2021/01/24 - 2021/01/27
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公共交通トラベラーkenさん
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2021年1月24日~27日の3泊4日、諏訪湖周辺をじっくり観光しました。
数日前に諏訪湖に氷が張ったというニュースを耳にして、もしかしたら御神渡りが見られるかもしれないと期待していきました。残念ながら御神渡りは見られませんでしたが、冬の諏訪湖をじっくりと歩き回ることができました。
その3は諏訪大社上社エリアの観光になります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
諏訪エリア観光3日目の朝です。
ビジネスホテルの朝食バイキングはとても美味しいです。 -
今日は上諏訪駅からバスで上社方面へ出かけます。
バスの時間まですこし間があったので上諏訪駅周辺を散歩しました。 -
ところどころにレトロ感のある建物が残る通りを歩きます。
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蔦稲荷神社という小さなお社が商店街の中にありました。
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小さいですがよく見ると彫刻が凝っています。
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昭和の雰囲気が漂う建築です。
朝なのでまだ町は動き出していません。実際どのくらいの店が営業しているのかは不明です。 -
今日はかりんちゃんバスに乗って出発です。
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地元の人たちが数人乗っていました。
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諏訪大社 上社本宮に到着です。
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日本最古の神社のひとつである諏訪大社です。
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水は凍り、道の脇には雪が積もっていました。
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御柱が立っています。諏訪に来てからあちこちで見かけたのでだいぶ慣れましたが、やはり不思議な存在感があります。
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案内板を見ます。かなり広い境内です。
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神楽殿。中に巨大な太鼓がありました。
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ホームページによると大みそかに太鼓を打つらしいです。
寒そうですね。 -
神馬舎
明治時代から銅製と木製の神馬が安置されているそうです。 -
改修工事が行われていて一部入れない場所がありました。
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拝殿
諏訪大社は幣拝殿と片拝殿のみで本殿を持たない、諏訪造りという独持の様式で建てられています。 -
上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮の四つの宮の総称です。
すべて参拝しましたが、ここ上社本宮が一番賑やかでした。 -
ついでにお隣の法華寺も見ていきましたが、特にみどころはありませんでした。
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さらに奥にあった墨繩神社。
ここもひっそりとしていました。 -
大工やとび職の人の神さまなんだそうです。
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バス停前の諏訪市博物館に戻ってきました。残念ながらここは資料整理の休館中でした。
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博物館の入り口にある神宮寺足湯に入ります。
温かくて気持ち良いです。 -
今回の旅行では行く先々で足湯に入っています。
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足湯休憩後、散策再開です。
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千躰仏地蔵堂という所にやってきました。
地味ですが、諏訪地方らしいなかなか味のある地蔵様たちです。 -
続いて子育聖観音
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石仏は天保三年の作とのことです。
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子育聖観音の後ろの建物は進友会館というようです。
木造でずいぶんふるそうです。 -
散策を続けます。
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旧大祝邸跡にやってきました。
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大祝(おおほおり)とは諏訪明神の依り代(神霊が宿る対象物)・現人神(生き神様)として諏訪社の頂点に位置した神職です。明治時代までこの職は存続していたそうです。
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御柱、諏訪造、そして大祝。
諏訪大社は色々な面で独特だと思います。 -
土蔵。
これが現存する建物の中で一番古いものだったと思います。 -
続いて神長官守矢史料館です。
明治時代まで諏訪大社の重要な神職を務め続けた守矢家が、鎌倉時代から伝えてきた貴重な文書を保管する史料館。 -
建物のデザインが不思議です。
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諏訪大社の祭のなかでもひときわ不思議な「御頭祭」の様子を復元展示しています。
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縄文時代の狩猟採集文化の名残を残す、不思議な祭りということです。
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縄文時代、諏訪湖周辺は最も栄えた地域の一つなんだそうです。
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守矢資料館の裏の丘の上にある「御頭御社宮司総社」(おとうみしゃぐちそうしゃ)。
諏訪にはミシャグチ神という土着の神を祀る社も残っています。 -
縄文時代から神話の時代にかけての太古の歴史が現在まで受け継がれている、恐ろしくDEEPな土地ですね。
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さらに丘の上には神長官裏古墳があります。
