2021/01/24 - 2021/01/27
57位(同エリア77件中)
公共交通トラベラーkenさん
- 公共交通トラベラーkenさんTOP
- 旅行記539冊
- クチコミ3894件
- Q&A回答0件
- 983,825アクセス
- フォロワー38人
この旅行記のスケジュール
2021/01/25
-
旧岡谷市役所庁舎
-
旧上山宮坂製糸所
-
小口薬師堂
-
金上繭蔵
-
丸山タンク
-
蚕霊供養塔
-
照光寺
-
十五社神社
-
ララ・オカヤ
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2021年1月24日~27日の3泊4日、諏訪湖周辺をじっくり観光しました。
数日前に諏訪湖に氷が張ったというニュースを耳にして、もしかしたら御神渡りが見られるかもしれないと期待していきました。残念ながら御神渡りは見られませんでしたが、冬の諏訪湖をじっくりと歩き回ることができました。
旅行記その2は、岡谷エリア観光になります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル
-
ルートインの朝食。煮物が美味しかったです。
-
今日は岡谷エリアの観光に出かけます。スワンバスというコミュニティバスを利用します。
-
夜に雪が降ったらしく、湖畔や周囲の山が白くなっています。
-
氷の張っていない場所に水鳥たちが集まってきていました。
-
小さめのタカもいました。
-
昨日も利用した間欠泉センター隣の足湯。
この近くにバス停があります。バスが来るまで足湯につかって待つことにしました。 -
スワンバスの他にかりんちゃんバスというのもあるようです。
スワンバスは岡谷市・諏訪市・諏訪郡下諏訪町で運行されているコミュニティバスで諏訪交通とジェイアールバス関東が自治体より委託を受け運行しています。かりんちゃんバスは諏訪市で運行されているコミュニティバスで、アルピコ交通が諏訪市より委託を受け運行しているそうです。 -
岡谷市役所前バス停下車。
今日の観光スタートです。最初の観光スポットは旧岡谷市役所庁舎です。
国登録有形文化財です。 -
岡谷市の観光スポットにはこの立て看板が設置されています。
-
旧岡谷市役所庁舎の隣に立つ尾澤福太郎銅像。この市庁舎を私財を投じて建設し、岡谷市に寄付した製糸家です。
-
岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかやを見学します。
-
岡谷市は明治時代に製糸業で大発展した地域です。
ここはその歴史を学べる博物館になっています。 -
製糸業に関する珍しい資料がたくさん展示してあります。
これは水分検査器というもので、生糸を乾燥させて無水量を測定し、水分含有量を検査するもの、なんだそうです。わざわざ日本的な装飾を施すあたり、かなりの気合が感じられます。 -
繰糸機という機械。明治5年創業当時の官営富岡製糸場で稼動し、唯一残されているフランス式繰糸機や、武居代次郎が開発した諏訪式繰糸機などが展示されています。
そのほか、当時工場で働いていた女工さんたちの生活や製糸業で大変栄えていた岡谷の町の様子など、大変充実した展示内容です。 -
さらにこの博物館の中には(株)宮坂製糸所という工場が併設されています。
実際に繭から糸を取り出す作業を実演していました。 -
工場内も見学できます。生糸を使った石鹸などの商品も作っていました。
博物館入場料は大人510円ですが、岡谷市の他の施設も見学できる5館共通入館券というのを1120円で購入しましたので、1館224円ということになります。(実際には4館しかまわれなかったので、280円でした。)
この値段でこれだけ充実した内容の展示が見られるのですから、コスパ的にはおそらく最高レベルの博物館だと思います。 -
博物館を出て次の場所に向かいます。
こちらは旧山上宮坂製糸所事務所・工場棟・再繰工場棟・居宅です。 -
明治時代、いくつかの工場が集まって結社をくみ、共同で繭の仕入れや生糸の出荷を行うことが多かったようです。山上宮坂製糸所もまたそのような結社のひとつです。
外観のみ観光可能になっています。 -
事務所、繰糸工場、再繰工場、検査所、屑糸倉庫など生産現場となった一連の工場体系がほぼ残されている、大変貴重な場所です。
-
ここで作られた生糸が日本の近代化を支えていたと思うと、とても存在感のある建物に見えてきます。
-
小口薬師堂という所に来ました。
-
小さなお堂があります。
-
仏像があります。なかなか良いお顔です。
-
小口薬師堂から旧岡谷市庁舎方面へ大通りを進みます。
-
通りに面して歴史を感じさせる立派な建物が残っています。
昔はかなりにぎやかな場所だったのでしょう。 -
大通りから細い路地に入ったところに、国の有形文化財「寉龍庵」(かくりゅうあん)という建物がありました。内部見学できるのかどうか、よくわかりませんでしたので外観のみ見学させてもらいます。
-
レイクウォーク岡谷というショッピングモールで昼食です。
サイゼリヤというイタリアンレストランに入りました。
どれもおいしくて安くておなか一杯になります。 -
今回利用した5館共通入館券。
蚕糸博物館のほかイルフ童画館、美術考古館、旧林家住宅及び旧渡辺家住宅にそれぞれ1回入館することができます。しかも有効期限は、発効日から1年間です。
2館共通、3館共通というのもあります。割引率が良いので岡谷観光の際には利用した方が良いでしょう。 -
午後の観光スタートです。中央通りを少し南下、岡谷スカラ座のところで右折して本町中央町交差点を渡ります。
旧山一林組製糸事務所の建物が見えてきました。山一林組製糸は明治12年創業で、岡谷でも5指に入る大製糸工場でした。 -
