2009/08/08 - 2009/08/13
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Miyatanさん
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2009年8月8日~13日、夏休みの北海道旅行一人旅
2009年
8月 8日(土) 静岡→新千歳→札幌泊 (札幌ラーメン)
8月 9日(日) 札幌→夕張泊 (夕張メロン)
8月10日(月) 夕張→新得→帯広→釧路→摩周泊 (帯広の豚丼)
8月11日(火) 摩周湖&屈斜路湖→網走泊
8月12日(水) 網走→北見→旭川(旭山動物園)→富良野泊 (旭川ラーメン)
8月13日(木) 富良野→滝川→札幌→新千歳→羽田→横浜
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2009年
8月8日(土)
今日から九連休。午前中は図書館に行って、本を借りてくる。
一旦JR静岡駅までバスで出て、静岡空港行きの高速バスに乗る。50分くらいで着いた。吉田インターで降りてからが、少し長かった気がした。
飛行機は全日空782便、17:30静岡空港発。出来たばかりの静岡空港を使ってみたかったからである。今回はマイレージ旅行なので、航空券代は一切かかっていない。この時期は割引運賃が殆ど使えないので、ある意味溜まっているマイレージの有効活用かな、と。静岡空港 (富士山静岡空港) 空港
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静岡空港は小さい山の上にあった。周りは本当に、見渡す限りの茶畑で、「富士山静岡空港」の名前が詐欺みたい。なぜ、この位置で富士山を名乗るのか、と思う。
出来たばかりの建物。これまで飛行機とあまり縁が無かった静岡だけに、見学客も多かった。ターミナルには、とにかくお土産屋には「静岡」を思い出させるよう物ばかりが並んでいた。日本茶の試飲コーナーまであったので。
17:30発のはずが、見事に出発時間が一時間以上遅れ。ガッカリであるが、台風の影響といわれちゃ仕方ない。全日空のダイヤを見る限りでは、朝新千歳を飛び立った飛行機が静岡に着き、そのまま沖縄に往復してきて、新千歳に帰る感じである。沖縄で台風に遭遇したらしく。
日も暮れかかる頃、飛行機は静岡空港をいよいよ飛び立つ。滑走路に赤くて目立つ機体が。最近就航した、フジドリームエアライン(FDA)という航空会社の、ブラジル・エンブラエル社製の機体。静岡を本拠とする物流会社「鈴与」がメインで出資して作られた、航空会社。
とりあえず、海をめがけて離陸。眼下にはとにかく茶畑が多い。右側には御前崎が見える。その後北へ旋回して、更に東へ旋回する。静岡市の市街地を右側から望む。普段住んでいる街を上空から見るのもまたいいものである。とにかく、日本平と三保の松原がかなりはっきりとわかる。 -
その後飛行機は北東に進路を変える。そして、丁度富士山の西側を通った。普段下から見上げたことしかない富士山を、噴火口ごと遥か上空から見るのもなかなか面白い。
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ちなみに、この便は満員。どうも、静岡に部活の遠征か何か出来た、北海道の高校生がかなり乗っている様子。あれだけ批判を受けた静岡空港だけど、たまたまかもしれないけど、蓋を開けたらそれなりに賑わっている印象を受けた。
一時間半後、北海道の玄関口、新千歳空港に着陸。そのままJRの快速列車に乗って、札幌に向かう。15分後との列車で、40分程度で札幌駅に着く。それを考えると、「北海道新幹線」なんざ、作る必要なしと思う。
札幌駅に到着後、早速札幌ラーメン屋へ。駅近くの「味の時計台」というお店に。札幌味噌ラーメンが750円だったけど、折角だかと豪勢に、バターとコーンとホタテをつけたら、見事に倍の1500円まで跳ね上がった。普段だったらこういうことしないけど、久々の旅行なのでまあいいかなと。味も美味しかった。
その後、すすきのまで歩いて、カプセルホテルへ。本当はYHに泊まろうと思っていたけど、札幌に二箇所あるYHは見事に両方とも満室。カプセルホテルも、満室のところが多くて、ようやく見つけた空室。やっぱり、この時期の北海道は混むのであろう。カプセルホテル、にもかかわらず家族旅行中と思われる小さい子供までいた。
