2020/10/26 - 2020/10/26
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たびたびさん
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今日は釧路・根室の秋旅(三日間)の最終日。一番の目的だった釧路湿原を目指します。
ところで、事前の情報収集のこと。この釧路湿原の攻め方が実はイマイチよく分からなかったというのがあったんですよね。つまり、ノロッコ号というトロッコ列車、釧路湿原を流れる釧路川のカヌーツアーに冬だとタンチョウ観察ツアーとか。どれもよさそうだけど、逆に、どれもこれで決まりみたいな感じがあんまりない。結局、まあそこは初心者だし、メジャーそうな細岡展望台と釧路市湿原展望台、それからタンチョウ鶴関係の施設を訪ねれば、釧路湿原の大よそが掴めるかな。そんなざっくりとしたところで立てた計画です。
結果的にそれでほぼ正解ではあったのですが、おまけとして考えていた岩保木水門の周辺から間近に眺める釧路湿原の臨場感は想像以上に素晴らしかったし、釧路湿原の東側に位置する塘路湖、シラルトロ湖、達古武沼の美しさもまた格別。シラルトロ湖の北海道の青空をそのまま映したような真っ青な水の色は本当に美しくて、今でもしっかり目に焼き付いています。
ざっくりとした全体の行程は、釧路湿原を東側から反時計回りに回っていくコース。大きく回ったので、摩周湖、阿寒湖、オンネトーまで。けっこうな距離だったとは思いますが、私にしてはなんか予想外に行けた感じかな。
そして、最後はタンチョウ鶴の施設。タンチョウ鶴は、たかがタンチョウ鶴、されどタンチョウ鶴。動きや所作に何か気高さとか高貴な気品があって。なるほど日本画の画題や昔話とかにも登場して古くから人々を惹きつけたのは、やっぱり理由があるなと感じました。
想定内も想定外も含めて、いろんな目的がバランスよく果たせた最終日だったと思います。
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ホテルの窓から見える朝焼け。今日はいい天気になりそうです。よかった―
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レンタカーを借りるのは朝8時。それまでの時間は例によって、もう少し周辺の散策をしてみます。
旧釧路停車場跡は、交流プラザさいわいの敷地角。石川啄木ゆかりの場所で啄木の歌碑がありました。
明治34年に釧路駅が開業し、23歳の啄木が降り立ったのは明治41年のこと。大正6年に移転するまで、駅はここにあったということです。
歌碑は、以下の通り。啄木が76日間の釧路生活を終えて、函館に向けては船で去ったのですが、その際の歌のようです。
浪淘沙(らうたうさ)
ながくも声をふるはせて
うたふがごとき旅なりしかな -
イチオシ
その隣りは、釧路市こども遊学館。全面ガラス張りの近代的な外観です。
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科学知識の普及啓発を図るという目的もあるようですが、入ってすぐのさんさんひろばの砂場が圧巻。屋外と同じような開放感があふれる空間で砂場遊びができる。雪の多い北海道でも、これならいいですね。とても意味ある施設だと思います。
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幸町公園は、和商市場からこども遊学館に向かう途中。釧路市内中心部の公園としては一番ちゃんとした公園かな。とはいえ、都市公園なので、広さはほどほど。子供が遊ぶくらいくらいの広さかな。
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SLがあったり、
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木々の紅葉がとてもきれいな季節で、その美しさにもちょっと癒されました。
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そして、幸町公園の片隅に建つ北海道鉄道記念塔。それらしい雰囲気を持つ記念碑ですが、これは、大正5年、北海道内の鉄道線路の延長が千マイルに達したことを記念するもの。東北海道の鉄道基点である釧路市に設置され、昭和47年の日本の鉄道開業100年に合わせ、ここに移転されたそうです。北海道の開発の歴史ということが言えると思いますが、今では赤字路線もどんどん増えていて、時代の流れを感じますね。
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イチオシ
ここからは、レンタカーの旅。
鶴ヶ岱公園は、市街、釧路川の南側エリア。春採湖をめぐる公園計画の中で作られたようですが、春採湖からは少し離れていて、独立した公園です。
ひょうたん池を中心に茶室も備える美しい日本庭園。鏡のような水面に周囲の紅葉が映ったりして、なかなかの眺めです。 -
イチオシ
ここから釧路市街を離れて、いよいよ釧路湿原に向かいます。
岩保木水門は、カーナビでも出てこないし、ちょっと諦めていたのですが、釧路市内から細岡展望台に向かう途中。小さな看板を見つけて向かってみました。ただ、そこを入ってからも、何度も不安になりながらの道。ようやく水門が見えてきた時はほっとしました。
そして、いきなりですが、すぐ目の前に大きなシカ。始めはこちらの様子をうかがっていましたが、すぐに大きく飛び跳ねて行ってしまいました。ただ、観光地にいる鹿と全然違っていて、ゴムまりみたいにビヨーン、ビヨーーンと飛ぶ感じ。これが本物の野生鹿なんでしょうか。意外に迫力があって、ちょっと感動しました。 -
イチオシ
