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3月中旬の週末、予定が無かったので、近間で楽しめる場所が無いかと探すことにした。<br />そして見つけたのが、茅ヶ崎にある椿庭園。<br />ちょうど見頃を迎えているとのことなので、迷わずそこに決めた。<br />そして、近くにある寒川神社と熊澤酒造も併せて訪れてみることにした。<br /><br />(2021年3月18日新規投稿)

湘南で椿と美酒を愛でる旅

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2010/03/14 - 2010/03/14

8位(同エリア367件中)

旅行記グループ 【相模国】

2

20

旅猫

旅猫さん

3月中旬の週末、予定が無かったので、近間で楽しめる場所が無いかと探すことにした。
そして見つけたのが、茅ヶ崎にある椿庭園。
ちょうど見頃を迎えているとのことなので、迷わずそこに決めた。
そして、近くにある寒川神社と熊澤酒造も併せて訪れてみることにした。

(2021年3月18日新規投稿)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
観光バス JRローカル 徒歩

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  • 湘南新宿ラインに乗り、茅ヶ崎駅で下車。<br />駅から海の方へと歩いて行くと、目指す氷室椿庭園があった。<br />その庭園は、三井不動産の元副社長であった氷室氏の邸宅だったところで、平成3年より、一般公開されているそうだ。<br />※主屋は、平成30年に登録文化財に指定されています。

    湘南新宿ラインに乗り、茅ヶ崎駅で下車。
    駅から海の方へと歩いて行くと、目指す氷室椿庭園があった。
    その庭園は、三井不動産の元副社長であった氷室氏の邸宅だったところで、平成3年より、一般公開されているそうだ。
    ※主屋は、平成30年に登録文化財に指定されています。

  • 園内には、約250種の椿が植えられ、3月いっぱい、次々と開花し、楽しめるそうだ。<br />入って最初に目に付いたのは、純白の清楚な花弁を咲かせていた『都鳥』という品種。<br />山茶花に近い趣があった。

    園内には、約250種の椿が植えられ、3月いっぱい、次々と開花し、楽しめるそうだ。
    入って最初に目に付いたのは、純白の清楚な花弁を咲かせていた『都鳥』という品種。
    山茶花に近い趣があった。

  • 近くには、『花車』という品種もあった。<br />しかし、良く知る『花車』とはかなり印象が違う。<br />変わり種か、それとも表示の間違いなのかもしれない。

    近くには、『花車』という品種もあった。
    しかし、良く知る『花車』とはかなり印象が違う。
    変わり種か、それとも表示の間違いなのかもしれない。

  • 藪椿が好きな私としては、大きくて見栄えのある品種より、小さな花に目が行ってしまう。<br />そのような品種はほとんど無かったが、寺院などでよく見かける『侘助』はあった。<br />その色合いから、『紅侘助』のようだ。

    藪椿が好きな私としては、大きくて見栄えのある品種より、小さな花に目が行ってしまう。
    そのような品種はほとんど無かったが、寺院などでよく見かける『侘助』はあった。
    その色合いから、『紅侘助』のようだ。

  • そして、この庭園を象徴する椿が『氷室雪月花』だ。<br />その花は、この庭園内で生まれた実生品種だが、親は不明なのだそうだ。<br />白地に、淡い桃色が細かく散らされ、何とも言えず愛らしい。

    そして、この庭園を象徴する椿が『氷室雪月花』だ。
    その花は、この庭園内で生まれた実生品種だが、親は不明なのだそうだ。
    白地に、淡い桃色が細かく散らされ、何とも言えず愛らしい。

