2020/10/27 - 2020/10/29
1245位(同エリア5240件中)
アインスさん
2日目は、希望者のみ7時から異人館散策、その後各自朝食、11時出発、大塚国際美術館、ホテルへ、という日程でした。今回の目的の一つ、大塚国際美術館。美術館の解説員の方のお話が面白く、2時間半があっという間でした。
10/27(火)のぞみ85号 9:51東京 12:35新神戸 13:00新神戸集合 旧グッゲンハイム邸 コンサート 北野ホテル
10/28(水)北野異人館散策 11:00出発 13:00新大塚国際美術館 昼食後、鑑賞 17:20ホテルアナガ
10/29(木)うずしおクルーズ あわじ花さじき のぞみ112号 15:10新神戸 17:54東京
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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7時からの早朝散歩。母はお部屋でお休み中。17人中10人参加でした。ホテルからタクシーでイタリア館(プラトン装飾美術館)へ。
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こんな急坂をタクシー3台に分乗して上がってきました。
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朝なのですべて外観からのみです。
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続いて坂を登り切ってうろこの家へ。
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かすかに見えるうろこ。
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以前は外からよく見えていたそうです。
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世知辛いような気もしますけど入場料とっているから仕方ないですね。
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KOBEと書かれたマンホール。
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オーストリア、デンマーク、オランダの家があるらしい。
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中はよくわかりませんでした。
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ハンター迎賓館。アイルランド人のハンターさんのおうち。
日本の国際結婚第一号の方だそうです。 -
今は結婚式場として使われているそうです。
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説明書き。
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前の道を進んでいきます。
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北野天満神社を通りすぎて
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急な階段。
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やってきたのは風見鶏の家。
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ひときわ立派な洋館です。
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風見鶏。
なんかNHKの朝ドラになったことがあるらしい。 -
その前には北野町広場。
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ジャズがテーマの彫刻がちらほら。
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このくらい立派だと
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中を見学したくなります。
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よく手入れされているためか、新しく見えます。
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解説。
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噴水とお花。
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続いてやってきたのは
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萌黄の館。
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どれもこれも明治大正っぽくてクラシック。
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阪神淡路大震災の時、あのレンガの煙突がぼこっと落ちたのでまた設置しなおしたんだそうです。
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側溝にねこちゃん発見。
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さきほどのハンター邸から続く坂道を降りてきました。
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こんな街角。
朝なので犬の散歩をする人がちらほら。 -
街灯も素敵。
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ミシュランの一つ星を取ったこともあるレストランだそう。
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ディナーが12000円から。お高いです。
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中も素敵なんでしょうね。
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素敵な街並み。
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シュウエケ邸。
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雰囲気があります。
このあたりは本当に高級住宅街で、洋館も素敵ですけど、現代の高級住宅を見ながら歩くのも心躍りました。
ホテルに着いて1時間ほどの散策終了。 -
お部屋にいた母と、8時15分に予約した朝食へ向かいます。
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吹き抜けのようにしつらえた場所もありましたが
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私たちはこちらの奥のほうへ通されました。
夕食のレストランと同じです。 -
まず、こちらがやってきました。
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奥から、飲むサラダと右がオレンジジュース(グレープフルーツジュースも選べます)、クスクス、フルーツ、プルーン、ヨーグルト。
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飲むサラダの説明。
これが目玉で、どれもおいしく、飲みやすかったです。
正直、これ以外はどこでもありそうな高級朝食ですが、このドリンクは北野ホテルでしか味わうことができないと思います。 -
パンやコーヒー、紅茶もポットできました。
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一見すごい量ですが、量としてはそれほど。
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パンだけは、一人6種類、と聞いて完食を諦めました。
想定内のようで、最初からパンのお持ち帰り袋がついていました。 -
ナッツやはちみつ、アーモンドペーストやいちじくのコンポートはヨーグルトに入れて食べます。
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ゆで卵は、金属のカッターで割ってスプーンでいただきます。
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朝食後、少し休んでから一人、角を曲がった場所にあるモスクへ。
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日本で初めてできたモスクなんだそう。
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上に半月がついています。
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ホテルへの帰り道に出会ったにゃんこ。
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ホテルに戻ってきました。
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ホテルの前に立派な中華料理屋さん。
ここもおしゃれな建物です。 -
11時にホテルを出発して、バスで大塚国際美術館に向かいます。
神戸の人が贈答品ならこちら、という大丸。 -
神戸の街を出て
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明石海峡大橋を渡ります。
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遠ざかる神戸の街。
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淡路島が見えてきました。
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こちら、阪神淡路大震災の時は建設中だったそうですが、震災後、調べたら1mほどずれてしまっていたそうです。
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ただ、影響のない範囲だったのでそのまま建築されたそうです。
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淡路島が近づいて
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渡り切って
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12時30分、大塚国際美術館に到着。
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入場して
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別館の1Fレストランで昼食。
最後の晩餐をテーマにしたランチだそうで、赤ワインかぶどうジュースと白いパンがついています。 -
お腹がほとんど空いていないので少量で助かりました。
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ずいぶん時間に余裕があったので、14時まで自由行動。
集合場所のB3フロアを見ていきます。 -
エルグレコのオルガス伯爵の埋葬。
トレドの教会にある絵だそう。
トレドといえば30年以上前に行ったけど、覚えておらず、また行かねば。 -
こんな展示も。
最新作の白テンを抱く貴婦人をイメージしたようですが、う~ん、ちょっと安っぽい? -
聖マルタン聖堂。
聖堂やその他もろもろ、全部実寸大だそうです。 -
これは!去年見たポンペイの秘儀荘。
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これが実際の写真。どうでしょう?
