2020/12/06 - 2020/12/16
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この旅行記スケジュールを元に
旅行記というと美しいものや珍しいものを見聞きして記録に残し、私のページをお訪ねいただいた方に共有していただけるのを楽しみに書きますが、この旅行記は美しい首里城が焼失してしまった跡を記録した旅行記で、無惨な姿を記録しています。あまり興味を持たれない方が多いかと存じます。私は心のどこかにあまり見ることができないものを見たいと思う気持ちがあるので、あえて旅行記にしました。
首里城を復元するのには6年かかるといいます。2026年の完成時には是非見に行きたいと思います。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- タクシー ANAグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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最寄り駅はゆいレールの首里駅。 駅から見える下の道路の景色。
首里駅 駅
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タクシーはすぐに拾えた。 流しのタクシーたくさん走っている。
運転手さんの話を聞く。
「首里城が炎上した日は風が強く、夜中にもの凄い数の消防車のサイレンの音で目が覚めた。外に出て見ると城の辺りは真っ赤に燃えていて、もうダメだと思った」とのこと。とても残念そうに語っていた。 -
公園に着く。10分もかからなかった。
首里城 名所・史跡
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やはりコロナ禍の影響は強い。誰もいない。
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道路の右側にある碑。石は燃えずに残っている。消失を5回している首里城だ。
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無事だったのね。守礼の門。
首里城 名所・史跡
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拡大した。ここを通る人は礼節を守る必要がある。
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まじまじと見上げる。先を急ぐ必要はない。
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凝っている。東照宮を思い出させる。
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中国の文化だ。孫悟空。
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坂道を上がる。帰路に通る木曳門と合流する道だ。
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衣装を着ての写真撮影をするお店もこのような状況では仕事にならないだろう。
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世界遺産 園比屋武御嶽石門
王はここで無事を祈ってから外出した。首里城 名所・史跡
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確かに世界遺産
最初に見たときには疑問を感じた。 -
ここを起点としてたくさんの御嶽があり、巡礼の旅に出たそうだ。
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次は歓会門
字の通り会うことを喜びとする歓迎の門だろう。首里城 名所・史跡
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右に雄
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左に雌 使者を人に代わって迎えた?
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ソテツが城壁に植えてある。これは装飾ではなく防衛のため。
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さらに進むと、右に曲がって瑞泉門。
首里城 名所・史跡
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工事中 ここまで火は来なかった。
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瑞泉門の塗り直しをしている。 手順が掲示されていた。
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手順① 綺麗な状態
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手順② 塗料が剥げてきている。
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下の木が見えている。雨風にさらされた結果だ。
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手順③ 塗料を削り取る。
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手順④ 生地固め
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手順⑤ 下地作り
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手順⑥ 下地を二回塗る。
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手順⑦ 中塗り 黒い色を塗っている?
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手順⑧ 中塗り
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手順⑨ 中塗り2 赤い色が出てきた。弁柄?
赤は太陽の色 太陽は神 -
手順⑩ 中塗り2 弁柄を塗る。
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手順⑪ やっと上塗りになった。
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完成 とても手間がかかることが分かった。
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平成4年に復元されている。28年前。
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ここは見学に外せない。 龍樋
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龍の口から水が出ている。湧き水。王宮や賓客の大事な飲料水。
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説明が書かれている。後でゆっくり読むように撮影する。
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火は来なくてよかった。 やれやれ。
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瑞泉門から歓会門を見るとこのような景色。曲線の石垣が首里城の特徴。
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瑞泉門をくぐるともう広福門の一部が見える。人はまばら。
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階段を上がる。ここを登るともうすぐだ。
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広福門の一部。 ここも無事だ。
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ここも無事。広福門。
首里城 名所・史跡
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広の字は古い字が使われている。
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一部は券売所。人がいる。
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そして改札。奉神門。この先はどのようになっている?
