2020/12/29 - 2020/12/29
21位(同エリア44件中)
kirinbxxさん
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大火災とCOVID-19という近来稀に見る災害に見舞われたカンガルー島の復興を祈念する小さな旅も最終日です。
来る前はどうなっているんだろうと心配でしたが往路のフェリーは満車、ホテルも多くの人が宿泊していましたし、レストランもカフェも沢山の客で賑わっていました。まだまだ先は長いでしょうが、きっと大丈夫。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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キングスコートから、フェリーが着く港があるペネショウまでは60km足らず、道路は整備されているし、渋滞もないので1時間もせずに到着します。町を出て30分もするときれいな海が見えてきました。
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ワイナリーへ向かう途中のビューポイントで。本土は僅か21.7km先です。
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ペネショウの東にあるDudleyというワイナリーを訪ねました。
1883年に島に移住してきた移民の第四世代による家族経営のワイナリーです。1990年代に羊毛産業が崩壊し、島の農家は羊毛だけに頼る事ができなくなり、そこから現在のこの島の魅力となっているいろいろな産業が興ったそうです。蜂蜜、ユーカリ、ラベンダー、マロン、牛、子羊などの中でハワード家が選んだのはワインの醸造と肉牛の飼育でした。
https://www.dudleywines.com.au/cellar-door -
1997年に仲間とともに創業したワイナリーは2010年からハワード家の単独所有となり、2011年にセラードア(試飲直売所)がオープンしました。現在、ワインを作っているのはバロッサバレーやマクラーレンヴェールで経験を積んだ5代目だそうです。
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セラードアの店内は広々としてて、海に面したテラス席がありました。昼食として3種類のピザが食べられますが、当然のことながら予約が必要。予約なしでも、Island Grazing Boardという、他の多くのワインセラーと同じようなチーズやディップやオリーブなどのつまみの盛り合わせを食べることができます。
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当然この日は予約で一杯。それはそうでしょう、この島にあるワイナリーの中ではダントツの眺めの良さですから。Backstairs海峡から本土までが見渡せます。
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観光地ですから、子ども連れの家族のための設備もあります。向こうに見えるのもハワード家の経営する牧場。
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テイスティングは無料。一本25ドルから88ドルのものまで、全て試飲可能です。普段飲みのお買い得品が欲しかったのですが、ちょうどいい具合に2020 Grassy Flat Sauvignon Blancと、2018 Shearing Shed Redが1ダース180ドルという破格のお値段で売られていたので1箱ずつ購入。
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ペネショウはそれほど大きな町ではなく、お昼を食べられそうなところと言えば、カフェが2,3軒とHOTELという名のパブが一軒。カフェを見て回りましたが、大したものは食べられないのでここへ。
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ついたのは11時半、食事は12時からということで海を眺めながらのんびりと待つことにしました。
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カモメものんびりとしています。
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12時になり早速注文。Split Birdという名のこれは、穀物で育てられた鶏半羽のハーブ風味の炭火焼き。クスクスが添えられています。
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これはS.A.キングジョージ・ホワイティングのオーブン焼き。魚よりサラダの方が目立ちますが、サラダがついているのはありがたいことです。
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お腹は一杯。でもフェリーの出発時刻まではまだまだ。ということで海辺をちょっと散歩することにしました。まずはこちら。
「コアラ注意」だの「カンガルー注意」だのは珍しくもなんともないオーストラリアでも、「ペンギン注意」はさすがにそうお目にはかかれません。 -
これもまた本土では見かけない。普通、ゴミ入れは蓋の色で入れるものが分けられている(わが家のエリアでは赤が普通ゴミ、黄色がリサイクル、緑色が植物ゴミです)のですが、さてこれは・・まぁ赤なんでしょう。
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砂浜を散歩です。私達が乗るのより一つまえの便の船がいます。
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植物ってつくづくしぶといと感じます。
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ぎょろ目のカモメもお散歩中。
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海岸だけあって、非常に面白い形の岩が沢山あります。
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FRENCHMAN'S ROCKと呼ばれるこれらは1803年にカンガルー島を探検したNicolas Baudinというフランス人が最初に到着した場所にあった岩のレプリカ。本物はちゃんとインフォメーションセンターに保管されています。
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なにやら祠のようなものがあります。
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1800年10月、ナポレオン・ボナパルトによって「ニューホランド(オーストラリア)の海岸線を測量し地図とするための艦隊のリーダーに任命され、この地にやってきました。彼は故国に戻ることなくモーリシャスで病死しますが、この艦隊の航海は2500以上の新しい動植物を発見する成功を収めています。
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雲は多いですが真っ白で、青い空と海がよく映えます。
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こういう家に住んでのんびり老後を過ごす、なかなかいいかも知れません。毎日が釣りですねぇ。
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一つ前の便が出発したようです。
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しばらくすると本土から来た船とすれ違いました。
そろそろ港へ行かなければなりません。 -
チェックイン完了。ガラガラですね。
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船は定刻より少し早く出港。みるみるうちに島が遠ざかります。
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来る時は大勢の乗客がいましたが帰りはガラガラです。
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車両甲板もこの通り、ガラガラですね。きっと年末年始もカンガルー島でのんびり過ごす人が多いのでしょう。とてもいいことです。
これで2020年最後の旅も終了です。来年もいい旅ができますように。
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