京都　- AUG20

2020/08/09 - 2020/08/16

旅行記をUPするのは久しぶりです。
今入院中でやることがなくて暇を持て余し(笑)写真の整理でもしようと一念発起。
まだ手を付けていないイタリア、ベトナム、台湾、マレーシア旅行の写真は優に3,000枚を超えそうなので、とりあえず直近で出かけて記憶がしっかりしている国内から仕上げていきます。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

我が家から近い四条河原町を出発し、嵐電に乗り換えます。早いのはもっと別の方法だと思うのですが、なかなか風情のある嵐電に乗りたいと思って選択。観光客のいない時期でかつ朝早い平日なので、乗客はほぼ地元の方でした。

朝の早い時間帯なら混雑もないだろうと、嵐山に着いたら真っ先に竹林の小径に向かいます。真夏の外は厚いのですが、竹林の中に入ると心持ち涼しい気がしました。

嵐山 竹林の小径 自然・景勝地

お天気も良くて何より。そう言えば、前回嵐山を訪れた際にはかなりの雨で桂川が氾濫していました。
本当にすれ違う人もまばらで、こんな贅沢な景色は二度とみられないかもしれないと思いました。

せっかくなので、と、トロッコの予約をしています。
時間になったので駅に向かいます。トロッコ嵯峨駅はJRの駅舎のすぐ隣。

トロッコ嵯峨駅 駅

トロッコが到着しました。リッチ（＝名前がやけにたいそうですが）号を予約していて、リッチ号の乗客だけは最後に乗り込みます。

嵯峨野トロッコ列車 乗り物

出発。向かいのJRのホームが見渡せます。
リッチ号には窓がないため、開放感抜群！
出発するとまもなくトンネルをくぐります。

保津川に沿って進みます。
窓がないのでカメラもせり出して撮れて良いですね。

この後乗る予定の保津川下りの船。トロッコ乗車中、数多くすれ違いました。
夏休み期間ということもあり、かなり頻繁に出ているよう。予約ができなかったので来るまでは少し心配していました。

途中のトロッコ保津峡駅。途中下車する人はほとんどいませんでした。
信楽焼の狸の置物が名物です。

トロッコ保津峡駅 駅

停車時間は短く、再び動き出します。
終点のトロッコ亀岡駅まではすぐでした。
トロッコ嵯峨駅からは２５分の旅。楽しかったです。

トロッコ亀岡駅 駅

予約はできないものの、トロッコ嵯峨駅で、トロッコの切符を購入する際に（実際にはJR西日本のサイトから予約をしていて、乗車券はJRの駅で事前購入したので、トロッコの駅では交換だけでした）保津川下りの代金を支払って乗船券を購入したので、乗れないことはないと安心しました。

保津川下り 乗り物

トロッコから乗り換えた乗船場行きのバスから次々と人が降りると、すかざず乗り場を案内され、窓口で渡された番号札の順に番号を呼ばれます。
この日の乗船時間は約２時間と聞いていたので、ここで何かおなかに入れたいとホットドックを購入するも、作っている間に番号を呼ばれてしまいました。

保津川下り 乗り物

狭い船内ですが、なんと！食べ物＆飲み物の持ち込み自由なんです。
売店のお兄さんに「あ、大丈夫ですよ～」と普通に言われてビックリ。
カバーやボックスに入れることなく、むき出しのまま渡されて、そのまま船に乗り込みました。

船はのんびりとのんびりと進みます。川の水量によって速さが全然違うそう。
この日はあいにく水量が少ないため、時間がかかるそうです。
船頭さんはじめ漕ぎ手が３人。代わる代わる漕いでいきます。
乗ってきたトロッコを見上げます。リッチ号の乗客が手を振ってくれました。

１時間も過ぎると、ちょっと飽きてきちゃいますが、ところどころ見かける鳥や変わった形の岩のことを聞いて、楽しめました。
この後終わりころに食べ物や飲み物を売りに来る船をすれ違い、次々と皆購入していきます。かなりの売り上げだと思いました。

長旅を終えました。楽しいトロッコ＆保津峡下りの旅でした。
終点の渡月橋です。
中国人が大挙して押し寄せる１年前の光景とはえらい違いです。
静かな静かな日常です。

渡月橋 名所・史跡

この後、予約していたランチの時間までもう少しあるので、散策を楽しみます。
こうして見ると、川の水も澄んで美しいですね。

嵐山 紅葉

松籟庵の入り口。嵐山の川沿い奥のひっそりとした山の中にあります。

案内された部屋。女将が書道の名人なのだとか。
中途半端な時間に予約したので、私たちだけだろうと思っていましたが、もう１組女性２人の先客がいました。

食前酒には甘い梅酒。おぼろ豆腐もほろほろと溶けるよう。

前菜のお重。かわいらしい盛り付けで、たくさんの品が並んでいます。
鱧のおとしなど季節感もあり、すべて美味しくいただきました。

メインは湯豆腐。暑い夏ですが、中でくつろぎ涼んだので、ちょうどよい具合に出てきました。熱々をはふはふしていただきます。

食べ終えて帰ろうと思った矢先にざあっという音が。川面に水の粒が跳ねています。もう少しゆっくりしていきなさい、という声が聞こえたような気がしました。せっかくなので雨宿りさせていただきました。
雨はすぐにやみ、帰宅します。ぜいたくな１日でした。＜終わり＞