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貝殻のビーナス。
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聖ニコラオス・オルファノス聖堂。ギリシャにあるらしい。
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そしてここ、システィーナ礼拝堂。
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米津玄師が紅白で歌った場所です。
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彼、イラストも描くんですね。多才。
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14時に美術館の解説員の方と待ち合わせて、こちらから鑑賞スタート。天井は神様がこの世界を作ったところから。
下の絵は6日目に人間、アダムを作った場面。
ふれあいそうな指先を見て、スピルバーグはE.T.のインスピレーションを得たんだそうです。 -
正面は最後の審判。
右側下は殉教者バルトロマイで、この方は生皮をはがされて殉教したそうで、自分の生皮を持っています。その顔がミケランジェロが自分の60歳を想定して書いた自画像になっているんだそうです。
生皮をはぐとかワードが想定外でした。 -
イタリア、パドバにあるスクロヴェーニ礼拝堂。
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こちらの最後の晩餐は、ちゃんとテーブルを囲んで描かれています。
左端の黄色い服がユダだそう。 -
エルグレコの祭壇画。
現在、左下のみルーマニアに渡っているそうで、(どうも戦争のどさくさらしい)こうして6枚全部そろってみられるのはここだけだそうです。この美術館の意義ってこういう事なのかな。
陶板なので、奥行は今ひとつですが、色は2万色以上再現できるので、色に関しては同じ、と言えるそうです。 -
春。
まだ弥生時代にこの装いとシニヨンに結った髪。
文化レベルが違いすぎますね、とのこと。 -
皇帝ユスティアヌスと
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皇妃テオドラ。
この人は歌手だか踊り子だったのを皇帝が見初め、当時はその身分の人は妃になれなかったのを、規則を変更して皇妃にしたそうです。
クリムトはこの2枚のモザイクを見て -
こちら、接吻を作成したそうです。
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これが3年前訪れた本物の写真。
仕方ないことだけど、深みとか渋みはやっぱり本物にはかないません。 -
最後の晩餐の修復前と
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修復後。
この修復の責任者の女性もこちらに来たことがあるそうです。
ダヴィンチの時代の絵の具はすべて落として、当時をそのまま再現するようにしたんだとか。 -
その結果、閉じていたイエス様の口は
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開いていて、右のこめかみに絵画の中心点が置かれていたことが判明したそうです。
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そのあとモナリザと
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この美術館の最新作、白テンを抱く貴婦人。
クラクフで見たときはテンではなく、おひょうです、と言われたことを思い出しました。 -
夜警。
展示してある場所が狭かったせいか、本物より小さく感じました。 -
2年前に見た本物。
カメラがしょぼいのでなんですが、やっぱり絵の持つ潜在的な迫力が全然違います。 -
ゴッホが毎日見ても飽きない、とテオに手紙を書いたレンブラントのユダヤの花嫁。
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2年前、この指輪の描き方がレンブラントの超絶技巧だ、と解説されました。
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本物。2年前。
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同じ場所を写していました。
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上から眺めたシスティーナ礼拝堂。
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ルイ14世の肖像。
この額縁も本物と同じに製作され、3000万円かかったそうです! -
3000万円!
