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東日本大地震で被災した宮城県内の被災地が10年経った今、どうなっているかを確認する一泊旅です。<br />仕事で仙台に行ったついでなので、石巻、女川、南三陸の被災地のみです。<br /><br />2日目は、石巻のホテルから、女川、南三陸へと移動して、街の様子や震災遺構などを撮った記録です。

10年経った東日本大地震被災地(宮城県)のその後②

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2020/11/30 - 2020/12/01

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旅行記グループ 20201130宮城県被災地

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jingashita 4T

jingashita 4Tさん

この旅行記のスケジュール

2020/12/01

この旅行記スケジュールを元に

東日本大地震で被災した宮城県内の被災地が10年経った今、どうなっているかを確認する一泊旅です。
仕事で仙台に行ったついでなので、石巻、女川、南三陸の被災地のみです。

2日目は、石巻のホテルから、女川、南三陸へと移動して、街の様子や震災遺構などを撮った記録です。

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  • 10年経った東日本大地震被災地(宮城県)のその後②です。宿泊したルートイン石巻中央での朝食からです。朝食は付いていたので、昨晩と同じレストランで頂きます。

    10年経った東日本大地震被災地(宮城県)のその後②です。宿泊したルートイン石巻中央での朝食からです。朝食は付いていたので、昨晩と同じレストランで頂きます。

  • ビュッフェ形式です。コロナ対策として、ゴム手袋かビニール手袋を必ず付けて、取り分けるようになっていました。<br />いつものことですが、どうしても普段の朝食より多めになってしまいます。貧乏性なんですね。

    ビュッフェ形式です。コロナ対策として、ゴム手袋かビニール手袋を必ず付けて、取り分けるようになっていました。
    いつものことですが、どうしても普段の朝食より多めになってしまいます。貧乏性なんですね。

  • デザートとコーヒーも頂きます。

    デザートとコーヒーも頂きます。

  • 朝早くに女川町役場に到着しました。土を嵩上げして地盤を上げてから、町役場、図書館そしてホールを合築していました。<br />ちょうどあげた地盤のあたりまでが、津波の浸水高さです。

    朝早くに女川町役場に到着しました。土を嵩上げして地盤を上げてから、町役場、図書館そしてホールを合築していました。
    ちょうどあげた地盤のあたりまでが、津波の浸水高さです。

  • 町役場から海側を眺めると、そこには、「女川町東日本大地震慰霊碑」と彫られた壁がありました。犠牲になった方々の氏名もありました。

    町役場から海側を眺めると、そこには、「女川町東日本大地震慰霊碑」と彫られた壁がありました。犠牲になった方々の氏名もありました。

  • 左側見ると、女川駅と新しい交番があります。

    左側見ると、女川駅と新しい交番があります。

  • 女川駅は、駅のほか、待合室、温浴施設などが一緒になっています。500円で入浴出来るのは、かなりお手頃価格です。

    女川駅は、駅のほか、待合室、温浴施設などが一緒になっています。500円で入浴出来るのは、かなりお手頃価格です。

  • 駅とありましたが、どこにホームがあるか分かりませんでした。でも、近づくと確かにホームと線路があります。電車でなく自走する列車なので、架線が無いことを忘れてました。

    駅とありましたが、どこにホームがあるか分かりませんでした。でも、近づくと確かにホームと線路があります。電車でなく自走する列車なので、架線が無いことを忘れてました。

  • 屋外階段を3階まで上がると、展望台があります。

    屋外階段を3階まで上がると、展望台があります。

  • そこから見た線路です。

    そこから見た線路です。

  • 今度は、海側に向かいます。振り返ると、そこは駅でした。

    今度は、海側に向かいます。振り返ると、そこは駅でした。

  • シーパラピア女川というお洒落な商店街にある、スクリューのオブジェです。

    シーパラピア女川というお洒落な商店街にある、スクリューのオブジェです。

  • 旧女川交番です。綺麗に周りは整備されていますが、震災の際に津波で横倒しになった鉄筋コンクリート造の建物です。

    旧女川交番です。綺麗に周りは整備されていますが、震災の際に津波で横倒しになった鉄筋コンクリート造の建物です。

  • 基礎側から見た写真です。杭が抜けているのがわかります。津波で鉄筋コンクリート造の建物が転倒したのは、この交番が世界ではじめてだそうです。<br />やはり、復興する過程でも、記憶を記録として保存することも必要なのだと実感しました。

