高級ワイン産地の拠点・ログローニョの旧市街を散策

2009/05/30 - 2009/05/31

スペインワインといえばリオハで(Rioja)はすね！ラ・リオハ州はスペインを代表するワイン産地ですが、その州都がログニーニョです。リオハワインは、テンプラニーリョという黒ぶどうを樽で熟成させた赤ワインが有名です。
又、　ログローニョはフランスからピレネー山脈を超えてサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼路の途中の街としても有名です。

この町の観光スポットとしては、エブロ川に架かるピエドラ橋、サンタ・マリア・デ・ラ・レドンダ聖堂(Concatedral de Santa María de la Redonda)、聖堂前のメルカド広場、パセオ・デル・エスポロン広場のエスパルテロの騎馬像などがあげられます。
エブロ川はスペインで最長の川ですが、巡礼者はこの川に架かるピエドラ橋を渡ってログローニョに入ります。1871年に古い橋が崩壊した後、現在の橋は1884年に建設されたそうです。
サンタ・マリア・デ・ラ・レドンダ聖堂（ログローニョ大聖堂とも呼ばれる）は1516年から約3世紀にわたって建設されています。
メルカド広場は市街の中心地に位置しており、多数のバルやレストランが並んでいます。
パセオ・デル・エスポロン広場の騎馬像のモデルとなっているエスパルテロは、19世紀に活躍したスペインの軍人で、かつ政治家です。

私は、2009年のサンティアゴ巡礼でピレネーを越えてスペインに入りましたが、その時の巡礼の旅はログローニョが終点でした。その折にこの町に一泊し旧市街を散策しました。今でも心に残る体験記を纏めました。

エリア ログローニョ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

巡礼路です。2009年はログローニョまで歩き、翌2010年には、聖地サンティアゴ・デコンポステーラまで踏破しました。

ログローニョ市街地の地図

巡礼路を歩いていると、ラ・リオハ州の入り口を示す看板がありました。　　　　　

ログローニョ郊外にあるブドウ畑の風景

ログローニョに入る手前には、巡礼路の目印となる巡礼マークがありました。

ログローニョにやって来る巡礼者は、皆「ピエドラ橋」を渡ります。　　　　　

私が泊ったホテルです。
ピエドラ橋を渡ってログローニョ旧市街の入り口あったので、とても便利でした。

ログローニョ旧市街の入口には、この様な案内板がありました。

旧市街入口案内板の傍らにあったおしゃれなブティック。

サンタ・マリア・デ・ラ・レドンダ聖堂。
工事中のため、一部は足場で覆われていました。。　　

結婚式のために聖堂前に集まった関係者。

メルカド広場に面するレストラン街。
屋外に備えられたテーブルは、多くの客で賑わっていました。 　　

メルカド広場の一角にあるバルのカウンターには、大きな生ハムがぶら下がっていました。

メルカド広場からログローニョ駅に向かう途中で見かけたイベント準備中の風景です。

　

エスポロン公園に立つエスパルテロ将軍の像。　
　　

ログローニョの鉄道駅です。

明日は、ログローニョ駅からフランス国境の町に向けて特急電車に乗る予定でしたので、駅舎の下見に来たのです。

フランス人の巡礼仲間とは今晩でお別れとなるので、別れを惜しむ夕食会をも催しました。

我々がレストランに入ると、現地人の若者によるパーティで盛り上がっていました。聞くと、結婚式前の新郎仲間による祝賀会でした。
霞んでいますが、一番奥で手を挙げている若者が新郎です。その隣で黄色の開襟シャツを着ているのが私です。

我々も一緒になって、祝賀会に参加しました。