JGC修行⑪ポルトガル一人旅2日目（ベレン地区）

2019/12/13 - 2019/12/20

最後のＪＧＣ修行、リスボン編。

到着初日はせっかく15時台にホテルに着いたのに、移動で疲れ果てて夕食も摂らずに寝倒しました。

ツアーならきっと到着日も有効活用出来たんでしょうが、ひとりなのである意味贅沢な時間の使い方です。

今回、往復の飛行機とホテル、あとはポルト往復の電車の予約のみ。
その気になればモロッコ日帰りとかも出来るようでちょっと気になりつつも、さすがにその勇気はなく。

この日もなにをしようかなと思いつつ、とりあえずホテル近くを散策し、午後からベレン地区の観光に行くことにしました。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

まずは目の前のロシオ広場を散策。
昨日、空港からのバスを降りた広場です。

移動で疲れ果て、大きなスーツケースを持っていて、余裕がなくて周りが見えてませんでした。
こんな建物があったんですね～。

マリア2世国立劇場 劇場・ホール・ショー

噴水も。

ペドロ4世像らしいです。
像が高すぎて良く見えません。笑

クリスマスマーケットの看板。
サンタさんかわいい。

昨日の土曜日はなにかイベントをやっていたようです。
ホテルの目の前だし、出てきたら良かったと思いつつ。

ちょっとだけ途中目を覚ましたのですが、そんな気力がなくまた寝てしまったのです…

朝なのでお店はやっていませんでしたが、音楽が鳴っていてこの子たちが踊っていました。

ツリー。

電飾が飾られていて、夜がメインのツリーのようです。

位置関係はこんな感じ。

近くのカフェで朝食にしました。
女性の店員さんがすごく感じよくて、しかもラテ２ユーロとかでした。

5連泊なのでもう一回くらい来ようと思いつつ、結局このときしか行けませんでした。

おなかもいっぱいになったのでまた近くをふらふら。

日曜なのでなにかのイベントが行われていました。

リスボンは暖かくて12月なのに20度近く。

薄手のパーカーで歩けます。
というか、歩き回ったら暑くて汗をかいてしまいました。

着まわそうと思っていたのですが、着替えが足りないかもしれない。。。

お菓子、こうやって並んでるのすごくかわいいですね。

結局寄らなかったのですが、入ってみればよかったな。

妹からのリクエストのポテチを近くのスーパーでげっと。生ハム味。

買い物したものを置きに一度ホテルに帰って、とりあえず自分で食べてみました。笑

ふつうにコンソメみたいな感じで美味しかったです。

リスボアカード。観光するためにロシオ駅で買いました。

これでしばらくトラムに乗りまくれます。

フィゲイラ広場から15番のトラムでベレン地区へ向かいます。

フィゲイラ広場 広場・公園

ジェロニモス修道院。

トラムを降りてすぐです。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

中庭を囲む回廊が素敵です。

雨どいのガーゴイルかな？

サンタマリア教会はミサ中のためここまでしか入れません。

入るのにもひとりひとり静かにするようになどの注意事項を伝えられ、口頭で同意を求められます。

…英語、半分くらいしか理解できませんでしたが、そんな感じでした。
そっと見学して写真だけ撮らせてもらって出てきました。

こちらはバスコ・ダ・ガマのお墓。

サンタ マリア デ ベレン教会 寺院・教会

外に出ると、噴水の向こうに発見のモニュメントが見えます。

次の目的地はあそこです。

噴水からジェロニモス修道院を望む。

遠目に見てもきれいな建物です。
というか、このくらい離れないと写せないほど大きな建物です。

発見のモニュメント。
大きい。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

みんな身を乗り出してなにか見ています。

なにか発見したようですね。

これぜんぶ入るように写すの結構大変でした。

反対側も。

ちょっと最後尾から参加してみました。

