2015/04/19 - 2015/04/19
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GOTOCHANさん
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4月中旬、横浜、東京での仕事が入りました。さらに週末をはさんで月曜日午後から再び東京での仕事です。金曜日の夜のホテルは取引先に用意していただけるので、土曜日に一旦帰宅し、月曜日に再び上京するというのが普通の考えですが、せっかくなのでどこかで1泊して週末滝めぐりをしようと企みました。いつもなら一人で遊ぶのですが、今回は何かの気まぐれで妻を呼び寄せ、伊豆半島の温泉でのんびりし、滝めぐりをすることにしました。ごく簡単に以下のようなルートだけ決め、あとはいつものように出たとこ勝負です。
4月18日 三島駅で妻と待ち合わせ。レンタカーにて浄蓮の滝から湯ヶ島温泉へ。湯本館泊。
4月19日 河津七滝滝めぐりの後、沼津へ。沼津港深海水族館見物。三島駅でレンタカー返却。私は東京へ、妻は姫路へ。
今回の旅行での主な目的のひとつが河津七滝めぐりです。約5年前、ひとりで伊豆半島滝めぐりを企てた際に行く予定でしたが、生憎雨に降られ断念しました。今回はそのリベンジです。
大滝滝見難易度:1、出合滝滝見難易度:1、カニ滝滝見難易度:2、初景滝滝見難易度:3、蛇滝滝見難易度:3、エビ滝滝見難易度:3、釜滝滝見難易度:3、猿田淵滝見難易度:4(河津七滝駐車場から。駐車場は他にもあり、滝によっては時間短縮できます。)
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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天城峠越えは旧道を通ることにしました。
天城山隧道 名所・史跡
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川端康成『伊豆の踊り子』や松本清張『天城越え』など小説の舞台となったり、石川さゆり『天城越え』の歌詞に登場するトンネルで、いまや観光名所となっている旧天城山トンネル(天城山隧道)です。道路として初めて国の重要文化財に指定されています。
天城山隧道 名所・史跡
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旧天城山トンネルを抜けると河津町です。少し走ると寒天橋があり、駐車スペースがあります。そこに車を停め、谷側に少し入ったところに二階滝(にかいだる)展望台があり、そこから二階滝を見下ろす形で見ることができます。この滝はこれから行く河津七滝の上流の滝です。5年前も同じルートを辿り、二階滝を見ましたが、その時は雨のため道路から見ただけでした。その名の通り二段の滝ですが、この展望台からだとどうやら上段は見えないようです。落差は20メートル。国道414号線には二階滝の駐車場があり、そこからも遊歩道があるようです。次の機会ですね。このあたりに滝はまだまだあり、まだ未訪の滝が多いです。なお、この地では滝のことを「たる」、「だる」と呼ぶようで、河津七滝は「ななだる」と読みます。
二階滝 自然・景勝地
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国道414号線の河津七滝ループ橋(正式名称:七滝高架橋)を下ってすぐに河津七滝温泉方面への道路に入ります。
河津七滝ループ橋(七滝高架橋) 名所・史跡
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河津七滝は典型的な観光滝です。駐車場も完備され、案内も完璧です。河津川の上流に向かって遊歩道が完備されており、ハイキングコースとなっています。
河津七滝 自然・景勝地
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ところがのっけから出鼻を挫かれることが起きました。なんと、大滝(おおだる)への遊歩道が台風災害により通行止めになっていたのです。かろうじて滝口だけ見ることができましたが、大滝は河津七滝の中で最下流ですが、落差30メートルと最大の滝で、いわばメインディッシュのようなものなので、残念です。大滝温泉天城荘の露天風呂からは大滝を見ることはできますが、利用客のみです。なお、現在は復旧しています。
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気を取り直して滝めぐりです。まずは出合滝(であいだる)。
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滝の展望所にはこのような滝名や大きさ、特徴などが書かれた案内板があります。高さ2メートル、幅2メートルで、その特徴は、『2つの流れがここで出合ってひとすじの流れになります。流れ込む水の青さが印象的な滝です。』
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出合滝の展望所はこのような場所です。
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その展望所のところには、この絵馬(のようなもの)掛所が設置されています。絵馬(のようなもの)はハート型で、もちろん恋愛祈願です。
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出合滝から一旦舗装された遊歩道に戻り、2分ほど歩くとカニ滝(かにだる)への降り口です。
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カニ滝です。展望所には出合滝と同じ案内板がありました。それによると、高さ2メートル、幅1メートル(長さ15メートル)、その特徴は、『白い流れと緑のコントラストが美しいかに滝。美しい渓流の中ひっそりと佇む小さな滝です。』説明文の滝名が『かに滝』と平仮名なのはなぜでしょう?
