2008年4月 北海道岬めぐりの旅（１）日高線で行く襟裳岬編

2008/04/19 - 2008/04/20

緊急投稿！このような投稿は本当に乗り鉄として悲しいのですが、2020年8月に決定していた日高線一部区間（大部分）の廃線。10月7日の新聞記事で2015年の台風・高波の被害で日高線の鵡川（むかわ）―様似（さまに）間（116キロ）が2021年3月末をもって運休から廃線となり路線バスに転換する事が正式決定しJR北海道と沿線7町長が10月23日に調印する事になりました。予想はしていた事ですが本当に残念です。
日高線は1937年（昭和12年）年8月に全線開通しましたが、今回の決定で全29駅のうち24駅が83年の歴史に幕を下ろすことになります。

昭和の名曲で山本コータロー＆ウィークエンドが歌っていた「岬めぐり」という歌があり、この歌をヒントに北海道の岬をめぐる旅を思い立ちました。岬めぐりをテーマにした旅行記を検討はしていましたが同じく昭和の名曲で加藤登紀子さんが歌っていた「知床旅情」の知床半島（岬）に行っていないので準備まで至っておりませんでした。

ところが今回、岬めぐりの旅で森進一さんが歌っていた「襟裳岬」に行くため乗車した日高線が正式に廃線の調印をする事となり日高線は副題となりますが岬めぐりの旅行記を緊急投稿します。今後は納沙布岬、宗谷岬、神威岬、地球岬を順次紹介したいと思います。
シリーズ化するのが好きなので（笑）北海道岬めぐりシリーズ、醜い投稿となりますがよろしくお願いいたします。

写真は様似駅に停車するキハ40形350番台

エリア えりも(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 2.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

2008年 4月19日
日高線・苫小牧駅から始まります。

今回の旅は「岬めぐり」の旅をするため日高線を利用して
襟裳岬に行きます。

乗り鉄の要素もあったのですが、これが最後の日高線乗車になるとは思ってもいませんでした。

苫小牧駅で出発を待つ2227D,キハ40形350番台ワンマン車両。

サラブレッドの産地日高を走行する車両なので優駿浪漫の文字とイラストが入ったキハ40形350番台車両。

日高線の車窓から　見どころ満載！のポスター
今では悲しく見えます。

2227D列車の主な停車駅
苫小牧　10:17分発
鵜川　　10:46分着
静内　　11:49分着
浦賀　　13:12分着
様似　　13:55分着

苫小牧駅を出発。

北海道の駅弁って感じ満載です。

中はこんな感じ！見た目でも美味しそう。

この時は鵡川駅撮影しておりませんでした。
鵡川駅から２つ目先の富川駅に到着。この駅はもうすでに
バス代替区間の駅、廃線になれば廃止駅となります。

日高紋別駅

日高紋別駅を出発すると海沿いを走行します。
この景色、この時が最後だったと思うと本当に残念！
晴れた日にもう一度この車窓を見たかった。

大苅部駅に到着。

新冠駅に到着しました。

新冠駅舎

静内駅に到着。
静内と言えば競走馬の故郷。
せめて静内までは残してほしかった！

静内駅に停車するキハ40

静内駅に降りてみました。

名所案内
静内のさくら並木が綺麗みたいです。

北海道でしか売っていない清涼飲料のガラナ

ふだんコーラなど飲まないのですが北海道に来た時は必ず購入する「ガラナ」

絵笛駅に到着。
静内駅からかなりの駅を飛ばしておりました。

お馬さんがいるのどかな風景が続きます。

浦川駅に到着。

鵜苫駅に到着。この駅から二つ目の駅が終着様似駅です。

最後の海沿いの区間

静内駅から絵笛駅までかなり飛ばして（写真がない）いるのに鵜苫駅からは写真が多く残ってました。

間もなく終着様似駅に到着します。

様似駅に到着。

2021年3月をもって廃線となりますが、すでに災害で5年も前から運行停止をしており来年3月にお別れ乗車ができる事もなく事実上災害による予告なしの廃線となる事が本当に寂しいです。

