2020/10/17 - 2020/10/19
54位(同エリア315件中)
なしのさん
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九州在住20代会社員、仕事でストレスが溜まると出かけるひとり旅。
今回はGoToトラベルを利用して壱岐島に行ってきました。
壱岐は長崎県の離島で、九州と対馬の中間に浮かぶ島です。
アクセスの手段としては、フェリー・高速船・飛行機の3種類。
福岡・佐賀・長崎のいずれかが旅の起点となります。
日本の成り立ちを語るうえで欠かせないのがこちらの壱岐島。
雄大な自然と歴史のロマンに浸る旅です。
ときどき御朱印集めも。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
壱岐をじっくり観光するには車が必須。
早起きしてマイカーで佐賀県の唐津東港に向かいます。
今回は車を乗せるため、交通手段にフェリーを選びました。
3~4mまでの車両+運転手1名で片道9,860円。
壱岐までは約1時間40分の船旅です。 -
なんだか宇宙船っぽさを感じる車両貨物室からの道。
こういう無機質な感じが好きでつい撮ってしまった写真。笑 -
壱岐の港町が見えてきました。
11:00頃下船。壱岐ひとり旅のスタートです。 -
壱岐は古くから朝鮮半島と九州を結ぶ海上交通の要であり、
日本の成り立ちを語るうえで欠かせない場所です。
中国の『魏志倭人伝』や、日本の『古事記』『日本書記』にも
その存在が記されているそう。
南北17km・東西15kmほどの島には
古代の遺跡や由緒ある神社などが点在しています。 -
ちょうどお昼時だったので、まずは腹ごしらえから。
車で郷ノ浦エリアに移動しました。
事前に目星をつけていたお店、「味よし」に訪問。味よし グルメ・レストラン
-
こちらのお店が元祖と言われているのが、この生ウニ丼!(2,500円)
シーズンは10月末までとのことで、ぎりぎりセーフでした。
特製タレがかかったウニを豪快にごはんと混ぜ混ぜしながら頂きます。
旅先のご飯ぐらい贅沢してもいいよね…!美味! -
さて、お腹を満たした後は近くをぶらぶら。
道中の良縁を願って「塞神社」にお参りです。
※宮司さんは駐在しておらず、
御朱印を頂くには事前連絡が必要なので要注意。
壱岐の神社はこのパターンが多かったです。塞神社 寺・神社・教会
-
どでかいアレが目印です。
触るとご利益があるみたい。
拝殿の中も出入り自由で、
男女の営みを記したあれやこれが飾られています…
なかなか特殊でユニークな空間になっていました。 -
こういうの、今は秘宝館ぐらいでしか見ないのではないでしょうか。
覗いてきましたよ、もちろん。笑
どんなものかはお察しください。 -
お参りを済ませたので、次の目的地「牧崎公園」に移動です。
壱岐島の西の端、東シナ海に突き出した半島に位置します。
駐車場に車を止めて少し歩いていきます。
この日は他に観光客もおらず、貸し切りのようでした。 -
そして現れたのがこちら、景勝地「鬼の足跡」!
地元では“大鬼のデイが鯨を捕るために踏ん張ってできた足跡“と
伝わっているそうです。
海水の浸食によってぽっかり空いた110mの大きな穴。
高さは30mほどあり、のぞき込むとうっかり落ちてしまいそうで恐ろしい…
柵もないので、足元に注意が必要です。鬼の足跡 自然・景勝地
-
続いての目的地は、壱岐最南端の岬「海豚鼻(いるかばな)」です。
灯台が立つ素敵な写真を見つけ、行ってみたい場所リストに追加。
カーナビではヒットしづらいのでGoogleマップでの検索をおすすめします。
道路脇にちょっとした駐車場があるので、
車を停めていざ出発! -
先程の駐車場から振り返った様子がこちら。
まさかこんなところ?!と思いながらも、
小道を進んでいきます。 -
草むらをくぐり抜けながら歩きます。
最初の看板から何の道しるべもなく、
このまま進んでいいのか不安になってきた…
そんな中で出会った救世主!!!
バケツを背負った釣り人のおじさまとすれ違いました。
おじさま曰く、ずっと一本道だから迷いようがない。
スニーカー履いてきて正解だったね◎とのことでした。 -
イチオシ
おじさまの言葉を信じて歩き続け、
小道を抜けた先、草原の中にぽつんと白く立つ灯台が!!
