2020/11/20 - 2020/11/23
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roaさん
11/20~11/23にて横浜~新宮~四日市~横浜のクルーズに行ってきました。
コロナ禍のニューノーマルの中、飛鳥でどのように過ごしたか、どのように過ごさなければならないか、その雰囲気等をいつものように旅行記というよりは情報提供という感じでお伝えしたいと思います。今後の参考にして下さい。
コロナ後に飛鳥はどのように変わったのか、またややこしいことに飛鳥はプチ改装しているのでそれに伴い、いろいろ変わったところもあります。現在のルールが改装によるものなのかコロナによるものなのか判別が難しいですが、とりあえず11/20~11/23の旅行記を元に書いていきたいと思います。
僕は過去に何泊もしている老人ではないので、知見は浅いですけど僕なりの観点で情報をお伝えしていきますね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1年半ぶりの飛鳥なので、1日目の旅行記は前半が出船までの船内施設の様子、後半は大さん橋を出港してから沖に出るまでを書きたいと思います。
これはPCR検査です。唾液検査です。
僕らは11/20発のクルーズだったのですが、「11/12必着で送ります」と船会社からの通知があり、その通り送られてきました。ヤマト便で、宅配ボックス不可です。対面での受領になります。
11/12が木曜日だったので仕事の都合で平日は受け取れず、11/14の土曜日に受け取り、11/15の日曜日に検査というか唾液を提供してその日のうちに普通郵便で郵送しました。ちなみに11/17の火曜日までに必着で返送して下さいと説明書には書かれていました。同封の説明書には結果が判明するまでに3日程度かかると書かれていましたが、船会社側が事前に予約しているんでしょうね、検査機関に到着後24時間以内に判明すると案内には書かれていました。
飛鳥は出発までに合計3回書類が届きます。(郵船クルーズに直接申し込んだ場合です)
まず、申し込み依頼をした後で送られてくる申込書一式。(請求書とか)
次にボーディングパスとか感染履歴のアンケートとかオプショナルツアーの申込書一式。(出発の14~15日前)
次にPCR検査キット。(出発の1週間前)
これら全てはヤマト運輸から届くのですが、全て対面引き渡しなのでマンションの宅配ボックスには届きません。リアルタイムで受け取れなければ再配達をお願いするしかありませんので、注意が必要です。
話は戻って、PCR検査の結果は事前に登録したメールアドレスに送られてきますし、webでも見ることができます。日曜日に郵送し、結果は水曜日の午前に判明しました。「高リスク」「再検査」「低リスク」の中で「低リスク」でした。ちなみに、高リスクと再検査の結果が出たら乗船はできないです。検査機関から船会社にも連絡が行くようで、高リスクなのを黙って大さん橋に行ってもダメだそうです。バレるそうです。
検査して結果を自身で調べるにはQRコードをスキャンしたり、あれこれいわゆる今流行の "DX" の入門編みたいなことをやらなければならないので、飛鳥の主要顧客である定年後の老人達は大変だと思いました。もう少し老人にも優しいやり方はないのかななんて思ったりしました。僕らでもよく読まないと分からないですもん。船内もDX化が進んでいました。追々書いていきたいと思います。横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡
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当日は風もなく、雨も降らず、天気が良かったです。大さん橋のC(沖に向かって左側の岸壁)に接岸しています。にっぽん丸はB号岸壁に入港することが多いです。
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今回はCスイートにしました。
乗船は13:45からハンディキャップの方々やロイヤルスイートから始まり、その後Aスイート、Cスイートといった具合に乗船が始まり、以降は大よそですけど30キャビン単位で乗船が始まっていきます。
僕らは14:20乗船開始との事前アナウンスを受けていました。コロナの影響もあり、早く来ても早く乗れませんとのことでした。できるだけ指定された時間に来てくださいとのことでした。
