武尊・尾瀬・片品旅行記(ブログ) 一覧に戻る
10年ぶりに秋の尾瀬ヶ原を訪れた。先月、尾瀬沼に行ったばかりだが、今度は鳩待峠からのアクセスで尾瀬ヶ原を歩く。同行したのは、写真好き仲間のKさん、Iさん、A女史の4人。Kさんは先月の尾瀬沼にも同行した。一ヵ月たらずで尾瀬を再訪したのは、先月撮影できなかった星空撮影に再トライすることが、主たる動機だ。あいにく、今回も天候に恵まれず星景撮影はできなかったものの、色づき始めた草紅葉の壮大なスケールの尾瀬の撮影をたっぷり楽しんできた。

秋の尾瀬ヶ原を歩く

39いいね!

2020/09/17 - 2020/09/18

98位(同エリア780件中)

4

68

玄白

玄白さん

10年ぶりに秋の尾瀬ヶ原を訪れた。先月、尾瀬沼に行ったばかりだが、今度は鳩待峠からのアクセスで尾瀬ヶ原を歩く。同行したのは、写真好き仲間のKさん、Iさん、A女史の4人。Kさんは先月の尾瀬沼にも同行した。一ヵ月たらずで尾瀬を再訪したのは、先月撮影できなかった星空撮影に再トライすることが、主たる動機だ。あいにく、今回も天候に恵まれず星景撮影はできなかったものの、色づき始めた草紅葉の壮大なスケールの尾瀬の撮影をたっぷり楽しんできた。

旅行の満足度
4.5
同行者
友人
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • この日(9/17)までは、鳩待峠駐車場までマイカー乗り入れ可能だったのだが、戸倉に着いたのが9時頃だったので、すでに鳩待峠駐車場は満杯、やむなく戸倉駐車場からシャトルバス(片道\1,000)で鳩待峠へ。<br />以前は、峠に駐車場は無かったが、いつの間にか広い駐車場ができていた。

    この日(9/17)までは、鳩待峠駐車場までマイカー乗り入れ可能だったのだが、戸倉に着いたのが9時頃だったので、すでに鳩待峠駐車場は満杯、やむなく戸倉駐車場からシャトルバス(片道\1,000)で鳩待峠へ。
    以前は、峠に駐車場は無かったが、いつの間にか広い駐車場ができていた。

  • まずは、山ノ鼻に向けて下って行く。<br />オオカメノキが赤い実をつけている。秋が深まれば実は黒くなっていく。そうなれば、野鳥たちの御馳走になる。

    まずは、山ノ鼻に向けて下って行く。
    オオカメノキが赤い実をつけている。秋が深まれば実は黒くなっていく。そうなれば、野鳥たちの御馳走になる。

  • オクトリカブト。<br />きれいな紫の花だが、言わずと知れた毒草で、トリカブトの中でも特に毒性が強い。

    オクトリカブト。
    きれいな紫の花だが、言わずと知れた毒草で、トリカブトの中でも特に毒性が強い。

  • 今年は熊の目撃情報が多く、特に山ノ鼻付近に集中している。同行したメンバーはいずれも高齢者や普段ハイキングしない女性なので、山ノ鼻の山小屋を拠点に、撮影活動するつもりだった。だが、夜間外出自粛、特に尾瀬研究見本園の夜間立ち入りは禁止と言われたため、尾瀬ヶ原東端の見晴らしまで歩き一泊することにした。<br />樹林帯が続く山ノ鼻へのルートは、熊出没防止の下草刈りがあちこちで行われていた。

    今年は熊の目撃情報が多く、特に山ノ鼻付近に集中している。同行したメンバーはいずれも高齢者や普段ハイキングしない女性なので、山ノ鼻の山小屋を拠点に、撮影活動するつもりだった。だが、夜間外出自粛、特に尾瀬研究見本園の夜間立ち入りは禁止と言われたため、尾瀬ヶ原東端の見晴らしまで歩き一泊することにした。
    樹林帯が続く山ノ鼻へのルートは、熊出没防止の下草刈りがあちこちで行われていた。

