goto北海道③稚内からラストチャンス層雲峡の紅葉へ

2020/10/17 - 2020/10/20

10月19日朝一のフェリーで稚内へ。海産物を売る店でgotoクーポンを使い切る爆買い海産物。
楽しみな紅葉はやはり3日前に雪が降ってしまった位寒くなって燃えるような赤い木々に出会うことはなかった。

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

さようなら利尻富士。8時55分発フェリーで稚内へ向かう。

日本百名山のっ一つ利尻富士。1721メートル。

稚内港まで100分。穏やかだった海。10時35分到着。

稚内でgotoクーポンで海産物を買いまくる。北海道ならではのカニ9800円。これを買うと送料無料なので、あとはシシャモに紅サケ、ホッケ、ラーメンその他エトセトラ。帰った翌日には到着。新鮮なたらこで夕食を楽しみました。
旅行代の15％二人で36000円も。本当にありがたいクーポンでした。

なだらかな緑の起伏がどこまでも続く宗谷丘陵は一万年前、氷河期の凍結と融解の繰り返しによりできたもの。明治期の山火事で森林が消え、太古のドラマを宿す美しい地形があらわになりました。

2004年に北海道遺産に指定されました。

バスの団体旅行なので行けませんでしたが、こちらに「フットパス」という白い道がある。

ホタテの貝殻を敷き詰めた「白い道」だそうです。歩いてみたかった。

あれはキタキツネ。

野生のキタキツネが現れてくれました。

牛の放牧されているこの大地は1万年前のウルム氷河期が終わると、雨水や川水が土砂を削り小さな谷がV字に刻まれ、現在のような周氷河地形が出来たそうです。このような地形は北海道のいたるところでできたとされていますが、開発などで破壊され、現在でもその美しい地形を最も顕著に見られるのは宗谷丘陵のみといえるそうです。

いつまでも残して欲しい宗谷丘陵。

雪の中でも見えやすいように赤と白のストライプに塗られている。
ノシャップ岬にある稚内灯台もこのストライプに塗られている。

宗谷岬では日本最北端到着証明書を頂きました。

オホーツク海この海の向こうにサハリンがはっきりと見えた。ガイドさんがサハリンというので、どうして樺太といわないのか？不思議だった。
サハリンはロシア語だったとわかった。
わずか43キロしか離れていないから良く見えた。

父はシベリアに抑留された人だった。寒くて辛い思いをした、捕虜の生活を過ごしたロシアが見えた。
稚内には樺太の歩みとのつながりが学べる貴重な資料が稚内市樺太記念館にあるそうです。

4年ものシベリアでの捕虜生活だった。

猿払での昼食はホタテづくし。期待していたサイズではなかった。とてもこぶり。

330キロも走行して層雲峡温泉へ向かった。

紅葉はすでに終わりといった感じである。

層雲峡観光ホテル。

食べ放題だったズワイガニ。美味しかったです。

ホテルの露天風呂は層雲峡の岩肌を真似ていた。この風呂はバスタオルのワンピースを着て入浴する混浴風呂。とても大きくて山を眺めることが出来る素敵な温泉でした。

層雲峡駅は670メートルにある。片道7分のロープーウェイ。往復2100円団体料金。個人は2400円。

雪山が見えて来た。

雪が降った黒岳に朝一番にロープーウェイで昇り、この壮大な景色を眺めることが出来た。

1300メートルの黒岳駅。

青空が綺麗だった。高松台展望台からは黒岳がより近くに見える。

黒岳カムイの森の道。往復約30分の道。あまりょうの滝展望台がある。
黒岳リフトでもっと上に行くと歩くことが出来る道。7合目のロッジまで行くとあと1時間半で山頂1984メートルへ行くことが出来るそうだ。

ハイキングコースには雪が残っていた。3日前に積もった雪だった。

冬はスキー用リフトとなる。

この景色を見ることが出来た私たちはとてもラッキーだった。30分遅れのツアーバスは風が強いからロープーウェイは運休となってしまったのだった。

風が強くてロープウェイはかなり揺れた。

このような綺麗な紅葉は10日ほど早ければ見れたのかも。

大雪山連峰の山々を一望できる。黒岳駅。

帰り道のバス車内からの層雲峡の写真。

残月峰

秋の雲と奇岩の数々

観音岩、マリア岩、喜寿人岩

一番きれいだった胡蝶岩の下、カエデの紅葉。

双槍峰

車内からガイドさんが数々の岩の名前を言ってくれたが、30秒ごとに右を、左をと言われたので何も覚えていません。

上川層雲峡インターまでは30分。25キロほどである。

新千歳空港へ向かう高速道路の途中、砂川のサービスエリア。

新千歳空港へお昼には到着。空港内のラーメン道場でランチ。

どんぶりで北海道を。

有名店「一幻」のえびラーメン。30分並んだかいがあって大変美味しかった。
えび塩830円。北海道の味ここに詰めました。このソバは東京でも大人気。3店舗もある。

松本へ向かう途中であちこちを眺めることが出来た。

佐渡ヶ島。これほどハッキリ見ることが出来て楽しい旅路でした。3時55分到着。
私たちが帰って2週間後にはコロナが北海道に蔓延した。

今回買ってきた乾物あれこれ。右下はおぼろ昆布工場で購入。おじさんおばさんが手で袋に入れていた。アザラシを見た場所の駐車場の道を挟んだ反対側にあった。
https://4travel.jp/travelogue/11658815?lid=notice_vote_travelog
このアザラシ君です。

マツコが美味しいとテレビで言った利尻昆布ラーメンがこちらでは270円。一番この旅で安かった。
右上のホタテカレーはほたてが一つ丸々入っていた。630円。高いけれどそれはそれは美味しい北の味。
左のホタテみみは1000円。ほたてのひもを伸ばして乾燥、コリコリとした歯触り、噛むほどに出るホタテ貝特融のこくのある味わいが楽しめます。
サケの昆布巻きはお正月まで取っておくつもり。

大雪山の峰々の間に広がる溶岩台地は300種類以上の高山植物を沢山見ることが出来るようだ。これらが咲くころに又来てみたい。

利尻島で買った利尻ひなげしは残念ながら、寒くて室内でも発芽しなかった。来年春に再挑戦してみるつもりだ。北海道は味だけではなく花も楽しめる素敵な場所。