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築造年代は7世紀頃と推定されています。
とてもきれいに石室が残っています。中に入ることができました。 -
空飛ぶ泥舟、低過庵、高過庵というオブジェがあります。
藤森照信という方の作品らしいです。 -
上社前宮目指して歩きます。
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大通りを歩いても面白くないので山道を進んでみたのですが、雪のせいで通行止めになっていました。前宮公園というところで断念して下の道にもどることにしました。
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前宮に到着しました。
ここが諏訪信仰発祥の地と伝えられる場所なんだそうです。 -
十間廊。
「御頭祭」のような「特殊神事」は本宮ではなく、前宮の十間廊で行われるそうです。
この十間廊はユダヤ人が使っていた移動式礼拝神殿の幕屋と寸法や方位が同じなんだとか。 -
日ユ道祖論なんていう珍説もあったりするようです。
そんな話も何となく信じたくなってしまうような、不思議なオーラを感じさせる神社です。 -
すぐわきにはきれいな小川が流れています。かなりの水量でした。
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日本人が神秘を感じる様々な要素が全部詰まった不思議な場所だと思います。
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樋沢古墳。築造年代は7世紀前半と推定されています。裏に回ると石室に入ることができます。
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本日二つ目の石室です。
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散策を続けます。
辻々に石仏や石碑があるような気がします。 -
宮川沿いの遊歩道を進みます。
風が強くて寒いです。 -
真冬の寒空の下、諏訪の野仏を見て回る旅というのもなかなか渋くていいなと思います。
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このあたりは宮川の川越しが行われる場所です。
御柱を引いてこの川を渡るそうです。 -
川越しの地展望台というのもありました。
もちろんこの日はだれもいませんでした。 -
いつか御柱祭の時に来てみたいものです。
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お昼ご飯です。麺とび六方というラーメン屋さんがありました。
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とても寒かったのでこってりしたラーメンを頼みました。
こういうギトギトしたラーメンを食べたのは15年振りくらいかもしれません。 -
こちらは汁なし麺。
どちらもかなり濃い目の味付けでした。
結構な太麺だったのでアゴが疲れました。そしてのどが渇きました。
とても美味しかったです。 -
食後、茅野駅周辺エリアをもう少しだけ散策します。
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茅野市といえば寒天が特産です。この辺りには寒天を保管するための寒天蔵が残っています。
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昭和初期、衰退する岡谷の製糸行に代わって、茅野では寒天製造が興ったそうです。岡谷で使われなくなった大きな繭倉がいくつもこの町に移築され、寒天蔵として利用されたそうです。
これはその一つ松木寒天蔵。 -
ここは増木寒天蔵。
黄色い壁が特徴的です。 -
こちらはイリイチ寒天蔵
いくつかの窓が漆喰で塗りこめられています。 -
宮川寒天蔵(御柱の里)
整備・改装されて音楽会などに利用できるようになっているそうです。 -
宮川寒天蔵の近くには鈿女(おかめ)神社というところがありました。
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アメノウズメを祀る神社のようです。
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丸井伊藤商店というお味噌や漬物を扱うお店の中に入ります。
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内部の工場を見学させてもらいます。
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巨大なタルが並んでいました。
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工場内に貧乏神神社というところがあります。
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工場の中にあるのが面白いですね。
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これが貧乏神だ。
備え付けの「貧棒」でご神木をたたくという参拝方法なんだそうです。
面白いことを考えるものです。 -
線路をくぐって、木落し公園にやって来ました。
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諏訪大社上社御柱祭で「木落し」が行われる場所です。
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茅野の町を一望できる高台です。
やっぱりお祭りのときに来てみたいですね。 -
そろそろ本日の散策は終了です。茅野駅に向かって歩きます。
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巨大な石が道端に祀られていました。
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平成22年、道路工事の際に出土したものらしいです。
いまでも新しい伝説が生まれ続けている土地ということでしょうか。 -
茅野駅に到着。電車の時間まで駅前の商業施設の小展示など見て過ごします。
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古い映画のポスターなどが展示されていました。
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駅前のオブジェ
おそらく寒天をイメージしているのではないかと思われます。 -
駅前の展示はもちろん土偶です。
なんとも不思議なデザインです。 -
駅のホームで先ほど観光したみそ蔵で購入した甘酒を飲みます。
ほんのりと上品な甘さの美味しい甘酒でした。 -
上諏訪駅に到着。
今日もたくさん歩いたので駅の足湯につかって疲れを取ります。 -
今回のお目当てだった御神渡りは見られそうもないので、駅のポスターを鑑賞して済ませます。
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本日もホテルで出前を取ってくれました。ソースカツどんとカレーうどん(だったと思う)と注文。とても美味しかったです。
今日もかなり疲れたのですぐに寝てしまいました。
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