2018/06/20 - 2018/06/20
1113位(同エリア4516件中)
ソフィさん
プラハ旅 Day1 後半です。
プラハ城を出て、城下へ。
・聖ミクラーシュ教会
・カレル橋
・中央図書館
・ヴェレトゥルジュニー宮殿(美術館)
・ムハ・ミュージアム
・ホスポダで地ビールと伝統料理
・夕暮れのカレル橋近辺
炎天下の中、本当によく歩きました!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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プラハ城を出て、フラッチャニ広場へ。『ギガントの門』とよばれる正門が見えます。見張りの衛兵さんは、門の外側の巨人の下です(この写真には写っていません)。
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2009年にオバマ元大統領が「プラハ演説」を行なった広場では、なにかの大道芸が。
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スタバのロゴは、塀にさりげなくペイントされています。チェコでのスタバ1号店は、マラー・ストラナ広場のほう。
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まだ正午になっていないはずなのですが、どんどん気温が上がってきました。
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とにかく城下へ。
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「登城道」と呼ばれるマラー・ストラナ広場とお城を結ぶ坂道を降りていきます。
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壁の雰囲気もステキ!
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プラハでよく見かけた石畳み。石のサイズは同じでも、色を変えることでいろいろな模様を描きます。
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丸いドームの聖ミクラーシュ教会へ。英語名はSt. Nicholas Church on Lesser Town
聖ミクラーシュ教会 (マラーストラナ) 寺院・教会
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「聖ミクラーシュ教会」は2つあるのですが、こちらは「マナー・ストラナ地区の聖ミクラーシュ教会。
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説教壇、どんだけゴージャス……バロック様式だそうです。
ところで、聖ミクラーシュってどなた?→ サンタクロースのモデルといわれる聖ニコラウス。なぜチェコは聖ミクラーシュだらけなのだろう……。 -
記憶によると、カードで入場料(ドネーション)を払った気がします。
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祭壇は工事中……でも、上部には、本来の祭壇の写真がプリントされたスクリーンが張られているのでした(笑)天井のフレスコ画は「三位一体の祝典」というそう。
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ピンク、ゴールド、ベージュ、ペールグリーンなどなどパステル系で彩られているせいか、ゴージャス&ラブリーな印象。
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ドーム部は高さ57mとか。
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ダーはあっという間に人工大理石とホンモノ大理石の見分けがつくようになってしまいました。ちなみにこれは人工。
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地色がダークで文様が白抜きってユニークですよね。ところどころで見かけました。
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お手洗いを借りるためにホスポダ(ビールパブ)へ。ダーはその間にビールでめちゃ幸せそう。もはやパブの名前さえわかりませんが、マラー・ストラナ広場近辺の交差点近く。おトイレが地下にある、わりと大きなお店でした。
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伝統菓子のトゥルデルニーク屋さん。ここはチェーン店かも。しかし「trdlonik」って、語頭からいきなり子音3つ……読めない(汗
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トゥルデルニーク、別のお店にて。
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カレル橋へ向かう石畳みの道。すでに橋の上ともいう。100年前までは橋の上を路面電車が通っていたそう。
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カレル橋直前にある細い水路「チェルトフカ水路」。カンパ島という細長い「中の島」がヴルタヴァ川を分けています。
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振り返ると、1784年まで橋の通行料を徴収するために使われていたというマラー・ストラナ橋塔が。カレル橋のお城側のつけ根に建っています。高い方の塔に展望スペースあり。
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ヴルタヴァ川。
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カレル橋上の聖人像は全部で30体あって、すべて寄進されたもの。我らがフランシスコ・ザビエル像もあるそうです(旧市街寄りに)。
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観光客以外にも、似顔絵を描く人やミュージシャンなどでにぎやかでした。
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クルーズツアーもたくさん出ているよう。
カレル橋 建造物
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現在の橋は、一度も架け替え工事が行なわれたことはないとか。600年健在の土木技術、おそるべし!
・カレル橋の前も石橋はあったが洪水で流された。
・さらにその前の木造の橋ももちろん流された(場所は少し上流)。 -
家康の江戸、カレルⅣ世のプラハ。京に(ウィーン)に負けるか! というわけで、橋の着工を命じたのは、現在のプラハの基礎を築いた名君カレルⅣ世。
・1357年に着工、60年がかりで完成。
・現在の聖ヴィート大聖堂を創建したのもこの方(1344年)。
・カレルⅣ世と建築家ペトル・パレアーシュはプラハの建築コンビ。
・カレル橋両側の橋塔も by パレアーシュ
・聖ヴィート大聖堂も全部じゃないけど by パレアーシュ。
・橋が完成したのは、カレルⅣ世息子ヴァーツラフⅣ世の御代。
カレル橋の完成に60年もかかったのは、ひょっとしてパレアーシュが永徳なみにこき使われて……いや活躍していたからではないのでしょうか(・∀・) -
橋を渡りきって、旧市街への入り口です。『旧市街橋塔』にも展望スペースあり。
旧市街橋塔 建造物
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旧市街へと入っていき、まずは中央図書館へ。
中央図書館 建造物
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エントランスのオブジェは本を横置きに積み重ねたもの!
