2020/09/24 - 2020/10/01
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紅映さん
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運動不足が気になり出したので、自宅での籠城を緩和し(笑)、ご近所をちょっとだけ散歩することにしました。先が見えない籠城には精神的にも参りますからね。
折しも曼珠沙華の咲く頃となり、きょうか明日かと思いつつ、散歩にも熱が入ります♪
その①は三浦坂を登って、その界隈のお寺さんを巡りながら言問通りを下って来るというコースですが、数日間に亘って少しずつ歩いたものをまとめたものです。
(2020.10.2 記 )
表紙:一乗寺本堂
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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三浦坂
かつて美作国(現岡山県北部)真島郡勝山二万三千石の藩主・三浦家の下屋敷があったことからその名が付いたといわれる坂です。細くて急な坂で、下り用の一方通行です。三浦坂 名所・史跡
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その細い急な三浦坂を登りきった右手にあるのは宗善寺。
真宗大谷派のお寺です。宗善寺 寺・神社・教会
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三浦坂の中ほどから上まで続く石塀は大名時計博物館の塀になります。入口は塀に沿って半周したところにあります。
大名時計博物館
勝山藩藩主・三浦家の下屋敷跡が大名時計博物館になっています。
江戸時代に大名お抱えの時計師達が、長い年月をかけて手づくりした「大名時計」を集めて展示しています。世界に類をみない日本独特の時計だそうです。大名時計博物館 美術館・博物館
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領玄寺山門
日蓮宗のお寺です。
この山門はいつも閉まっていて、向かって右側が出入り口になっています。領玄寺 寺・神社・教会
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領玄寺本堂
茂みの奥に本堂がありますが、境内への立ち入りを遠慮して、山門付近から遥拝させて頂きました。
領玄寺貝塚
芙蓉の木の陰に説明板を見つけました。
境内の墓地や本堂裏手は、北隣の妙円寺にかけて縄文時代中期(紀元前3000年~2000年頃)の小規模な貝塚が点々と散在し、開山上人の墓所周辺は「領玄寺貝塚」として知られています。
ハマグリ・アサリ等の貝殻、石斧・石鏃(石製矢じり)等の石器、縄文土器などの遺物が発見されているそうです。
かつて、上野台地は西側に旧石神井川(藍染川)の流れる谷(根津谷)があり、東には海岸線が広がっていて、漁撈生活を営む縄文時代人には住みやすい土地だったようです。 -
ヒマラヤ杉のそばにある延寿寺の山門
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延寿寺
日蓮宗のお寺です。
境内にある日荷堂には「健脚の神様」日荷上人が祀られています。延壽寺 寺・神社・教会
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延寿寺の曼珠沙華の句碑
「曼珠沙華天のかぎりを青充たす 登四郎」
このお寺は作者野村登四郎さんの菩提寺のようです。
(9月24日) -
今年は開花が遅いので、3日後に再訪。
句碑の前の曼珠沙華がようやく咲き揃ってきました。
(9月27日) -
蓮華寺
延寿寺の向かいにある日蓮宗のお寺です。春には牡丹が咲き誇ったり、夏には蓮の花が咲いたりと、いつ拝見してもきれいなお花が咲いているお寺です。蓮華寺 寺・神社・教会
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蓮華寺/六三除・虫封の守護神を祀ったお堂
境内には日蓮聖人幼少時の像があり「学業成就のお祖師さま」と書かれています。 -
お堂前では、矢羽根ススキと曼珠沙華が秋の到来を告げています。
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ヒマラヤ杉
台東区の景観重要樹木に指定されている樹木です。