外は丁度、すすきののお祭をやっていて、屋台が数多く並んでいて、賑わっていた。意外と知られていないけど、何気に日本で5番目に人口が多い、大都市でもある。
北海道は色白で綺麗な女性が多いなあ、と思った。 -
8月9日(日)
札幌の朝はすがすがしかった。のんびりと札幌駅に向けて歩いていく。途中の大通公園で少し休憩。
今回の旅では、北海道東日本パスという、JR北海道と東日本、第三セクターと一部の私鉄の普通列車乗り放題の切符を利用。5日間「連続」で、10000円。青春18切符よりは少し安いが、5日連続利用、という拘束もつく。
新千歳空港行きの快速列車に乗る。結構混んでいる。途中の千歳駅で下車。千歳駅10:42発の新夕張行きに乗り換える。こちらは一両編成ののんびりしたローカル線。先ほどまでの混雑が嘘のようにガラガラである。南千歳から石勝線に入る。新夕張にて夕張支線に乗り換え、12:22に夕張駅着。
夕張駅は無人駅ながらも、三角駅の洒落た駅舎である。一時期は、夕張市の財政破綻のためにトイレの使用停止の話もあったが、今では普通に利用できた。駅には、できたばかりのイタリアンレストランが同居していて、隣接地には屋台村が建設中だった。夕張駅 駅
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無人駅とは対照的に、立派なリゾートホテル「マウントレースイ」が駅前に立ち誇る。丁度、夕張メロン食べ放題つきのランチバイキングをやっていたので、お昼時だったので入る。2100円。比較的リーズナブルである。
夕張リゾート ホテルマウントレースイ 宿・ホテル
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かなりの家族連れで賑わっていた。夕張メロンのコーナーにウェイトレスがメロンを置くと、小さな子供たちを中心に群がり、あっという間に夕張メロンがなくなる。さすがに、甘くて美味しかった。一度腹いっぱい食べてみたかったので、幸せな気分。20切れ以上は食べたと思う。あとは、カレーのジャガイモが、甘くて美味しかった。ジャガイモが甘い、と感じた事も初めてである。
マウントレースイに荷物を預け、自転車を借りる。とにかくひたすら坂道を登るので、疲れたけど、食後の運動には丁度良かった。途中で、キネマ通りといって、やたらと古い映画の看板が立っている場所があって、興味深かった。とはいっても、実際に見たことのある映画は殆ど無かった。せいぜい「誰が為に鐘が鳴る」くらい。
芸能人の田中義剛がやっている「花畑牧場」の夕張工場があった。かつては別の施設であったが、買い取って改築したみたいである。今話題の生キャラメルの製造工程が見学できるようになっていた。あえて雇用を確保するためにも、時代の流れに逆らって、手作業の工程が殆ど。ものすごい数の年配の方々が、従事されていた。都内のお店は大行列ができているようだが、こちらはそれなりに賑わってはいたが、大行列というほどまでは無かった。夕張 花畑牧場生キャラメル工房 直営ショップ グルメ・レストラン
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坂をひたすら上り、「めろん城」へ。どんな施設か知らずに、名前に惹かれていったけど、要するにメロンリキュールの工場。日曜ということもあり、工場は稼動していなかった。製造工程のビデオが上映されていた。世界で唯一のメロンリキュール製造工場だとか。
最後に「石炭の歴史村」へ行く。入場料が1200円とべらぼうに高かった。かつての夕張炭鉱を利用した博物館で、非常に興味深い。隣接して大規模な遊園地もあったが、殆どの施設が解体されていた。夕張市の財政破綻の、負の遺産でもある。石炭産業から観光産業へ、転換を目指して大規模な投資をしたものの、財政破綻して市民の日常生活にまで悪影響を与えてしまったことが報道されたのは記憶に新しい。
まあ、交通の便はものすごい悪いわけでもなく、元炭鉱、夕張メロンの産地、という強みもあったが、あまりにも需要を無視した大規模投資をしたのは、かなりまずかったのだろう。なんでもかんでも、遊園地とか作れば言い訳でもないと思う、遊具の維持費もかなりかかるだろうし。
個人的には、こういう産業の歴史には非常に興味があったので、興味深かった。石炭ができる工程から、石炭産業の黎明期、石炭産業の最盛期の頃の鉱夫達の生活ぶり、炭鉱事故、閉鉱までの様子が展示されていて、なおかつかつての炭鉱も見学できて、色々と学べた。