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本の背表紙ですよ。
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クーラーが効いていたので生き返りました。入り口から奥を観たところと、
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奥から入り口をふりかえったところ。天井はペイントなのですが、模様が独特でかわいい!
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書架のあいだに設けられた机と椅子の閲覧コーナー。壁や窓も独特です。
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奥にもたくさんスペースがありました。
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天井からぶら下がっているクラフトは季節ごとに変わるのかな?
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このらせん階段を上ると、吹き抜けのスペース。
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そこにあるテーブル席でしばし休憩させていただきました。
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中庭みたいなところから中をパチリ。
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「中央図書館」の文字。
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この後、トラムでヴルタヴァ川をお城側へ渡り、『ヴェレトゥルジュニー宮殿』なる施設へ、ムハの作品を見に。『Veletrzni palac』駅徒歩1分のはずなのに、最初に道を聞いた人が間違えていたらしく、かなり歩き回ってしまいました。
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やっとたどり着いた「宮殿」は、ちゃんと駅徒歩1分のところにありました。というかトラムを降りたときにすでに見えていました(涙
へとへとだったので、とにかく休憩! ついでにランチ! と、施設内のカフェに陣取ったところ。お店の人が優しくて、わたしがアイスティを頼んだら、「もっと冷たくしたかったら氷を追加してあげるから声かけてね」と。じーん。ヴェレトゥルジュニー宮殿 (国立美術館) 城・宮殿
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トルコ風のヘルシーなディッシュ。温かいピタパンに自分で好きなものを入れていただきます。カトラリーが紺の布ポケットに入れられて出てきました。美味しかった! ダーはもちろんビール。
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道に迷った原因を分析すると、「宮殿」というコトバから連想する建物を無意識に探してしまっていたこと。機能的には国立美術館らしいのですが、どちらかというと、「産業会館」「会議場」といったネーミングを連想するビジネスライクな場所に思えました。しかもチェコの「国立美術館」なるものは総称らしいの……汗
が! 実はとても由緒正しい建物で……
・わたしが見たのはごく入り口だけ。実はものすごく広いらしい。
・現代美術やモダンアートのコレクションがある。
・『スラブ叙事詩』の初お披露目はここだった(1928年)。
・それはチェコが二重帝国から独立を果たした1918年からの10周年記念イベントだった。 -
ここで観たかったのは、ムハの大作『スラブ叙事詩』。事前にサイトもチェックしたつもりだったのですが、インフォメーションに行って聞いたら、
「ここにはないですよ」
「(゚Д゚)!!!!!!??? じゃ、じゃあどこに?」
「Bruno」。
「それって街の名前? それとも建物かなんか? 20点全部そこにあるの? えとえとえとえと……((((;゚Д゚)))))))パニック」
するとその方、紙にペン先をたたきつけて「Brunoっつってんだろ!」的なニュアンスで怒鳴るーーーこわーーい!!
というわけで、尻尾を巻いて退散。うう。
後で思ったのだけど、ここでまったく同じ反応をする観光客が山ほどいるのかもしれません……。 -
15:30 ヴァーツラフ広場経由でいったんホテルに戻ってから、わたし一人でムハ美術館へ。
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エントランス。
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入る前に外観の写真を……と思うのですが、ちょうど影になってしまう時間帯。
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あと、こんな道路標識がかぶってきたりで、なかなか難しい^^; まあとにかく入りましょう。
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入場チケットの裏。
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入場チケットの表は『ヒヤシンス姫』でした。なんだかわたし、すごいムハファンのように思われるかもしれませんが、どちらかというと敬遠していたクチです。それがこの前年に『スラブ叙事詩』という大作が上野に来ると知ったのをきっかけに少し勉強してみたら、あの優美な女性たちを描いた人の中に、こんなにも熱い故国への想いがあったのかと驚き、がぜんムハの人生に興味が出てきました。そうなると、それまで「少女漫画みたい」と思っていたポスター類も、「見てたつもりで、実は全然見えていなかった」ことに気づいたのでした。
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展示は、いかにもムハというパリ時代の作品が中心。ギフトショップが思ったほどには充実していなかったのが少し残念(クッキー買いたかった人)。
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さてこの後は、友だちのお嬢さんでプラハ留学中のTちゃんとディナーをご一緒することになっているのです。ホテルに戻って待機せねば~。わくわく。
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ホテルのそばのトゥルデルニーク屋さん。滞在中にゼッタイ1つは食べようと決意。
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ダーと合流して、にぎやかな通りを眺めながらホテルに戻りました。
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Tちゃんがホテルまで来てくれて、はじめましての挨拶の後、ディナーへ。このアートもTちゃんに教えてもらいました。
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18:20 ホテルから徒歩圏内にある、チェコの2大地ビールメーカーの一つ、創業1466年の「ウ・メドヴィードクー」のホスポダ(ビールパブ)へ。バドワイザーが名前を借用して訴訟問題になったことでも有名。
U Medvidku ホテル
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かんぱーい!