ただ、先週近所に買い物に行った際に大さん橋に立ち寄って飛鳥を見に行ったのですが、その際に船会社の人に聞いたところ、Cスイートは14:00頃から乗船を開始しているとのことでした。今回もそうじゃないかと思い、14:00目途で大さん橋に向かいました。実際に到着したのは14:05頃でしたが、そのタイミングで乗船のアナウンスが流れました。待つことなくちょうどの時間で手続きができました。 -
飛鳥の乗船客用の待合室は一番奥です。ガラガラでした。
あと、大さん橋でのカートは今は貸してくれません。感染症対策だそうです。僕らはスーツケースではなくダンボールだったので、自宅から2輪のカートを持参してそれにダンボールを積んで受付まで転がしていきました。でも帰港時は貸してくれましたので、乗船時も強く要請すれば貸してくれるかもしれないですね。 -
乗船まではほぼいつもと同じ流れです。
事前に記入したアンケートを提出して、身分証明書を見せて、その場で表面体温を計測してもらうのですが、特に時間がかかるものではなく、ややこしい手続きがある訳でもなく、普通でした。スイスイ進みました。いつもの飛鳥の乗船手続きに体温測定が加わっているという感じです。
デッキでの記念撮影もやっていました。 -
乗船手続き後はすぐに部屋に入れます。
部屋内には所々コロナ禍の影響がありました。
使用済みマスクは指定のビニール袋に入れてゴミ箱に捨てて下さいと書かれていました。(でもどれくらいの人達が遵守しているかは定かではありませんが)
あと案内書面というか、紙類がほとんどなかったです。アスカデイリーは部屋内に置かれていましたが、ルームサービスのメニューとかは部屋の机の上に置いてあるQRコードをスマホで読み込んでスマホ上で確認するというやり方でした。
あとアスカデイリーはスマホでも見ることができました。
乗船手続き時に預けた大きな荷物は乗船後10~15分程度で部屋に届けられました。本当にすぐでした。 -
これがテーブルの上に置かれていて、ここに掲出されているQRコードを読み込んでいきます。このQRコードを読み込めば客室設備とか夕食の内容とかルームサービスのメニューとかがスマホで見ることができます。アスカデイリーを持ち歩くよりも断然効率がいいですね。
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TVが新しくなっていて、VOD機能を搭載していました。
映画、バラエティ、音楽、飛鳥のPRに分かれるのですが、個人的には映画しか興味がありませんでした。バラエティといっても犬猫番組とJSPORT系のゴルフ系の番組が多いし、バラエティというくらいなんだからもっといろんなジャンルの番組を入れておいてほしいと思いました。
映画のカテゴリーで東野圭吾の作品を数本上映していたのでそれを観賞していました。
TVのアームは伸縮するので前後左右で位置を変えられますよ。あとHDMI端子とかが塞がれていないので、ケータイで撮影した画像や動画をTVに映し出すこともできました。HDMIへの変換ケーブルは自身で持ち込まなければなりませんが。 -
ブランケットアートです。簡単に作れるんでしょうけど、色といい形といい、ちゃんと熊に見えました。
ベッドはハリウッドツインで組んでくれていました。 -
歯ブラシとかカミソリとかは感染防止なのか、巾着にまとめられていました。シャンプー類はそのまま置かれていました。大浴場のやつよりはこっちの方が質が良かったです。ロクシタンでした。
巾着は毎日補充してくれます。
部屋に荷物を置いて外に出ようとしたら客室係の人がダンボールを運んできてくれました。荷解きは後回しにして、船内人口が少ない間に船内をパトロールすることにしました。 -
リドの風景です。
厨房内の附属機器は新品同然です。机も椅子も新しいです。そりゃそうですよね、ビュッフェは中止しているので、改装後は使っていないのですから。 -
クラブ2100です。板張りのフロアのところにまで椅子が並べられています。ダンスは中止なのでこのようになっています。夜はバンド演奏をやっていました。
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ビスタラウンジです。
こんな感じでカウンターには座れません。ここに座らせてしまうとバーテンダーとの距離が近くなりますし、仕方ないですよね。 -
窓際の席もこんな感じで、対面では座れないところが多かったです。
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ビスタラウンジのカウンターは座れませんが、他の席は使用できます。