  • オオウバユリの実。花の咲く時期は葉が無くなるので、’葉がない→歯がない→姥’の連想からつけられた、いささかふざけたネーミングである。

    オオウバユリの実。花の咲く時期は葉が無くなるので、’葉がない→歯がない→姥’の連想からつけられた、いささかふざけたネーミングである。

  • サラシナショウマ<br />花が少ないこの時期に山林や草原で普通に見られる。若芽はゆがいて水に晒して食用にするので、晒し菜と命名された。

    サラシナショウマ
    花が少ないこの時期に山林や草原で普通に見られる。若芽はゆがいて水に晒して食用にするので、晒し菜と命名された。

  • 1時間10分で山ノ鼻に到着。写真撮影しながら、かつ高齢者ハイカーなので、無理はせず、のんびりしたペースで歩いてきた。

    1時間10分で山ノ鼻に到着。写真撮影しながら、かつ高齢者ハイカーなので、無理はせず、のんびりしたペースで歩いてきた。

  • 山ノ鼻ビジターセンター前で、Kさんが持参してくれたラジウス、コッヘルで湯を沸かし、早めの昼食でインスタントラーメンを食す。山で食べる暖かい食べ物は、普段食べるラーメンとは違い、ことさらおいしく感じる。

    山ノ鼻ビジターセンター前で、Kさんが持参してくれたラジウス、コッヘルで湯を沸かし、早めの昼食でインスタントラーメンを食す。山で食べる暖かい食べ物は、普段食べるラーメンとは違い、ことさらおいしく感じる。

  • 昼食後、尾瀬ヶ原に入る前に尾瀬研究見本園でミニ散策。見本園とはいっても、人の手が加えられているわけではなく、自然そのもののエリアで尾瀬ヶ原の一部である。<br />白い幹が映える白樺林。

    イチオシ

    昼食後、尾瀬ヶ原に入る前に尾瀬研究見本園でミニ散策。見本園とはいっても、人の手が加えられているわけではなく、自然そのもののエリアで尾瀬ヶ原の一部である。
    白い幹が映える白樺林。

  • ウメバチソウ<br />文字通り、梅の花に似た形をしたかれんな花である。

    ウメバチソウ
    文字通り、梅の花に似た形をしたかれんな花である。

  • オゼミズギク<br />オゼとあるが、尾瀬固有種ではなく、東北南部や尾瀬、日光に分布する。日本固有種のミズキクの亜種である。

    オゼミズギク
    オゼとあるが、尾瀬固有種ではなく、東北南部や尾瀬、日光に分布する。日本固有種のミズキクの亜種である。

  • 尾瀬ヶ原に足を踏み入れる。すでに草紅葉が始まっている。

    尾瀬ヶ原に足を踏み入れる。すでに草紅葉が始まっている。

  • 尾瀬の代表的風景と言えば、湿原に延びる木道と、その先に見える燧ケ岳。頂上は雲に覆われている。<br />振り向けば、至仏山が間近にみえるのだが、この日はあいにく雲の中。

    尾瀬の代表的風景と言えば、湿原に延びる木道と、その先に見える燧ケ岳。頂上は雲に覆われている。
    振り向けば、至仏山が間近にみえるのだが、この日はあいにく雲の中。

  • 木道のそばにはエゾリンドウ。<br />初秋の代表的な山野草である

    木道のそばにはエゾリンドウ。
    初秋の代表的な山野草である

  • 中田代付近まで来た。<br />あちこちに池塘が散在している。

    中田代付近まで来た。
    あちこちに池塘が散在している。

  • 木道の間の紅葉がひときわ目を引く。ヤマウルシの幼木である。

    木道の間の紅葉がひときわ目を引く。ヤマウルシの幼木である。

  • 花が終わり実をつけたイワショウブ<br />先月の尾瀬沼・大江湿原ではたくさんの花を見た。

    花が終わり実をつけたイワショウブ
    先月の尾瀬沼・大江湿原ではたくさんの花を見た。

  • 池塘に生えるヒツジグサ<br />紅葉が始まっているが緑の葉と混在している

    池塘に生えるヒツジグサ
    紅葉が始まっているが緑の葉と混在している

  • 花は少ない。ポツンと咲いた一輪のヒツジグサの花。<br />尾瀬でのヒツジグサの開花は7月上旬から9月上旬なので、すでに開花時期はすぎているが、見ることができただけでもラッキーだ。