さて、水門は、人工河川の新釧路川と旧の釧路川の分岐点。向かい側に見える1931年に出来た旧水門は湿原に埋もれるような感じですが、1990年に出来た現役の新水門は存在感抜群。釧路湿原のちょっとしたランドマークになっていると思います。
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はるかに続く大平原のような釧路湿原。
端に見えるのは阿寒岳です。 -
イチオシ
なるほど、このスケール感はここに来てみないと分からない。いきなりテンションが上がってきましたよ~
ただ、こんないい場所なのに誰も来ない。隠れたビュースポットになっているんだと思います。
ここから、また本道に戻って、改めて、細岡展望台に向かいます。 -
と、間もなく細岡展望台という辺り。これは、達古武沼。
穏やかな水面に周囲の紅葉が映って、はっとするくらい美しい眺めですね~ -
イチオシ
ちなみに、釧路湿原の南東部には塘路湖、シラルトロ湖、達古武沼の三つの海跡湖がありまして、達古武沼は一番南側。周囲は4.9 km。向かいにはキャンプ場もあるようです。
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細岡展望台の玄関口、細岡ビジターズラウンジです。車はここに置けばいいですね。
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ラウンジは、釧路湿原駅から細岡展望台に向かう途中に建つロッジ風の施設。
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周囲の散策コースとかの情報によれば、達古武湖から釧路湿原駅、細岡展望台を歩く散策路が手軽で人気なんだそうです。地図で丁寧に説明してくれましたが、私は細岡展望台でおしまいかな。
ほか、この後、釧路湿原の西側に出たいと尋ねると、釧路湿原を西に向かって横断する自動車道があるが今は閉鎖中だとか。かなり広範囲の案内もしてもらえて助かりました。 -
ラウンジから細岡展望台に向かいます。
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林道はいまが秋真っ盛り。
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紅葉が青空に映えてますね。
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あ、展望台はこの先ですね。
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ほ~
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ここはけっこう高い場所にあるんですね。
これなら釧路湿原が一望です。 -
細岡展望台は、釧路湿原にあるいくつかの展望台の中では定番の展望台のようですが、これだけの眺め。確かに、ここを見ずしては釧路湿原は語れないかな。
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イチオシ
釧路湿原国立公園は、29千ha弱の広大な面積。湿原のはるか向こうには雄阿寒岳、雌阿寒岳がはっきり分かりますが、だからこそかな。余計に釧路湿原全体の雄大さが実感できるような気がします。
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そして、湿原を縫うように蛇行して流れる釧路川。
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それはこうして高い場所からじゃないと分かりませんね。
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さっき訪ねた岩保木水門も小さく見えています。
さてさて、秋晴れのもとで色づいた晩秋の釧路湿原。どの季節が一番いいのかよく分かりませんが、この季節も間違いなく絵になる季節だと思います。 -
細岡展望台から再び本道、国道391号線に戻って、北上を続けます。
ほどなく見えてきた湖は、塘路湖。突然右手に見えてきて、天気が良かったせいもあるのでしょうが、輝くような鮮やかな青い湖面が本当に美しい。草原の向こうにきらきら光って、いつまでも眺めていたいような気持になりました。 -
そして、さらに進むとこれはシラルトロ湖。塘路湖も美しい湖でしたが、こちらは視界が広いので感動と言う意味ではこちらの方がさらに上かな。国道を下りながら湖の全景が見えるのも素晴らしいですよね。
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それにしても、草原の向こうに湖面に空の青が映って輝くばかりの鮮やかな青は極上の美しさ。
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イチオシ
これ以上ないスカッとした眺めです。
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国道沿いに駐車場があって、そこからゆったり湖を眺めました。
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引き続き北上して、道の駅 摩周温泉。摩周湖のすぐ南側。本来であれば、ここから一気に国道241号線を西に向かって阿寒湖、そこから南下して釧路湿原の南側に出るつもりだったのですが、やっぱり折角ですよね。
ここでちょっと休憩して、摩周湖の第一展望台に向かうことにしました。それにしても、ペンション風のおしゃれな外観はいい感じ。 -
さっそく中に入って、