数年前に、釧路市にあった日本で最後の炭鉱が閉山になり、日本の産業からは石炭が消えた。まだ取ろうと思えば取れるが、エネルギーの転換もあり、海外からの輸入量も増加し、そもそも典型的な3K労働であった石炭産業は、日本から消えていった。常に命の危険と隣り合わせの仕事、でもある。
最盛期は13万人いた夕張市の人口も、今ではたったの11000人程度。全国で三番目に人口が少ない市でもあり、日本で一番人口密度が低い市でもある。
夕張駅に戻り、沼ノ沢駅まで行く。こちらの駅舎には、レストランが同居していた。予約してあった夕張フォレストユースホステルの送迎の人が迎えに来てくれた。今回の旅は、札幌以外の宿泊地では、全部最寄り駅までの送迎を頼んである。
夕張YHは森の中の一軒家、という感じのユースで、比較的新しく、木造の洒落た感じの建物である。周りを森に囲まれていて、静かである。敷地内には畑があり、そこで取れた野菜や、夕張メロンが夕食に振舞われた。
玄関口には、数多くのバイクが並んでいる。この時期の北海道一人旅は、殆どがバイクの人が多い。ナンバーを見ると、関東や関西だけではなく、九州からも。
静かな夜。時折聞こえる列車の音が、気持ちよくもあった。石炭博物館 美術館・博物館
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8月10日(月)
朝食をとり、石勝線の新夕張駅まで車で送ってもらう。新夕張駅、こちらは駅員がいて、特急も停まり、比較的立派な駅舎である。かつては、「紅葉山駅」という名称で、駅前に当時の駅名標が残されていた。
8:58発のスーパーとかち1号の帯広行きに乗る。ここ石勝線の新夕張~新得間は、特急列車しか走っていない区間であり、青春18切符でも、北海道・東日本パスでも、例外として特急列車自由席に乗れるという特別区間である。道内でも人口密度が低いエリアでもあり、道央と道東を結ぶ大動脈上でもあるので、特急列車がひっきりなしに走っている。意外と客が多かったが、編成も長かったので、割と余裕を持って座れた。
新夕張駅を出ると、すぐに「楓駅」の跡地へ。数年前に廃止になった駅。普通列車しか停まらない駅であり、なおかつ新夕張方面の列車しか来ない、という鉄道雑学本には必ずといって登場するちょっとした有名な駅である。もはや廃止になってしまったが。楓と聞くと、どうしてもスピッツの「楓」を思い出す。個人的には、スピッツの曲の中では一番好きな曲。 -
特急が頻繁に通る割に単線なので、やたらと信号場が多い。ポイントが雪に埋もれるのを防ぐためか、信号場はシェルターに覆われていた。直線区間でもあるので、特急は山の中を結構飛ばした。占冠(しむかっぷ)、トマムと停車して、三駅目の新得に10:05に停車。この間、三駅ながらも距離は90km近くある。
新得駅で下車して、普通列車を待つ。10:48の列車に乗り、11:28に帯広駅に到着。少し早いが、昼食をとることにした。
十勝地方のの中心都市なので、駅前はそれなりに栄えていた。帯広といえば「豚丼」。豚肉の炭火焼にたれをかける。吉野家や松屋の豚丼とは違ったものである。
昔も一度帯広で豚丼を食べた記憶がある。恐らく、その時に行ったお店と同じお店だと思う。確かに豚丼と緑色のソーダが出た記憶があるので。美味しかった。 -
帯広駅12:37の列車に乗り、予定では15:57に釧路駅に到着予定だったが、遅れて釧路に到着。次の列車まで時間があったので、適当に釧路の町を歩く。
10分くらい歩いたところに、フィッシャーマンズワーフMOOという建物がある。中は、お土産屋やら、地域の施設やら。個性的な外見が印象的。釧路フィッシャーマンズワーフMOO EGG ショッピングモール
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17:15発の釧網本線に乗る。「釧」路と「網」走を結ぶから、釧網(せんもう)本線。非常にわかりやすいネーミングだけど、せんもうってなかなか知っていないと読めないと思う。釧路周辺では釧路湿原、網走周辺ではオホーツク海が望める、非常に景色のいい路線であり、時期によっては観光列車も出る。
列車は釧路の市街地を抜けると、釧路湿原の東側をかすめるように走る。遠矢駅辺りから釧路湿原が段々と見えてくる。特に細岡駅と塘路駅の間は、一番湿原らしい光景に出会える。とはいっても、普通に走る列車、何度か車内から湿原の写真を取ろうとチャレンジするが、なかなか難しい。次第に日が暮れてくる。