    花は少ない。ポツンと咲いた一輪のヒツジグサの花。
    尾瀬でのヒツジグサの開花は7月上旬から9月上旬なので、すでに開花時期はすぎているが、見ることができただけでもラッキーだ。

  • ヒツジグサの花をアップで。睡蓮とよく似た花の形だが、ずっと小さな花である。

    ヒツジグサの花をアップで。睡蓮とよく似た花の形だが、ずっと小さな花である。

  • 尾瀬の定番撮影スポットである、池塘に映り込む逆さ燧ケ岳。あいにく風で水面にさざ波があり、きれいな映り込みにはなっていない。

    尾瀬の定番撮影スポットである、池塘に映り込む逆さ燧ケ岳。あいにく風で水面にさざ波があり、きれいな映り込みにはなっていない。

  • 黄葉し始めたヤマドリゼンマイの大群落。ふつうのゼンマイ同様、若芽は食用になるようだが、尾瀬のヤマドリゼンマイを湿原に立ち入って採集するわけにはいかない。

    黄葉し始めたヤマドリゼンマイの大群落。ふつうのゼンマイ同様、若芽は食用になるようだが、尾瀬のヤマドリゼンマイを湿原に立ち入って採集するわけにはいかない。

  • 中田代の拠水林が映り込んだ池塘

    イチオシ

    中田代の拠水林が映り込んだ池塘

  • 尾瀬の木道は、総延長65kmに及ぶ。およそ、10年サイクルで架け替えが行われているという。木道の材料は比較的水に強い国産カラマツ材が使われているが、自然保護のため、防腐剤は使っていないのでそれなりに寿命が短いということである。<br />この日も中田代の木道では、ヘリコプターによる資材運搬が行われていた。もちろん、木道の架け替え工事は、重機が持ち込めないのですべて人力である。<br />こうした不断の補修により、我々ハイカーは気持ちよくハイキングが楽しめる。ありがたいことである。

    尾瀬の木道は、総延長65kmに及ぶ。およそ、10年サイクルで架け替えが行われているという。木道の材料は比較的水に強い国産カラマツ材が使われているが、自然保護のため、防腐剤は使っていないのでそれなりに寿命が短いということである。
    この日も中田代の木道では、ヘリコプターによる資材運搬が行われていた。もちろん、木道の架け替え工事は、重機が持ち込めないのですべて人力である。
    こうした不断の補修により、我々ハイカーは気持ちよくハイキングが楽しめる。ありがたいことである。

  • このころから、少しづつ晴れ間が出てきた。今宵は星空撮影ができるかもしれないと期待が膨らむ。

    このころから、少しづつ晴れ間が出てきた。今宵は星空撮影ができるかもしれないと期待が膨らむ。

  • 燧ケ岳に掛かっていた雲が取れ、水鏡となった池塘にきれいな逆さ燧岳が映り込んでいる。

    イチオシ

    燧ケ岳に掛かっていた雲が取れ、水鏡となった池塘にきれいな逆さ燧岳が映り込んでいる。

  • 池塘の水面に青空が映り込んでいる。

    池塘の水面に青空が映り込んでいる。

  • この青空、何とか夜までもって欲しいと願うばかり。周囲を山に囲まれ光害がない星空を何とか撮影してみたいものだが果たして・・・わざわざ、新月の日を選んだのだが。

    この青空、何とか夜までもって欲しいと願うばかり。周囲を山に囲まれ光害がない星空を何とか撮影してみたいものだが果たして・・・わざわざ、新月の日を選んだのだが。

  • 黄葉のヒツジグサとまだ緑のヒツジグサ。<br />葉脈が美しい。

    イチオシ

    黄葉のヒツジグサとまだ緑のヒツジグサ。
    葉脈が美しい。

  • 冬の豪雪の重みで幹がねじ曲がった白樺の幼木

    冬の豪雪の重みで幹がねじ曲がった白樺の幼木

  • この黄色の実のようなこの植物は???