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内部も吹き抜けとか外観と共通する雰囲気がありますね。
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産直コーナーもまあまあ充実。
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新鮮な野菜類がたくさん置いてありました。
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さて、第一展望台。駐車場から駆け上がります。
もう何年も前ですが、前回の摩周湖は霧の中だったので、今回はリベンジになるのかな。 -
少し曇っていましたが、なんだか青ざめたような美しい湖面が見渡せました。
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この青は空の色も映しているんでしょうが、やっぱり独特ですね。
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イチオシ
周囲の白樺の紅葉とのコントラストもいいと思います。
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向かい側は摩周岳。摩周湖の外輪山の最高峰で標高857mの山で、摩周湖のカルデラが形成された後の火山活動で形成された火山。第一展望台からだと、その切り立った火山の地形がはっきりと分かります。摩周湖と同様、アイヌからは神の山として奉られた山。湖との対比でも素晴らしい景色だと思います。
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で、展望台からは摩周湖だけじゃなくて、振り返るとこんな感じ。
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たぶん、一部は釧路湿原も見えているんじゃないかと思いますが、大平原というしかわからない眺め。それでも、こんな眺めがひょいとあるのはやっぱり北海道だからですよね。
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西の方角には雄阿寒岳。これから向かいますけど、まだ距離がありそうですね。
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摩周湖から阿寒湖へ向かうのに国道243号線に出たところで、これは摩周湖のあいす。黄色い建物のアイスクリーム屋さんです。駐車場も広いので、これなら見つけてから急きょ寄ることにしても余裕ですね。
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いただいたのは、ミルク。
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意外に素朴系。少し重たい感じもなくはないかな。それがほどよいひっかかりで独特の存在感になっているような気がします。
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国道241号線をひたすら西に向かいますが、事前に聞いていたとおり、カーブの多いくねくねと続く峠道。なかなかしんどいですね~
阿寒湖が近づいてきた辺りですが、道の傍らに小さな駐車スペースがあって、雄阿寒岳がすぐ目の前に。あ、これが双岳台ですね。本来は雄阿寒岳がそびえる、その左手奥に雌阿寒岳が見えるので双岳台という名前なのですが、ちょっとよく分からない。しかし、まあ雄阿寒岳の迫力だけでも十分な見ごたえかなと思います。 -
さらに少し進むと
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今度は双湖台。双岳台と違ってこちらはちゃんとした駐車場。そこからしばらく坂を上ったところが展望所です。
ちなみに、双湖台の双湖は、雄阿寒岳の東側に位置するペンケトーとパンケトーのこと。ただ、ペンケトーの方は何とか見えますが、パンケトーの方はちらり見えるような見えないような。いずれにしても、二つの湖とも森の中にひっそりとあるのが分かると思います。 -
雄阿寒岳がさらに近づいてきました。ちなみに、標高は、1,370.5 m。休火山のように見えますがが、れっきとした活火山。山の先端が片側に切れ込んだ鋭い形をしていて、その特徴な形は釧路湿原や一日目の米町公園とか釧路市内からでもはっきりと確認できましたよね。
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ここで、時間を確認するとなんとかオンネトーにも行ける感じ。オンネトーは行ったことないし、それなりにネームバリューがありますからね。行ってみますか。それではいったん阿寒湖の市街をスルーしますよ~
ただ、阿寒湖市街の入口手前に滝見橋という橋があって。
見どころはその橋から眺める渓流。阿寒湖から流れ出る阿寒川の源流部なんですが、木々の間を流れる渓流には小さな滝がたくさんあって、日本庭園のような景色。車から降りて拝見しましたが、なるほど魅入るような美しさがあると思いました。 -
阿寒湖からオンネトー、思ったより遠いですね。しかし、なんとか到着。
オンネトーなんて変わった名前ですが、アイヌ語で「年老いた沼」とか「大きな沼」の意味。雌阿寒岳の噴火により西麓の螺湾川の流れが止められてできた堰止湖です。水質は酸性というかいわゆる温泉成分を含んだ水質ということもあって、色が様々に変わるので五色沼の別名もあるんですよね。 -
日陰になった湖面は緑がかった色ですけど、独特と言えば独特かな。
