2020/09/29 - 2020/09/29
1867位(同エリア2426件中)
photo旅さん
- photo旅さんTOP
- 旅行記77冊
- クチコミ156件
- Q&A回答120件
- 114,167アクセス
- フォロワー12人
「オルレ」ってご存知ですか?
予定していたスペインのサンティアゴ巡礼「カミーノ」の続きが歩けない。
皆さん同様、コロナでずっと家に籠っていましたが、やっと出れるようになり、やっと出る気持ちになり、どこかを歩きたいと思いは募り、どこか面白い「道」はないかと検索してみました。
「オルレ」…。「九州オルレ認定地域協議会」の冊子によると
「オルレ」は韓国・済州島から始まったもので、もともとは済州の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味でトレッキングコースとして名付けられてから全国的に有名になったということです。
インターネットで検索してみると、日本では「九州オルレ」と「宮城オルレ」があって、それぞれにいくつかのコースが認定されているようです。
どのコースを歩こうか、いろいろ考えてみました。まず公共交通機関を使いスタート地点へ、ゴール地点から移動できることを条件に検索を続けましたが、
結果、「九州オルレ」ではない大分別府の「別府東山ハイキングコース」を歩くことにしました。
実はこのコースもともとは「九州オルレ別府コース」で、2019年3月22日までで「オルレ」から廃止されてしまいました。理由はコースの一部道路の変更や景観の変化が生じたことだそうで、メガソーラの設備ができたことによる廃止らしいのです。
それで今は「別府東山ハイキングコース」という名前に変わってしまいました。
とりあえず、歩くことに飢えていたので、美味しいものを食べることと一緒に予定を立てることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
博多駅から特急ソニックで約2時間ちょっと、別府駅そばのホテルに荷物を預け、足早に駅西口のバス乗り場へ
予定していたより30分早いバスに間に合いました
由布院方面行きのバスに30分揺られ、到着したのは鳥居というバス停
このコースのスタートは志高湖というところですが、そこを通るバスは1日に1本朝の8時5分着のみでした
鳥居から1km以上あるし、コースはこの近くを通るので一番近くの場所からコースを歩くことにしました
ここから始めます(No.13からですね) -
No.13の立て札から入った場所
-
すぐに「景観の変化が生じた」という太陽光発電システムがありました
あ~これが外された原因か… -
しばらく行くとまたもやメガソーラシステムが
この左には壮大な敷地に太陽光発電システムのパネルが並んでいます -
そのパネルの横を下って行きました
-
下り終わると右手にはシイタケ栽培が
大分ですからね -
そして下から見上げる大規模な太陽光発電システム
これはこれですばらしい -
どんどんコースを歩いて行きます
-
今のところ歩きやすい道で、楽勝とあなどっていました
-
大分といえばやはりシイタケ
キノコを見たら写真を撮りたくなります -
まだまだ楽な道
-
コースは続きます
-
またもやキノコ発見
ちょっと気持ち悪いキノコです -
そのキノコの横を下ります
ここから道はすこし険しく -
そしてまた違う種類のキノコ発見
-
背の高い木々を抜けて
-
ここから道路へ出るかと思いきや
このまま道路わきの狭い道を歩きます
またまたこの写真の右下に初めて見る色のキノコが
やっぱり毒キノコ? -
真っ赤なキノコにびっくり
検索すると赤いキノコは多いんですね -
しばらく歩くと素晴らしい里山の風景が
緑の中に点在する彼岸花 -
美しい里山の道はまだまだ続きます
-
空き家でしょうか
外には薪が積んでありました -
そして山の中に道は続きます
-
このコースには防護柵のゲートがいくつかあります
ここを開けて道を進みますが、「開けたら閉める」これは当たり前のことですが、もし忘れたらイノシシが畑を荒らすらしくて大変です
