2020/09/19 - 2020/09/21
49位(同エリア126件中)
ゆんこさん
日本で一番早い紅葉といえば、大雪山の紅葉。
例年、シルバーウイーク前後に見ごろを迎えるけど、そこは自然のなせるものなので、多少のずれは仕方がない。
何度かこの紅葉シーズンに行ったけど、ドンピシャの時もあればちょっと早かったかな、なんてこともあったしね。
昨日おとといの旭岳は、まだやっと始まったばかりといったところでしたが、我が家が大好きな「高原沼温泉」の紅葉はいかに。
2009年と2014年と2回行ったけど、2009年は当たり年!
2009年の様子→https://4travel.jp/travelogue/10379867
紅葉の時期は、この高原沼温泉と、赤岳への登山口銀泉台までは、マイカー規制が敷かれていて、「大雪レイクサイト」からシャトルバスに乗り換えなくてはいけません。
コロナ禍の今年、混雑解消のため乗車定員も定められ、予約制でないため乗れるかどうかちょっとドキドキ。
昨日の今日で、連チャンになるけど、昨日よりはちょっと簡単な行程なので(といっても山登りには変わりありません)、多少の筋肉痛でもなんとか大丈夫でしょう。
山登りの間が空いてしまうと、もう登らなくてもいいかな、とも思うけどやっぱり上り始めるとつらいけど楽しさもあり、どこか違うところも歩きたいな~(決して登るとは言わない私^^;)、と思った今回の超久々の山登りでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
-
★9月21日★
あれ?朝5時過ぎにホテルを出発して、シャトルバス乗り場からここに到着するまでの写真がない!^^;
なので少し説明を。
このシルバーウイーク当たりのこの時期は、国道273号線の一部は交通規制がかかります。
※ 詳しくは
https://www.town.hokkaido-kamikawa.lg.jp/life/i8u8uo0000000eco.html
大雪レイクサイトに到着したのは、午前6時前。
すでにかなりの車が止まっています。
こりゃ、始発の6時半の便には乗れないかな、と思っていたら受付で始発の2便に乗れることに。
バス料金は、マイカー規制協力金と合わせて一人1500円です。 -
30分ほど悪路に揺られ、大雪高原温泉に到着。
まずは、「ヒグマ情報センター」でレクチャーを必ず受けてからスタートです。
今年の北海道、クマ出没情報がかなりありましたが、ここは北海道の中でも本拠地かと思うほどって言ってもいいほどもいいくらいのクマの生息域です。
そのため、この時期は、要所要所にボランティアガイドさんが立ち、クマを監視しながら、登山者の安全を守ってくれます。
指定場所以外では飲食しない、においの出る食べ物は食べない、ごみを置いていかないなどの注意事項をしっかりと聞いてからスタートです。 -
歩き始めてすぐ、右手のほうに煙がもくもく。
ここは「高原沼温泉」と言うくらいだから、お湯が沸いているのかな~。 -
山を登り始めたころ、こんな橋にもビビっていた私。^^;
狭いものの上は渡れない、もちろん平均台なんてもってのほか。
狭い、高い、は超苦手。
今は御覧の通りすいすいと…←当たり前たけど(笑)
足元に注目!