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日も光の加減で、青が微妙に変化していくのも分かりましたが、ただ、美しいかと言われればそこまででもないかなあ。
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むしろ、目を引いたのは背後で白い水蒸気をあげる雌阿寒岳。その右手に形の整った阿寒富士の姿とセットになって、ちょっと絵画のような世界感もありますね。
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この雌阿寒岳は、正確に言えば標高1,499mのポンマチネシリを主峰とする8つの火山の総称のようですが、それはそれとして、頂上付近から絶え間なく白い水蒸気が上がって、けっこうな迫力ですよね。日本百名山とはいえ、近づくと危険な山のように感じます。
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さらに進んで場所を変えてみます。展望台はこの先の方でしたからね。
あ、湖畔に突き出した展望デッキがあって、これはいいじゃないですか。
ちなみに、従来からあるオンネトー展望台というのは、公共トイレの脇から少し山道を上った先です。しかし、今はこうして展望デッキができたので、観光客はそこでオンネトーを見るのが普通。 -
やっぱり水際から見る臨場感は素晴らしいですからね。ということで、かつての展望台はその存在すら気が付かれないようなことになっているのが現状かなと思います。
風が吹いて湖面にさざ波が立ったり、 -
イチオシ
ちょっとした光の加減でも色が変化するのがよく分かります。
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一瞬、湖面が鏡のようになって、阿寒岳を映したり
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なるほどね~
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天気や季節によって、それぞれ違う表情を見せるんでしょう。
それなりに、いろんな姿が想像できるように思いました。 -
あとは少し周辺も歩いてみたりして、はい、これでいいでしょう。
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引き返して、阿寒温泉街へ。
メインストリート沿いには鶴雅を始めとした大型ホテルに飲食店もたくさんあって、北海道の大自然もいいですが、ここにたどり着くとこの賑わいにちょっとほっとするようなところはありますね。
前回来た時はこの鶴雅の露天風呂に入りました。もうかなり前のことですけど、けっこうダイナミックだったのは覚えています。 -
阿寒温泉街のメインストリートの奥の方の阿寒観光案内所。メルヘンチックな外観は、少しアイヌもイメージしたものかなあ。いずれにしても、ちょっとしたランドマーク的な存在です。中の空間も広々しているので、休憩がてら寄ってみるのもありでしょう。
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で、昼飯を食べていないしということで。。
パン・デ・パンは、阿寒温泉のメインストリートの奥の方。外観もおしゃれですが、店内も適度に赤の配色があってテンションが上がります。 -
お昼過ぎだったので、残っているパンは少な目。オバケなんとかというパンをいただきました。意外にハードな仕上がりで、チーズの香りもきついですね。そのバランスがちょっと面白いなと思いました。
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もう一軒は、温泉工房あかん。お土産物屋さんが並ぶメインストリートの一番奥の方で、この辺りまで来ると賑やかさはあんまりないかな。
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それはそれとして、ここではまりもの玉どらを買いました。まりものキャラクターを象った人形焼みたいな見た目なんですが、食べ始めると鮮やかな緑色の餡。餡というのは、実はもともとあったまりも羊羹。つまり、そのまりも羊羹から始まって、こうした変形どら焼きを作ったんですね。
で、そのまりも羊羹の甘さが抜群のうまさ。このすっきりした甘さはどうしたんでしょうねえというくらいうまい。これは名物間違いなしだと思います。 -
帰りの時間が気になりますが、こうなったら阿寒湖畔エコミュージアムセンターにも寄ってみます。
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阿寒湖周辺の航空写真の床を歩きながら、豊かな動植物の説明を拝見します。
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阿寒湖と言えばまりもなんでしょうが、当然それだけではない。ヒメマスの元気な泳ぎにも元気をもらいました。
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改めて、阿寒岳や阿寒湖、オンネトーの位置関係を確認したり、まあまあ悪くないですね。
館内はゆったり広いので、これなら疲れません。 -
阿寒湖から、一気に南下して、タンチョウ鶴の関係施設に向かいます。だんだん、日が暮れてきたような。ちょっと焦りますね~
こちらは、道の駅 阿寒丹頂の里。釧路市阿寒国際ツルセンターもすぐそばです。駐車場も含めて道の駅の規模としては、中くらいかな。芝生のスペースにカボチャが置いてあって、面白いですね。 -
ショップの方では、産直の野菜類やお土産品としては、さっき触れたまりもようかんやバター飴がちょっと気になりました。