こちら側でも。
発見者の一員になった気分です。笑

1541年、日本発見！

無事日本も見つけたので、このあたりでベレンの塔に向かいます。

見えてきました。

発見のモニュメントからは徒歩で10分くらいでしょうか。

ちなみにこの日は晴れたりちょっと雨が降ったり微妙な天気でした。

並んでますが、リスボアカードで優先的に入場出来ました。
しかも入場料もリスボアカードで無料です。

ちなみにさきほどのジェロニモス修道院もリスボアカードで入れました。

下調べが不十分であまり活用できませんでしたが、リスボアカード、このあたりを観光するなら必携ですね。

ベレンの塔 建造物

中に入ると、砲台が設置され、河口を守る要塞であったことが良くわかります。

階段が狭く一方通行です。

階段を上る時間と下る時間は信号で管理され、信号が変わる少し前には警告音が鳴り響きます。

入場制限があるのも仕方ないですね。

向こう岸が見えます。

向かって右手側。

こちらは左側。

奥に発見のモニュメントが見えます。

また入場の列が出来ているようです。

ここは階段の出入り口。

信号が青（緑）。いまなら降りられます。

ただの要塞というだけではない美しさがありました。

降りてからの一枚。
塔が川の上に建てられているのがわかります。

満潮時には地下に作られた牢に水が入るようになっていたようです。
優美さと残酷さが同居している建物です。

名残惜しいですがお別れ。

テージョ川の貴婦人と言われるのもわかる気がします。
白く優美で残酷な要塞でした。

ジェロニモス修道院近くに戻ります。

こちらはエッグタルト（ナタ）で有名なパスティス デ ベレン。
人気店だけあってたくさんの人が並んでいました。

パステラリア パステイス デ ベレン パン屋

ひとまず、お手洗いをお借りします。
お店の中を通って行くと

製造過程を見ることができました。

日曜のせいか店内での飲食は待っている人も多かったのですが、テイクアウトなら10分もかからずに買えました。

お土産用のケース。
とってもオシャレです。

ひとつはここでいただきます。

まだ温かくてパリッパリの皮と滑らかな中身とのバランスが良く、あまり甘すぎずとってもおいしいです。

ちなみに粉砂糖とシナモンが別についてました。
かけるとまた少し味わいが変わっておいしかったです。

ベレン地区の観光終了。
またトラムに乗って戻ります。

途中、なにか賑わっていたので降りてみました。

トラムだとまだ結構停車駅があったので、ホテルからだいぶ遠いものと思っていましたが、実はここから歩いて行けました。

もう少し地図を見ておかないとですね。

コメルシオ広場 広場・公園

広場の入り口には立派な門があります。

この門の先の道にはお店が出てました。

ここをまっすぐ行くとロシオ広場の方に行けますが、このときはそんなことは知らず。笑

広場のツリー。
やっぱり電飾が多く夜がメインなようです。

とても広いので、キックボードで競争している集団がいました。

ちょっと見ていたら、何度か競争してました。
学生さんだと思うのですが、キックボードはみんな持ってるんでしょうか・・・

そういえば、ベレン地区でもキックボードのレンタルをしてるのを見ました。
たしかに近場の移動手段として小回り効くし良いのかもしれないですね。

広場は全体はこんな感じ。

門の反対側はテージョ川に面しています。

ふと見るとサンドアートを作っている人がいました。
もはや芸術作品。

これ、満潮になったら壊れちゃうんでしょうか。

こちらはクリスマスの特別な観光トラムのようです。

サンタさんが運転手、お姉さんが車掌さんでしょうか。
お姉さんがチケット売っているかチェックしているかしていました。

近くにあった焼き栗の屋台。

せっかくなので購入して、写真を撮らせてもらいました。

焼き栗。

甘みは少なめですが、ホクホクでした。

冬のヨーロッパで焼き栗を買うの、ちょっとした憧れだったのでうれしい。

またトラムで終点のフィゲイラ広場に戻ります。

フィゲイラ広場でもクリスマスマーケットをやっていました。

