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旧士幌線を楽しんだ後、足寄(あしょろ)を経由してオンネトーに向かう。<br /><br />大自然に囲まれるオンネトーの湖面は、四季と時間により刻々と変化する。<br />その様は「五色沼」とも呼ばれ、神秘的でもある。<br />※『オンネトー』とは、アイヌの言葉で「年老いた沼」・「大きな沼」を意味するらしい。<br /><br /><br />音更川に沿って国道273号線を南下し、脇道から進路を左に取る。<br />山を下り241号線に合流すると、足寄までもう少し。<br />私は軽快にステアリングを廻す。<br /><br /><br />かつて、この町を旧国鉄の池北線が走っていた。<br />根室本線の池田駅から、足寄を通り陸別を抜け、石北本線の北見駅に至る。<br />その距離は140kmもあり、33の旅客駅があった。<br /><br />池田からの開通は1910年。<br />当初は森林資源の輸送に利用されたが、道路網の整備により乗客の減少に拍車がかかる。<br /><br />1964年当時の時刻表をひも解けば、急行「池北」号を含めた6本の列車が直通運転をしている。<br />各駅停車は、約3時間30分を要している。<br /><br />さらに1989年に経営母体は、第三セクターに移り名称も『ふるさと銀河線』となる。<br /><br /><br />時は流れ、沿線の過疎化が進む。<br />とうとう2006年4月20日、その鉄路の歴史に幕が下りた。<br /><br />

道東・廃線跡をゆく、4 旧池北線から神秘の湖へ向かう

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2020/10/05 - 2020/10/05

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旅行記グループ 道東・廃線跡紀行

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レモンパパ

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旧士幌線を楽しんだ後、足寄(あしょろ)を経由してオンネトーに向かう。

大自然に囲まれるオンネトーの湖面は、四季と時間により刻々と変化する。
その様は「五色沼」とも呼ばれ、神秘的でもある。
※『オンネトー』とは、アイヌの言葉で「年老いた沼」・「大きな沼」を意味するらしい。


音更川に沿って国道273号線を南下し、脇道から進路を左に取る。
山を下り241号線に合流すると、足寄までもう少し。
私は軽快にステアリングを廻す。


かつて、この町を旧国鉄の池北線が走っていた。
根室本線の池田駅から、足寄を通り陸別を抜け、石北本線の北見駅に至る。
その距離は140kmもあり、33の旅客駅があった。

池田からの開通は1910年。
当初は森林資源の輸送に利用されたが、道路網の整備により乗客の減少に拍車がかかる。

1964年当時の時刻表をひも解けば、急行「池北」号を含めた6本の列車が直通運転をしている。
各駅停車は、約3時間30分を要している。

さらに1989年に経営母体は、第三セクターに移り名称も『ふるさと銀河線』となる。


時は流れ、沿線の過疎化が進む。
とうとう2006年4月20日、その鉄路の歴史に幕が下りた。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通手段
レンタカー
  • 糠平湖を後にし、

    糠平湖を後にし、

  • 468号線に入る。

    468号線に入る。

  • 軽快にステアリングを廻す

    軽快にステアリングを廻す

  • 足寄(あしょろ)町に入ってきました。

    足寄(あしょろ)町に入ってきました。

    道の駅 足寄湖 道の駅

  • 道の駅「あしょろ銀河ホール21」

    道の駅「あしょろ銀河ホール21」

    道の駅 あしょろ銀河ホール21 (旧足寄駅) 道の駅

  • 牛も「寄って美菜(みな)」って

    牛も「寄って美菜(みな)」って

  • 建物の中に線路があり

    建物の中に線路があり

  • 駅があり・・・

    駅があり・・・

  • 列車が走っている!?

    列車が走っている!?

  • かつて、この場所に国鉄池北線の足寄駅があった。<br />

    かつて、この場所に国鉄池北線の足寄駅があった。

  • ちほく高原鉄道

    ちほく高原鉄道

  • ホールには「松山千春コーナー」もある。

    ホールには「松山千春コーナー」もある。

  • こんなパネルも(^^)

    こんなパネルも(^^)

  • 時間によって、それぞれの曲が流れる。

    時間によって、それぞれの曲が流れる。

  • 裏に回れば、

    裏に回れば、

  • かつての駅舎が

    かつての駅舎が

  • 駅名もかすれ気味

    駅名もかすれ気味

  • 鉄が切断されている姿を見るのは、やはり寂しい。

    鉄が切断されている姿を見るのは、やはり寂しい。

  • 国鉄時代の物か

    国鉄時代の物か

  • 足寄を後に、大きな空と大地を進む。<br />

    足寄を後に、大きな空と大地を進む。

  • 大きな山が見えてきました。<br />

    大きな山が見えてきました。

  • 林道を入ると、

    林道を入ると、

  • 「オンネトー」に着きました。<br /><br />

    「オンネトー」に着きました。

    オンネトー 自然・景勝地

  • 湖面から

    湖面から

  • 雌阿寒岳と阿寒富士が見える

    雌阿寒岳と阿寒富士が見える

  • 湖の周辺を

    湖の周辺を

  • 散策します。<br />

    散策します。

  • 遊歩道がある。

    遊歩道がある。

  • 倒木もあるが

    倒木もあるが

  • ずんずん進む

    ずんずん進む

  • あたりは静寂

    あたりは静寂

  • こんな景色も

    こんな景色も

  • 美しい<br />

    美しい

  • 静かで水の音と

    静かで水の音と

  • 鳥のさえずり、風の音が心地よい<br />

    鳥のさえずり、風の音が心地よい

  • 時間がゆっくり流れるひと時<br />

    時間がゆっくり流れるひと時

  • 森林が空を覆う

    森林が空を覆う

  • 紅葉は

    紅葉は

  • 始まったばかり

    始まったばかり

  • それでも多くの人を惹きつける

    それでも多くの人を惹きつける

  • 本当は、

    本当は、

  • 湖面に波が立たない

    湖面に波が立たない

  • 早朝がおススメとか

    早朝がおススメとか

  • 霧に包まれて

    霧に包まれて

  • より神秘的な湖が観えるらしい

    より神秘的な湖が観えるらしい

  • 展望台から 

    展望台から 

    オンネトー展望台 名所・史跡

  • せっかくなので山頂まで

    せっかくなので山頂まで

  • 大木が倒れている

    大木が倒れている

  • 登ります。

    登ります。

  • 雌阿寒岳と阿寒富士<br />

    雌阿寒岳と阿寒富士

  • わずかに湖が見える。<br />

    わずかに湖が見える。

  • 滝への入り口

    滝への入り口

  • 野営場があり、本格的な登山もできるようだ。<br />

    野営場があり、本格的な登山もできるようだ。

    オンネトー国設野営場 キャンプ場

  • 帰り道「錦沼」に寄る。

    帰り道「錦沼」に寄る。

  • 見えてきたのは、

    見えてきたのは、

  • 湿地を進むと

    湿地を進むと

  • 茶色の景色が

    茶色の景色が

  • 看板には「オレンジ色に輝く」とある。<br />

    看板には「オレンジ色に輝く」とある。

  • 確かに不思議な

    確かに不思議な

  • 光景が広がる。

    光景が広がる。

  • 湖面に映える

    湖面に映える

  • 神秘な沼だった。<br /><br /><br /><br />  <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />    ――つづく―<br /><br /><br /><br />

    神秘な沼だった。



      







        ――つづく―



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