必ず必ず閉めましょう -
そしてどんどん山の中へ
-
すると小さな滝がある川が出てきました
しばしの癒しで疲れを取ります -
川を丸太橋で渡ります
-
丸太橋の下にも滝がありました
-
川の側の岩場を歩きます
実はここでびっくりなことが、私は直接見ることができなかったのですが
パートナーの写真にアライグマが写っていました
私が滝の写真を撮っている間にアライグマが現れたらしいのです
こんなところに? -
ここからまたの山の中を歩きます
-
全長11.2kmの東山コース
ここはまだ歩いてから1/3くらいですがちょっと疲れてきました
ここで水分補給 -
休憩後、ススキに魅せられているととんでもないことがおこりました
左ばかりを見て歩いてしまい、まさかの迷子状態に
このススキのすぐ横のけもの道のようなところを左に曲がるべきところをそのまま右のほうへ行ってしまったのです
ススキに気をとられて右の立て札を見損なってしまったのでした
歩いても歩いてもパートナーの姿は見えない
名前を大声で呼んでも返事がない
道が3つに分かれた場所に出て、このままではわからなくなりそうと思い電話をかけてみることにしました
山の中でも幸い通信はOKでしたが、目印が乏しい山の中、どこにいるのか的確に言えない
危険だと思い、来た道を引き返すことに
言い方が悪かったのか、勘違いが甚だしかったのか、同じ道を3回も往復し、何とか会うことができました
これを教訓にしないと -
ほっとしながらも、まだまだ先は長いようです
-
今日のコースの約2/3に来たことがわかる愛宕神社の鳥居が見えてきました
-
そして休憩所がある枝郷という公民館に到着しました
ここでトイレを借りて、コップを洗わせていただきました -
広場にはテーブルと椅子が設置されていて、オルレで賑わったときにはここが休憩所になっていたのでしょう
-
枝郷地域を抜けると菖蒲園のある神楽女湖(かぐらめこ)に近づいてきました
ここを左に曲がると山の中に突如としてただっ広い駐車場が見えてきました
こんなところに何のために -
神楽女湖(かぐらめこ)
この美しい場所のための駐車場だということが広大な菖蒲園でわかりました
残念ながら今は時期ではないので、ただ広いだけにすぎませんが、菖蒲の季節にはどんなに見事な花が見れるのでしょうか
その時期に来てみたいものです
ウィキペディアより
神楽女湖(かぐらめこ)は、大分県別府市の鶴見岳南東側山腹にある湖。阿蘇くじゅう国立公園に含まれる。
湖という名を有するものの、周囲1kmほどの大きさである。神楽女湖の名は、平安時代に湖のほとりに鶴見岳社の歌舞女が住んでいたという伝説によるという。
湖に隣接した神楽女湖菖蒲園には、約80種、1万5000株(約30万本)のハナショウブが植えられており、名所として知られている。見頃は6月上旬から7月上旬で、例年6月上~中旬には花しょうぶ鑑賞会が開催される。 -
菖蒲園の遊歩道を歩きます
-
菖蒲園を通り過ぎ少し上りになっていきました
あとゴールの志高湖まで約2km
頑張れ -
東山ハイキングコースの目印No.13から歩き始めてNo.70の立札までやって来ました
-
上を見上げるとアケビが
実はありませんが実物を見たのは初めてでした -
やっと志高湖に到着
-
木々もすこし色づいています
-
志高湖
-
湖畔にはキャンプ場があり、たくさんのキャンパーがのんびり楽しんでいました
-
志高湖畔で休憩し、ここから乗れる1日2本のバスの最終バス(本日2本目)を約1時間待ちます
これに乗れなかったら、鳥居のバス停までまたかなり歩かなくてはなりません
間に合ってよかった
バスの時間が迫ってきたので、バス停へいくと目の前に美しい由布岳が見えました
そして由布岳には雲がかかりとても美しい姿を見せてくれました
やっぱり歩くっていいですね
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
別府温泉(大分) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
46