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ルーベンスのキリスト昇架。
昔は普段閉じられていて、フランダースの犬のネロ少年はこの右側後ろに描かれた -
この女性を亡くなったお母さんと思って見上げていたそうです。お話ですが。
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2年前、本物を見たときは後ろ側まで気づかず。
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フェルメールも並んでいます。
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2年前の本物。
記憶より小さい絵でした。 -
去年写した本物のフェルメール、地理学者と
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大塚国際美術館のもの。
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真珠の耳飾りの少女。
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本物。
こうして見ると、並べてみてみたい気もします。 -
B2Fのモネの大睡蓮へ。
こちら、地上の高さに制限があったので、地下3階まで掘って建てたそうです。 -
オランジュリー美術館の模写。
モネは、自分の作品は自然光で見てほしいと言ったそうなので、外に置いたそうです。こういうのが出来るのが陶板のいいところですね。
15時半、ここで解散になり、16時半まで自由行動。 -
疲れた母はベンチで休憩、私はまだ見ていないB1から2階までを見ていきます。裸のマハと着衣のマハ。
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ゴッホのひまわり7作品のコーナー。
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全部並べてみることは出来ないので、壮観。
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この、夜のひまわりを見られたことが今回一番うれしかったかも。
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ひまわりの中で唯一、夜のもので、日本にあったのですが、第二次大戦で焼失してしまったんですよね。
復元したものでも、見られて感動。 -
アングルのグランオダリスクや
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ドラクロワの民衆を導く自由の女神。
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マネのフォリーベルジュールのバー。
これ、最近上野の美術館で見たのでうれしかった。 -
ルノワールのブージヴァルのダンス、都会のダンス、田舎のダンス。ボストン美術館と2作はオルセーにあるのでこうやって並んで見られるのもここならでは。
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モネいろいろ。
作成するのも、原寸大のものは許可や使用料が必要で、システィーナ礼拝堂は、一回で済んだけど、ピカソは1年ごと、他には5年ごと、など結構厳しいらしい。
勝手に作っちゃいけないんですね。 -
オルセーにあるモネの日傘の女。この絵と構図が好きです。
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スーラのグランドジャット島の日曜日の午後。
陶板なので、大きい絵だと継ぎ目が見えます。 -
モネ、印象・日の出。
普段は触ってもいいそうですが、コロナなのでおさわり禁止。尋ねた人に解説の人が「感染しますよ」と答えていました。 -
セザンヌや
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オルセーにあるゴッホの星月夜。
いつ見ても素敵。
でも、陶板なので、ゴッホの浮き上がるような激しいタッチの絵の具の重ね塗りがなくて残念。 -
テートギャラリーで見たオフィーリア。
いつ見ても素晴らしい。 -
ナポレオンの戴冠式や
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叫び。このあたりになると疲れてきました。
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外も素敵。
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シャガールや
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ピカソのゲルニカ。
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あんまり興味のない現代になったので外に出てみました。
ここで待ちつかれた母からまだか、との電話。まだ30分しかたってないじゃない~ -
お花鑑賞。
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絵もいいけど、自然はやっぱり癒されますね。
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母と合流して、集合場所のB3Fに戻り、少し時間があったので最初に見て気になっていたこちらへ。一角獣を従えた貴婦人。
本物はパリの美術館にあり、タペストリーだそうです。いつかみたいです。
16時半に集合して、バスに乗って淡路島のホテルへ。 -
17時、ホテルアナガに到着。
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こちらもクラシックではないけれど、高級です。
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鳴門大橋が見えます。
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お部屋も広くて
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ソファーのほかに、窓際にソファーセットもありました。
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洗面所には椅子もあり、
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お風呂場はまた、洗い場のあるタイプ。
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パジャマがなぜかバスローブタイプでした。
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窓からも鳴門大橋が見えました。
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ホテルショップに行って、またオニオンスープと値段合わせのためにお塩。たまねぎスープ550円ふたつ、たまねぎスープポタージュ760円、お塩237円、合計2097円。
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19時から夕食。
こちらも全部2人席なのでうれしい。 -
ワールドからのドリンクサービス。
飲めないのでジンジャーエールを注文。 -
どーんと、大皿で箱庭のようなものが出てきてびっくりしました。
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食べるのはカニと卵。
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パン。
手前のかぼちゃのパンがすごくおいしかったです。 -
お魚。あっさりしていてすっきりしました。
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太刀魚。
揚げてなければよかったのに。
昨日の今日で胃がつらい。 -
ステーキ。
柔らかくておいしい!
なんか、かぼちゃが多用されています。 -
デザートのなしのシャーベット。
上の細いのは梨の皮だそう。ぱりっとしておいしかったです。 -
鳴門金時のモンブラン。
中にはなんとアイスクリームが入っていました。 -
コーヒーとトリュフチョコ3種。
こちらのコースはデザート3種がデフォルトなんでしょうか。
全体的に昨日より軽めであっさりしていて私には食べやすかったです。昨日のが本格的すぎて合わなかったんでしょうか。
2時間ほどの夕食を終え、部屋に戻りました。
今日は美術館をせっせと歩いたので10000歩ほど歩いていました。
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