2006年10月 第85回凱旋門賞（ディープインパクト出走）とドイツ ケルン・フランクフルト鉄道の旅 (後編）

2006/09/30 - 2006/10/04

2006年10月 初めてフランスのロンシャン競馬場で
凱旋門賞を観戦しました。
ディープインパクトは負けてしまいましたが、ディープが
参戦した凱旋門賞を観戦できた事は思い出に残るでしょう。

さて競馬の次は？フランスまで来てそのまま帰るような事は
しません。

鉄分は補給しなくては息苦しくなるのでパリから列車に乗って
他の国から帰国する事にします。
せっかくなのでパリから行ける初めての国は？
イギリス、ベルギーは行っているので今回はドイツに行く事に
しました！
後編は競馬とはガラッと変わってフランスからドイツまで
乗り鉄の旅を紹介します。

2006年9月30日（土）
東京駅から成田エクスプレスで成田空港
成田 10:00分発　JAL415便　　パリ 16:10分着

10月1日（日）
凱旋門賞観戦　

10月2日（月）
パリ北駅 8:00分発 タリス9409　ケルン 13:53分着
ケルン 13:53分発　ICE3　フランクフルト

10月3日（火）
フランクフルト 23:00分発　JAL046便　　　　　　　　

10月4日（水）
成田 17:55分着

写真は夜のフランクフルト・マイン駅　　　　　　　　　

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

2006年 10月2日（月）
昨日、初めてロンシャン競馬場で凱旋門賞を観戦、そのままパリから帰国するわけがなく（乗り鉄なので）パリ北駅からケルン経由でドイツ・フランクフルトに行きます。
まずケルンまではタリスに乗車。タリスは2003年にオランダ・アムステルダムからベルギーのブリュッセル南駅まで乗車した事がありますが、その時は高速線ではなくすべて在来線だったので今回LGV（高速専用線）を走行するタリスに乗車します。

前編でも紹介しましたが、パリ北駅のキオスクで購入した
新聞。昨日凱旋門賞に観戦している日本人の写真が載って
いたのですが、よく見ると自分が写ってました。
（参加した友人も写っているので画面処理をしています）

パリ北駅 6時45分発 タリス1409列車
赤いタリスで出発、ドイツのケルンまで乗車。

10月のフランスの朝は暗いです。

タリスのチケット
当時はヨーロッパ旅行専門の地球の歩き方　
〇プラザで購入しました。

タリスのファーストクラス

昨日まで凱旋門賞参加のメンバーと楽しい時間を過ごした後
天気も曇り空で気分は下がり気味。

せめてディープが優勝していれば気分もちがったのに！
当時の旅行日記にはこのような記載が。

ファースト・クラスでサービスされる朝食。

この時はフランスパン（バケット）は硬くて嫌いだったのですが、
噛めば噛むほど甘くなって一気に大好きになりました。

今では日本で売っているフワフワで柔らかいフランスパン、
外側がカチカチに硬いパンを探すようになりました。

ブリュッセル南駅を出発、その後は在来線を走行すると思って
いましたが、LGV（高速専用線）に入り高速走行でケルンに向かいます。

なんかドイツっぽい景色になりました。

今では国際列車で国境を越える時はスマホで位置を確認できますが
いつ国境を越えたかわかりませんでした。
４トラに掲載する事など思ってもいなかったので何処を走行して
いる写真か詳しく記録をしておりません。

ドイツの車両が見えたので初めて訪れる国ドイツに入ったと
思いました。

アーヘン駅（Aachen Hbf）に到着。

タリスはブリュッセル南駅から途中３駅停車しケルン駅に到着します。

10:45分　ケルン中央駅に到着。

ケルン中央駅に到着したタリス。

ここで荷物を預けました。ケルンで約6時間半の滞在なので
荷物を預ける事ができてラッキーでした。

操作が分からなかったので荷物を預ける人に教えてもらう。どうもカード式でした。4ユーロをロッカーに投入するとカードが出て来ました。このカード失くしたらたいへんな事になるのでスリの被害にあっても大丈夫な所に保管しました。

ケルン中央駅（Koeln Hbf)