    基礎側から見た写真です。杭が抜けているのがわかります。津波で鉄筋コンクリート造の建物が転倒したのは、この交番が世界ではじめてだそうです。
    やはり、復興する過程でも、記憶を記録として保存することも必要なのだと実感しました。

  • その隣には、これから新たに開園しようとしている公園がありました。子供の遊具のデザインが斬新です。

    その隣には、これから新たに開園しようとしている公園がありました。子供の遊具のデザインが斬新です。

  • シーパラピア女川を海側から見た雰囲気です。平日の午前中なので、人通りが少ないのは、やむを得ないでしょう。

    シーパラピア女川を海側から見た雰囲気です。平日の午前中なので、人通りが少ないのは、やむを得ないでしょう。

  • 復興住宅も見に行きました。かなり高台に建てられています。街から歩いていかには、お年寄りだとちょっと厳しいと感じました。

    復興住宅も見に行きました。かなり高台に建てられています。街から歩いていかには、お年寄りだとちょっと厳しいと感じました。

  • 復興住宅の公園には、防災用なのでしょうか?<br />岩が入っているベンチが設置されていました。どうやって使うものなのでしょうか?

    復興住宅の公園には、防災用なのでしょうか?
    岩が入っているベンチが設置されていました。どうやって使うものなのでしょうか?

  • 復興住宅から眺めた風景です。奥のマンションの手前の崖は墓地でした。これも高台ですが、移転したものなのか、元々この地にあったのか、わかりません。

    復興住宅から眺めた風景です。奥のマンションの手前の崖は墓地でした。これも高台ですが、移転したものなのか、元々この地にあったのか、わかりません。

  • 高台の違う住宅地から眺めた海です。入江になっていて、穏やかな海です。

    高台の違う住宅地から眺めた海です。入江になっていて、穏やかな海です。

  • 陸側です。震災の際は、正面の丘と丘の間も浸水して、反対側の海まで水浸しだったようです。

    陸側です。震災の際は、正面の丘と丘の間も浸水して、反対側の海まで水浸しだったようです。

  • 最後にやってきたのが、南三陸です。仮設の商店街である「南三陸さんさん商店街」が浸水被害を受けた真ん中にあります。ここだけは、人通りがあります。<br />その他セブンイレブンなど業務用の建物以外の建物は一切ありませんでした。とりあえず、ここで昼食を食べます。

    最後にやってきたのが、南三陸です。仮設の商店街である「南三陸さんさん商店街」が浸水被害を受けた真ん中にあります。ここだけは、人通りがあります。
    その他セブンイレブンなど業務用の建物以外の建物は一切ありませんでした。とりあえず、ここで昼食を食べます。

  • どこも、海の幸がたくさんあり、目移りしてしまいます。

    どこも、海の幸がたくさんあり、目移りしてしまいます。

  • 一番リーズナブルな価格設定だったような気がしたので、海たろうという丼専門のお店にします。

    一番リーズナブルな価格設定だったような気がしたので、海たろうという丼専門のお店にします。

  • 海鮮丼1628円を頼みました。外でも食べられると言われましたが、店内で食べました。でも、明細書を見たら消費税は10%。店内で食べれば8%のはずが、ぼられたのか? それとも、制度が変わってたのか?面倒なので、そのままにしました。

    海鮮丼1628円を頼みました。外でも食べられると言われましたが、店内で食べました。でも、明細書を見たら消費税は10%。店内で食べれば8%のはずが、ぼられたのか? それとも、制度が変わってたのか?面倒なので、そのままにしました。

  • 津波が遡上した八幡川の護岸もきちんと整備されています。また、少し変わった形の橋がかかっていました。今年の10月に開通したばかりの中橋です。

    津波が遡上した八幡川の護岸もきちんと整備されています。また、少し変わった形の橋がかかっていました。今年の10月に開通したばかりの中橋です。

  • 周りの土地を嵩上げしている分、護岸が広く必要となっています。

    周りの土地を嵩上げしている分、護岸が広く必要となっています。

  • この橋は震災復興祈念公園とさんさん商店街とを繋ぐ橋です。とても変わった形ですが、よく見ると吊り橋でした。両側は上を通り、真ん中は下を通るようになっています。調べてみると、設計はなんとあの隈研吾氏でした。

    この橋は震災復興祈念公園とさんさん商店街とを繋ぐ橋です。とても変わった形ですが、よく見ると吊り橋でした。両側は上を通り、真ん中は下を通るようになっています。調べてみると、設計はなんとあの隈研吾氏でした。

