いざ！鎌倉検定へ。鎌倉十三仏詣りも始めましたの巻

2017/11/25 - 2017/11/27

2017年１１月、鎌倉検定１級を受験するため鎌倉を訪れました。
鎌倉検定は２００７年から始まった、鎌倉商工会議所主催のご当地検定です。
鎌倉好きが高じて、面白半分真面目半分で挑戦し始め、2009年に３級、翌年2010年に2級に合格しました。
が、1級はベルリンの壁のように立ちはだかり、2011、2012年と不合格。5年のブランクののち、これで三度目のチャレンジです。
さて、三度目の正直となりますか…。

2016年2月に亡くなった父の追善供養で鎌倉十三仏詣りも兼ねての、二泊三日の旅です。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩 AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

2017年１１月２５日（土）、明日の鎌倉検定を控え、鎌倉到着後、直ちに鶴岡八幡宮に神頼みにやってきました。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

翌日26日（日）検定当日の朝も再び。。
人けのない境内は、それは気持ちがよく、神聖な空気を独り占めの清々しい気持ちになりました。

今日が「良き日」になりますように…。

朝日が眩しい源平池

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

２０１０年に倒壊した御神木「大イチョウ」も頑張ってます。

働く姿が美しい巫女さん。

頑張るチカラうをたくさんいただいて、いざ鎌倉検定へ。

鎌倉検定とは正式名称は「鎌倉観光文化検定試験」といい、鎌倉市大船の大船女子大学が会場です。

年に一回行われるこの検定は、３級から始まり１級で完結しますが、当然ですが次第に問題が広範囲で難しくなり、かつマニアックになっていき、１級ともなると合格率は平均１０％ぐらいです。

わたしは３級２級と難なくクリアできたのですが、１級は5年ぶり３回目のトライです。（ということは二回落ちてます）
三度目の正直で良い結果が欲しい～。

いざ鎌倉！　もとい、いざ鎌倉検定！
武士のような気心で落ち着いて冷静に。

試験は１３時半からです。

試験が終わり、肩を落としながら、御成町のスタバで傷心の一杯を。。
答え合わせしなくとも、だいたいわかります。
受かった気がしな～い。

翌日商工会議所から出された解答と、恐る恐る答え合わせしてみたところ、７４点。
やっぱり不合格です。（合格は１００点満点の８０点です）
ポジティブ思考で言うのなら、前回、前々回とも６０点台だったので、７４点は進歩と云えば進歩ですが。

スターバックス・コーヒー 鎌倉御成町店 グルメ・レストラン

前日も検定前の最後の勉強で、このスタバに長居しました。

今回スタバ御成町店には検定前日と検定試験後と２度お邪魔しました。
前日は張りつめた気持ちを抱え、試験後は虚脱感で…。

スターバックス御成町店は、漫画家横山隆一氏の邸宅跡地に建てられました。
氏が愛した藤棚、プールはそのまま残されています。
（写真の向こう青い部分がプール）
全国で十数か所あるスタバコンセプトストア（珈琲だけでなくその土地ならではの雰囲気、店舗のデザイン性なども楽しめる）のひとつで、スタバの中でも人気度・周知度が高い店舗です。

こちら、スタッフさん手作りのボード。
さすがワールドワイドなスタバであり、鎌倉ですよね～。
わたしは北海道の札幌のあたりにポチっとシールを貼りました。

今回の二泊三日は、検定受験が目的ですから、鎌倉や横浜方面に住む知人友人に会うこともなく、二泊ともひとり夜ゴハンでした。

「sahan」（サハン）は、鎌倉駅の線路沿いにある小さなビルの二階にあります。
窓際のカウンター席に座ると、真向かいに鎌倉駅のホームが見え、電車待ちの人が良く見えます。

sahan グルメ・レストラン

丁寧に作られたゴハンは、ごちそう感はないけれど、沁みるような美味しさ。
若い女性がひとりでやっているお店です。

パンとご飯が、週替わりの定食で、この日はパンの日でした。

山本餃子さんは、鎌倉行くと近ごろは必ず顔を出す「なじみ」のお店になりました。
ここも女性がやっているお店で、カウンター席だけの小さなお店ですが、野菜たっぷりの餃子は侮れませんよ。

山本餃子 グルメ・レストラン

ギョーザ、はんぺんのオリーブオイル焼き、きゅうりとアボカドのサラダ。
そして瓶ビール一本。
女性のひとり飲みには安心なお店です。

人気店「茶房雲母」（茶房きらら）、いつも並んでいて、いつも諦めて引き返すお店ですが、帰る日に行ってみたら並ぶことなく、すぐ入店できました。

抹茶クリームあんみつ。
モチモチの白玉が優しい～。
これ、合格は叶わなかったけれど、頑張ったご褒美ということにします。

茶房 雲母 グルメ・レストラン

鎌倉検定、残念な結果で終わってしまいましたが、今回の旅のもうひとつの目的、鎌倉十三仏詣りも、試験前日、当日、試日翌日と三日間、精力的に歩き回っていたのでした。

11月2５日（土）、鎌倉に到着後、鶴岡八幡宮でお参りし、その後明王院へ行くためバスで十二所（じゅうにそ）へ向かいました。

明王院は鎌倉十三仏詣りの一番札所です。

明王院で調達した十三仏詣りの御朱印帳です。（シブい！　笑）

パラ～と広げると、けっこう圧巻ですね！

実は三日間で、あと二か所回り切れませんでした。
次回の鎌倉さんぽで結願したいと思います。

　　　　　　記
一日目　（11/25）
明王院→浄妙寺→報国寺
二日目　（11/26）
来迎寺→本覚寺
三日目　（11/27）
浄智寺→円応寺→浄光明寺→海蔵寺→寿福寺→覚園寺

鎌倉十三仏詣りの六番札所である浄智寺は、鎌倉最終日に行きました。
ここはとても好きなお寺さんなので、ちょっとご紹介します。

浄智寺はＪＲ北鎌倉駅から徒歩１０分ほどのところにあり、鎌倉五山第四位と寺格があるのにもかかわらず、とても親しみやすいお寺さんなのです。

この石段、とっても風情ありますよね。
古刹感がたまりません。
また花頭窓のある唐様の鐘楼門は鎌倉でただ一つ。見所です。

浄智寺 寺・神社・教会

親しみやすさって、ほら、このかたがいらっしゃるからじゃないかしら。

布袋様です。
袋を背負っていない布袋様。

幸せはこの指の先のほうに。。
つまり、向かい合うアナタの後ろにあるのです。
と、教えてくださいます。

この立札を見て、お腹触らない人、いませんよね。

みなお腹を撫でるので、お腹が黒光りしてます。
「腹黒い」とは、意味がちょっと違う（笑）

茅葺屋根の庫裡もいい感じ。
深秋の景色に見事にマッチング♪

谷戸の柔らかな陽を浴びて、色付きも優し気。
鎌倉の紅葉は、北海道のそれと比べると、やさし～と感じます。

鎌倉には１００以上のお寺さんがありますが、「お気に入りのお寺」を探す「鎌倉さんぽ」も、いいものですよ。

因みに浄智寺は、たびたびテレビや映画の撮影現場に使われます。
直近でいえばドラマ「おカネの切れ目が恋の始まり」では、浄智寺は毎回のように登場しました。

鎌倉検定「万事休す」、そして鎌倉十三仏詣りの巻でした。

時系列がめちゃくちゃで、読みづらさがありましたら、ご勘弁くださいませ。