パリ：至福のケーキ屋巡り。秋の風物詩モンブラン★ベスト5

2020/10/01 - 2020/10/25

食欲の秋。
この時期になると無性にモンブランが食べたくなります。
元祖モンブランを誇る老舗のアンジェリーナのように、1年を通してモンブランを販売している店もありますが、ほとんどは秋冬限定商品としてリリースしています。

パリのケーキ屋で、旬のモンブランを食べ比べて見ました。
私が独断と偏見で選んだのはこの5つ。
1位　セドリック・グロレ CEDRIC GROLET　12EUR
2位　モリ・ヨシダ MORI YOSHIDA
3位　クレール・ダモン　CLAIRE DAMON　
4位　サダハル・アオキ SADAHARU AOKI
5位　アンジェリーナ ANGELINA

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

1位　セドリック・グロレ CEDRIC GROLET　12EUR

セドリック グロレ オペラ パン屋

サクッと焼き上げたパイ生地に、バニラの風味が豊かな生クリームとブルーベリーのジャムを詰め、上から濃厚なマロンクリームを絞った逸品。
クリームの甘味とブルーベリーの酸味とのコントラストが口の中で炸裂して、絶妙な美味しさが口の中に広がります。

セドリック グロレ オペラ パン屋

ホテル・ムーリスでシェフパティシエを務めるセドリック・グロレが自身の店をオープンさせたのは、昨年のこと。開店当初の大行列はさすがに無くなりましたが、スイーツの美味しさは健在です。

セドリック グロレ オペラ パン屋

2位　モリ・ヨシダ MORI YOSHIDA　6.20EUR

モリ ヨシダ スイーツ

パリっとした食感の超薄焼きのパイ生地の上に、アーモンドクリーム、生クリーム、マロンのクリームを重ねた絶品。構築的なデザインも素晴らしい。

モリ ヨシダ スイーツ

7区の店には、パン、チョコラ、生菓子が一堂に会します。

パティスリーの腕を競うフランスのテレビ番組で優勝し、現地でも知名度が格段にアップ。昨年の秋には、ユニクロのパリ進出10周年を記念したCMにモデルとして起用されたほど！メトロの駅には大きなポスターも。

3位　クレール・ダモン　CLAIRE DAMON　7,50EUR

デ ガトー エ デュ パン パン屋

デ・ガトー・エ・デュ・パンの店の女性オーナーパティシエのモンブランは、純白のミルキーなムースの下に、マロンのクリーム、メレンゲ、カシスのコンポートを重ねた繊細な味わい。見た目も美しいですが、味もエレガント。

デ ガトー エ デュ パン パン屋

パリに2店舗ありますが、モンパルナスのほうの店は広く、商品のラインナップも豊富です。

美しいデザイン画が施されたケーキボックスも洒落ています。

4位　サダハル・アオキ SADAHARU AOKI　7.70EUR

サダハル アオキ (セギュール) 専門店

サクサクのメレンゲの上に抹茶のクリームをのせ、マロンクリームで包んだキューブ型ケーキ。キメ細やかでむっちりとしたテクスチャーの抹茶クリームは、風味が豊かで、心地よい余韻が長く続きます。

サダハル アオキ (セギュール) 専門店

15区の店。パリには4軒の店があります。

5位　アンジェリーナ ANGELINA　7EUR

アンジェリーナ (パリ本店) スイーツ

元祖モンブランの店。濃厚なマロンクリームと、雲のように軽い生クリームと、サクサクのメレンゲの三つ巴が、ファビュラスでクセになる味わいを演出。

アンジェリーナ (パリ本店) スイーツ

昨年秋にリリースされたピスタチオのモンブランが、今年も登場。7.50EUR

アンジェリーナ (パリ本店) スイーツ

ピスタチオのエアリーなクリームと、ピスタチオで風味付けされたマロンクリームは、コクがある斬新な味わい。

アンジェリーナ (パリ本店) スイーツ

こうして陳列されている様子を見ると、サボテンに見えます…

ギャラリーラファイエット、ルーヴル美術館内のサロンを含めると、パリ市内に5店舗あります。

リヴォリ通りにある本店前には、サロンドテの空席待ちをする行列ができていることも多いですが、テイクアウトなら行列を無視して店内に入って買い物ができます。