2020/12/28 - 2020/12/28
277位(同エリア1652件中)
ダディおさん
この旅行記スケジュールを元に
今回のハイライト、縄文杉トレッキング。往復22kmを11時間かけて歩くコースということで、ひと月以上前から、マンションの最上階まで毎日歩いて上り下りし、週末は11km以上ウォーキングして備えました。それでも、前夜の激しい雨音で余り眠れなかったせいか、当日はガイドが歩く速度についていくのがやっとで、帰路の下り階段では転んでしまいました。さしたる怪我はせずに済んだ上、雨は上がって青空や宮之浦岳まで見えたものの、登山経験が少ない50代後半の身には結構ハードな行程でした
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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ホテル・ロビーで朝4時半にガイドさんと落ち合いました。屋久島登録ガイドの中で最年長だそうです。近くの牧野バス停から「まつばんだ交通」のバスに乗り、5時半頃、荒川登山口に着きました。写真は夕方に撮ったもので、早朝の時点では、真っ暗でした。休憩所の中で、朝食弁当を食べ、トイレに行き、雨具を着ました。
荒川登山口 名所・史跡
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(これも帰ってきた夕方に撮った写真です。)まだ真っ暗な午前6時、小雨の中、懐中電灯で足元を照らし、線路の枕木をまたぎながら、荒川登山口を出発しました。ガイドさんに引率されているのは、私たちを含めて4組くらいだったでしょうか。あと、個人の方が4人ほど
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道中、このトンネルが唯一、電灯がある場所でした。ここを抜けると雨は止んでいましたが、暗くてまだ懐中電灯の光が頼りでした。途中、ガイドさんから「下を照らしたりせず、前を見て歩いてください」と言われた箇所がありました
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1時間近く歩いて、小杉小学校近くの休憩小屋に着き、初めての休憩を取りました。ここを出る時に、ようやく明るくなって足元が見えてきました。ガイドさんは、早く着くことを優先するとのことで、往路はあまり説明はなく、トロッコ道を、ひたすら歩きました
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写真を撮るために立ち止まると、前の人との間隔がすぐ開いてしまい、追いつくために小走りしなければなりませんでした。三代杉を過ぎたところのトイレに8時ころ着き、2回目の休憩を取りました
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再び、同じような風景の中をひたすら歩きました。線路脇にまっすぐ立っている杉は、すべて植林したものだそうで、野生のものはこうはならないそうです。方向転換用のポイントを過ぎると、大株歩道入口があり、トロッコ道が終わります。
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9時近くに着いた大株歩道入口にあるトイレが、縄文杉の手前最後のトイレです。トロッコ道8kmを3時間近くかけて歩いたので、平均時速4kmに満たないのですが、体感では、5km/hで歩き続けたような気がしました。沢の水をペットボトルに詰めたら、
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上り階段です。百段近く続くところもありました。シャツの上にレインウェアを着ていただけだったのですが、体が熱くなり、シッパーを大きく下げて歩きました
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杉の根をまたぐことも多く、意識して足を上げて歩かないと、つまづいてしまいます
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ウィルソン株に着きました。木の株が、洞窟のようになっています
ウィルソン株 自然・景勝地
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イチオシ
中に入って右端にしゃがみ、ガイドさんの指示に従って左方向を見上げます。逆三角形の突起を景色の真ん中に来るように自分の目の位置を調整して、ハート型がようやく見えるようになります。気づけた人はすごいもんだと思いました
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再び歩きます。道端に、倒れた屋久杉の幹の一部が、壁のように残っていました
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宮之浦岳に登る人もここを通るのだな、と思っていると・・・
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林が切れたところで、宮之浦岳が見えました。青空も見えます
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途中、ぐねっと曲がった杉や、
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大王杉があり、このあたりで少し休憩しました。10時を過ぎていました
大王杉 自然・景勝地
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その先にある看板の地点からが「世界自然遺産地域」です。ということは、大王杉は域外なんですね
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二本の杉の枝が絡んで一体化した夫婦杉のところには、テラスがあって、休憩しやすくなっていたのですが、ここは写真を撮っただけで、すぐ先へ進みました
夫婦杉 自然・景勝地
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何かを探しているヤクザルを見つけました。人を全く気にかけませんでした
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また階段を登って・・・
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下ります。結構急で、脚に疲れがたまってきていることがわかります。で、また登ると・・・