  • 色々な花を観ながら歩いていると、重たげな花を見つけた。<br />しっとりとした感じの花で、『京小袖』という名が付いていた。

    色々な花を観ながら歩いていると、重たげな花を見つけた。
    しっとりとした感じの花で、『京小袖』という名が付いていた。

  • 色鮮やかに、元気な感じで咲いていたのは『岩根絞』。<br />絞り模様の花で、美しさと粋を感じた。

    色鮮やかに、元気な感じで咲いていたのは『岩根絞』。
    絞り模様の花で、美しさと粋を感じた。

  • この日咲いていた品種の中で、一番渋い色合いを醸し出していたのは『蜀紅』。<br />赤黒い花弁に、白い紋が浮かび上がっていた。<br />かなり印象的な花弁だが、この品種も花弁の濃さや白い紋の出方が大きく変わり、同じ花とは思えないものもあるから不思議だ。

    この日咲いていた品種の中で、一番渋い色合いを醸し出していたのは『蜀紅』。
    赤黒い花弁に、白い紋が浮かび上がっていた。
    かなり印象的な花弁だが、この品種も花弁の濃さや白い紋の出方が大きく変わり、同じ花とは思えないものもあるから不思議だ。

  • 氷室椿庭園で椿を堪能した後、海岸に出てみた。<br />そこは湘南の海である。<br />まだ水は冷たいが、波乗りに興じる人たちがたくさんいる。<br />その向こうには、春霞の中に江ノ島が佇んでいた。

    氷室椿庭園で椿を堪能した後、海岸に出てみた。
    そこは湘南の海である。
    まだ水は冷たいが、波乗りに興じる人たちがたくさんいる。
    その向こうには、春霞の中に江ノ島が佇んでいた。

  • 沖には、サザンの歌で一躍有名になった『えぼし岩』が見えていた。<br />その岩は、正式には『姥島』と言う島で、確かに烏帽子部分以外にも左右に平らな部分がある。<br />釣り人に人気があるらしく、この日もちらほらと人影が見えた。

    沖には、サザンの歌で一躍有名になった『えぼし岩』が見えていた。
    その岩は、正式には『姥島』と言う島で、確かに烏帽子部分以外にも左右に平らな部分がある。
    釣り人に人気があるらしく、この日もちらほらと人影が見えた。

  • 天気も良く、海を渡る風も心地良い。<br />しばらく砂浜に座り、海を眺めていた。<br />空には、すぐに消えそうな雲が浮かんでいた。

    天気も良く、海を渡る風も心地良い。
    しばらく砂浜に座り、海を眺めていた。
    空には、すぐに消えそうな雲が浮かんでいた。

  • しばらく景色を楽しんだ後、少し浜辺を散策。<br />浜辺には、砂を防ぐためらしい竹で組まれた垣根があった。<br />なかなか絵になる風景だったので、そこでしばし撮影に没頭した。

    しばらく景色を楽しんだ後、少し浜辺を散策。
    浜辺には、砂を防ぐためらしい竹で組まれた垣根があった。
    なかなか絵になる風景だったので、そこでしばし撮影に没頭した。

  • 茅ヶ崎駅に戻り、相模線で宮山駅へと向かう。<br />宮山駅から歩いて数分の所に、相模国一宮である寒川神社があるのだ。<br />寒川神社は、全ての禍や災難を取り除くという八方除の唯一の御神徳を持つ社で、ここまで来たからには、参拝しておこうと思ったのだ。

    茅ヶ崎駅に戻り、相模線で宮山駅へと向かう。
    宮山駅から歩いて数分の所に、相模国一宮である寒川神社があるのだ。
    寒川神社は、全ての禍や災難を取り除くという八方除の唯一の御神徳を持つ社で、ここまで来たからには、参拝しておこうと思ったのだ。

    寒川神社 寺・神社・教会

  • 寒川神社を参拝した後、相模線で二駅戻り、香川駅へと向かう。<br />椿の次に楽しみにしていた、熊澤酒造の最寄り駅なのだ。<br />相模線に乗るのは、およそ20年ぶりである。<br />前に乗った時は、まだ気動車が走っていた頃だ。

    寒川神社を参拝した後、相模線で二駅戻り、香川駅へと向かう。
    椿の次に楽しみにしていた、熊澤酒造の最寄り駅なのだ。
    相模線に乗るのは、およそ20年ぶりである。
    前に乗った時は、まだ気動車が走っていた頃だ。