様似駅に停車するキハ40形350番台車両。

様似駅
市内にある旅館までバスに乗換えます。

観光案内所も併設していたので、今日宿泊する旅館までバスの停留所を確認しました。

田中旅館に到着。

森進一さんが歌っていた昭和の名曲「襟裳岬」の歌詞
作詞は岡本おさみさん
作曲はなんとフォークシンガーの吉田拓郎さんだったんですね！

こちらは島倉千代子さんが歌っていた別の「襟裳岬」
島倉千代子さんも襟裳岬という歌を歌っていたのですね。

襟裳岬に到着。
様似市内は晴れていたのに襟裳岬に着いたら最悪の悪天候！

年間200日近く強風が吹く襟裳岬
御多分にもれず、台風並みの強風が吹いてます。
おまけに寒くて長い時間居る事が出来ませんでした。

様似市内は晴れていたのに強風と悪天候の洗礼を受けた襟裳岬でした。

いつか機会があれば襟裳岬に再訪したいと思います。

2020年10月７日　投稿

この旅行記へのコメント （4）

• ふらどくさん 2020/11/28 10:09:44

  残念です。

  こんにちは。
  若い頃、牧場さんを訪ねて、この列車によく乗りました。風景も良く、風情があって、好きな路線でした。
  廃止は、本当に残念です。北海道、鉄道会社、国に、そんなに力がないのでしょうね。列車馬の風景も、昔の話になりますね。

  Longchampさん からの返信 2020/11/29 03:10:50

  Re: 残念です。

  ふらどくさんへ
  おはようございます。
  日高線の廃線決定は本当に残念ですね！
  せめて静内までと思っていましたが願いは叶いませんでした。
  
  自分も若い頃は牧場を訪ねていましたが、最近は行かなくなったので
  機会が有ったら牧場に行ってみたいと思いました。
  
  

• ハイペリオンさん 2020/10/08 10:28:44

  ごぶさたしております

  こんにちは。
  
  「日高」のタイトルが出ていたので、馬かと期待したら、
  鉄でしたか。
  
  実は私も、2005年前後にシルクホースクラブに入って
  いました。
  
  
  中小の牧場から仕入れている時期でしたので、あまり
  走りませんでしたが、アドマイヤベガ産駒でシルクヴ
  ェルリッツという馬に出資していました。アドマイヤ
  ベガの初めての世代だったと思います。スピードの血
  に見どころがあったので出資しました。
  
  この馬は、音無厩舎に入ったこともあって、４勝して
  くれたのかな？　３勝クラスでかなり賞金を稼いでく
  れました。
  
  現在はワラウカドに入っていまして、今年１頭デビュ
  ーの予定です。現在のトレンドであるLyphardのクロ
  スを持っていて、調教牧場の評価も悪くはないのです
  が、めちゃくちゃ走るって感じでもなさそうです。
  
  ちなみに明日、在来種の寒立馬（かんだちめ）に会い
  に青森まで行ってきます。
  
  では失礼します。　

  Longchampさん からの返信 2020/10/10 17:39:21

  RE: ごぶさたしております

  ハイペリオンさん、こんにちは。
  
  馬をやったり鉄だったりといろいろやっているので、惑わしてたいへん申し訳ございませんでした（笑）
  
  ハイペリオンさんもシルクに入っていたのですね。
  
  自分がシルクに入って最初に出資した馬が凱旋門賞を優勝した
  パントレセレブルの仔でシルクゲイナーという馬でした。
  初戦2着で5戦目で勝ちあがりました。とにかく２着が多い馬で賞金より馬券で楽しませてもらった馬です。ディープが出走した凱旋門賞でも父が同じという事でプライドという馬が馬券にからみました。
  
  次にグラスワンダーが父のシルクアヴァロンという馬、一時500万下鞍ケ池特別
  1000万下鞍ケ池特別と連勝した時は興奮しましたが、それからは・・・
  鞍ケ池特別の時はシルクゲイナーと2頭だし（笑）で楽しめました。
  
  3頭目キングヘイローが父のシルクドミニオンはなんと新馬戦で勝ち上がり新潟2歳ステークスに出走しました。
  6着に敗れましたが、G3重賞レースに出るだけでもうれしい事でした。
  
  シルクの冠名なしの馬名が付けられるようになった頃にクラブをやめましたが、その後アーモンドアイが出て来てビックリですね！牝馬３冠馬になった時には凱旋門賞に必ず出走すると思ってたので出ない事になった時はかなりがっかりでしたね。クラブ所有馬だといろいろな事が有ったのかもしれません。一次登録と出走料だけでも270万円では一口馬主全員の賛成は得られないでしょうね。
  毎年凱旋門賞に参加している人は凱旋門賞で見たいと思いますが、国内のG1だけでいいと思う人もいるでしょうから。
  
  
  ちょっと脱線しましたが、ワラウカドの今年１頭デビュー馬期待しております！
  がんばって重賞レースで活躍できるようならいいですね。祈っております。
  
  
  来年コントレイルが凱旋門賞を出走するなら必ずロンシャン競馬場に行きたいと思います。
  凱旋門賞優勝はディープインパクトが出走した時からの夢ですので・・・。
  
  Longchamp