温泉ざんまい鹿児島の旅③

2020/11/29 - 2020/12/01

鹿児島の旅3日目は、指宿の宿を出発し、のんびりと指宿周辺をドライブをしました。

旅行の初日からレンタカーを借りていましたが、旅の最後はJR九州の特急「指宿のたまて箱」で締めるという欲張りなプランにしてみました。

エリア 指宿(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5

前日の夕方、宿に着いた時には部屋の古さに若干がっかりしましたが、翌朝目が覚めると部屋からはきれいな朝焼けが見えました。

泊まった建物は白水館の中でも（おそらく）もっとも古い建物のように思われますが、景色のよい場所に建っているんだなと感じました。

鹿児島 砂むし温泉 指宿白水館 宿・ホテル

ホテルは広大な敷地で、中庭を取り囲むように建物間をつなぐ廊下があります。

この廊下を通り朝食前に元禄風呂という温泉に入ったのですが、元禄風呂はさまざまな風呂があり、楽しい雰囲気と相まってテーマパークのようでした。

また露天風呂は東向きに位置しており、露天風呂につかりながら朝日が昇る瞬間を見ることができ、最高の朝風呂になりました。

脱衣場内では、ホテルの方が洗面台等をこまめに掃除しており、好印象でした。

朝風呂の後は朝食へ。朝食の会場は宴会場のような場所です。昭和のレトロ感を楽しめます。笑

味は普通かな･･･。

ホテルをチェックアウトし、最終日は指宿周辺をドライブすることに。

親の要望が道の駅に行きたいということで、指宿からほど近い山川の道の駅へ。
鰹節や練り物等の製品が、種類も豊富で安く売られていてよい買い物が出来ました。
（写真を撮るのを失念していました）

その後、薩摩半島を代表する光景である開聞岳を眺められる場所を巡ろうということになり、まずは番所鼻（ばんどころばな）自然公園へ。

目的地検索をするためにレンタカーのナビで「ばんどころばな～」と検索しても全く出てこず、公園なのになんでナビに出てこないんだろうと思ってたら、ナビの読み方が「ばんしょばな」で誤登録されていました･･･そんなことあるのですね。。。

ともかくおだやかな海と海岸線、開聞岳がきれいに眺められるスポットでした。

まだ時間が余っていたのでもう一カ所見てみようと今度は長崎鼻へ。長崎鼻へ着く直前でバイクの人に車を止められ、何かと思いきや長崎鼻のすぐ手前にある土産物屋の勧誘でした。

ペットボトルのお茶一本でもよいので、購入すれば駐車場をタダにしてくれるとのことであったため、まぁそれならと停めさせてもらいました。

番所鼻公園 公園・植物園

猫がひなたぼっこをしていて、おだやかな場所です。

長崎鼻から見た開聞岳もまた美しかったです。

番所鼻自然公園と2カ所回って気づいたのが、開聞岳に対して長崎鼻は東側、番所鼻は西側にあるので、太陽光の具合を考えると午前中に見るなら長崎鼻から、午後に見るなら番所鼻から見るとよりきれいに眺められそうです。

昼頃に指宿に戻ってきました。ラーメンを食べたいという父親のリクエストにより、ガイドブックに載っているラーメン店を探すことに。

ガイドブックに載っているラーメン店は2店舗あり、1つは中心部から少し離れているものの鹿児島産の鰹節がたっぷりのラーメン。もう1つは中心部にあるものの札幌ラーメンの店ということで、せっかくの鹿児島旅行なので迷わず鹿児島のラーメンにしました。

鰹節がメインのあっさりした味ながら香りが豊かでおいしいラーメンでした。これだけ鰹節を贅沢に使いながらも手頃な値段なのもうれしいです。

元祖 指宿らーめん 二代目 グルメ・レストラン

レンタカーを指宿駅前で返却し、指宿駅に向かいます。

指宿の地名は全国的にも有名ですが、駅前はシャッター通りと化していてなんともさみしいです。。。

指宿駅の外観は、椰子の木が生え、ハワイアンミュージックが流れるリゾートっぽさを演出していました。

指宿駅 駅

駅舎内は昔ながらの国鉄の駅のたたずまいです。

改札前の待合室の雰囲気も懐かしいです。

お目当ての列車、指宿のたまて箱が入線しました！

車両の左右で色分けが異なるという、なんとも大胆なデザインです。。

反対側から見た指宿のたまて箱。黒く光る車両もなかなか斬新です。

外観の大胆さとは変わり、シックで落ち着く内装です。

指宿のたまて箱 乗り物

車両の中央には天井部まで窓が広がる展望席が。

せっかくの特急車両ですが、錦江湾や桜島を眺められるよう前向きではなく（通勤電車のように）横向きに座るウンター席を指定しました。

車内販売のビールを飲みながら景色を眺めて･･･電車ならではの楽しみ方ですね。笑

ただ、この列車かなり揺れが激しく、コーヒーを飲もうとしていた親はかなり苦労していました･･･。

鹿児島中央駅に戻ってきました。

アミュプラザ（駅ビル）の賑わいを見ると、都会に戻ってきたようで妙な安心感を覚えてしまったのですが、都会住まいの悲しい性です。。笑

鹿児島中央駅から空港まではバスで向かいます。

帰りの鹿児島空港でJALのサクララウンジにて出発を待ちます。

JALのオリジナルのお菓子は亀田製菓製で種類も選べていいですね。
このおつまみ、小枩空港でも見たことがあるのですが羽田のサクララウンジには置かれているのを見たことがありません。どういう基準で置くことになっているのでしょうか･･･。

帰りの便の羽田到着間際には、遠目ながらディズニーランドで上がる花火が見え、母親が喜んでました。なかなかタイミングが合わないと見られないので個人的にもかなりラッキーでした。

そんなこんなでよい親孝行になったかなという旅行でした。