1年ぶりの飛行機で国内旅行　長崎県へ　②

2020/10/22 - 2020/10/24

新型コロナウイルスの影響は甚大で外出どころでは無い状態が続いていました。
罹患は望みませんので、2月以降、出勤と買い物以外は一切絶つこととしていました。
この間予定していた海外旅行２回はいずれも欠航が決まり、今年の予定はすべて無しに…
そんな中、ソーシャルディスタンスを条件に外出の気運が高まってきたこともあって、国内旅行に！
昨年も訪れた長崎県に決定。ただし、コロナ禍中を考慮して、密を少しでも回避出来るように心がけました。

②は旅行の後半、ハウステンボス滞在です。
９年ぶりのハウステンボスは極力オランダに行ったつもりになって過ごしてみました。なので、現在の半遊園地としての楽しみ方とは異なると思うのですが。。。

本音としては、コロナが収束して自由に海外に行ける日が来るといいなと思うのでした。

エリア ハウステンボス周辺(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

長崎市内から高速バスで空港に戻ってきました。

1階到着ロビーにあるハウステンボス案内デスクに立ち寄ります。

長崎空港 空港

空港から、ハウステンボスのホテルヨーロッパ宿泊客用に無料バスが運行されていますので、こちらを利用させていただきます。

長崎駅→ハウステンボスのバスは現在運休中（そもそも運行は休日のみみたいです）で、JRで向かうことも出来たのですが、混雑度も不明なのでこのような経路に。

通常の観光バスタイプで乗車率は50％程度。1人で2席分利用できましたので、ゆったり安心して向かうことが出来ました。

ちなみに、過去10回以上訪れてはいるのですが、ホテルヨーロッパは初めての宿泊になります。

空港から約50分。ホテルのエントランスに到着しました。

通常であれば、フロントでチェックインとなるのでしょうが、バスに乗る際に乗客の管理が出来ていることもあって、別室に通されました。
別室にはテーブルとチェアが用意されていて、グループごとに案内、そこに1人ずつ係の方が付いて、ルームキーの受け渡しや地域共通クーポンや宿泊名簿や特典等の説明をいただきました。
その後はエレベーターホールまで案内いただきました。

ハウステンボス・ホテルヨーロッパ 宿・ホテル

今回は3階の部屋がアサインされました。

廊下は落ち着いていて、とても広い廊下。音の出ない絨毯も好印象です。

部屋に入ります。
当初、エグゼクティヴというグレードの部屋を予約していたのですが、どうやらアップグレードしてくれたようです。
チェックインの時にそのような話は無かったのですが、部屋の設備や広さから一般客室では最上級のラグジュアリーグレードの部屋です。

まずは広い！というのが第一印象。

デスクもレトロで大きなタイプ。
仕事も出来そうな雰囲気（しないけど…）

大型のTV脇には、ネスプレッソマシーンと湯沸かしポットがあります。
マシーンには飲料水がセットされていました。（翌日もちゃんと入れ替えがされていました）

カップやソーサーもしっかり準備されていました。
ネスプレッソのカートリッジが3種類、お茶やコーヒーも充実していました。

洗面スペースは、完全な独立タイプ。
とても清潔にされていて、アロマが香っています。

一角には一輪挿しが用意されていて、雰囲気もあります。

ちなみに奥に見える扉はトイレ。とても清潔にされていています。

洗面スペースの右側はこれまた独立したバスルーム。
ここにも洗面スペースがありました。
バスタブはとても広くて深さも充分。
もちろん湯量も湯温もバッチリです。
この辺はヨーロッパ感あふれるホテルでも中身は日本らしいんですね。

さらには、ガラス扉で仕切られたシャワーブースもありました。
正直、こんな広いスペースはあまり経験がありません。

ボディソープやシャンプーなどのブランドはロクシタン。
これだけでも満足感がありますよね。

洗面スペースにはさらにアメニティが。
かわいらしい小袋に入っていて
シャワーキャップやバブルバス用のソープなど完全完備。
化粧水等の必要な人は連絡すれば持ってきてくれるとのことでした。

手触りの良いバスローブも。

ナイトウェアもありました。

テーブルにはフルーツがセット。
これは別料金でオーダーしたものです。

トイレ。
ウォッシュレット完備、しかもエロンゲートサイズ。
床がフローリングでとても清潔。

部屋はパークビュー！
真正面にドムトールン。

なかなかいい眺め。
ユトレヒトみたい。

しばらくすると陽も落ちてきてライトアップもされてきました。
ハウステンボス内に入るのは9年ぶり。

客室からの眺めは落ち着いていてとてもいい雰囲気。

さて、17時になったので、外に出ますか。
買ったチケットは17時以降に利用できるタイプのパスポートなので。

ホテル宿泊者は滞在中無料の1日パスポートが発行されるので、帰る日まで入場券を買う必要はありません。

日が暮れて街はいい感じにライトアップもされてきました。
左端の３階が今回宿泊の部屋。
角部屋はスイートルームみたいですね。

正面奥は迎賓館。今は利用出来ない（と、いうか利用出来る人は超限られたVIPのみ）ということで、休業状態。

実はHISの支援を受けた新生ハウステンボスに来るのは初めて。
お子様連れにはうれしい、遊園地スタイルやアトラクションにはアラフィフ夫婦にはあまり興味が沸かなくて…