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カニ滝のすぐ上流に架かるかに滝橋。これも平仮名だ。しかも、写真の河津七滝の説明には蟹滝と漢字表記になってるし。
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かに滝橋を過ぎると、遊歩道は川沿いの道となります。この遊歩道は、『踊子歩道』と名付けられています。その踊子歩道に、踊子と書生さんの石像がありました。新緑が美しいですね。
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川沿いの遊歩道で、河津川の流れを目で追いながら歩きます。
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小水力発電施設がありました。トイレの足元灯に利用されているのだそう。
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イチオシ
初景滝(しょけいだる)です。やっと滝らしい滝です。ここには、踊子と書生さんのブロンズ像がありました。この写真好きで表紙の写真にしたかったのですが、人が写りこんでいました。この滝展望所は広く、多くの人がいらっしゃいました。ここで引き返される方も多いようです。
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イチオシ
高さ10メートル、幅7メートル、特徴は、『白い流れと「踊り子と私」のブロンズ像が自然の中で調和し、伊豆の踊り子の叙情をかもしだしている滝。この場所は記念写真のポイントです。』
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蛇滝(へびだる)。高さ3メートル、幅2メートル(長さ25メートル)、特徴は、『玄武岩の模様が蛇のうろこのように見える事から蛇滝と名づけられました。』
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蛇滝とその上流に架かる「河津踊子滝見橋」に関する説明文。写真だけ撮って説明をよく読まなかったので、滝見橋からの蛇滝の写真を撮っていませんでした。
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蛇滝。
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河津踊子滝見橋。橋を高い位置にするため片方に塔を設けた方塔式ウェーブ橋という珍しい吊橋です。なるほど変わった形をしています。
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河津踊子滝見橋の下流側。この橋から蛇滝を撮影すべきだったのですね。
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橋の上流側。
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エビ滝(えびだる)。つり橋の上からの撮影のため、ワイヤがどうしても入ってしまいます。高さ5メートル、幅3メートル、特徴は、『エビ滝は滝の形が海老の尾ひれに似ていることからつけられています。このエビ滝はつり橋上から眺めることができます。』
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イチオシ
河津七滝最上流部にある釜滝(かまだる)です。滝を見ながらのため50分ほどかかりましたが、普通に歩けば20分くらいでしょうか。
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釜滝の滝壺前の観瀑台。滝のすぐ近くまで行くことができますね。
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釜滝。高さ22メートル、幅2メートル、特徴は、『覆いかぶさる様な玄武岩の上から雄大に流れ落ちる、迫力満点の滝です。かつては地獄谷と恐れられていたほどの高い滝です。』
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釜滝形成過程の説明文。
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なるほど柱状節理の崖に囲まれています。
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七滝道しるべ。釜滝で七滝めぐりは終点です。
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釜滝より上流へ遊歩道は続きます。猿田淵遊歩道です。急階段を10分程度歩くと猿田淵です。猿田淵は、河津七滝のおまけのようなものです。
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淵がメインとなっていますが、言い方を替えれば滝壺です。猿田淵に三段で落ちる滝は、高さ6メートルです。
あとは来た道を引き返します。約30分で駐車場に戻ってきました。大滝は残念でしたが、次の機会としましょう。
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