その先に広がる大海原。
一気に視界が開け、めちゃめちゃ感動…!
素敵な景色を独り占めできました。
旅行記を書きながら写真を見返していたら、
あれだけキツく感じた道中が片道5~10分程度
だったことに気付きびっくり…笑 -
結構な草が生い茂る道を歩いてきましたが、
草原と空、灯台の白と海の青の見事なコントラスト…!
思わず自撮りを一枚。
駐車場に戻る足取りも自然と軽くなりました。 -
次に向かったのは、海豚鼻から程近い
天然記念物「初瀬(はぜ)の岩脈」。
地下のマグマが地殻変動や火山活動によって
地殻の裂け目から地表に侵入、凝固したものだそう。初瀬の岩脈 自然・景勝地
-
黒い部分が玄武岩、白い部分が流紋岩(火山岩)。
よーく見てみると白い流紋岩の間に黒い玄武岩が
混じっているのが見えます。 -
壱岐島を覆っている岩石のほとんどは
この黒い玄武岩らしく、島の成り立ちにまで
想いを馳せることができますね。 -
反対側の木が生えているあたりには
トンビが巣を作っているそうで、
でっかい望遠カメラを持った
地元の方がいらっしゃいました。
写真を見せてもらいながら、ちょっとお喋り。 -
さらに、この「初瀬の岩脈」の隣には
300段ほどの石段を有する「鏡岳神社」が。
振り向かずに登りきると願いが叶うとか…
ひとり旅ならでは?自由な時間があるのでチャレンジしてみることに。 -
息切れが止まらない、、、
休憩を繰り返しながらもなんとか登り切りました。
ようやく後ろを振り返ってみます。
下が見えない…! -
お社にお参りしたので、車へ戻ります。
今日は歩いてばっかり…
運動不足の身体には酷なスケジュールでした。
階段を下りながら、港町の様子を望むことができます。
神様はこんな高いところから見守って下さってるんだな~~ -
少々歩き疲れたので、車に乗り込み
続いての目的地「一支国博物館」へ。
壱岐島では古代日本を物語る貴重な資料が
多数出土していますが、
それらを展示しているのがこの博物館です。一支国博物館 美術館・博物館
-
大陸や朝鮮半島との交易の歴史を学べます。
壱岐島がいかに重要な役割を果たしていたのかが
分かりますね。
なんとなーく教科書で見たような古代船も。 -
ゆるキャラの顔はめパネル…
顔を出す位置は果たしてそこでいいのか…?? -
お土産の購入と、館内のカフェで一息吐いてコーヒーブレイク。
15時のおやつにアイスクリームを食しました。 -
本日最後の目的地は「原の辻遺跡」です。
弥生~古墳時代の環濠集落で、
『魏志倭人伝』に登場する「一支国」の王都と
言われる遺跡です。
登呂遺跡(静岡県)・吉野ヶ里遺跡(佐賀県)と共に
国の特別史跡に指定されています。原の辻遺跡 名所・史跡
-
先ほど博物館で勉強した通り、
一支国が交易によって栄えていたことを示す住居跡や、
日本最古の船着き場の跡が確認されているそうです。 -
ちなみに駐車場は「原の辻ガイダンス」という
案内施設にあります。
が、少々歩くので遺跡の側道に路駐しても
特に問題ないとのこと。
壱岐島の歴史を感じながら、
これにて1日目の予定は終了! -
チェックイン予定まで少し時間があったので、
お宿近くの「筒城浜海水浴場」へ。
誰もいない海…これがいわゆるエモいってやつか…
しばらく波の音を聞きながらのんびりタイム。筒城浜海水浴場 ビーチ
-
宿泊は「民宿 ひとみ」さんでお世話になります。
壱岐空港の近く、民宿が多く並ぶエリア。
GoToトラベルのおかげで、1泊2食付き7,000円ほどでした。
どうやら宿泊者は私1人だけのよう。
ありがたく羽を伸ばしてのんびりさせて貰います…!民宿ひとみ <壱岐島> 宿・ホテル
-
夕飯は壱岐牛の陶板焼きがメイン!
お刺身に天ぷら、焼き物までたっぷりの量で
大満足です。
安定のビールも注文!おいしく頂きました。
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民宿ひとみ <壱岐島>
3.09
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