ヒマラヤ杉はマツ科の常緑針葉樹で、先代の所有者が置いた鉢植えが根付いて現在の大きさになったものだそうです。谷中 ヒマラヤ杉 自然・景勝地
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ヒマラヤ杉の三差路にある頤神禅院(いしんぜんいん)の看板。
この細い路地を入って行った奥の方にあります。イ神院 寺・神社・教会
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頤神禅院
明和5年(1768)に創建され、明治20年に当地へ移転したという臨済宗妙心寺派寺院です。 -
頤神禅院の供養塔
奥まっているので、今までお邪魔したことがなかったのですが、六地蔵があるらしいという情報を得て行ってみました。
本堂の奥の墓地の入口に、聖観音を主尊とする立派な無縁塔があり、六地蔵菩薩がしっかりと守っていらっしゃいました。 -
六地蔵菩薩とは
地蔵菩薩が六道に行くために姿を変えたもので、檀陀地蔵、宝珠地蔵、宝印地蔵、持地地蔵、除蓋障地蔵、日光地蔵などと呼ばれます。お寺にお地蔵様の像がある場合、墓地の入り口付近にあることがほとんどなのだそうですが、これは、この世とあの世の境界にお地蔵様を置き、神聖なお墓に魔が侵入するのを防ぐためといわれています。
お地蔵様が安らかに眠る故人を守ってくれているというわけなのです。 -
ということで、こちらのお寺でも墓地の手前に六地蔵菩薩がいらっしゃいました。
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妙福寺
このお寺さんは、いつも本堂前の境内が一面の植物で埋め尽くされています。
以前は、ご年配の女性が手入れなさっているのをよく見かけました。今年はお見かけしませんが、お元気でいらっしゃるでしょうか?
クルクマがひと鉢だけ・・・
昨年などはピンクと白のクルクマが幾鉢もあって、表にまで置いてあったりしたのですが・・・妙福寺 寺・神社・教会
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そのお向かいの粋なお住いに曼珠沙華が咲いていました。
かつては、このお宅から三味線の音が聞こえてきたものです。 -
こちらもご近所のお洒落なお住まい
薄いクリーム色の曼珠沙華がきれいに咲き出していました。 -
こんな素敵な言葉を金嶺寺の門前で見かけました。
谷中では幾つかのお寺さんの前に、こうした格言などが書かれた掲示板が置かれています。
通りかかった時には、謹んで読ませて頂いています。金嶺寺 寺・神社・教会
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大泉寺 前庭の曼珠沙華
今年は赤色の花が遅くてやっと一輪咲き出していました。
(9月27日)大泉寺 寺・神社・教会
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大泉寺 前庭の曼珠沙華
そして3日後。赤い曼珠沙華が数本咲いていました。
(9月30日) -
境内の方でもきれいに咲き始めているようです。 (9月30日)
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長久院/山門と弘法大師の石標(部分)
長久院 寺・神社・教会
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長久院
真言宗豊山派のお寺です。
当寺もほかの寺院などと同じく慶長16年に神田北寺町に開創し、慶安元年現地に移つたそうです。余り広くない境内ですが、庫裏と本堂と弘法大師堂があります。 -
墓地の手前にある「三界満霊供養塔」と六地蔵菩薩
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白萩が見事に咲いていました。
このお寺さんは、いつもいろいろなお花を咲かせていらっしゃいます。 -
西光寺
新義真言宗のお寺で、ご本尊は五大明王。
こちらも江戸時代に神田北寺町から移転して来たそうです。
西光寺の石仏
右から
〇地蔵菩薩
〇十一面観音
十一ある顔の中から最適な顔をもって人の心に語り掛け、人々を導いてくれる菩薩様
〇韋駄天像
韋駄天(いだてん)は一般的には唐風の甲冑をまとって剣を持つ若い武将の姿で描かれることが多いようです。古来より足腰病平癒に効験がある仏神とされています。また速やかに邪神を除く仏法の守護神といわれます。 -
西光寺六地蔵菩薩
像の大きさは75cmだそうです。像容は左から合掌、数珠、幢幡、香炉、宝蓋、宝珠と錫杖ですが、立体的に作られた宝蓋は珍しいということです。西光寺 寺・神社・教会