    この黄色の実のようなこの植物は???

  • 黄葉のヤマドリゼンマイと紅葉のヤマウルシ

    黄葉のヤマドリゼンマイと紅葉のヤマウルシ

  • 草紅葉の中に生えているヤマドリゼンマイ、池塘、白樺、遠くには拠水林。秋の尾瀬ヶ原の要素がすべて詰まった風景である。

    草紅葉の中に生えているヤマドリゼンマイ、池塘、白樺、遠くには拠水林。秋の尾瀬ヶ原の要素がすべて詰まった風景である。

  • 池塘の浮島

    イチオシ

    池塘の浮島

  • アヤメ平方面遠望

    アヤメ平方面遠望

  • ゴマナの蜜を吸うウラナミシジミ

    ゴマナの蜜を吸うウラナミシジミ

  • 湿原の中を緩やかにカーブしながら、どこまでも続くような木道

    湿原の中を緩やかにカーブしながら、どこまでも続くような木道

  • 竜宮小屋が見えてきた。この山小屋は、新型コロナ感染対策の個室対応ができないので、今シーズンは営業中止している。

    竜宮小屋が見えてきた。この山小屋は、新型コロナ感染対策の個室対応ができないので、今シーズンは営業中止している。

  • 燧ケ岳をバックに白樺、手前にはヤマドリゼンマイ<br />また雲が増えてきたのが気にかかる

    燧ケ岳をバックに白樺、手前にはヤマドリゼンマイ
    また雲が増えてきたのが気にかかる

  • 沼尻川を渡り、下田代に入る。<br />下田代の草紅葉

    沼尻川を渡り、下田代に入る。
    下田代の草紅葉

  • 今宵の宿、弥四郎小屋が見えてきた。同行の三人はかなり疲れた様子だが、歩き切った。特にIさんは、明後日85歳の誕生日を迎えるのだが、齢の割には健脚だ。<br />以前から弥四郎小屋には風呂まであって快適だが、最近は浄化槽の性能が良くなったためか、石鹸・シャンプーを使えるようになったのはgood!

    今宵の宿、弥四郎小屋が見えてきた。同行の三人はかなり疲れた様子だが、歩き切った。特にIさんは、明後日85歳の誕生日を迎えるのだが、齢の割には健脚だ。
    以前から弥四郎小屋には風呂まであって快適だが、最近は浄化槽の性能が良くなったためか、石鹸・シャンプーを使えるようになったのはgood!

  • 弥四郎小屋の敷地内に湧き出ている湧き水。冷たくて気持ちが良い湧水である。翌日のハイキングで持ち歩く水は、もちろんこの清水である。

    弥四郎小屋の敷地内に湧き出ている湧き水。冷たくて気持ちが良い湧水である。翌日のハイキングで持ち歩く水は、もちろんこの清水である。

  • 今回、あてがわれた部屋は別館の尾瀬が原に一番近い眺望抜群の部屋だった。部屋の窓から眺めた夕陽。あまり焼けなかったが、右側に幻日が現れた。

    今回、あてがわれた部屋は別館の尾瀬が原に一番近い眺望抜群の部屋だった。部屋の窓から眺めた夕陽。あまり焼けなかったが、右側に幻日が現れた。

  • 現実をアップで。珍しく、虹色に分離した幻日である。

    現実をアップで。珍しく、虹色に分離した幻日である。

  • 外に出て撮影しようとしたが、すでに幻日は消えてしまった。<br />わずかに色づいた夕焼け

    外に出て撮影しようとしたが、すでに幻日は消えてしまった。
    わずかに色づいた夕焼け

  • 夕食は、山小屋なのでこんなものだろう。

    夕食は、山小屋なのでこんなものだろう。

  • 夜9時頃から雨が降り出し、期待した夏の天の川撮影は不発<br />深夜2時半に一旦起きたが、雨は上がっていたが曇り空で、東の空から昇ってくるオリオン座など冬の星座も見えず! 先月の尾瀬沼に続いて2連敗だ。<br />朝、5時起床。 東の空は雲に覆われたが、西の空が朝焼けした。<br />

