年末年始ベトナム北中部紀行（４）　廃墟感漂うチャンパ王国の聖域　ミーソン遺跡

2015/12/29 - 2015/12/30

２０１５～１６年の年末年始のベトナム旅行３日目。

中国南部の大娯楽都市マカオ（澳門）からベトナム中部の古い街ホイアン（會安）に移動して最初の観光は、かつてのチャンパ（占城、占婆）王国の遺跡ミーソン（美山）へ。

ベトナム中部から南部にかけて海外交易で栄えたこの国は、インド文化の影響を強く受けた、ヒンドゥー教を信奉するチャム人の国。

近代的なマカオの街並みから一転して、レンガ造りのヒンドゥー建築が建ち並ぶ古代遺跡の世界に入り、より一層の非日常気分を味わうことができました。

＜旅程表＞
　２０１５年～２０１６年
　１２月２８日（月）　成田→マカオ
〇１２月２９日（火）　マカオ→ダナン→ホイアン
〇１２月３０日（水）　ホイアン→ミーソン→ホイアン
　１２月３１日（木）　ホイアン→ダナン→フエ
　　１月　１日（金）　フエ→
　　１月　２日（土）　→ハノイ→ハロン湾→ハノイ
　　１月　３日（日）　ハノイ→
　　１月　４日（月）　→マカオ→成田

エリア ホイアン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: マカオ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２月２９日（火）
１８時、マカオのコタイ、タイパ両地区の観光を終え、そろそろ空港へ。

シティ・オブ・ドリームスのカジノ入口にあるカウンターで預けた荷物を受け取り、地下のシャトルバス発着場へ。

シティ・オブ・ドリームズ 散歩・街歩き

シティ・オブ・ドリームス地下のシャトルバス発着場からは、空港への便が２０分程度置きに頻発（宿泊客以外も無料で利用可）。

早速１８時２５分発の便に乗り、マカオ国際空港へ。

コタイ地区のシティ・オブ・ドリームスからタイパ地区の東の埋立地にあるマカオ国際空港までは５～１０分ほど。

１９時近くなってすっかり暗くなった空の下には、カジノホテルの派手なネオンが浮かび上がります。

ウィン パレス ホテル

チェックインの手続きを終え、余ったパタカをUSドル札に両替し（117パタカ→14USドル＋70AVOS）、いざ出国。

２１時１０分発マカオ航空NX876便に搭乗し、今回の旅の本命、ベトナムのダナンに向けて飛び立ちます。

マカオ国際空港 (MFM) 空港

２１時５０分、マカオ－ダナン間のフライト時間は１時間４０分ほどなので、本格的な機内食に代えてこんなスナック類が提供。

ひとつはパッケージに聖ポール天主堂跡がデザインされていて、お土産にもなるかも。

そして２２時０５分（マカオとの時差マイナス１時間）、マカオ航空NX876便は定刻より１５分遅れてベトナム中部のダナン国際空港に到着。

入国審査後、両替カウンターで25,000円を4,532,000ドンに両替（1ドン＝約0.005516円）し、この日の宿のあるホイアンへのタクシーを探していたら、若い真面目そうな青年に案内され、緑色のワゴンタクシーへ。

このタクシー、ぼったくりタクシーの多いベトナムでは比較的安全とされるマイリン（MAILINH）タクシーで、ドライバーも若く丁寧な感じだったので、これに決めていざホイアンへ。

ダナンからホイアンへは南東へ約30km。

途中どしゃ降りの雨にも見舞われますが、ドライバーはそんなのお構いなしに、猛スピードで暗い幹線道路を飛ばしていきます。

ダナン国際空港 (DAD) 空港

２３時３０分、タクシーはダナン国際空港から４５分ほどでホイアンの宿、ダイロンホテル（Dai Long Hotel）に到着。

お代はメーター分529,000ドンに空港発着分15,000ドンが上乗せされて544,000ドン（約3,000円）と、日本よりはずっと割安。

600,000ドンを渡してきっちりお釣りも返してくれるドライバーでした。

さて、このダイロンホテル、Agodaで予約した１泊1,600円ほどの宿で、予め到着時刻が深夜になる旨伝えておいたものの、ガラス越しに見えるフロントは真っ暗で、戸締りされている様子・・・。