海外旅行の代わりに来たということもあって、昔から変わらぬハウステンボスの風景を味わうことに。とりあえずカナルクルーズ！

運河クルーズをしばし楽しみます。
イルミネーションは以前よりも派手に設定されているようです。

夕食は長蛇に並んだりを避けて。

ウォーターマックホテル内にあるレストランを予約しておきました。

ホテルデンハーグ 宿・ホテル

時間帯によって内容は異なるようですが、基本ブッフェ形式。
手指消毒して、ビニール手袋を装着してブッフェ台からピックアップする要領です。
種類は豊富です。味はまずまず。
この区切りの付いたお皿だけが残念。
普通の皿ならもう少し雰囲気がよくなるのに。

佐世保名物レモンステーキ！

ステーキ用の肉が2枚。
注文のたびに調理してくれるので、熱々で柔らかくてとても美味しかったです。

デザートの種類の結構あるのがここの特徴。

とりあえず、全部乗せ！！！

デザートの質は良かったですよ。
ジュースやコーヒー、紅茶も飲み放題ですから、甘党の方にはもってこいかと。

翌朝の眺め。

天気も回復して清々しいですね。

ホテルアムステルダム側を望みます。
この雰囲気はオランダっぽくていいですね。

昨年オランダに行ってきたからこそわかる原風景との対比です。

朝食はアンカーズラウンジのブッフェにしました。

こちらも、消毒して入店し、ビニール手袋をしてピックアップします。
ただ、自分でピックアップするのは、ジュース類とパンやシリアル。
その他の料理は、スタッフが取り分けてくれます。
何だか、台湾の自助餐みたいな感じです。

飲み物にはシャンパンもありましたので、朝からですが数杯いただいちゃいました。
食事の種類も豊富。質的にもいい感じでした。

アンカーズラウンジ グルメ・レストラン

午前中はホテルからチェックアウトクルーザーが運航されています。
有料ゾーンへのチェックインを行って乗船します。

チェックアウトしたわけではありませんが、ホテルからクルーザーでのんびり街歩き開始。

ハウステンボス内には温泉も出来たようです。
ホテルから温泉までバスが定期的に出ています。

フロントで聞いたら、午前中は空いているようなので予約を入れてもらいました。

一般の銭湯であれば、宿泊客は無料券が配られていたのですが、今回は個室の家族風呂を追加料金で利用しました。
鉄分、塩分が多く、泉色は茶色。鉄の酸化した色が特徴です。