    夜9時頃から雨が降り出し、期待した夏の天の川撮影は不発
    深夜2時半に一旦起きたが、雨は上がっていたが曇り空で、東の空から昇ってくるオリオン座など冬の星座も見えず! 先月の尾瀬沼に続いて2連敗だ。
    朝、5時起床。 東の空は雲に覆われたが、西の空が朝焼けした。

  • 明るくなるにつれて、色は褪せていく

    明るくなるにつれて、色は褪せていく

  • まだ朱が残る雲の下の至仏山にまっすぐ伸びている木道

    まだ朱が残る雲の下の至仏山にまっすぐ伸びている木道

  • 6時朝食。(朝食の写真は撮り忘れた)<br />7時にチェックアウトし、戻りのハイキング。同行の三人はまだ疲れがたまっているようなので、昨日よりさらにペースダウンして歩くようにした。

    6時朝食。(朝食の写真は撮り忘れた)
    7時にチェックアウトし、戻りのハイキング。同行の三人はまだ疲れがたまっているようなので、昨日よりさらにペースダウンして歩くようにした。

  • 昨日と同じルートだが、飽きもせず草紅葉の尾瀬の風景をカメラに収めていく。

    昨日と同じルートだが、飽きもせず草紅葉の尾瀬の風景をカメラに収めていく。

  • 沼尻川を渡りふたたび群馬県側へ。

    沼尻川を渡りふたたび群馬県側へ。

  • 竜宮小屋を過ぎ、中田代エリアへ。

    竜宮小屋を過ぎ、中田代エリアへ。

  • チュウサギ発見

    チュウサギ発見

  • ヤマドリゼンマイの中に立つ白樺

    ヤマドリゼンマイの中に立つ白樺

  • 竜宮十字路付近まで来た。雲行きが怪しくなってきた。弥四郎小屋での天気予報では午後から雨となっていたが、少し早まりそうだ。

    竜宮十字路付近まで来た。雲行きが怪しくなってきた。弥四郎小屋での天気予報では午後から雨となっていたが、少し早まりそうだ。

  • 赤いリュックの女性が、今回同行したA女史。並んで歩いているのは、一人ハイキングをしているM子さん。友達が弥四郎小屋でアルバイトをしているので、会いにくるために初尾瀬ハイキングだという若い女性である。二人はすっかり打ち解けて、A女史は「娘ができた」と大はしゃぎ。だが、「娘ではなく孫だろう」と言いかけて、グッと言葉を飲み込んだ。帰りは、M子さんも一緒で5人連れのハイキングである。

    赤いリュックの女性が、今回同行したA女史。並んで歩いているのは、一人ハイキングをしているM子さん。友達が弥四郎小屋でアルバイトをしているので、会いにくるために初尾瀬ハイキングだという若い女性である。二人はすっかり打ち解けて、A女史は「娘ができた」と大はしゃぎ。だが、「娘ではなく孫だろう」と言いかけて、グッと言葉を飲み込んだ。帰りは、M子さんも一緒で5人連れのハイキングである。

  • A女史、疲れているようだが、’娘’とおしゃべりしながら足取りは軽い。どんどん先を行く。

    A女史、疲れているようだが、’娘’とおしゃべりしながら足取りは軽い。どんどん先を行く。

  • 一段と雲が厚くなり、背後の山の深緑が暗くなり、白樺の幹が輝くような白色に見える。

    一段と雲が厚くなり、背後の山の深緑が暗くなり、白樺の幹が輝くような白色に見える。

  • 手前に紅葉したヤマウルシを入れて。

    イチオシ

    手前に紅葉したヤマウルシを入れて。

  • 池塘と白樺

    池塘と白樺

  • 白樺の池塘への映り込み

    白樺の池塘への映り込み

  • 草紅葉の影からカルガモが現れた。

    草紅葉の影からカルガモが現れた。

  • 木道の足元に咲くエゾリンドウ

    木道の足元に咲くエゾリンドウ

  • ヤマウルシの紅葉

    ヤマウルシの紅葉

  • 中田代の中ほどまで来たところで、とうとう雨が降って来た。慌ててレインコートを着込み、カメラはリュックにしまい込んだ。

    中田代の中ほどまで来たところで、とうとう雨が降って来た。慌ててレインコートを着込み、カメラはリュックにしまい込んだ。

  • 山ノ鼻ビジターセンター前で雨宿りを兼ねて大休止。<br />少し小振りになったところで、荷物を軒下に置き、もういちど研究見本園へ。<br />至仏山のすそ野に掛かるガスと草紅葉。