18:46に摩周駅に到着。摩周YHの人が駅まで迎えに来てくれていた。宿についてからは、翌日の摩周湖・屈斜路湖の観光ルートをひたすら検討する。時期限定で観光用のバスが出ているので、自力ではまわりやすい。摩周湖、屈斜路湖共に、高校の修学旅行で行ってはいるが、摩周湖はそのときは残念ながら霧がかかって見れなかった。今回は果たして見れるか。最近は天気が良くて、比較的よく見えるという話なので、期待を胸に眠りにつく。 -
8月11日(火)
その日の朝は、突然の電話で目が覚めた。
朝5:30。携帯の着信音が鳴り響く。目覚ましかな、と思ってきる。二回目。しかも番号通知は0120から始まるフリーダイヤル。いたずら電話にもほどがあるな、と思って切ろうとすると留守電になって、メッセージが残されていた。
「静岡で震度6の大地震」
何てメッセージが残っていた。
あわてて飛び起きて、テレビをつける。テレビの臨時ニュースが流れていた。静岡で震度6の地震。映像では、駿河区のコンビニの、商品が床に散乱した様子が流れていた。
部屋は大丈夫なのか、かなりあせる。
サイド電話が鳴る。うちの会社で、多分外部の業者に委託しているんだけど、「災害時の安否確認システム」というのがあって、とりあえず登録はしているんだけど、まさか本当に使うことになるとは思ってもいなかった。
とりあえず、無事ですか、家屋は無事ですか、出社できますか、何てメッセージが自動音声で流れたので、北海道にいるので関係ないので無事、家屋や家財は全く分かりません、出社も何も夏休みだし、という感じで登録はしておいた。
気が気でなかったし、新幹線が止まったり、東名高速が崩れ落ちたり、色々ニュースは聞いたけど、死者は殆ど出ていなかったようなので、不幸中の幸い。
まあ、今あわてて部屋に戻ろうが、休みの最後に戻ろうが、大して変わらないだろうと、不安な気持ちも大きかったけど、とりあえず旅は継続。
宿で「てしかが2daysえこパスポート」を購入。二日間も使用しないけど、摩周湖や屈斜路湖を巡るバスが乗り放題になるので、非常にありがたい。
http://www.eco-passport.net/
とりあえず、YHを出たら、摩周湖第一展望台方面のバスに乗る。バイクの人が多い。車での家族連れの観光客も多い。
そして、見れました、摩周湖が。ついに。高校の修学旅行で見れなかった無念が、十年ぶり以上に果たせた。
とにかく、その美しさにただ見とれるばかり。透き通った、鏡のようなコメントそこに写る摩周湖。ただただ、その美しさに言葉を失う。摩周湖カムイテラス 名所・史跡
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霧の摩周湖が見えると、婚期が遅れる、なんていい伝えもあるけど、この際どうでも良かった。見えようが、見えなかろうが、「でもそんなの関係ねぇ」(←そういえば、最近余りテレビ出ていないですね…)、みたいな。別にどうなろうが、とにかく見たいから来たわけだし。
バスに乗って摩周駅に戻る。10:21の列車に乗り、10:36に川湯温泉駅に到着。駅前で荷物を一旦預けて、今度は摩周湖第三展望台方面のバスに乗る。
第一とはまた違った眺め。とにかくその美しさに、ただ見とれるばかり。どこからも水が流れ込まない、流れ出ない、湖岸は容易に人を寄せ付けない、そのことが摩周湖をより神秘的にしているのだと思う。摩周湖第三展望台 名所・史跡
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川湯温泉駅に戻るバスで、香港から来た観光客の集団と一緒になった。というか、そのバスは運転手とガイドのおばちゃんと、その香港からの皆様と私だけしか乗っていなかった。他の人、バス使わないのかな。。。
彼らは屈斜路湖に行きたいみたい。ガイドは摩周湖方面にしか乗らなくて、案の定その香港の方々は日本語ができないので、後を任せられる。
川湯温泉駅でおばちゃんは下車、硫黄山までバスは行く。とりあえず、そこで昼食をとって、観光もする。ここも確かに、高校の修学旅行で訪れた場所。硫黄分で黄色く染まった岩。不思議な光景。硫化水素が吹いている。温泉卵を、作っている場所での匂いと一緒である。硫黄山 自然・景勝地
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とりあえず、時間さえしっかりと彼らに伝えておけば、あとはどうにでもなった。時には写真をとってあげたりもした。