1回1時間なのでゆったりと出来ました。

温泉後はまたまた園内散策です。
風車は今やオランダでもめっきり数が少なくなりましたが、象徴するランドマーク的な佇まいがいいですね。

ドムトールンの展望台にも上がります。
密防止の観点から、エレベーターは6人、展望台は15人で規制しており、安心してゆったり外の風景が楽しめます。

ハーバー側も陽の光を浴びてキラキラ輝いていて綺麗。

ドム塔、ユトレヒトでは海は見えないでしょうが、次回行った時は上まで上がってみたいですね。（多分階段かな？？？）

こう行く景色も好きです。
例えるなら、台北の晴光商圏みたい？？？

ホテルアムステルダム前。
ここも落ち着いた雰囲気でお気に入り。
本当のオランダに近い景色と空気があります。
脇にトラムでも走っていたらもっと味が出るのに。

跳ね橋。
雰囲気作りにはいいですよね。

のんびり過ごすのは、今のハウステンボスのコンセプトとは異なっているのかもしれませんが、そんなことはお構いなし。

自分にとっては、未だにオランダ村を基とした街として捉えて楽しもうとしています。
運河を照らす陽の明かりが良くないですか？

お昼ご飯。
これまた9年ぶりのレストラン・ピノキオ。

ピノキオ グルメ・レストラン

ポテトとベーコンのピザ。

定番ですが、美味しいです。
でも、以前とは少し違う感じが…

以前は、ピザの生地伸ばしとかパフォーマンスもあり、オープンキッチン形式だったのが、何も見えなくなり少々寂しいですね。

しかし、ピノキオに限らずそもそもオランダがテーマ（だったはず？）なのに、オランダ料理が全く設定されていないのはなぜなんでしょうか？？

パレスハウステンボス。

ここは有料ゾーン。
中の美術館では、MCエッシャーの展示が行われていました。

そういえば、以前はエッシャーを題材とした展示と映画のアトラクションがあったはずなのですが、今は見当たらなくなりましたね。

ハウステンボス美術館 美術館・博物館

ホールではバラの飾り付けが施されていました。

ハウステンボスに通い始めた時はまだこのホールの壁画は完成して無かったことを思い出しました。

ここは、以前と変わらない感じです。

夕飯は花の屋さん。
安くて立派な定食。

ビールも進んじゃいます。
ちょっと味が濃すぎ～（血圧上がりそう…）

花の家 グルメ・レストラン

20時からはホテル1階のアンカーズラウンジでクラッシックコンサート。
基本無料ですが、ワンドリンクの注文が必要です。
これで1時間楽しめます。

アンカーズラウンジ グルメ・レストラン

目の前で聴く生楽器の音はとてもいいものです。
誰もが聴いたことがある曲をプログラムしてありましたので楽しめました。

最終日。
朝は昨日と同じアンカーズラウンジでのブッフェをいただきました。
内容的に変わりがありませんでした。

風車のエリア、花畑でまったりとお茶します。

花畑のカフェ カフェスト グルメ・レストラン

お昼は、フォレストヴィラにあるトロティネ。
メイン選択制で、他はブッフェ形式。
２０００円程なのでお得な設定。

トロティネ グルメ・レストラン

一部の建物はカラフルな塗装がされていて残念な思いをします。
以前から変わっていない風景を見ながら、ヨーロッパの雰囲気に浸る滞在になっています。
こういうところは、あまり人が集まってきませんので好都合。

ハウステンボス最後の食事。
佐世保バーガーをいただきます。

結構ボリューミーでした。

オランダのFEBOみたいな自販機があっても楽しそうですね。

さぁ、暗くなってきました。

本来なら、高速船で空港にと思っていましたが１０月中は全便欠航…
ホテルに戻って、バスを待ちます。

タイムアップ！
ホテルから空港行きの無料バスに乗ります。

50人乗りのバスに8名乗車。

密は防げるのでありがたいですが、今後も継続してサービスしてくれるのか心配です。

長崎空港に到着しました。

19時ですが、売店はすべて営業を終えていました。
ハウステンボス内でお土産を調達しておいて良かったー！

長崎空港 空港

6番ゲートからの出発です。

当初この便は、国際線機材で運航するとのことで期待していたのですが、機材変更に。
座席番号の変わっている方がいらっしゃいますのアナウンスが繰り返されていました。

帰りもクラスJを利用。
機材変更の影響か満席。

夜便で空気が澄んでいたので、夜景が綺麗です。
CAさんも羽田→長崎でもとても綺麗だったとのこと。
写真撮ってみようと言うと、では、機内暗めに設定しますね！とノリがいい。
機内の温度設定なども気遣っていただき、こまめに調整してくれました。
国内線でも、細やかな気遣いがうれしいですね。

この画像は大阪上空。

時間通りスムーズに羽田空港に着陸しました。

4日間はあっという間です。

コロナウイルスの影響が収まれば海外に出たいところですが、いつになったら許されるのでしょうか？
先が見えないので現時点ではなんともいえないのですが、欠航となった２回の旅行分は既に２０２１年の便に振替をしていますが、結果的にどうなるのか。

まだしばらくは、ソーシャルディスタンスを確保出来るような国内旅行を模索していくしかないのでしょうかね。
ハウステンボスは防疫対策もしっかりしていましたし、過ごし方を工夫すれば、安心感もあり、異国感も少々味わえるだけあって、いい滞在になったと思います。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

この旅行記へのコメント （3）

• たらよろさん 2020/11/05 12:36:52

  ヨーロッパに思いを馳せて

  こんにちは、Mr.GRAYMANさん
  今は遠いヨーロッパ。
  でも、日本にはこんなに美しい素敵なヨーロッパがありますよね～
  私も、イルミネーションに特化してからのハウステンボスに
  まだ行ったことが無く、
  行きたいなぁ～って言いつつ、早数年。
  今がﾁｬﾝｽとばかりに旅行記をみると、余計に行きたくなりました～
  
  やっぱり、ホテルヨーロッパ良いですね～
  お部屋も広くて優雅で、素敵。
  日本に居ながらにして、いつかまた再訪できるであろう
  ヨーロッパに思いを馳せる。。。
  素敵な旅行記でした～
  
  　たらよろ

  Mr.GRAYMANさん からの返信 2020/11/07 10:48:53

  Re: ヨーロッパに思いを馳せて

  たらよろさま
  コメントありがとうございます。
  ハウステンボスの外壁や路面の敷石は本国から取り寄せて建築したとの事ですので、遊園地と化した部分を除けばヨーロッパを味わうことができました。
  海外にも出かけたいですが、まだ今は我慢の時ですね…

• たらよろさん 2020/11/05 12:35:08

  ヨーロッパに思いを馳せて

  こんにちは、
  
  Mr.GRAYMANさん