中に聞こえるように声を出して扉を叩くと、ソファで寝ていたまだ10代と思しき若い女性がむくっと起きて扉を解錠。

なんとか中に入ると、その女性からは、翌朝記入して返すからとパスポートを預けるよう指示。

そしてフロント脇の部屋を案内されます。

案内された部屋は窓こそありませんでしたが、広くて清潔な感じで、テレビもあり。

シャンプーやリンスはなく石鹸のみだったものの、シャワーは朝でもお湯が流れ、泊まるだけなら十分満足のいく宿です。

何よりベトナムを代表する旅行会社、“シン・ツーリスト”（The Sinh Tourist）のすぐそばなのがこの宿のいちばんの売り。

ベッドに横たわって翌日のホイアン観光に思いを巡らせながら、いつの間にか眠りに落ちていきます・・・。

１２月３０日（水）
早朝６時４５分、ベトナム、ホイアンの朝。

高層の建物が建ち並び、大都市然としていたマカオに比べ、田舎の雰囲気が漂うのどかな朝です。

前夜急に降り出した雨はすっかり上がり、頭上には青空が。

気候も春のように穏やかで、絶好の観光日和になりそうです。

通りの両側には、こんなパステルカラーのオシャレな建物群が。

このホイアンはベトナム戦争の被害にも見舞われず、１９世紀頃の古い街並みが残り、観光に力を入れている街。

多少やりすぎのような感はあるものの、街歩きが期待できそうです。

こちらの建物は前夜真っ暗でよく見えなかったダイロンホテルの全景。

どことなくオシャレな感じに改装されているのが分かりますね。

ダイロン ホテル ホテル

勤め先への途上でしょうか、通りにはいかにもベトナムらしい、つば広帽子をかぶって自転車を漕ぐ女性たちの姿が。

そんな自転車たちに混じって、バイクで道を急ぐ人も。

７時２０分、まずは腹ごしらえをと、宿の向かいにある“Ai Rghia”というお店が開いていたので入ってみます。

まず注文したのはブラックコーヒー（15,000ドン＝約83円）。

ベトナムなのだからフィルターと一緒に提供されるのかなと思っていたら、普通にカップに注がれた状態で出てきました・・・。

味もまあちょっと濃いかなという程度で、高級店ではない普通の店ではこんなものなのかも・・・。

そしてメインで頼んだのはBread with fried eggのセットメニュー（35,000ドン＝約193円）。

こちらはいかにもベトナムらしいフランスパン。

目玉焼きとあわせて美味しくいただけましたが、それにしても物価が安い・・・。

さて、この日は午前中、ホイアンの南西約40kmの地点にあるかつてのチャンパ王国の聖域、ミーソン遺跡を見学し、午後からホイアンの街を散策する計画。

ミーソンへは現地の旅行会社シン・ツーリストのツアーで行くのが安くておすすめとのことで、日本を発つ前に同社のHPから予約（入場料別で99,000ドン＋決済手数料9,649ドン＝108,649ドン、約600円）。

宿泊したダイロンホテルの左斜め向かいにある同社のホイアンオフィスに出発３０分前にチェックインし、８時、大型バスがやってきて乗車。

満席とは言わないまでも、外国人観光客を中心にそれなりの乗車率になってミーソンに向け出発です。

【シン・ツーリストHP】
https://www.thesinhtourist.vn/

８時０５分、バスはこんな、現地の人々の朝食風景を見ながらホイアン市街を抜けて行きます。

８時１０分、こちらは表札が漢字で書かれた孔子廟。

ベトナムは思っていたよりも中国文化圏なのですね。

孔子廟 寺院・教会

８時１５分、ホイアンの中心部を抜け郊外に。

このあたりは新市街なのか、新しめの建物が目立ちます。

さらに南西へ進んで８時３０分、車窓からは農村の風景が。

稲作国家同士、日本の田園風景とよく似ていますね。

ただ、こちらの風景には機械はなく、皆、腰を折り曲げて手作業。

近年経済成長が進むベトナムですが、その恩恵は農村にまでは十分行き渡らないのでしょうね・・・。

以下のようなニュースもあるようですけれども・・・。

【ベトナム農村部の生活が飛躍的に向上　５年で平均収入７０％増（2018年12月20日SankeiBiz）】
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/181220/mcb1812200500009-n1.htm