事務所棟と入り口にある守衛所建物は国登録有形文化財になっています。
昭和2年、製糸工女たちが「山一争議」と呼ばれる戦前の製糸工場争議では国内最大級のストライキが起きました。ここはそんな歴史の舞台となった場所です。 -
「あゝ野麦峠」という映画は飛騨から岡谷の製糸工場へ出稼ぎにきた女性のお話でした。ラストシーンで大竹しのぶが野麦峠で死ぬシーンはかわいそうでした。
原作の小説では山一争議についても描かれているそうです。いつか読んでみたいと思います。 -
株式会社金 上(きんじょう)繭倉庫
岡谷に残る数少ない繭倉庫。
富岡製糸場の巨大な繭倉庫は見たことがありましたが、木造の倉庫は初めて見ました。 -
製糸関係の産業遺産から一転、次は芸術鑑賞です。
-
イルフ童画館という美術館が岡谷の町中に立っています。
-
岡谷出身の画家、武井武雄の作品を展示しています。
かなり有名な方のようですが、私は初めて知りました。 -
「ちびまる子ちゃん」のさくらももこさんの絵にちょっと似てるかも。
ただメルヘンチックな感じではなく、もっと強烈な印象を受ける絵が多いように感じました。かなり見ごたえがある展示です。岡谷に来たらぜひ立ち寄るべき場所だと思います。 -
次は旧小林家住宅です。イルフ童画館を出たところで改めて調べてみたら12月1日から2月末は午前10時から午後3時までしかやっていないとのこと。
イルフに時間をかけすぎました。林家住宅まで早歩きで移動します。 -
14:30分頃にどうにか到着。インターホンを押すと「もうすぐ閉館なんだけど・・・」みたいなことを言っています。「あと30分あるでしょ。時間まででいいから見せてください」と少し強引に入れてもらいました。私たちは割と歩くのは早いいので30分もあれば全部見て回る自信がありました。
-
中に入ると老婦人が受付で迎えてくれました。
15時まででよかったらどうぞ。ということで入れてもらいます。急いで見学しようとすると、おばあさんが建物について解説を始めました。 -
あぁ、解説付きで見学するシステムですね。
それじゃ30分では終わらないかもしれませんね。入り口で渋っていたわけが理解できました。
解説を始めたおばあさんは特に時間を気にする様子なく丁寧に案内してくれました。
落ち着いて見ると、このお屋敷は素晴らしく豪華なつくりをしています。 -
離れの2階にある和室。。西洋装飾の芸術、「幻の金唐紙」と呼ばれる壁紙が張り巡らされています。これは相当貴重なものなのだそうです。
-
細かい部分にも手の混んだ細工が施されています。
-
この住宅もやはり一山カ林製糸所という明治創業の製糸業者の初代、林国蔵の建てたものです。
-
仏壇も細密な彫刻が見ごたえありです。
-
和室の他に洋館もあります。
案内のおばあさんはてゆっくり解説ができなくて申し訳ないとおっしゃっていましたが、十分丁寧に説明していただけたと思います。
素晴らしい住宅でした。 -
続いて岡谷美術考古館に来ました。顔面把手付深鉢形土器
(がんめんとってつきふかばちがたどき)という珍しい土器が展示されています。諏訪湖周辺は古代から人々が住んでいた場所だったということがよくわかります。
写真撮影は禁止なので外観のみ。
歴史や考古学が好きな方にはおすすめの博物館だと思います。 -
岡谷美術考古館の裏手、住宅の隙間の細い路地を進むと、小高い丘の上に突如レンガ造りの円筒形の建造物が見えてきます。わかりにくい場所にありますが、これが丸山タンクです。
-
製糸業には質の良い水が大量に必要です。天竜川からポンプで水を揚げ、湖岸から650m離れ、湖面より20m高い丸山に貯水する大規模な揚水施設が作られました。
-
丸山タンクの周囲にはちょっと時間が止まったようなエリアがありました。
-
蚕霊供養塔。
照光寺というお寺に昭和9年に建立されたものです。 -
桑の葉のデザインが面白いです。
-
照光寺も大変立派なお寺だったので見学させてもらいました。
入り口の三門は大工棟梁は立川和四郎富昌。立川和四郎は江戸時代中期から信濃国諏訪郡を本拠地に活動した宮大工の名跡。立川流というという言葉は諏訪地域の神社などの建築でよく耳にする名前です。 -
本堂は寛政5年(1793)2月再建・落成。大工棟梁は大隅流の伊藤長左衛門矩重。
-
薬師堂。大工棟梁は高部村の藤森広八良。
-
お寺の裏山の方まで行ってみました。
-
高台に小さな別のお寺がありました。
-
特に観光スポットではありませんが、屋根の形が面白いのでちょっと見学させてもらいます。
-
高台から岡谷の町を眺めます。
先ほど見学した旧小林家住宅方面の風景です。 -
岡谷駅の方に向かって歩きます。
-
途中にある神社などを見ながら歩いていきます。十五社神社という神社がありました。足がかなり疲れてきているので、あっさりと見て帰ります。
-
電車の本数が少ないので時間つぶしに駅前のララオカヤというショッピングモールに入ってみます。テナントがほとんど入っていませんでした。
昼間入ったレイクウォーク岡谷に客を取られてしまったのでしょう。 -
駐車場に続くエレベーターも毎日は運転していないみたいですね。
-
電車が来ました。岡谷観光はこれで終了です。諏訪湖や諏訪大社などの有名観光地に比べて、観光地としては地味な印象がありましたが、縄文時代の土偶から、近代産業遺産の製糸業まで、知れば知るほど魅力が増してくる不思議な場所でした。
-
上諏訪のホテルに戻って夕食を注文しました。
みそ天丼とそば。とても美味しかったです。 -
とろろめしとそば。これも大変おいしかったです。
観光2日目も充実した散策ができました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2021年1月24日~27日 諏訪旅行
0
65