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では、急いで阿寒国際ツルセンターへ。こちらは、タンチョウの研究や情報発信、保護を目的とする施設。
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野外の平原では人工給餌も行われているようですが、そっちはまあ雰囲気だけを確認。
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厳冬にタンチョウ鶴を間近で見ている写真とかありますが、たぶんここのもあるんじゃないかなという感じですね。
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さて、その奥のゲージのエリアでは、それぞれつがいのタンチョウ鶴。
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ちょこちょこ動くタンチョウ鶴ですが、
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その動きはなにか気高い感じがするのが不思議なところ。
他の鳥ではこんなことはないですよね。 -
駆け足になりましたが、
今度は丹頂鶴自然公園。なんとかギリギリ滑り込みました。 -
500mくらいも続くというちょっと途方もない長い直線コースの片側に、
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広々した自然と同じような環境が用意されていて、ストレスなく暮らしている様子が窺われます。
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人間に慣れているというところまではいきませんが、素知らぬ顔、マイペースで餌を探したりしていて、いい感じ。
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その所作がやっぱりなんか高貴な感じなんですよね。
雪原で舞うタンチョウ鶴とか。実際に見れば、けっこう感動もののような気がします。
あー、閉館時間ですね。それでは、それでは。 -
そして、最後の目的地は釧路市湿原展望台。もう夕暮れが迫っていますけど、何とか間に合ったようですね。
こちらは、釧路湿原の西側に建つ巨大な建物。同じ展望台でも細岡展望台とはまったくコンセプトが違います。 -
上階に展望室もあるのですが、
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ここはやっぱり屋上の展望所かな。
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阿寒岳はここからもしっかり見えています。
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そして、南側は細岡展望台と比べると丘陵部が多いような眺めですが、なんといっても最大の違いは海まで見渡せること。これはまた一興ですね。
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館内の展示はタンチョウ鶴の関係や
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湿原の地図、位置関係とか。
最後に復習みたいな感じですけど、夢ケ丘展望台、コッタロ湿原展望台、サルボ展望台、サルルン展望台とかもう少し時間があればなんとかしてみたかったですけどね~ -
それと出口のホールのデザインはなんでしょうね。目を見張る仕掛けだと思いますが、何の意味なのかはよく分かりませんでした。
これで、今日の予定はすべて終了です。 -
釧路市湿原展望台から釧路空港へ直行するのがいいんですが、釧路のグルメはまだ達成感がイマイチなので、もう一度市街に帰ってチャレンジしてみることにします。
で、選んだのが八千代本店。釧路一番の繁華街、末広町の老舗寿司店で、ネットの情報でもリーズナブルという評価だったんですよね。 -
カウンターに座って。いただいたのは、丹頂2500円。しかし、結果としてはうーん。正直、イマイチかなあ。ネタの新鮮さもあんまり感じないし、ラインナップも北海道ならではというパンチがない。これでは、東京で寿司を食べているのとあんまり変わりがないですね。
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それに最初に旬のさんまの話をしたんですが、板さんは反応が薄い。ここからして、なんかそれはないでしょという感じ。
お店は堂々とした構えだし、若い中居さんも複数。予約もそこそこ入っているし、繁盛はしているようでしたが、あんまり観光客にはお勧めできないかなと思います。 -
モヤモヤしながら、釧路空港へ。レンタカーを返してほっとしましたが、
レストラン たんちょうって?ここもなんか評判がよかったような。 -
ということで、もうひと踏ん張りジンギスカンを食べてみました。野菜たっぷりで、肉は厚め。それなりにダイナミックなジンギスカンですが、タレも含めて、全体の味わいはおとなしい。悪くはないんですが、でも、うまいジンギスカンを食べたなあという感じにはならないかな。例えば、札幌空港で松尾ジンギスカンを食べる満足感とは違うような気がします。
さて、とはいえ、今日一日を振り返るとお天気にも恵まれたし、あちこち絶景にも出会えました。最終日の締めくくりとして文句はないでしょう。これで、東京まではひとっ跳びですからもう安心。お疲れ様でした。
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