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縄文杉に到着。11時です。4回の休みを入れて計5時間、歩いてきました
縄文杉 自然・景勝地
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展望デッキが二つあり、夏場は、北デッキ→南デッキの順で一方通行となり、立ち止まり不可とのことですが、ハイカーの少ない冬は自由です
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南デッキから見た縄文杉です。気温は12~3度でしたか、寒くは感じませんでした
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向かい側にある木の枝もすごいです
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北デッキから見た縄文杉です。ここでお昼にしているチームもいましたが、我々は25分ほどの滞在後、もと来た道を戻りました。帰路は下りが多いので当然かもしれませんが、ガイドさんが歩くスピードが往路より速く感じました
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30分ほど歩いて、夫婦杉の近くまで戻ったところで、昼食となりました。ちょうど12時です。食事を終えると、前夜眠れなかったことが響いたのか、眠たくなってきました
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眠いので、屋久杉の根が階段替わりになっているところでは、バランスを崩しそうになりました
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イチオシ
途中、青空のもと、翁岳(左)と宮之浦岳(右)がはっきり見えました。でも、ガイドさんはペースを落とすことなく、ずんずん進みます
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脚が思ったほど上がっていなかったのか、翁杉から少し行った下り階段で、前に転んでしまいました。運よく右腕が階段のスキマにはさまってストッパーになったので、階段上を前に半回転しただけで済み、さしたる怪我もしませんでした
翁杉 自然・景勝地
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ほどなくして、大株歩道入口に戻ってきました。ここからトロッコ道です。結局、ここまでの往復5時間で、我々一行が携帯トイレを使うことはありませんでした。水分補給はしていましたが、天気が良くて気温が高いこともあって、汗で体の水分が飛んだようです
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山道以上にスピードを上げて、トロッコ道をずんずん進みます。膝を曲げる必要もないので、苦痛ではありませんでしたが、歩くペースについていくのに、努力が必要でした
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往路では、よく見れなかった三代杉です。倒れた杉の上に別の杉が生え、それが伐採されたあとの切り株に三代目の杉が生えたもの。初代は千年以上前に倒れたので朽ちて無くなってしまい、それがあったところが空洞になっています
三代杉 自然・景勝地
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小杉小学校跡地まで戻ってきました。この横の小屋で最後の休憩を取りました
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小杉谷橋の下の川には、大石がごろごろ転がっています。ここへ下りて、石の上で休憩しているグループもいました
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トロッコ道をさらに戻ると、手すりがない橋があります。往路で「懐中電灯で下を照らさないように」とガイドさんに注意されたのが、ここだったと思います。明るい中だと、あまりこわく思いませんでした
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岩の上に積もった苔です。土ではありません。木の根が入り込んで、ところどころ、はがれています
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この橋を渡り、看板で右折して直進すると荒川登山口です
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橋の上からは、円錐形の山が見えました。(名前はわかりません)
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橋を渡って看板のところから右を見ると、荒川登山口の休憩所の屋根が見えました。トロッコ道は、これで最後です
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16時50分、17時発のバスが待つ荒川登山口に戻ってきました。かなり速く歩いたように感じたのですが、ギリギリでした。ガイドさんに、歩くペースを維持してもらってよかったです
荒川登山口 名所・史跡
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横の小屋の奥に、トロッコ台車と、黄色い動力車が見えました
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ガイドさんによると、トロッコ台車に木材を積んだら、人がまたがり、かなりのスピードで坂を下っていたそうです。(写真は、安房大橋の欄干にあったレリーフです)
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17時発の宮之浦行きの「まつばんだ交通」バスに乗ると、窓から、うっすらとした夕焼けが見えました。牧野バス停で下車し、ガイドさんにマイカーでホテル屋久島山荘まで送って頂きました
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ホテル内で階段を上がるのは、辛かったです。今夜は晴れ。安房大橋の街灯が明るく見えました
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旅行記グループ
オフシーズンの種子島と屋久島を3泊4日で周遊
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