まあ、いいんです。外国を旅行する時って、やっぱりその時に出会った人達の印象っていうのは重要だし、その国の人が親切であると感じてくれたら、お互いにハッピーだし。
砂湯は、本当に砂を掘ったら、温泉が出てくる。小さな子供たちが、温泉を掘っている。屈斜路湖の怪物「クッシー」の像も展示されていた。
屈斜路湖は、割と普通の湖、という気もした。屈斜路湖から釧路川が注ぎだす。
香港の方々とも別れ、川湯温泉駅に戻る。川湯温泉駅15:40の網走行きの列車に乗る。知床斜里駅は、世界遺産の知床半島への入り口となる駅。その駅を過ぎると、列車はオホーツク海沿いを走る。時折見える花々が美しい。オホーツク海も、高校の修学旅行以来の再会である。あの時は、サロマ湖に行った。冬場になると、流氷が訪れる。
網走駅に到着。網走駅の木造の縦書きの駅名標は、すごく雰囲気があった。網走刑務所で刑期を追えた人が、網走駅から列車に乗るとき、この文字を見て二度と刑務所に戻らないようにと、強く誓うことを願っての事らしい。
駅まで迎えが来てくれ、網走流氷の丘ユースに泊まった。北海道なのに、オーナーの妙に軽やかで楽しい関西弁。北海道に移住して、宿を開いたとの事である。屈斜路湖 自然・景勝地
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8月12日(水)
朝一番の列車に乗らなきゃいけないので、早起きする。今回の旅は比較的遅い時間帯で朝は動くことが多かったけど、この日だけは例外。
オーナーに駅まで送ってもらって、駅前のローソンで朝食を購入。7:43の北見行きに乗る。高校生が多かった。大学受験を控えているのか、やたら女の子が上智とか東京外語大とか言っていたので、相当頭がいいんだろうなあ、と思う。
8:49に北見駅に到着。会社で、入社した年からずっとお世話になったT先輩の地元。一旦改札を出る。9:12の快速きたみの行列がかなりできていて、ビックリ。そもそも北見から旭川までロングランする普通列車はこの一本のみ。また、途中の白滝~上川を通り抜ける普通列車はこの列車を入れて一日二往復。極端に少ない。
三両編成だったので、座れてホッとした。途中に「あいのない」駅を通る。漢字にすると「相内」。あいのない駅。そんな名前に一人で受けてた。地名の由来は、アイヌ語の「アイヌ・オマ・ナイ」(人の多くいる沢)が転訛したものらしい。相内駅 駅
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遠軽駅からスイッチバックで方向が変わる。白滝駅を出ると、普通列車二往復の閑散区間に。とにかく、人が住んでいない。加えてかなりの急な峠道。廃止になった駅も幾つかある。駅名標は無かったが、ホームと駅舎はハッキリと残っていた。廃止になった駅の周辺に関しては、昔は集落はあったらしいが、事実上の廃村で、人が本当に住まなくなった所もあるらしい。
12:20に旭川駅に到着。旭川、といえばやっぱり旭川ラーメン。駅前のラーメン屋に入る。しょうゆ味で、こってり気味で、美味しかった。 -
旭山動物園行きのバスに乗る。夏休みのおかげか、結構混んでいる。子供連れが多い。普通の路線バスに揺られる事約30分、動物園に到着。
普通の動物園ではあるが、その見せ方を工夫して、全国的に有名な動物園になったことで知られている。旭山動物園物語、という映画まで作られたほどである。
オオカミ、白熊、ペンギン、オットセイ、フラミンゴ、などなど。オオカミ、なんて意外と生まれて初めて見た気がする。日本にも明治時代くらいまでニホンオオカミが生息していたが、絶滅したといわれている。ここのオオカミは、カナダから連れてきたものらしい。
もぐもぐタイムといって、動物にえさをやる時間帯になると、かなり客が集まる。動物のその本来の姿を一番見せられるところ、という事で人気が高い。もっとも、夏休みの一番混んでいる時期でもあったので、殆ど見えなかった。旭山動物園 動物園・水族館
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個人的には、ペンギンが好き。なんか、あのよちよち歩きが可愛くてたまらない。一度でいいから、南米のパタゴニアでペンギンを見てみたい。