水が入った田んぼの向こうに連坦住宅地があり、こうしてみると、日本と同じような田園風景。

でも牛がいるところが日本と違うところか（笑）。

区画整理されていない素朴な田んぼもあったりして、どこか懐かしい風景ですね。

途中、こんな長い橋も。

流れている川はホイアンを通って南シナ海に注ぎ込む川、トゥボン川でしょうか。

水上には石を運ぶ船の姿も。

中国やインド、イスラム諸国との海上交易で栄えたというチャンパ王国の時代（192-1832年）には、こんな光景がもっと見られたのでしょうかね。

2020年の大河ドラマ“麒麟が来る”で登場した、正倉院に所蔵されている香木の“蘭奢待”も、９世紀頃にチャンパ王国から日本に持ち込まれたとか・・・。

９時３０分、シン・ツーリストのバスはホイアンから約１時間半でミーソン遺跡の入口に到着。

このあたりも前夜、雨に見舞われたのか、地面はまだしっとりと濡れています。

ここから先がミーソンの聖域（My Son Sanctuary）。

1999年にユネスコの世界遺産に登録されたチャンパ王国の宗教遺跡で、たくさんの木々に囲まれ、聖域らしい雰囲気を醸し出しています。

【ベトナムナビ～ミーソン遺跡】
https://www.vietnamnavi.com/miru/135/

ミーソン遺跡 史跡・遺跡

ゲートの先には川が流れ、こんな橋が。

聖域に行くのに川を渡るというのも雰囲気満点ですね。

ミーソン遺跡はこんなふうに深い森と川に囲まれており、まさに聖域という感じ。

橋を渡って少し行ったところにある休憩所のようなところで現地ガイド（英語）の男性と合流し、ミーソン遺跡についてのひととおりの説明を受けます。

遺跡はＡからＨまで大きく８つにグループ分けされ、その主なところを回るというスケジュール。

ちなみに入場料100,000ドン（約550円、ぼったくり価格のシーギリヤ・ロックやボロブドゥールに比べ太っ腹！）は往路のバスの中で追加徴収されました。

【ジャワの休日（１）　ボロブドゥール遺跡の入場料】
https://4travel.jp/travelogue/11623827#photo_link_66236200

１０時、男性ガイドの後に続き、いざ、遺跡への道へ。

１０時１０分、１０分ほど歩くと・・・見えてきました。

一本道の向こうに、赤茶色のレンガが積み重ねられた神殿のようなものが屹立しています。

入口から歩いてきて最初に現れるこちらは、グループＣの遺跡群。

近づいてみると、世界遺産登録後もまともな管理がされていないのか、遺跡の周りには草木が生い茂り、まさに“夏草や～”の感たっぷりです。

現代のベトナム社会にはない、異形の建築様式に、観光客は皆、興味津々。

それもそのはず、このミーソン遺跡群は、現代のベトナム人の大多数を占めるキン族（京族）につながらない、インド文化の影響を受け、ヒンドゥー教を信奉していたチャム人（占族）が７世紀から１３世紀にかけて築いたもの。

チャム人の建てた国、チャンパ王国は、２世紀から１８世紀の長きに渡って、中国とインドの中間に位置する地理的特性を活かし、海上交易で栄えますが、北部からキン族の侵攻を受け続け、やがて衰退。

1832年にはキン族最後の王朝、阮朝のミンマン帝（明命帝）により王族が断絶させられ、チャンパ王国は完全に滅亡。

現代ではチャム人は多くがイスラム化し、ベトナムとカンボジアにまたがる少数民族として、数十万人が細々と暮らすのみとなっています・・・。

グループＣの最初に現れた、巨大な神殿の壁面。

長年に渡る自然の浸食に加え、ベトナム戦争（1965-75年）時にはこの辺りを解放軍（南ベトナム解放民族戦線）が基地として使ったことから、米軍の爆撃に曝され、遺跡の表面にはかなりの痛みが。