17:00からアルコール類もフリードリンクと聞かされていましたが、乗船時から飲めました。ただ、ラウンジによって提供されるアルコール類が微妙に異なっていました。
これはビスタラウンジですが、モヒートとかブルーハワイとかカクテルの数が多かったです。これがすぐ隣のリドカフェに行くとカクテルの数が減っていました。
ビールやグラスワイン、焼酎(無料で飲める銘柄はどこも晴耕雨読だけ)や日本酒はどのラウンジでも注文できました。
小さな皿に入ったナッツ類は無料ですが、それ以外のピクルスとかは有料でした。
アルコール類やおつまみのメニューを見るにはテーブルの上にQRコードがあり、これをスマホで読み込むのですが、QRコードにピントを合わせて読み込んでいるうちにウェイターさんが紙のメニューを持ってきてくれます。紙のメニューを下さいと言わなくても読み込みにモタついていたら持ってきてくれます。 -
パームコートはこんな感じで隣のテーブルとの間隔が確保されています。
この写真を撮影したのは乗船時すぐ(14:30頃)だったので、人もまばらでした。 -
とにかく隣との間隔が開きすぎでした。
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この検温装置が船内の至る所にありました。
順番としては①クルーズカードをかざす、②モニターに顔を近づける、③体温正常のアナウンスを聞く、この流れです。体温が正常なら施設内に入れます。最初の頃は老人達は戸惑っていましたが、2日もすれば皆さん慣れていました。
コツですけど、モニターに近づきすぎると異常値(38度とか)が出てしまうので、少し下がるといいと思います。そのあたりもスタッフの方々は分かっていて、「表面温度異常」と出た人には「もう少し下がって計測してみて下さい、あ、大丈夫ですね」てな感じでした。
異常値が出たとしても再度計り直せばいいだけですし、高温が故に入場を拒否された人は僕が知る限りではゼロでした。 -
パブリックエリアのトイレですが、どこのトイレにもハンドソープと消毒器が置かれていました。
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プールは利用できます。が、人数制限があるようです。
今回のクルーズでは1組だけ利用している人を見ました。
バスタオルは今までと同様、プールサイドの木箱に大量に入っていました。自由に持ち出し可能です。特にスタッフに声を掛けて持ってきてもらうとか、そういうことはしなくていいみたいでした。 -
ラウンジとかダイニングでは着席すると必ずではないのですが、このような紙製のマスクケースがもらえました。
これとは別にもっとちゃんとした飛鳥の絵が描かれたマスクケースもあって、これは乗船受付時にもらえました。 -
フォーシーズンダイニングです。窓側は原則2人掛けで、テーブルとの間にはアクリルのパーテーションが置かれ、しかも隣のテーブルには客を入れず、その隣のテーブルに客を入れるという具合にして感染症対策には念には念を入れていました。
ダイニングの中央付近は8人テーブルとか多人数の円卓があったのですが、そこでも知らない人同士になると間にアクリルのパーテーションを入れていました。 -
スモーキングラウンジと掲示されていますが、単なる喫煙所に様変わりしていました。
飲み物も注文できませんし、椅子もありません。
ここでもクルーズカードをかざし、体温を計ってから中に入ります。サイネージには定員8名と表示されていましたが、それ以上の混雑の時もありました。入口にスタッフが立っていないので人数制限をすることもなく、何人でも入りたい放題でした。 -
こんな感じで椅子は全て撤去されていました。
船内ではこことデッキ11のトモの部分だけが喫煙可能エリアなのですが、リドカフェがオープンしている間はデッキでも飲食可能とのことで、受動喫煙防止の観点から禁煙でした。言ってみればデッキ11はほぼ終日禁煙みたいなもので、灰皿が置いてあったのは見かけませんでした。喫煙する時はここに来るしかありませんでした。 -
この消毒スタンドがスモーキングラウンジだけじゃなく船内のいろんな所に設置されていました。飛鳥のロゴが入っている特注品なのでしょうけど、今回の感染症対策でものすごくお金をかけたんだなと思いました。
初日のパトロールはこんな感じです。
とりあえず部屋に戻って出港シーンを見ることにしました。
今回はようやく右舷でしたので(いつもは何故か左舷)、岸壁を見ながらの出港が楽しみでした。 -
部屋に戻る前にリドでハンバーガーを食べました。ワインも。