目の前にはケルン大聖堂。
コンパクトカメラでは収まりきれません。

☆ケルン大聖堂

ケルン大聖堂についてはこちらの旅行記に掲載しております。
2018年10月 タリス・ICEで行くフランス・オランダ・
ドイツ・ベルギー鉄道の旅(6) ドイツ・ケルン前編　
https://4travel.jp/travelogue/11420115

大聖堂の入場は無料でした。

ステンドグラスも綺麗です。

ケルン大聖堂の上に上がりました。
料金は２ユーロから5.6ユーロまでいくつかの種類のチケットが有りました。
この時は一番安い２ユーロのチケットを購入。

安いチケットだったので狭い螺旋階段で上に上がります。
高さは150ｍもあるのでたいへんでした。

ケルン大聖堂の展望施設から見たケルン市内。

最上部はまだ上の方にあります。

下に降りてケルン大聖堂を写真に収めようとしましたが、
大きすぎて全体を撮る事ができませんでした。

上下2枚に分けて撮影。

ケルン市内を散策。

ライン川に架かるホーエンツォレルン橋が見えます。

☆ ホーエンツォレルン橋

中央に見えるのはケルン大聖堂ではありません。

写真がないのでどんなランチを食べたか記憶がありませんが、ビールとハム・サラダで14ユーロと記録が残ってました。

次は初めて乗車するドイツの誇る高速列車ICE3
ケルン16:44分発フランクフルト・マイン行きICE909です。

ICE3のチケット

ファーストクラス席側の先頭車両
IEC３は高速列車ではめずらしく前方運転席前方の景色を見る事ができます。

（フランクフルト行きの前方車両はセカンドクラスフです）

ファーストクラスは最後尾車両、進行方向と逆でした。

ファーストクラスは2＋1の3列のシートです。

ファーストクラスのシート

途中、フランクフルト・エアポート駅を停車しまもなくフランクフルト・マイン（中央）駅

17:58分　フランクフルト・マイン駅に到着。

フランクフルトに到着したインターシティ・エクスプレス(InterCityExpress)

Frankfurt Main HB

フランクフルト中央駅

宿泊した エクセルシオール ホテル（EXCELSOR HOTEL）

ホテルの室内。

室内は狭かったのですが、ソファがあり快適なホテルと記録に残ってました。

カイザー通り沿いのレストラン（Bell Roma)で夕食。

ステーキを注文。
このステーキソースがメチャ美味しかった。
オニオンスープとともに思い出に残る夕食でした。

食後カイザー通り脇の通りはピンクゾーンだったので少し
覗いて見たと記録してあった。当然入りませんでしたが。

ホテルはフランクフルト駅のとなりな帰り際
夜のフランクフルト・マイン駅で列車ウォッチング。

ICE1が停まってました。

ブルーのライトアップが綺麗なフランクフルト・マイン駅

ブルーのライトアップが綺麗なフランクフルト・マイン駅

ICE T型でしょうか。2013年にドイツ・ハンブルグからデンマーク・コペンハーゲンまで（通称渡り鳥コース）ICE TDに乗車した事があります。

IEC：InterCityExpress
T：Tilt-technology(車体傾斜車両、日本式で言えば振り子式車両）

2013年6月 渡り鳥ラインで行く北欧3ヵ国 鉄道の旅 (2) ICE35 渡り鳥ライン乗車編
https://4travel.jp/travelogue/11724161

ICE1　動力集中式の車両。

聖バルトロメウス大聖堂（Dom)

ケルン大聖堂ほど大きくありません。

レーマ広場に行く途中、趣のある感じだったので写真をとったのだと思います。

レーマ広場に来ました。
木組みの建物が並びます。

レーマ広場
建物正面の屋根がギザギザになった3棟の建物は
現在（当時も）フランクフルト市庁舎。
真ん中の建物が広場の名前になっているレーマ。

マイン川の対岸から見た聖バルトロメウス大聖堂。

マイン川に架かるアイゼルナー シュテグ(鉄の橋)

この巨大な人物の像！やっと分かりました！
「ハンマリングマン」と言うらしい。

アメリカの芸術家が手掛けた作品で世界に
７つ有るようです。

フランクフルト国際空港

フランクフルト 23:00分発 JAL046便で帰国。
機上の人となりました。　　　

成田空港に到着。
この時の機材はジャンボ（ボーイング747）でした！

前編・後編訪問していただきありがとうございました。
2020年10月18日 投稿