2020/09/09 - 2020/09/12
532位(同エリア1069件中)
えとさん
夏休みの旅行として倉敷と直島でアート三昧の旅をしました。
今回の旅行記は、2日目の午後ベネッセハウスにチェックインし、あこがれのベネッセハウスオーバルで過ごす一日です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
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シャトルバスでベネッセハウス・ミュージアム棟に到着しました。
ベネッセハウス・ミュージアムは2度目の訪問(宿泊は初めて)ですが、美術館としても、ホテルとしてもらしくない不思議なエントランスに感じられます。ベネッセハウス <直島> 宿・ホテル
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エントランス側から海を眺めます。
建物の入り口でミュージアム入場者はチケット購入、ホテル宿泊者はフロントでチェックインをします。オーバル棟へ向かうには「え、こんなところから入るの?」と一見非常口と見まがうようなドアを開け、モノレールに乗り部屋に向かいます。 -
モノレールに乗ると、瀬戸内の海と島が広がり、それだけでも感動です!
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オーバル棟へ到着しました。
オーバル棟は直島で最も高いところにあり、6室だけのために造られた建物です。 -
部屋はものすごく広いというわけではないのですが、壁一面が全て窓でものすごい開放感です。
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オーバル棟は401~406の6部屋があり、うち403,404の2部屋がスイート。
今回候補としたツインルームのうち、405, 406は壁に直接作品が描かれているという点では魅力的だったのですが、他の方のブログ等の記載によるとバルコニーがない(外に出られない)という記述もあったことから候補から外し(実際のところは不明です)、あまり作品を見たことがないリチャード・ロングの作品が飾られている402にしました。 -
バスルームもきれいで上品な感じです。
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外の景色も美しいのですが、やはりオーバルの見どころといえば、この水盤をそなえた建物の内側(廊下)部分ではないかなと思います。
部屋から出ると、水盤から流れる大量の水の音が聞こえ、非日常感をいやでも高めてくれます。
(夜になると水量が少なくなり、穏やかでした)
そして、写真右側の黒い部分から建物の上に上がることができます。 -
上から見た景色もまた絶景です。
楕円のコンクリートの塊がなんとも人工的ながら、建物の周りが植物で覆われることにより、瀬戸内の自然に溶け込んでいるように感じられます。 -
草間彌生の黄色いかぼちゃがほんのり小さく見えます。
(桟橋のように突き出た部分にあります) -
棟内には自販機、洗濯機、乾燥機もあります。
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中央に写るのが、モノレール駅(右側)で上に着いてからオーバルの建物(左側)に向かうアプローチ部です。
アプローチ部を横切るように水が流れています。 -
部屋にはillyのコーヒーマシンがあり、チョコレートと合わせておいしくいただきました。
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ミュージアム棟のカフェでウェルカムドリンクをいただけるとのことで、モノレールで下り、カフェに向かいます。
海を背景に、大竹伸朗の作品を眺めながらいただくスパークリングワインはなんとも贅沢です。ベネッセハウス ミュージアムカフェ グルメ・レストラン
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さらに夕食はフレンチを予約していたのですが、こちらはさらに別の棟(ビーチ棟の隣)のため、シャトルバスに乗ってパーク棟へ向かいます。
(歩いても7~8分で着くそうです)
ミュージアム棟~オーバル棟のモノレールの所要時間が4分弱で、もしモノレールがいなかった場合は呼び出すことになり、倍の時間がかかるので、どうしても違う棟への移動には時間がかかってしまいます。
落ち着いた雰囲気を味わうホテルですので、時間に余裕を持って行動した方がよさそうです。テラスレストラン グルメ・レストラン
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フレンチのコース付きのプランで、こちらは前菜。
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テリーヌも上品ながら食べ応えがありました。
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魚も固くなく、おいしく焼けていました。
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メインのステーキです。
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最後にデザートです。
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ミュージアム棟、オーバル棟とも異なる木造の建物は同じ安藤建築でもまた雰囲気が異なり、海辺のリゾートといった感じがします。
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食事を終え、オーバル棟に戻ってきました。
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夜のオーバルも宇宙船のようで幻想的です。
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右側がアプローチ部、中央がオーバルラウンジです(左が401号室)。
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中央にうっすらと明るく見える線が高松の街です(日中も見えます)。
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木~土曜のみ営業しているオーバルラウンジでカクテルをいただきました。ラウンジは、オーバルに宿泊しなくても利用できるようでしたが、他にはおそらくオーバルに宿泊している様子の1組しかお客さんが来ませんでした。
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朝も景色を堪能します!
この日はやや曇ってました・・・。 -
雲間から漏れる光が神々しく見えます。。
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朝食は和食でした。和食はモノレールを降りたところにあるミュージアム棟のレストランで食べることができます(洋食はさらにバスに乗ってテラス棟に行く必要があります)。
品数も多く、上品な味でおいしかったです。日本料理 一扇 グルメ・レストラン
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朝食後、ラウンジの前を通ったら入れる様子だったので入ってみたら、お茶菓子をいただくことができました。
朝9~10時の1時間だけのサービスだったようです。
他のお客さんも来なかったので、ホテルの人から普段の直島の様子や、観光のコツなど、さまざまなお話をじっくりとうかがうことができました。 -
自分たちの泊まっている部屋と景色はさほど変わりませんが、お茶をいただきながらのんびり、最後までオーバルの雰囲気を堪能することができました。
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最後にあらためて自分の部屋から景色を楽しみます。
ミュージアム棟も同様ですが、バルコニーは仕切りがほぼないので隣の部屋が丸見えです。プライバシー的には気になる方もいるかもしれませんが、開放感を優先させた安藤さんの設計は見事です。
そんな感じでこの日は初めてのベネッセハウス、しかもあこがれのオーバル棟への滞在でした。下調べをしているときには移動に不便というコメントも読みましたが、オーバルはあくまでもこの建物にいることで、安藤建築で過ごす時間を堪能することが最大の目的になると思います。
わずか6室しかなく、他の棟に宿泊する人は立ち入ることもできないという特別感のなかで楽しむ安藤建築や瀬戸内海の景色は、かけがえのない贅沢なホテル滞在となりました。
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