ここまで火は来なかった。首里城 名所・史跡
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門をくぐると、あるはずの正殿が・・・ない。全く別の景色。
首里城 名所・史跡
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下の模様は残ってはいるが、正殿は跡形もない。トラックが作業をしている。
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後ろを振り返ると思わずたたずむ人々。唖然とした表情。
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言葉が出ない。地面は変わらないが・・・。
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在りし日の正殿の図が展示してあった。「このようにありました」という図で。
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きちんと説明がされている。
否定的な内容ではなく正殿下にある世界遺産の遺構を見ることができると言う。 -
北殿のあった方向に見学通路ができている。見学順路がある。
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南殿があった場所を見る。とても広く感じる。
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クレーンが活躍している。壁の向こうは何があるのだろう。
首里城 名所・史跡
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残骸を運び出しているのではなく、袋を下ろしている。
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南殿があったところが開いていて、トラックが出入りしている。
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かなり大きな袋だ。重そうに見える。
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作業している方に聞くと、使えるものがあるので選別をするためにここに集めているとのこと。
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北殿の前にある通路を正殿のあったところに向かって歩くように、順路ができていた。
首里城 名所・史跡
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首里城炎上の1年後
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「在りし日の首里城正殿」という表示がある。正殿はない。
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正殿の土台
階段から分かる。首里城 名所・史跡
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残骸が残っている。 鉄も使われていた。
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階段から位置がわかる。 ここに正殿があったのだ。
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首里城炎上の1年後
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首里城炎上の1年後
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首里城炎上の1年後
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屋根をかけてある部屋の下
遺構がある。 -
焼け落ちて見ることができるというのは皮肉だ。
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奉神門を望む。 作業の様子の全体像。
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説明が表示してあった。 ここに価値がある。
世界遺産が地下にある。 -
なるほど 確かによく見える。
土台の石積みから17世紀以前に度々正殿が建て替えられていたことが分かる。
建てられて時代によって石積みの技術が違っている。 -
屋根の赤煉瓦も焼けて割れてしまった。かなりの高温になったのだろう。
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在りし日の赤煉瓦 白い漆喰が煉瓦を繋ぎ止めている。
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首里城炎上の1年後
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粉々になっている。 赤煉瓦の残骸
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龍頭だけは特別に展示されている。
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髭
あの屋根の上の龍の髭 -
あり日の龍
あのひげがこんな姿に・・・ -
鬚と歯
口ひげは「髭」
あごひげは「鬚」 -
屋根の上の龍の鱗
破片しかない。 -
礎石
礎石は残っている。 -
たてがみ
龍のたてがみを間近で初めて見る。 -
正殿の東側の広場ではボランティアが漆喰を落とす作業をしていた。
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屋根の瓦を留めてある白の漆喰は延焼の火の粉を浴びて黒くなっている。
瓦を使えるようにするために漆喰を削り取る作業。 -
沖縄県民がほとんどだそうだ。コロナで他県からはなかなか来ることが難しい。
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世誇殿(国王が亡くなると次期国王の即位の礼が行われた場所。普段は未婚の王女の居室)の中は、
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大きなスクリーンが設置されていた。休憩ができる。
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首里城炎上の1年後
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首里城炎上の1年後
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首里城炎上の1年後
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首里城炎上の1年後
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第二次世界大戦で戦場になり焼失している。
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やっと完成したその年の惨事だった。
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首里城焼失の日
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復興の展示室が設けられていた。お土産も販売している。
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初めて東のアザナへ行く階段を上がる。
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首里城の全景が見える。向こうは東シナ海。
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那覇港から攻め寄せてくる敵が見えたそうだ。いち早く戦いの準備ができる。
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小高い丘の上に築いた城
四方が見渡せる。晴れた日には慶良間諸島が一望できるそうだ。 -
首里城正殿は背を東に向け、西に向いて建てられている。
奉神門の向こうに首里森御嶽が見える。
太陽の加護を受けるように。 -
奉神門から見た首里森御嶽 正面にある。
首里城 名所・史跡
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御嶽は琉球の神話の神が存在、あるいは来訪する場所であり、また祖先神を祀る場
首里城の中に10箇所の御嶽があるという。 -
帰り道
「京の内」という名前の御嶽があると地図で示されている。 -
その場所に行ってみたが、よく分からない。建物はなかった。
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ここか?いや、違うようだ。結局、判断できずに、
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木曳門に出た。城壁を抜けた。
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人はほとんどいない。静かな帰り道。
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お店も閉店
6年後の復元の時を待っているかのようだ。
再びここを訪れたい。
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