登山靴ではなく、長靴です。 -
実は、このコースはぬかるんだ道のほうが多く、初めて上るときに山の師匠「ツーリスト今中さん」から長靴必須と言う教えがあったんです。
出発地点にある「大雪高原山荘」に、貸し長靴もあるくらい。
あれから十数年、登山道もかなり整備されたようですが、それでも長靴のほうが気にしないで歩けます。
実は、「ヒグマ情報センター」で登山についてのレクチャーを受けたときに、登山道の整備のための協力金のお願いがあったんです。
昨年度もその協力金で、木材を調達し、さらに運搬費も節約したいとのことで、登山者に持って上がっていただける方はお願いしますということになったら、なんとあっという間にたくさんの人が運び上げてくれたそうなんです。
皆さんの協力で、私たちは安全に楽しく登山ができるんですね。
わが家も協力金を、と思ったら、お金は全部車の中に置いてきてしまってました~
。^^; -
たまにはこんな楽な道もありますよ。
小さい子から、年配の方まで登ることができる山なので、そんなに険しい山ではありませんが、何か所かは息が上がる場所もありますけどね。 -
「大雪高原沼」と言うくらいですから、いくつかの沼が点在しています。
まずは「土俵沼」 -
あ~、今年の紅葉はまだまだですね~。
ちょっと色づいてきたところと言う感じですね。
2009年に行った時が最高だったな~
→ https://4travel.jp/travelogue/10379867 -
まわりの木々は色づき始め。
沼巡りは、木道などで歩きやすいように整備されています。
逆に木道以外を歩いて荒らさないように気を付けましょう。 -
続いてバショウ沼。
説明版にも書いてあるように、水芭蕉が咲く沼だそうです。 -
バショウ沼の入り口にも置かれていた木材。
出発前に「ヒグマ情報センター」で聞いていた、ボランティアり方が運んでくれた木材です!
ここまで普通に歩いても30分はかかるのに、本当にご苦労様です。 -
沼の水に漂っているように浮かんでいるのがそう?
沼の水がきれいなので、草の動きが芸術的です。 -
続いて「滝見沼」
-
これでも十分きれいなんですけどね。^^;
最高の時を見ているから、物足りなく感じてしまう。 -
お次は「緑沼」
出ました、三脚による占拠カメラマン。
撮りたい気持ちはわかるんですけどね、こういうポイントでの占拠はやめてほしい~。
あと、山頂に立ってる「〇〇山山頂」と言う標識の根元でどっかりと腰を下ろしてご飯を食べる人。
もう少し周りの人のこと考えてくださいね~。 -
そそくさと写真を撮り…^^;
-
角度が違うとまた違った景色が広がります。
-
さらに先を進んでいくと、途中にテントが張ってある場所が。
何かと思ったら、トイレブースでした。
トイレと言ってもトイレの設備があるのではなく、各自が持参した携帯トイレで用するためのいわば目隠しの場所ですね。
これがあるのとないのとでは大違い。
せっかく持って歩いても、いつどこで人の目があるところでなんか平気でできませんよね~。 -
さらにまた、皆さんの協力で運ばれた角材がこんなにたくさん運ばれています。
-
こういう歩きやすい木道は、こうやって山を愛する方たちの気持ちがあってこそのものなんですね。
-
かなり急傾斜で川が流れています。
橋のすぐ下のほうから、シューシューと言う音とともに煙が出ています。
温泉が湧いているのかな。 -
「湯の沼」
沼の底から、湯が沸きだしているから「湯の沼」と呼ばれているようです。
だからさっきも川の近くで、湯けむりが上がっていたんですね。 -
この辺りまで来たら、目の前が開けてきて山の上のほう「高根が原」が見えてきます。
白く見えるのは雪、1年中解けることのない万年雪渓です。 -
「鴨沼」
水鳥に出会えそうな沼、と言う解説がありました。 -
ここも紅葉が進んでいたら、後ろの万年雪渓とのコントラストが見事な場所です。
-
おっと、ここにこんな小屋が?
-
ここもトイレブースでした~。
さっきのテントよりはしっかりとしてますね。
中はこんな感じで、真ん中にある椅子の様なものに持参した携帯トイレをセットして使うようです。
まだできたばかりみたいですね。
この木材もみんなで運び上げたんですね。 -
「エゾ沼」
-
いいお天気~。
湖面に逆さに移りこむ木々もくっきり。 -
さて、まだまだ上があります。
この辺はちょっと辛いところですね。
息が切れます、しばらくぶりだし、年のせいもあるし。(笑) -
さっきの「エゾ沼」かな?