  • 南三陸町役場の旧防災対策庁舎の一部を震災遺産として残しています。

    南三陸町役場の旧防災対策庁舎の一部を震災遺産として残しています。

  • 鉄骨が曲がっているのは、相当な力がかかったことがよくわかります。

    鉄骨が曲がっているのは、相当な力がかかったことがよくわかります。

  • 旧防災対策庁舎のあるところから、上に登ると祈りの丘があり、こんなコメントがありました。まさに全体がメモリアルパークになっています。

    旧防災対策庁舎のあるところから、上に登ると祈りの丘があり、こんなコメントがありました。まさに全体がメモリアルパークになっています。

  • 祈りの丘からの海側を眺めます。被災地の復興はそれぞれでした。ほぼそのまま建物を建て直した石巻のような地域もあれば、住宅を高台に移し、町役場など重要な施設の土地を嵩上げした女川町。そして、ほぼ全てを公園などにしてしまった南三陸町など、本当にそれぞれだった。

    祈りの丘からの海側を眺めます。被災地の復興はそれぞれでした。ほぼそのまま建物を建て直した石巻のような地域もあれば、住宅を高台に移し、町役場など重要な施設の土地を嵩上げした女川町。そして、ほぼ全てを公園などにしてしまった南三陸町など、本当にそれぞれだった。

  • 今度は中橋の下側を通り戻ります。

    今度は中橋の下側を通り戻ります。

  • この食事をした仮設商店街では写真展が開催されていましたが、この日はたまたまお休みでした。残念!

    この食事をした仮設商店街では写真展が開催されていましたが、この日はたまたまお休みでした。残念!

  • 民間の震災遺構、高野会館です。3.11当日は300人以上の方が屋上に避難して一夜を過ごしたそうです。写真の建物の右上に青い印がありますが、津波はあの高さまで至ったそうです。

    民間の震災遺構、高野会館です。3.11当日は300人以上の方が屋上に避難して一夜を過ごしたそうです。写真の建物の右上に青い印がありますが、津波はあの高さまで至ったそうです。

  • 正面玄関側です。中には入れませんが、説明書きありみす。また、右上の青い印が津波の高さを表しています。

    正面玄関側です。中には入れませんが、説明書きありみす。また、右上の青い印が津波の高さを表しています。

  • よくよく見ると整地された土の部分にはまだ、日常の生活雑貨が散乱していました。

    よくよく見ると整地された土の部分にはまだ、日常の生活雑貨が散乱していました。

  • 少し高台の中学校までやってきました。ここから見ると南三陸の街の全貌がみえるはずなので。フェンスには案の定、当日の写真と以前の写真が比較して掲載されていました。今と

    少し高台の中学校までやってきました。ここから見ると南三陸の街の全貌がみえるはずなので。フェンスには案の定、当日の写真と以前の写真が比較して掲載されていました。今と

  • そして、これが今の状況です。まだまだ復興には時間がかかりそうです。

    そして、これが今の状況です。まだまだ復興には時間がかかりそうです。

  • 移転した南三陸町役場に来ました。とても立派な庁舎で、かなり高い場所に立っていました。

    移転した南三陸町役場に来ました。とても立派な庁舎で、かなり高い場所に立っていました。

  • 役場の中はこんな感じです。とても広いロビーでした。まだ、ボランティアでこの地を応援している若者がいることがわかりました。

    役場の中はこんな感じです。とても広いロビーでした。まだ、ボランティアでこの地を応援している若者がいることがわかりました。

  • 途中、パーキングエリアに一度だけ寄って、仙台に向かいます。

    途中、パーキングエリアに一度だけ寄って、仙台に向かいます。

  • ようやく仙台駅に戻ってきました。昨日、到着した側と反対側が新幹線口です。

    ようやく仙台駅に戻ってきました。昨日、到着した側と反対側が新幹線口です。

  • 新幹線の待合室には仙台の伝統工芸品などが展示されていました。

    新幹線の待合室には仙台の伝統工芸品などが展示されていました。

  • 旅も終わりに近づいて来ました。予定より早く駅についたので、30分ほど早いはやぶさに振り替えることにしました。

    旅も終わりに近づいて来ました。予定より早く駅についたので、30分ほど早いはやぶさに振り替えることにしました。

  • 行きと同様にかなり空いていました。<br />この旅の報告は以上です。<br /><br />10年経った今でも東日本大震災の影響がまだまだ残っていることを実感した旅でした。

    行きと同様にかなり空いていました。
    この旅の報告は以上です。

    10年経った今でも東日本大震災の影響がまだまだ残っていることを実感した旅でした。

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