以前のようにカウンターに並ぶスタイルは全くなくなっていて、席で注文する形式でした。アイスクリームもそうでした。
ちょっと厄介なのがケチャップとかコショーとかは小袋で出てきます。人によって味の好みは違う訳で、ケチャップ増し増しの人もいるでしょうし、マヨが欲しい人もいると思うんです。でも出されるのはあくまでもデフォルトというか、ハンバーガーならケチャップとマスタードが1袋だけ小皿に乗って出てくるだけなんです。なので追加したい場合は都度都度ウェイターを呼ばなければなりませんでした。 -
横浜の夜も暮れていき、17時前には結構暗くなりました。
出船のセレモニーはなく、ドラは鳴るものの、静かな出港でした。
ちなみにですけど、大さん橋の先端からは毎週土曜日の20:00~20:05で花火が打ち上げられます。でもここ最近はハンマーヘッドからしか打ち上げられていないような気もしますが、いずれにせよ少なくとも年内いっぱいは毎週土曜日に花火が上がります。すごくきれいですよ。 -
飛鳥の長音三声が響いて静かに出港していきました。
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途中、氷川丸の前を通るあたりになると氷川丸からの汽笛が鳴ります。お見送りの長音三声ですね。17:00出港の場合、17:10あたりです。それを聞こうと思ってバルコニーに出たのですが、17:05に鳴り始めました。早いんじゃない?と思ってよくよく景色を見たらロイヤルウィングの出港の長音三声でした。
もちろんその数分後には氷川丸から汽笛がなり、それに応えるべく飛鳥からも長音三声が響きました。
氷川丸は100年弱、人間で言うとお婆ちゃんですよね。今では航海に出ることはなく、船としての機能は汽笛を鳴らす程度。その一方でクリスタルハーモニー時代も入れて飛鳥は30周年というくらいですからまだまだ若い。お婆ちゃんが孫娘を送り出すような感じなんでしょうね。飛鳥の方が汽笛に威勢がありました。
飛鳥も飛鳥Ⅲを造るとか造らないとか、そういう話もあります(した)けど、船としてはまだまだ現役ですよね。 -
サービスのスパークリングワインとお菓子。
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ベイブリッジは出港後15分程度で通過します。
デッキに出ることなく、サービスでついてきたスパークリングワインをバルコニーで飲みながら横浜港を後にします。
この時点で既にモヒート、ワイン2杯、焼酎1杯、部屋内の缶ビール1本を飲んだ状態でした。このスパークリングワインがトドメを刺したようで、夕食の内容はほとんど覚えていませんでした。
なのでここからは極端に写真が減ります。
眠くて眠くて…。 -
フォーシーズンダイニングの今日の夕食メニューです。
今日は洋食でした。
19:45からの部でしたが、混雑していませんでした。 -
エントランスはこんな感じです。
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この日はドレスコードはカジュアルだったので、一部の気合の入っている人を除き、皆さん普通の装いでした。
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ドリンクメニューはこんな感じでした。ダイニングでもグラスワインを4杯ほど飲みました。フリードリンクなので無料でした。
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アミューズまでは撮影したのですが、それ以降は末端神経まで脳からの指令が届かなかったようで、食べることくらいしかできず、撮影するところまで気が回りませんでした。
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一応メニューを撮影しました。初日はこんな感じでした。
この後はグランドスパに行って、さっさと寝ました。
予報では駿河湾沖が荒れる感じでした。風速も20m程度の予報でした。
新宮港は50cm以上の波が岸壁に打ち寄せると接岸できないと地元のタクシー会社が言っていました。新宮では熊野古道を散策すべくタクシーを手配していたのですが、そんなことを言われ、抜港が頭をよぎりました。
でも寝ました。
途中目が覚めたら駿河湾あたりだったのですが、外を見ると確かに風も強かったし波も高かったです。
こんな感じで1日目は過ぎていきました。
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