ちょっと上から見下ろす感じです。 -
「高根が原」もあんなに近くに見える。
-
「式部沼」
-
そして「大学沼」
この大学沼が一つの目標地点。
ここで皆さん、リュックを降ろして一休みして下る人もいれば、さらに一周するべく上を目指すための休憩地点とする人、それぞれです。
今までの沼は、必ずボランティアガイドさんが付いていてくれます。
気軽に記念写真も撮ってくれます。(笑)
ここ「大学沼」では飲食が可能なので、皆さん、朝食?昼食?お弁当を広げる姿が見られます。
わが家は、水分補給だけで。 -
大学沼から、十分弱ちょっと頑張れば、「高原沼」へ。
この沼巡りの最後のぬま。
今までとはちょっと違って、沼のすぐ近くまではいけません。
沼の向こうに見えるのは「緑岳」 -
「緑岳」 別名「松浦岳」
江戸時代末期の探検家「松浦武四郎」に由来して名付けられたとか。
近くに「赤岳」と言う山があり、そこは登ったんだけど緑岳はまだない。 -
ガイドさんに勧められて、高根が原が見渡せるところまで分ほど進みます。と言っても前回一周コースを回っているんですが。
一周コースは、結構傾斜がきつく、登山道もけわしく、景色も楽しくないのでもういいかな、と。^^; -
目の前に迫る、万年雪渓。
勧めてくれたガイドさんは、スキーシーズン中は下からスキーを担いであの上まで登り一気に滑り降りるのが楽しくてやめられないって言ってました。 -
ぐっと近くに見える緑岳。
なだらかで、簡単そうな山に見えるけど。
簡単そうに見える山ほど大変なのは身をもって経験してる。(笑) -
女子おひとり様、山ガール。
大きいリュック、最近結構こういう女性たくさん見ます。
私には無理だ。^^; -
「高原沼」に戻ってきて…
-
1回目の時はそんなに感じなかったけど、2回目に沼巡り一周をした時の後半が過酷でつまらなかった記憶があるから余計になのか、「高原沼」で折り返して下るときの、この上から見る沼に意外と感動しています。
-
こういう角度もまた新鮮で楽しかった。
-
登るときはそんなに気にならないゴロゴロの岩場、下りは気を付けないと。
と言うより、山登りは下りが肝心です。
気を付けないと膝も痛めるしね~。 -
本当に、木道には感謝です。
-
紅葉はもうちょっと、いやまだまだでしたが、久しぶりに穏やかな山登りを楽しむことができました。
-
ま、自然相手だから仕方がないですね。
またいつか、ベストタイミングで来れることを願って。 -
本当に、以前はこんな橋もわたることができない私でした。
成長したべさ。(笑) -
スタート直後に右手に見えていた噴煙、気になるので、行ってみることに。
「のぞき地獄」とはなんぞや。 -
いや~、のぞき地獄の前に、この道が地獄だわ~。
今日一番の地獄の路です。 -
私から目線もこんな感じ。
-
で、やっとこさ着いたところが「のぞき地獄」
-
眼下に、あちこちから煙が立ち上ってます。
あ~、温泉が湧いてるんだね~。 -
その「のぞき地獄」のほうから流れている川を渡ります。
お湯なのかどうなのか。 -
スタート地点に帰ってきました~。
靴の泥を落として帰ります。 -
すぐそばにある「大雪高原山荘」
人気の宿です。
ここでお土産だけ買って帰ろうと思ったら、コロナのため宿泊者以外は建物の中にも入ることができないそうで、残念。 -
車を止めた「大雪レイクサイト」までのシャトルバス。
帰りは予約制ではなく、一応何時ころのバスに乗ります、とだけ伝えるだけでしたが、一応予定のバスに間に合うことができました。
朝ほぼ最初の便だったので、帰りの組としても早いほうだったのか乗客は十数人。 -
大雪レイクサイトについて、自分の車に乗り換えて帰路に着きます。
汗をかいているので早くお風呂に入りたくて、車の中で検索して「妹背牛(もせうし)温泉ペペル」で汗を流して帰ってきました。
昨日の層雲峡「マウントビューホテル」の温泉よりこっちのほうがはるかに良かったわ~。^^;
と言うことで、久々の登山旅行記、おしまいです。
次の山登りはいつ、どこになるんだろう。(笑)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
上川・東神楽(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 山登り
0
58