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チェコ料理の定番を中心にオーダー。Tちゃんもひと月以内ぐらいで帰国されるそうなので、ちょうどよかった!
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黒ビール煮のなにかだったかな?
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とにかくグラーシュね。蒸しパンのクネドリーキはなんというか、ふしぎな味(笑
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Tちゃんの学校生活のことや、カルチャーギャップ、コトバのことなどなど、質問攻め!
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おなかいっぱいになった後は、テッパン散策ルートへ。まずは旧市街広場に向かいます。カレル通りことカルロヴァ通りの標識。
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「ここのジェラート美味しいです」とのこと。→ Day2-1 で食べてます^^
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夕方の光がキレイ!
プラハ旧市庁舎 建造物
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旧市庁舎は修復中でしたが、またまたスクリーンに在りし日の姿を映し出す技でカバー!
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チェコのこころの師、ヤン・フスの群像。
・聖職者で説教者。
・カレル大学学長(1403年)。
・カトリック教会の腐敗や聖職者のモラル低下を批判し、庶民に広く受け入れられた。
・そのため教会から異端とされ、処刑されてしまう。
・それはルターの宗教改革が始まる100年も前だった。
・処刑の後、フスの支持者が立ち上がり大きな抵抗勢力へと発展。
・ドンパチ(フス戦争)が20年近く続いた。
・その火種が17世紀前半の三十年戦争にもつながっていく。ヤン フス像 モニュメント・記念碑
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天文時計の奥に、ティーン教会が見えます。もともとは外国商人の宿泊施設に付属する教会で、フス派 → プロテスタント → カトリックと変遷を遂げてきました。
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実際はもっと青空でした。観光客の数もすごいし、シンセサイザーを奏でるパフォーマーも。ここからヴルタヴァ川に出る道は、人でごったがえしていました。
旧市街広場 広場・公園
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喧噪を抜けて、ふたたびヴルタヴァ川のほとりへ。
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イヴニング・クルーズもいいね。
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ムハの『スラブ叙事詩』が「ブルノーにある」って怒鳴るように言われた話をTちゃんにしたら、初対面の反応としてあるあるなのだとか(性格が悪いとかではなくて、いい意味で人見知り^^)。でも聞いておいてよかった。この数日後、もう一度別の人から同じような反応で対応されてしまったので(笑 ついでにブルノーは……遠いみたいです。
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プラハは治安がいいし、留学先として住みやすいのでは、とTちゃん。
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しかもTちゃんの場合、各主要都市に大学の同級生が一人ふたり留学しているので、お互い気軽に行き来しているよう。
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うらやましく思ったのは、交通費が安いこと。先日も、1万円でロンドン往復してきたそうです^^
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「使える英語力」は必須で、チェコ語のレッスンもとっているけれど、先生自体が「チェコ語より英語やれ!」っていう方針らしい。グローバル化だねー。
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ペトシーン公園へ上がるケーブルカーのルートが見えます。
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これで夜20:20。遠回りしてホテルへ戻ることにします。
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国民劇場の建物などを眺めながら、帰途へ。
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たくさんのトラムの路線が行き交うNarodni通りで撮った写真はなぜか明るい(笑
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これは、歩道にぽつんと立っていたわんこ。
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遠近感おかしくなるくらい大きくて(というか背が高い)、若干びびりました。
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有名なカフェ・ルーヴル。最終日の夜にディナーしました。
カフェ ルーブル カフェ
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本当に長い一日でした! わたしはもちろんバタンQでしたが、ダーは近所のスーパー『アルベルト』へワインなど買いに行った様子。明日も朝イチで行動です!
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