
2020/01/13 - 2020/01/13
46位(同エリア182件中)
Decoさん
この旅行記のスケジュール
2020/01/13
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自宅から金栗四三ミュージアム&三加和温泉へ
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思い出の旅、第二弾は2020年1月、金栗四三ミュージアム(熊本県玉名郡和水町三加和エリア)を訪れた旅です。
金栗四三…そう、NHK大河ドラマで低視聴率になってしまった「いだてん」の主人公です。金栗さんは今の和水(なごみ)町で生まれ育ち、後半生はお隣の玉名市で過ごされました。このあたりでは今も金栗さんにちなんだマラソン大会などが催されています。
低視聴率になってしまったとはいえ、大河ドラマの主人公。和水町や玉名市の盛り上がりようは大変なものでした。「金栗四三ミュージアム」は「三加和温泉郷」(温泉や直売所がある)の広い駐車場の一画に期間限定で設営され、最終日の2020年1月13日には、入場料無料でグッズのプレゼントもあり、さらに敷地内の「三加和温泉なごみ乃湯」も無料で入れるという、太っ腹なイベントが行われました。
思えば、この前年末頃から中国武漢で伝染性の肺炎が猛威を振るっていましたが、この日くらいまでが日本でも平穏な日々を送れていたのと思います。
COVID-19のために東京オリンピックも延期となり、それにあわせた大河ドラマ「いだてん」も肩透かしを食らったような感じもします。
新型コロナウィルス、東京オリンピックをもう一度考え、感染初期の頃を振り返り反省するという意味も込めて旅行記を作成公開することに致しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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2020年1月13日、この日は大河ドラマ「いだてん」に併せて約1年運営されてきた「金栗四三ミュージアム」の最終日です。
新聞に折り込みでイベントが催され、入館料無料に併せて入館者は「三加和温泉なごみ乃湯」入浴無料という文言に私と家族はさっそく訪れたのでした。
ちなみに、このミュージアムは以前も訪れ旅行記で公開しています。三加和温泉ふるさと交流センター 温泉
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写真の金栗さんのポーズ、どこかで見たことがありませんか?
金栗さんは、グリコのランナーのロゴのモデルの一人だともいわれています。 -
金栗四三ミュージアムです。中は撮影禁止の場所も多かったのですが、映像に貴重な資料も展示され、なかなか見ごたえのある施設でした。
「いだてん」の低視聴率、いろいろ理由はあると思いますが、まず大河ドラマの題材としては外してしまったと思います。やっぱり戦国、幕末、源平など一般的に良く知られている激動の時代にして、またよく知られている人物を主人公にした方がわかりやすく感情移入もしやすいし、ドラマチックになります。
「いだてん」は明治時代、主人公の金栗さんも長距離界や地元熊本では偉大な人物として知られていますが、その他の方には知名度はいま一つだと思います。
また、宮藤宮九郎は才能のある脚本家ですが、構成が複雑になりがちで、オーソドックスな大河ドラマを見慣れた視聴者層にはわかりにくかったと思います。またビートたけしの個性が強すぎて…森山未来が老けメイクをして演じた方が良かったのではないかと思うのです。
そういう難点はあったものの、明治という近代化に向かう時代とスポーツ、女性とスポーツ、戦争とオリンピックなど、大変興味深く意義があるテーマと内容で、私は結構楽しく見ていたし、学ぶ点も多かったと思います。 -
イチオシ
ミュージアムの前では関係市町村のゆるキャラもお出迎え。
今や世界的に有名になった「くまモン」に玉名市の「たまにゃん」です。 -
くまモンの左にいるのが、ご当地和水町の「なごみん」。金栗さんをモチーフにしているのが一目瞭然ですね。
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こちらはお隣の南関(なんかん)町の「なんかんトッパ丸」です。南関(なんかん)→難関を突破する。受験生をターゲットにしているような気が致します。
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中は撮影禁止の場所が多いのですが、これはOK。金栗足袋の大型模型です。
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こちらも撮影可のものです。
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地元(熊本)のラジオも生中継をしていました。
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ミュージアムの見学を終えて「三加和温泉なごみ乃湯」へ。
ここは以前の旅行記でもちらっと紹介しましたが、pH10以上を誇る強アルカリ性温泉のかけ流しで、雑誌などでも度々紹介される施設です(朝一回だけタンク内を消毒するそうです)。お肌ツルツルになります。中は内湯と露天のシンプルな構成です。
この他、無料休憩室、食事処(コロナで休止中)、土産物売場に、年数回大衆演劇も催されるそうです。 -
続いて、隣接する物産館「緑彩館」へ。ここも私の旅行記で度々紹介していますが、この日はイベントということで人出が多かったです。
緑彩館(物産館) 専門店
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店頭はこんな感じで賑わっていました。
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ドラム缶があり、美味しそうな匂いがします。
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お雑煮が販売されていました。
緑彩館 グルメ・レストラン
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納豆豆腐のつめ放題も催されていました。ここは和水町の施設ですが、指定管理者が、大豆製品の「丸美屋」なのです。
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地産地消のボードの下にはたくさんの野菜が!
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くまモンのボードの下にはみかんがいっぱい! この日はかなり安くなっていたようでした。
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丸美屋製品は工場直売価格でした
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猫店長さんもいました。
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ミュージアムでいただいたグッズです。いろいろ入ってて、太っ腹な和水町です。
気前は良いし、野菜果物は安くて美味しいし、温泉はトロトロだし、和水町、最高です。わが町もこれくらいのPR力を見習って欲しいものです。
このあと自宅に戻りました。
今思えば、私にとってこの日はコロナ禍が始まる前の、最後の本来の「ノーマル」な日だったのかも知れません。東京オリンピックも延期され、開催も危ぶまれて、組織委員会もゴタゴタでトップが変わったり、ボランティアの方も辞退が相次いで、もう滅茶苦茶(涙)
「いだてん」の主人公、金栗さんも戦争など時代に翻弄された人でしたが、今のありさまを見たらどう思われるでしょうか。彼はとりわけ女子スポーツに力を入れた人です。某元総理大臣の発言をどう思ったでしょうか。金栗さんは今の感覚とは違うかも知れませんが、やはり時代を先取りしていたように思えます。
彼の座右の銘は「体力、気力、努力」。健康で基礎体力をつけることで、気力(モチベーション)が上がり、モチベーションがあってはじめて努力が効果を発揮する。やみくもな根性論の人ではなく、極めて合理的な思考をする人だったのです。
コロナも五輪も、もう一度原点に戻って振り返ることから道を切り拓かなければならないのではと思いました。
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旅行記グループ 「いだてん」金栗四三ゆかりの地をめぐる旅@熊本
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