表面に刻まれたたくさんの人型のレリーフは顔の判別が難しいほどですが、おそらくヒンドゥー教の神々のものでしょうか・・・。

こちらはグループＣの隣にあるグループＢの遺跡群。

左に見える遺跡の手前には、ヒンドゥー教ではお馴染み、リンガとヨニの交接像も設置されていますね。

グループＢを別の角度からパチリ。

こちらの手前にはリンガのない、ヨニのみの石像が。

先ほどのリンガとヨニの交接像の前で、現地のガイド氏が解説。

“女性が大好き”とか、“モーニング・グローリー”、“なでると子ができる”などと下ネタ満載で（笑）、いやらしい笑みを浮かべながら話すガイド氏。

こうして写真に残してみると、ガイド本人と周囲のツアー客との温度差が激しいですね（笑）。

自分たちとは関係のない異民族が残した文明なだけに、こうやってえへらえへら笑いながら解説できるのでしょうかね・・・。

ガイドの説明後、近くに祠のようなものがあったので入ってみると・・・。

内部にはリンガのとれたヨニの石像。

こんなのばっかりで、なるほど、ガイドが熱中するわけだ（笑）。

このほかグループＢ・Ｃにはこんな遺跡群が集中。

こちらの壁面には名も分からぬ神の像が。

こちらの遺跡はレンガの組み方が繊細で見事ですね。

このミーソン遺跡の建築物は大部分がレンガ建築となっていますが、すべてがモルタルなどの接着剤を使わず、すり合わせだけでできているとか・・・。

またガイドのところに人が集まっていると思ったら、先ほどのよりも一回りも太いリンガ像（笑）。

この大きさに、今度はガイドも神妙な顔つきです（笑）。

ガイドとツアー客がいなくなったところで、改めてリンガとヨニの交接像をパチリ。

いや、本当に、ガイドが熱中するわけだ（笑）。

このあともグループＢ・Ｃの遺跡の写真をあちこち撮りまくり・・・。

こちらは随分即物的なリンガ像ですね（笑）。

こちらの遺跡もレンガの組み方が見事。

名も知れぬ神様が刻まれた神殿。

具体的な神の名前などは明らかになっていないようですが、やがて解明される日は来るのでしょうか。

そんな遺跡群を鑑賞していたら、１０時４５分、いつの間にか３０分が経過。

グループＣの遺跡群の最後に、こちらの入口の開いた祠堂に入ってみることに。

内部にはこの聖域で発掘されたレリーフなどの美術品が、何のケースにも入れられず、そのままの姿で陳列。

まさかレプリカでもないでしょうに、こんな管理の仕方で大丈夫か？？？

こちらは“踊るシヴァ神”でしょうか。

須藤元気のロボットダンスのようにも見えますね（笑）。

１０時５０分、グループＢ・Ｃの遺跡群の見学を終え、ガイドに連れられて次の遺跡に向け移動。

移動中の通路からは、グループＧの遺跡群が。

訪れる人も少なく、大部分が土に覆われたままで、発掘作業は進んでいないようですね。

こんな緑が生い茂る通路を通り抜け・・・。

１１時、グループＥの遺跡に到着。

基礎だけの遺跡の向こうには、上部も比較的しっかり残っている遺跡が。

赤レンガで造られた、階段の備えられた神殿のような遺跡。

観光客も登りたい放題です。

遺跡の角にはこんなコウモリのような守護神（？）が。

他の国のヒンドゥー教寺院でもあまり見た経験がありませんね・・・。

しかしこれだけの大きさからして、シヴァ神などヒンドゥー教の中でも中心的な神様が祀られていたのでしょうか。

今後の研究が期待されるところです。

遺跡のすぐ近くに建てられていたこちらには、何やらビルマ文字だかクメール文字に似た丸っこい文字が。

実はこちら、チャム文字で書かれた碑文。

チャンパ王国は文字がある文明だったのですね。

古くからインドや中国と海洋交易をしていたのだから、当たり前といえば当たり前か・・・。

しかし、隣に現代語訳の解説板でもつけてくれればいいのに、まだそういうところまではサービスが行き届いていないようです。

１１時１０分、ガイドに連れられ、聖域内をさらに奥へと進んでいきます。

道端にはヒンドゥー教らしい、こんなナンディー（シヴァ神の乗り物とされる牡牛）の像も。

そしてこんな顔のない人物像の向こうには、グループＦの遺跡群が。

ちなみにこの人物像、後姿はこんな感じ。

これは日本人にも馴染み深いふんどし？

グループＦの遺跡の一部では、このとおり復元作業が進められています。