    イチオシ

    山ノ鼻ビジターセンター前で雨宿りを兼ねて大休止。
    少し小振りになったところで、荷物を軒下に置き、もういちど研究見本園へ。
    至仏山のすそ野に掛かるガスと草紅葉。

  • 雨の滴をまとったズミの実<br /><br />あとは、撮影もせず、ひたすら鳩待峠に向けて登っていく。Kさん、A女史はかなりバテ気味のようなので、頻繁に小休止を取りながら最後のひと頑張りである。<br /><br />今回も必ずしも天気には恵まれなかったが、雄大な尾瀬の風景を堪能し、思いがけず若い女性も加わった楽しいフォトハイキングだった。

    雨の滴をまとったズミの実

    あとは、撮影もせず、ひたすら鳩待峠に向けて登っていく。Kさん、A女史はかなりバテ気味のようなので、頻繁に小休止を取りながら最後のひと頑張りである。

    今回も必ずしも天気には恵まれなかったが、雄大な尾瀬の風景を堪能し、思いがけず若い女性も加わった楽しいフォトハイキングだった。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • 琉球熱さん 2020/09/24 21:02:54
    流石です
    玄白さん、こんにちは

    表紙の写真、見事な逆さ燧!
    私はこれを狙って見事に雲に邪魔されました。
    それにしても、草紅葉がいいですね。
    星空は残念でしたが、早朝の雲も荒々しい雰囲気で、今にも稲妻が光りそうで見惚れてしまいます。

    「孫」の一言は飲み込んで正解だったようで(笑)、「旅は道連れ」も実践できて、なんとも羨ましい撮影旅行です。

    玄白さんの旅行記は、美しい風景だけで構成されているので、いつも爽快です。
    (食や宿にほとんど興味がない私・・・(笑))

    ---------琉球熱--------

    玄白

    玄白さん からの返信 2020/09/24 21:41:57
    Re: 流石です
    琉球熱さん、こんばんは!
    逆さ燧は、わずかな時間雲が取れ、この池塘の前で風が止むのを15分ほど粘りました。一瞬でした。
    コロナ禍がおさまり営業再開したら、竜宮小屋を起点に、じっくり朝夕夜の撮影を楽しみたいという思いが募りました。
    ワイフ以外の女性が一緒というのは、年配でも(若ければ尚良し)楽しいものです。
    では!

    玄白
  • mimozaさん 2020/09/24 19:40:19
    こんばんは
    ご一緒にその風景を見られたなら
    どんなに良かったかと残念でなりません。
    池塘の映り込み、燧ケ岳の雄大さ
    草紅葉、美しい白樺
    どれもこれも「おいで」と私を呼んでます。
    黄色いお花はキンコウカではないでしょうか?
    ミルキーウェイは残念でしたねぇ
    素晴らしいお写真をたくさんパチリしている玄白さんなら
    きっと次回のシャッターチャンスをものにされるはず。
    星撮り先輩、次回よろしくお願いします(懇願)。

    玄白

    玄白さん からの返信 2020/09/24 21:23:38
    Re: こんばんは
    コメントありがとう!
    やっぱり、キンコウカでしたか、夏の花がたくさん咲いているのは
    知っていたので、そうかなとは思いましたが、自信がなかったので、
    ?マークをつけておきました。
    星景撮影は、なかなかチャンスがきません。9月は秋の長雨の
    シーズンなので、あまり期待はしていなかったんですが、来月に
    なれば、空気も澄んでくるので、チャンスが訪れるかと・・・
    10月中旬には尾瀬の山小屋は閉まるので、ぜひ行ってみてください

    玄白

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