  • 香川駅で降り、歩いて熊澤酒造へ。<br />入口を入ると、満開のミモザが出迎えてくれた。

    香川駅で降り、歩いて熊澤酒造へ。
    入口を入ると、満開のミモザが出迎えてくれた。

  • 敷地内には、『天青』と言う創作料理の店と、『トラットリア・モキチ』と言うレストランがあったので、ここで昼ご飯を食べることにした。<br />『天青』は一品料理が少なかったので、『トラットリア・モキチ』に入ることにした。

    敷地内には、『天青』と言う創作料理の店と、『トラットリア・モキチ』と言うレストランがあったので、ここで昼ご飯を食べることにした。
    『天青』は一品料理が少なかったので、『トラットリア・モキチ』に入ることにした。

  • 店内は、ピザを焼く石窯などがあるが、建物自体は築450年と言う古民家を利用したもので、木の温もりが随所に感じられる造りだった。

    店内は、ピザを焼く石窯などがあるが、建物自体は築450年と言う古民家を利用したもので、木の温もりが随所に感じられる造りだった。

    MOKICHI TRATTORIA グルメ・レストラン

  • 熊澤酒造では、日本酒の他に、麦酒も醸している。<br />とりあえず注文したのは、その定番のピルスナー。<br />美しい色合いで、泡もきめ細かい。<br />ホップの爽やかな苦味が効いていた。

    熊澤酒造では、日本酒の他に、麦酒も醸している。
    とりあえず注文したのは、その定番のピルスナー。
    美しい色合いで、泡もきめ細かい。
    ホップの爽やかな苦味が効いていた。

  • 料理は、麦酒に合うソーセージを選んだ。<br />こちらも美味しく、麦酒が進む。

    料理は、麦酒に合うソーセージを選んだ。
    こちらも美味しく、麦酒が進む。

  • そして、締めには、看板銘柄である『天青』の濁り酒をいただいた。<br />グラスで出てきたのは残念だったが、濁り酒らしい味わいだった。<br /><br />春の一日。<br />椿と美酒を愛でる小さな旅もこれで終わり。<br />こんな旅は、やはり楽しい。<br />また、どこか探したいと思う。

    そして、締めには、看板銘柄である『天青』の濁り酒をいただいた。
    グラスで出てきたのは残念だったが、濁り酒らしい味わいだった。

    春の一日。
    椿と美酒を愛でる小さな旅もこれで終わり。
    こんな旅は、やはり楽しい。
    また、どこか探したいと思う。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • チーママ散歩さん 2021/03/18 12:37:11
    こんにちは。
    こんにちは旅猫さん。

    湘南お出かけですね
    まだ都内は自粛とは言え、いつもマンネリ気味な毎日では気も滅入ることと思います。
    少しは気分転換を味わえたよう安心いたしました。
    やはり今回のショートトリップも基本は「酒造」ですね(^^♪

    この4トラを拝見していても、旅の好みは人それぞれで面白いですね。
    この方の旅はこんな感じ。ホテルのクラスはこのレベルでお好みはこれ♪
    なんとなく面白いな~って感じます。みなさんのこだわりが見えて。
    その点私は糸の切れた凧のようですね。

    でも、潮風にあたり 自分の呼吸と同じようなリズムを繰り返す波の音を聞いて黄昏る。 私も大好きです。

    また 近場のことりっぷ楽しみにしております。
    お昼休みにお邪魔しました。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2021/03/18 19:02:23
    RE: こんにちは。
    チーママ散歩さん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    この小さな旅は、今年ではありません(^^;
    新しい旅がなかなか出来ないので、最近は、仕事が忙しい時期に作成できなかった旅の記憶を書くことが多いのです。
    2010年は、1月から4月までほとんど4トラから離れていましたので、少しずつ投稿しています。

    この時は、椿を観に行くのが目的でしたが、近場に一宮と蔵元があったので、併せて立ち寄ってみました。
    旅の目的や形、宿や移動手段など、千差万別ですね。

    旅猫

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