個人的には、動物と平行で展示されている、環境破壊が動物たちに与える悪影響に説明の方が興味深かった。熱帯雨林の破壊、プランテーションで生息地を奪われる動物、シベリアの森林伐採。我々の生活の便利さと引き換え、安い商品を求める消費者のニーズを満たすため、と考えると心が痛む。なんとか、丁度いい方法は無いのかなあ、と。
旭川駅に戻り、17:18の富良野線の美瑛行きに乗る。比較的乗客も多い。17:57に美瑛駅に到着。石造りの駅舎が美しい。美瑛も、いつの日かのんびりと訪れてみたい町のひとつである。今回は富良野(中富良野)に泊まることにしたが。
18:20の列車に乗り、18:49に中富良野駅に到着。日も暮れかかっていたが、途中の景色が綺麗だった。宿のオーナーが迎えに来てくれていた。
ネットで探した「きたぼし」という民宿。そこの子供に妙に好かれる。一歳半の女の子は、言葉はまだ喋れないが、懐かれて一緒になって遊んだ。その後は、五歳になる男の子と遊ぶ。ポケモンのピカチューの似顔絵を描いてくれて、プレゼントされた。宝物、だね。動物も可愛いけど、子供もすごく可愛かった。叶わぬ夢かもしれないけど、いつの日か、自分の子供、が欲しいなあ。旭山動物園 動物園・水族館
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8月13日(木)
まさかのまさか、とはいっても天気予報どおり、朝から雨に降られる。旅している間は晴れ男かな、なんて思っていたけど、悔しい。加えて、少し肌寒い。
ラベンダー畑の、ファーム富田を目指す。五分程度歩いたら、着いた。ラベンダーの本格的なシーズンこそははずしたが、いわゆる「遅咲きのラベンダー」が満開に咲き誇っていた。それぞれ名前がつけられた畑があり、それぞれ花が咲き誇っていた。
その後、北西山町営ラベンダー園に行く。山の斜面に、ラベンダーを初めとする花が植えられていて、リフトに乗って花畑を上から眺めることができる。丁度、雨も激しくなり、風も強くなってきた。なんて思っているうちに、悪天候のためリフトの運行が中止になった。残念である。 -
仕方なく、再びファーム富田に戻る。普通のラベンダーの時期は既に終わっていて、花びらがなくなって茎だけになったのが残っていた。とはいっても、まだ咲いている花もあり、遅咲きのラベンダーも満開。
ファーム富田 公園・植物園
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花の事は詳しくは無いけど、ラベンダーの香りは昔から好き。かいでいるとホッとするというか。リラックスの作用もあるらしい。お香とかアロマテラピーにも興味があるので、余裕があればやってみたい。
お土産屋でお土産を買う。ファーム富田の苦難の歴史も展示されていた。三十年以上前に全盛期を誇っていたが、輸入物の香料に押されて、廃業に追い込まれる農家も多かった。ところが当時の国鉄のカレンダーの写真にラベンダー畑が採用されると、再びブームが起こった。その後ドラマ「北の国から」が放送されると、舞台となった富良野は再び脚光を浴びるようになって来た。富良野のラベンダーの人気は復活した。実際に、訪問した日も観光客は多かった。
どんなに苦しくても、困難にぶつかっても、その可能性を信じてやりぬく強さ、情熱、本当に尊敬したくなる。今年は天候が不順で、ラベンダーの開花状況もあまりよくなかったようである。
中富良野駅から13:44の「富良野・美瑛ノロッコ3号」に乗る。いわゆる観光列車で、富良野や美瑛の景色を堪能できるようにゆっくり走るレトロの車両である。まもなく富良野駅に到着。駅に着くと、「北の国から」のテーマ曲が流れる。 -
駅近くの「くまげら」に入り、「和牛刺身丼」を食べる。「北の国から」でも登場した由緒ある食堂である。とろけるような舌触りで、本当に美味しかった。
15:45富良野発の根室本線に乗り、滝川で函館本線に乗り換え、岩見沢で乗り継ぎ、札幌で更に乗り換え、新千歳空港に到着。あまり時間も無かったけど、空港でお土産を色々と買う。生キャラメル、夕張メロンゼリー、チョコレート、などなど。北海道は食べ物が美味しい。
20:45の全日空82便。本当は二階建ての二階の席を予約したはずなんだけど、機体が変更になったらしく、普通の機体の窓側の席だった。一度くらい二階建てジェット機の二階に乗ってみたかったので、残念。
振り返っても、あっという間の6日間。9年ぶり、4回目の北海道。またいつの日か、行ってみたいな。
(完)くまげら グルメ・レストラン
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