ちょっと見て回った後、まだ明るいし、せっかくなのでサンタジュスタのエレベーターに行くことにしました。

ホテルからも遠くないのですが、ちょっと治安が良くないようでビクビクです。

フィゲイラ広場 広場・公園

見えてきました。

どーんとそびえています。

乗れる人数が少ないのでかなりの行列。

列は階段の上の方に延びていて、その階段でちょっとあんまりよくない雰囲気の人たちが犬と一緒にいてちょっと怖かったです。

周りはお店も多く人も並んでいるのですが、暗くなってからは行かない方が良いかもしれません。

サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験

木製のドア。
歴史を感じます。

エレベーター内。

これが上がっていくのですね。。。
ちょっと怖い。

上がってきました。

古いので怖い気持ちもありますが、リスボアカードで乗れますし、せっかくなので乗れてよかったです。

外に出るとリスボンの街が見渡せます。

あちこち散策したい気もしましたが、そろそろ暗くなるので早々に切り上げることにしました。

帰りはエレベーターは使わず歩いて下ります。
下るとお店も多く人通りもあります。

クリスマスが近いのでツリーや電飾がきれいでした。

ちょこちょこお店を見ながら一度ホテルに戻ります。

今回ひとりで観光することを考えて立地重視で選んだので、ホテルを拠点にアチコチ行けるのは便利ですね。

ツアーだとたいていバス移動でホテルは郊外が多いので新鮮です。

ホテルに戻ってちょっとだけ身軽になって、また夕食を食べに出てきました。

まだ18時前なのでそこまで暗くはなく、人も歩いています。

でも遅くに出歩きたくなので早めの夕食です。

今日の夕食はこのお店。
グーグル・マップのクチコミでひとりでもＯＫということで選びました。

お店のオーナーらしきブレザーを着たおじいちゃんが「ひとり？ちょっと待ってて」ととても感じ良く身振り手振りで対応してくれました。

Marisqueira Uma シーフード

まずはビール！

ヨーロッパのビールは日本のに比べて苦味が少なくて飲みやすいので好きです。

そしてこれ。

魚介のリゾット。

ちょっと塩味が濃い目でしたが、美味しくいただきました。

夕食を終え、ホテルへ戻る途中。

バカリャウコロッケのお店の２階のテラスで生演奏で歌声を披露してくれていました。
下の通りではみんな歌ったり、踊ってる年配のご夫婦もいて、楽しくなってしばらく見ていました。

なんかこういうのいいですね！

こちらのお店には気になるお菓子がたくさん。

朝のところもですが、なんで寄ってこなかったんでしょうね、私。
いまさらちょっと後悔してます。笑

朝はやっていなかったロシオ広場のクリスマスマーケットも開いていました。

ロシオ広場 (ペドロ4世広場) 広場・公園

夜のドナ マリア2世国立劇場も美しいですね。

このあたりはかなり治安は良いと思いますが、それでも夜にひとりは怖いので早めに戻ります。

広場などにはこうしてパトカーが停まっていて、警察官が警戒してくれているので少しは安心です。

ホテルのすぐ近く。ロシオ広場に面した缶詰屋さん。

観覧車につられて入ってしまいました。笑

O Mundo Fantastico da Sardinha Portuguesa お土産店

店内にはものすごい量の缶詰が整然と並べられています。

こんな缶詰も。

ポルトガルの缶詰はいろんなデザインの缶があってとてもお土産向き。

こちらのものはちょっとお高めですが、スーパーでも素敵なデザインのものがお手頃価格で売られていました。

外から見るとまるでおもちゃ屋さんかなにかのようです。

さきほどの演奏やクリスマスマーケット、そしてこんな素敵なお店。

ほんとに海外にいるんだな、と楽しい気分でホテルに帰りました。

おまけ。

着替えが足りなくなりそうなので、近くのZARAでゲットしたチュニックワンピ。

セールで2000円しませんでした！
着回し出来そう。

明日はシントラ！ロカ岬はどうしようかなあと思いつつ。