2019/01/26 - 2019/01/27
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RAINDANCEさん
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栃木県西部、日光市湯元、奥日光の湯ノ湖のほとりにある湯元温泉を訪れました。日光開山の祖、勝道上人が延暦7年(788年)にこの地に湧出している温泉を見つけた、とされる歴史ある温泉です。
★江戸時代から湯守を任され明治に開業した老舗旅館に泊まり、乳白色の硫黄泉で雪見風呂。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎「龍頭之茶屋」の施無畏団子(せむいだんご)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東北自動車道から日光宇都宮道路へ。澄んだ空気の中、日光連山が見えてきました。
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日光宇都宮道路の終点の清滝ICを抜け、いろは坂へ。
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いろは坂に入ると雪景色。
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標高1,173m地点にある、「日本の道百選 日光いろは坂」の碑。
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新緑や紅葉の季節には渋滞が起きるこのワインディングロードも、厳冬ともなるとガラガラです。
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華厳の滝および中禅寺湖畔まで来ました。右手に男体山。
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二荒山神社の中宮祠の大鳥居を抜け…
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左手に中禅寺湖を見ながらさらに奥へ。
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こちら方面に来ると必ずと言って良いほど立ち寄る「龍頭の滝」。
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そして、必ずと言って良いほどいただく団子とお茶。
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「龍頭の滝」も雪景色。
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湯川を橋の上から。この先で、龍頭の滝へ流れ込みます。
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戦場ヶ原を抜け...
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湯ノ湖のほとり「日光湯元温泉」に着きました。
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湯ノ湖畔に20軒ほどの旅館やホテルがあります。
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この日の宿はここ、明治元年開業の老舗「湯守 釜屋」さんです。
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別館のガーデンハウスで予約したのですが、運よく本館にアップグレードされました。閑散期でしたので、宿側としてはオペレーションを集約したかったのかも。
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すっきり清潔で広い和室。
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テレビは、旅館の規模の割にはやや小さめでした。
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広縁の外は銀世界。
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洗面台。
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浴衣とアメニティ。
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冷蔵庫にはサービスの天然水。ちょっとしたことですが、冬場も喉が乾燥するのでうれしい。
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お茶とお菓子で休憩。
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雪は止んでいるので、温泉街を少し散策します。
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温泉街...というか集落の、北のはずれにある「湯ノ平湿原」へ。
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ここが「湯ノ平湿原」への入り口。
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湿原の向こうには「温泉寺」、そこへは後ほど。
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湿原の片隅には「湯元源泉」の湯畑。
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日光湯元温泉は、788年に日光山輪王寺を建立した勝道上人が開湯し、それ以来湯治場として長い間親しまれてきたといいます。
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硫化水素型の単純硫黄泉で泉温は49.3~78.9℃、中性~弱酸性の乳白色、肌ざわりが良い温泉とのことですが実際その通りでした。ちなみに、源泉のお湯の色はエメラルドグリーンで、地上で空気に触れるとに乳白色に変わります。
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源泉の温度を下げないために建てられた源泉小屋。各宿が所有しています。
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ちょっと中をのぞかせていただくと、うっすらとエメラルドグリーン。
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湯元源泉越しに見るホテル群。「湯守 釜屋」もここから引湯しています。
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つづいて、温泉寺へ。参道にずらりと並ぶ石灯籠。
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「日光山温泉寺」。日光開山の祖、勝道上人が延暦7年(788年)にこの地に湧出している温泉を見つけて薬師湯と名付け、後ろの山(湯仙岳と命名)の頂上にお堂を建て、薬師瑠璃光如来を祀ったのが温泉寺の起源とのこと。
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釜屋旅館へ戻りました。
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さっそく、外で冷え切った体を温泉であたためます。
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男性用内風呂「瑠璃の湯」。外気温との差でものすごい湯気。
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男性用露天風呂「緞子(どんす)の湯」。周囲の壁や配管が味気ないですが、雪見風呂は味わえます。
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こちらは女性用の内風呂。(妻撮影)
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露天風呂も男性風呂と似たような感じ。美肌・美白効果の高い“メタケイ酸”が通常の2倍含まれているという、源泉かけ流しの乳白色の湯です。
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温泉の後は夕食。
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山奥ですので、山の幸が主です。
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宇都宮酒造の四季桜純米生貯蔵酒をお供に。
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山菜の茶わん蒸し。
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陶板焼き。
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山菜釜めし。
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釜めしとお吸い物。
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お茶とデザート。お値打ちなプランでしたが、しっかりした献立で満足でした。
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夕食の後は「薬師の湯」へ。
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こっちも湯気で視界不良ですが...
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同様に白濁の硫黄泉がたっぷり注がれ、気持ちよく浸かれました。ゆっくり温まり、休みにつきます。
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一夜明け、駐車場のクルマにはさらに雪が積もってます。
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朝風呂の後、朝食へ。
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ドリンクはセルフ方式。
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配膳式の朝定食。湯豆腐に...
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...目玉焼きにおでんに干物が付きボリュームは申し分なし。目玉焼きはちょっと固すぎですが。
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朝食後、チェックアウトし湯ノ湖周辺を散策してから帰途につきます。旅館の日本庭園も雪景色。
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湯ノ湖、日光レストハウス近辺。温泉のせいか真冬でも全面凍結はせず、水面が見えます。
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群馬の丸沼高原へ抜ける金精道路は冬季通行止め。
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湯ノ湖が「湯滝」に流れ込む場所、湯ノ湖畔駐車場近辺の橋の上から。ここからの湖面は真っ白でした。吹きさらしの風で寒い!...けど清々しくかつ神々しい。
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「湯滝」への小道は雪のため車両通行止めでした。違う年に訪れた際の冬の「湯滝」をアップしておきます。
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快晴の中、戦場ヶ原を引き返して中禅寺湖畔へ。
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厳冬下の「華厳の滝」を見ておくためです。水量もあり氷瀑とはいきませんが、周辺の一部が氷柱となってます。
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中段部に”ブルーアイス”が形成され、この時期にしか見れない美しい姿を見せてくれます。
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硫黄泉の雪見風呂に浸かりたい...で思い立ったこの旅。万座や高湯では遠すぎる、箱根や那須では雪量がどうだろうか...お、奥日光なら硫黄泉に雪はたっぷりで滝もあるぞ...ということで日光湯元へ。古くからの山岳信仰の聖地ということもあり、静かで心洗われる旅でした。
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