新しめに見えるレンガがちょっとイマイチな感も・・・。

その奥には、このとおり半分土に埋もれたままの遺跡が。

激しく損傷しているところを見ると、ベトナム戦争で米軍の爆撃の標的にでもされたのでしょうか・・・。

復原中らしきこちらの遺跡は、解説板によると９世紀のものとのこと。

米軍の爆撃によるものなのか、レンガがぼろぼろになってしまってほとんど原型をとどめていませんね。

１１時３０分、以上でグループＦの遺跡見学を終了。

まだほかにも遺跡群はあるようですが、シン・ツーリストのツアーではホイアンへの帰着時間が１３時となっているため、これにて引き上げとなります。

短い時間でしたが、都会的なマカオから移動して牧歌的な古代遺跡の世界に浸ることができ、いい非日常感を味わうことができました。

ミーソン聖域のチャンパ王国の遺跡群、本格的な研究や観光化はまだまだこれからのようですね。

さて、次回はホイアンに戻って、観光客が集う古い街並みの散策を楽しみます！

（年末年始のベトナム北中部旅行３日目後半～ホイアン観光に続く。）

この旅行記へのコメント （2）

• 川岸　町子さん 2021/01/31 23:45:41

  中部ベトナム

  エンリケさん、おばんでした(*^-^*)
  
  マカオ3番目の旅行記から拝見しました。
  今まで4トラでマカオの旅行記はあまり拝見したことなく、エンリケさんが丁寧にお書きの旅行記で初めて知ったことが沢山あります。
  レモンイエローと白色の組み合わせの教会を日本に近い所で見られるなんて、思いもよりませんでした！
  カジノへ荷物を預けられることや、無料のバスなどの旅情報が今後訪れようとする人の役に立ちますね。
  何よりも「マカオ航空」、お得です(*^^)v
  マカオからダナンまで1時間40分の距離とは、近いですね。
  
  私は中部ベトナムを訪れたことなく、次回ベトナムへ行くなら、フエに行きたいです。
  子どもが小学生の頃、フエで孤児院をなさっている男性が学校にいらっしゃり、講演を聴きました。
  
  ミーソン遺跡ではヒンドゥー教に出会われたのですね（笑）
  夏草が生い茂る遺跡、今後どうなっていくのでしょう？
  「シン・ツーリスト」懐かしい～
  私がホーチミンから1泊2日でメコンデルタのカントーやミトーを訪れた時は「シン・カフェ」という名前で、もう18年も前です。年取るわけですね（苦笑）
  次回も楽しみにしています。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　町子

  エンリケさん からの返信 2021/02/07 20:19:48

  フエまでもう少しお待ちください。

  川岸　町子さん
  
  こんばんは。
  マカオとミーソン遺跡の旅行記にご訪問ありがとうございます。
  
  > レモンイエローと白色の組み合わせの教会を日本に近い所で見られるなんて、思いもよりませんでした！
  
  マカオはポルトガル風の建物や広場があちこちに残っており、アジアにいながらヨーロッパを旅行している気分にさせてくれる、おもしろい街です。
  
  > カジノへ荷物を預けられることや、無料のバスなどの旅情報が今後訪れようとする人の役に立ちますね。
  > 何よりも「マカオ航空」、お得です
  
  このコロナ禍でマカオではカジノやホテルの経営が苦しくなっているようですが、コロナ後もバスや荷物預かりなど、旅行者への無料サービスを続けてほしいものですね。
  
  > マカオからダナンまで1時間40分の距離とは、近いですね。
  
  ベトナムはマカオから近く、マカオを経由してベトナムを訪れる中国本土の旅行者も多いようです。
  
  > 私は中部ベトナムを訪れたことなく、次回ベトナムへ行くなら、フエに行きたいです。
  
  フエはベトナム最後の王朝、阮朝の王宮や陵墓などがあるのですが、ホイアンほど観光化されておらず、ベトナム本来の素朴な雰囲気が残っていて、素晴らしいところでした。
  
  フエの旅行記はホイアンの次に出てきますので、楽しみにしていてください。
  
  > 「シン・ツーリスト」懐かしい〜
  
  調べてみたらわたしが訪れたときから５年経った今でもHPやツアー内容はほとんど変わっていないようで、本当に息が長い旅行会社ですね（笑）。