絶景が広がるアルプスの山歩きと鉄道の旅：スイス、リヒテンシュタイン旅行【２４】（2019年秋 ５日目② 陽光の高原湖）

2019/09/16 - 2019/09/16

ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国（スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア）となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/12）羽田 ⇒ 北京
2日目（9/13）北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目（9/14）ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目（9/15）ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目（9/16）ハイキング、ツェルマット移動
6日目（9/17）ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目（9/18）ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目（9/19）ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目（9/20）リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目（9/21）チューリッヒ市内観光、ﾁｭｰﾘｯﾋ ⇒ ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ ⇒ 北京
11日目（9/22）北京散策、北京 ⇒ 羽田
　　　※ MHGP＝マッターホルングレッシャーパラダイス

今回は５日目②です。

エリア グリンデルワルト(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フィルストのゴンドラ乗場からバッハアルプゼーまで片道1時間弱のハイキング、スタートです。まずは案内板で行先を確認します。
（ﾌｨﾙｽﾄ9:07 ⇒ 9:50ﾊﾞｯﾊｱﾙﾌﾟｾﾞｰ）

雲ひとつないいい天気です。行く手にうねうねと道が．．．あれを行くのでしょう。

案内版もしゃれています。さすがスイス。

右手に連なる山々はユングフラウ三山でしょうか。

途中結構立派な建物がありました。開いてはおらず休憩所とかではなさそうです。

バッハアルプゼーまでは多少登りがあります。展望台があったので寄ってみました。

ここからはとてもいい眺めです。雪を頂く連山と深く切れ込んだ谷底の街、グリンデルワルトが見えます。

拡大してみるとこんな感じ。雄大な山々に囲まれてグリンデルワルトの街並みがあんなに小さく見えます。ほんの1時間前にはあそこに居たのが信じられません。

再び歩きだ出し暫く行くと、久々の建物ヒュッテがありました。宿泊できるような大きさではないので一時避難小屋なのでしょう。

道はうねうねとさらに続きます。砂利道で歩きやすく、マウンテンバイクなども気持ちよさそうに走って行きます。

バッハアルプゼーまであと5分。距離ではなく時間表示はわかり易いです。

小川が流れる中、気持ちよいハイキングを楽しめます。

おっと、行く手に湖らしきものが見えてきました。

着きました、バッハアルプゼーです。

バッハアルプゼーは2つに別れていて、左側のが小さい湖、奥のが大きい湖です。まずは手前、小さい方に行ってみます。

小さい湖を見渡します。遠くの雪山連山を写す鏡のような湖を期待したのですが、少し波立っていて鏡とまでは行きませんでした。それと時間的に写真上はどうしても逆光になってしまいます。
（ﾊﾞｯﾊｱﾙﾌﾟｾﾞｰ9:50～10:33）

それでもまあ素晴らしい眺めには違いありません。他に観光客もいますが静かな雰囲気が漂います。

さて続いては大きな湖へ向かいます。

こちらは波もなく鏡のように風景を映し出しています。

湖面もこの通り、透き通る美しさです。

湖岸に沿って道が続いているのでちょっと奥まで行ってみます。

こちらも小さな湖同様画になる美しさです。

もう少し奥、小高いところまで行って俯瞰で見ようと思います。

小高い丘に登り見下ろします。湖全体を写すのは無理ですが美しい風景を満喫できました。

地図だとこんな感じ。右手フィルストから歩いて来て下の湖を見て奥の大きな湖の湖岸を歩き奥の丘に登りました。ここから引き返します。