2019/07/28 - 2019/07/28
120位(同エリア1267件中)
sio爺さん
昨年(令和元年)の山陰旅行記が数編で中断し、早く完了させたい・・・と思いながらなかなか手がつかず、ようやく着手することにした。
訪問当日の猛暑はこれまでの旅行記で記載の通りで、松江ごころで休憩後に月照寺に立ち寄った後、暑くてヘロヘロなのでエアコンの効いている島根県立美術館訪問だけにした。この美術館は、撮影禁止マークの作品以外、撮影OKだ。これはとても有難いことで、記録に残しているという安心感もあって、ゆったりとした気持ちで鑑賞できた。
なお島根県立美術館は、宍道湖側のロビーがガラス張りになっており、これは夕日鑑賞のためだった。館内から湖畔に出ることもできた。島根県立美術館で名画を堪能し、湖畔のウサギ達の写真を撮った後は、松江駅からバスに乗ってホテルに直行した。あとで振り返ると松江歴史館と槙戸天狗堂に行かなかったことが悔やまれる。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- ANAグループ
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島根県立美術館外観、出入口周辺
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まず館内に入る
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ペネロープ
1912年 ブロンズ
エミール=アントワーヌ=ブールデル -
過去に開催した展覧会のポスターを掲示していた。興味をそそられるものもいくつかあった。
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たとえば、こういうのだ。
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Deep Sound
1983年 ブロンズ
アルマン -
島根県立美術館 コレクション展入口
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フランス近代絵画の世界へ
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セイ・アン・バレーの水車小屋(ギュスターブ・クールベ)
クールベからスタートだ -
波(ギュスターブ・クールベ)
この作品は、1869年の夏、ノルマンディー地方のエトルタ滞在中に描かれた海景画の一つ。(中略)1869年のエトルタ滞在中、クールベは嵐に荒れ狂う波を中心モティーフにした作品を、本作品を含め約30点制作した。襲いかかってくる波に戦いを挑むかのように、クールベは真正面から波の存在そのものに迫った。(以上、掲示説明文より抜粋) -
舟遊び 1877年
アルフレッド・シスレー
パリ郊外のセーヌ河畔にあるシュレーヌの橋が後景に描かれている。ボートをこぐ人物も描かれているが、シスレーにとっては、人もその行為も、橋や木や雲などのモティーフ同様、景色の一部として必然的な存在なのである。(掲示説明文より) -
アヴァルの門
1886年
クロード・モネ -
水飼い場
1886年
ポール・ゴーギャン
ゴーギャンは1885年の夏にノルマンディー地方の海沿いの町ディエップに滞在し、近郊の農村ヴァレンジュヴィルの風景を描いた。印象派の画家たちがノルマンディー地方の海辺の風景に魅せられ、その景色を多く描いたのに対し、ゴーギャンはその例に従わず、水よりも大地を描いた。題材の持つ「土臭さ」が感じられる。(掲示説明文より) -
川の上のヨット、シャトー
1909年
モーリス・ド・ブラマンク -
展示会場内
ここは日本画が展示されている。日本画コーナーには「ご自由にお持ちください」というカードが置かれ、作品の縮小版と作品解説が記載されていた。これは素晴らしいことだと思う。 -
美人読詩
1906年 石橋和訓(島根県生まれ)
ここからは日本画が続く。 -
支那服の少女
1927年 矢田清四郎(島根県生まれ) -
若き画家の像
1926年 中山巍 (巍は「たかし」と読む)
中山巍はヴラマンクの影響を受けているそうだ。(カード説明文より) -
四人の子等
1927年 草光信成(島根県生まれ) -
橋本雅邦作の掛軸
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山水図
1877-86年 狩野芳崖
狩野芳崖は、フェノロサ、岡倉天心らとともに東京美術学校創立に尽力し教授に内定していたが、開校を待たずに死去したそうだ。 -
肥牛・痩馬図
1921年 落合朗風
四曲一双屏風として院展に出品したにも関わらず、半双のみの《肥牛》が入選という審査結果で、納得できなかった朗風は院展を脱退したそうだ。 -
北斎の絵手本
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北斎漫画
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北斎関係の資料が多数展示されていた。
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展示室から出て、2階ロビーに出る。
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ヴィクトル・ユゴーのモニュメント
1897年 オーギュスト・ロダン -
森 Ⅶ
1993年 戸谷成雄 -
エピタフー円筒状の
1990年 遠藤利克 -
1階ロビーに降りると、このブロンズ像。
タイトルは「河」だそうだ。
(1938年 アリスティッド・マイヨール作) -
天気も良かったので、館内から宍道湖側に出てみた。
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野外彫刻作品の「宍道湖ウサギ」が湖に向かって連なっていた。
「うさぎを優しく触ると幸せが訪れる」というのを何かで読んだので、 -
先頭のうさぎをなでて写真も結構撮った。画像は先頭のうさぎが中心になった。
ところが帰ってから知ったのは、「うさぎをなでると・・・・・」は「宍道湖側から数えて2番目のうさぎ」だった。予習不足だった。残念! -
島根県立美術館で名画をたっぷり観賞したあと、松江駅に行って、
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遅めの昼食を購入。
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一つはコレで、
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もう一つは、たしかこっち。
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昼食をゲットした後は、この日の宿である玉造温泉に向かった。
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