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多寶院
真言宗豊山派のお寺です。
ご本尊は多宝如来とのこと。これって珍しいことらしいです。
御府内八十八ヶ所霊場49番札所になっており、吉祥天を安置するお寺でもあります。
神田北寺町に創建され、1648年に当地に移転したという古刹です。
谷中にはこうして移転してきたお寺が幾つもあるようです。
大きなお地蔵さまが見えます。多宝院 寺・神社・教会
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大きなお地蔵さまの前には六地蔵菩薩が並んでいます。
六地蔵菩薩は墓地を守るために墓地の入口付近に立っていらっしゃるのだそうです。 -
自性院/灯籠の足元にも曼珠沙華
自性院は新義真言宗のお寺で、川口松太郎の『愛染かつら』のモデルとなった桂の古木があることから、自性院愛染寺とも呼ばれます。江戸御府内五十三番札所。
このお寺も江戸時代に神田北寺町から移転して来たそうです。 -
自性院/灯籠と曼珠沙華
一週間後に訪ねたら曼珠沙華が随分咲き揃っていました。
(10月1日)自性院 (愛染かつらゆかりの地) 寺・神社・教会
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自性院/慈母観音像
いつもは表からしだれ桜を撮影させて頂いていたので、この観音様には今回初めてお目にかかりました。 -
一乗寺
言問通りに面した日蓮宗のお寺です。
江戸時代中期の儒学者太田錦城のお墓があることで知られます。
いつも境内にお花を咲かせているので、通りかかると拝見させて頂いています。 -
供養塔
南無妙法蓮華経と刻まれており、台座の両脇には、錫杖と宝珠をお持ちになったお地蔵さまと魚籃観音様がいらっしゃいます。 -
供養塔の左側にいらっしゃるお地蔵さま
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供養塔の右側にいらっしゃる魚籃観音さま。
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一乗寺/魚藍観音
境内の供養塔右下にいらっしゃる小さな観音様です。手に魚を入れた篭を持っていらっしゃいます。
三十三観音のひとつで、手に魚を入れたかごを持っている像と、大魚に乗っている像とがあるそうです。羅刹や毒竜・悪鬼の害を除く巧徳があるといい、日本では中世以降、盛んに信仰されました。 -
本光寺
こちらも言問通り沿いにあるお寺さんで、日蓮宗の寺院です。
人頭大尊天(木座像丈6寸5分)という珍しい神様を祀っています。本光寺 寺・神社・教会
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玉林寺
曹洞宗のお寺で号を望湖山と言います。その昔ここから不忍池を望むことが出来たのだそうです。
本堂の裏山に幹周り6.5m、樹高約16m。玉林寺創建以前から存在していたと言われるスダジイがあることでも知られます。
こちらは、言問通りを根津の方へと下る途中にあります。玉林寺 寺・神社・教会
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横綱千代の富士像
境内右手に大きな銅像があります。
平成元年3月に優勝したときの記念写真に写っている三女が同年6月に夭逝し、このお寺に眠っていることもあって、この像の建立に至ったようです。玉林寺 寺・神社・教会
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<露地の生け垣に咲く曼珠沙華>
今年はいつまでも暑かったので、曼珠沙華の咲くのが遅かったようで、我が家ではお彼岸に差し掛かった辺りから、やっと花茎を伸ばし始めました。
花がいつもより少なくて寂しい限りですが、それでも16本咲いてくれました♪
そんな中、寺町の方ではどんな具合かしらと、日々楽しみにしながら曼珠沙華と六地蔵菩薩様を探して一週間ほど歩き回りました。
三崎坂から向うの谷中霊園のある方面の情報は、また追って旅行記にまとめたいと思います。
ご近所を歩き回っての拙い旅行記ですが、最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。
いつもご訪問頂きありがとうございます。
・・・☆紅映☆・・・
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