寺まで歩き、電車で桜の名所の大和郡山の城址公園に向かいます。
マリオットの宿泊日数を稼ぐために、「フェアフィールド京都みなみやましろ」に泊まります。

エリア 奈良市(奈良)

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

2021年３月24日（水）。
南山城町（京都府）のホテルから茶畑が見えます。

ここのホテルは道の駅に併設されています。

朝７：３０に出発して奈良を目指します。

ナビにはない新しい道が開通しているようです。

奈良市街に近づくと渋滞です。

薬師寺の駐車場に８：３０に到着しましたが、ガラガラです。

先に大池に向かいます。
その大池から見る薬師寺は素晴らしいという。

自然の中にある薬師寺は昔の姿そのままである。

１３００年前と同じ風景であろうか。
これは素晴らしい。

桜も入れて撮ってみました。

大池は鳥たちの天国でもあるようです。
https://youtu.be/9rs8wHbQksE

大池を一回りして薬師寺に戻ってきました。

南門からは西塔と東塔が並び立つ。

薬師寺の案内図です。

中門から見る金堂です。

東塔です。
創建当時から残る唯一の建物です。
白鳳時代から１３００年を経て現代にその美しさを伝えている。
平成２１年からの大修理を終え、一般公開が始まりました。

塔の上にある水煙はこれを機会に「平成の水煙」に換えられている。

３月１日から特別開扉されていて、初層の扉から内部を見ることができる。

内部の撮影はできませんが、塔の中心に立つ心柱を見ることができます。

金堂は昭和５１年（1976）の再建ですが、見事なものです。

金堂の中では何かの行事の準備をしていました。
聞くと、花会式（修二会）が明日から開催されるので、その準備だという。
造花がご本尊に供えられるもので、その造花が素晴らしいという。
夕方には準備が整うので時間があれば見に来られたらという。
そうしましょう。
内部の撮影はできません。

金堂の北に大講堂がある。
平成１５年（2003）の再建です。

西に目を転じると、西塔と桜がきれいです。

桜を入れて正面に東塔です。

桜の時期ならではの風景です。

桜と大講堂です。

大講堂の北に食堂と西僧坊がある。

西僧坊では白鳳時代の水煙が展示されている。

北の與楽門から出ます。

玄奘三蔵院伽藍に入ります。

ここに満開の桜があります。
桜を見ながらのお寺巡りはいいものです。

玄奘三蔵院に入ると、ここからの東塔の眺めがいいという。

白鳳時代から令和へと連綿と続く風景でしょうか。

玄奘塔に「不東」の文字がある。
「決してあきらめない」という意味らしい。
凡人の私にとっては三日坊主の連続です。

薬師寺の拝観ですが、当日であれば何回でも入場できるようです。

歴史の道を北に西大寺まで歩きます。

唐招提寺前の桜もきれいです。

さらに北に進むと「垂仁天皇陵」が見えてくる。

この時期に来てよかったです。

歴史の道の道標があるが、分かりずらい。

菅原神社、喜光寺を抜け西大寺に向かいます。

こういう道を歩くのもいいものです。

西大寺への道を間違えたようで、かなり大回りしています。
写真の右手が西大寺ですが、入り口はズット向こうです。

西大寺にやっと到着しました。

本堂と桜です。

ちょうど桜の時期と重なり、とても嬉しい旅となりました。

西大寺から近鉄で大和郡山に向かいます。

郡山城跡公園の桜が目当てで来ました。

道を間違えたようですが、ここの桜は池に向かって伸びていてトンネル状態です。
動画で撮りました。
https://youtu.be/KEgMI5D2MtY

ぐるっと回ってお城に向かいます。

お城に桜が似合う。

案内絵図がある。

さくら名所１００選に選ばれているので来ましたが、さすがです。

満開状態です。

女王卑弥呼が出迎えてくれます。
ここが邪馬台国とする説から女王を選出しているそうです。

天守台があります。

そこからの眺めです。
動画で撮りました。
https://youtu.be/Ry2-p3SOIOc

城壁に見事な桜があります。

弘前城（青森県）も素晴らしかった思い出があります。
https://4travel.jp/travelogue/10566718

やはり日本は桜の時期が最高です。

追手門から出ます。

お濠と櫓と追手門です。

日本さくら名所１００選の碑がある。

こちらが正式な入口でした。

近鉄郡山の駅前にある交番はいいですね。

電車で西ノ京に戻る予定でしたが、バスが来ました。

薬師寺の駐車場で降りて再度薬師寺に向かいます。

再度の目的は金堂です。

望遠にして撮りました。
花が飾られています。

これらの花は古代の製法に従い、和紙から作ります。

桜の所に再度来ました。

朝と夕方では光の当たり具合が違うようで、東塔がよりくっきり見えます。

これで薬師寺とはお別れです。

駐車料金は一回５００円です。
ここに停めてあちこち行きましたが、とてもお得になりました。

帰る途中の道すがら平城宮跡に来ました。

その平城宮跡の真ん中を電車が走る。

第一次大極殿院 南門が復元工事中です。

４時までの入場だというので、先に第一次大極殿に向かいます。
平城宮最大の宮殿だという。

それを現代に復元したわけですが、すごいですね。

文化財を復元するのもいいことですが、いったいいくらかかるのでしょう。

さて、第一次大極殿院 南門の復元工事ですが、ここで部材を加工しているとのこと。

工事の様子を見ることができるデッキが設置されている。

そのデッキから見る朱雀門方面ですが、広いですね。

遣唐使船が復元されている。
これで唐まで行ったんですから驚きですね。

今回の宿は道の駅に併設されていました。

自宅に帰れる距離ですが、泊まります。
つまり、ここから日帰りで奈良観光をしたということになります。
奈良観光であれば、奈良市内に泊まるのがいいのですが、マリオットの上級会員を目指すための泊数稼ぎです。
また別項で話したいと思います。

北東の青（ピンク）の印がホテルです。
奈良の西の京を中心に観光しました。

＊＊＊2021年３月２５日（木）。
今日は帰るだけです。
朝食は道の駅で有料でいただけます。

田舎風の朝食で美味しかったです。

雨の中を帰ります。