2020/09/09 - 2020/09/12
738位(同エリア1069件中)
えとさん
夏休みの旅行として倉敷と直島でアート三昧の旅をしました。
今回の旅行記は、3日目:ベネッセハウス・オーバルをチェックアウトし直島散策~ベネッセハウス・ミュージアムに滞在の記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
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-
この日の最初は地中美術館を訪れました。
時期的にまだ人が多くなかったためか、モネの大作が5作品掲げられた部屋が2~3人で見られるタイミングがあり、都内の展覧会では考えられないくらいゆったりと作品に向き合うことができました。
地中美術館の後は、前日に本村地区でまわりきれなかったところを見学するため、家プロジェクトなどを訪れました。
まずはThe Naoshima plan「水」に来ました。古民家を改築し、直島の自然を示したものだそうです。 -
Ando Museumです。安藤忠雄の建築の概観を見ることができます。
一見古民家なのですが、中はしっかりとコンクリート打ちっぱなしの安藤建築になっていました。ANDO MUSEUM 美術館・博物館
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大竹伸朗さんの手がけた「はいしゃ」です。
Iラブ湯の印象があるので、一目見るだけで大竹作品と分かりますね。
家プロジェクトや本村地区の見どころも押さえたので、改めてベネッセハウスに向かいます。 -
この日はミュージアム棟に泊まります。
ベネッセハウスを構成する4つの建物のうち、最初にできた(美術館兼)ホテルということで、随所にコンクリート打ちっぱなしが見られ、安藤建築らしさが分かりやすく感じられるような気がしました。ベネッセハウス <直島> 宿・ホテル
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今回は2階のデラックスツインにしました。
建物自体は築30年近く経つようですが、きちんとメンテナンスされているので古さを感じません(ベッドサイドにある電話機が昔のものだなぁと感じたくらい 笑)。
むしろ床やテーブルの経年具合がいい雰囲気を醸し出していました。 -
コンクリート打ちっぱなしの壁が冷たさを感じるというよりは、白い壁や木がメインとなっている室内で、むしろ内装のアクセントとなっているように感じられました。
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昨日宿泊したオーバルの部屋は海を上から見下ろす感じでしたが、今日の部屋からは海が間近に見られます。
どちらの景色が好きかは好みが分かれるかもしれませんが、自然をより間近に感じられるという点では、ミュージアム棟の方がよいのかもしれません(個人的には甲乙つけがたいです)。 -
デラックスツインの部屋は、バスルーム(シャワーブース)からも海が眺められます。
明るい日中にシャワーを浴びると、より心地よさそうです(夜は暗いのではっきりとは見えません・・・)。 -
部屋から見たバスルームはこんな感じ。
バスタブも一段高いところに設置してあるので、お湯につかりながらも海が眺められます。 -
バルコニーに出てみました。やはり隣の部屋との仕切りは金属の棒一本のみです。笑
その分、瀬戸内の美しい自然の眺望を堪能できるので個人的にはプライバシーは特に気になりませんでした。 -
iPhoneのパノラマで写真を撮ってみました。
2階の客室のバルコニーがひと続きになっていることが分かります。 -
部屋のドアに書かれている避難経路図です。
安藤建築なので避難経路図すらアートに見えてきます。笑 -
2泊目の夕食は和食にしました。
和食はミュージアム棟のレストランでいただけるので、移動が楽です。
(2階→地下1階) -
松茸の土瓶蒸し、秋らしい香りで非常においしくいただきました。
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お造りも瀬戸内海の魚を食べられました。
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夜に外側からミュージアム棟を撮ってみました。
開放的な建物であることを感じます。 -
食後はパーク棟に向かい、ホテル内の作品を見学することにします。
夜になると宿泊者用のシャトルバスがないので、ホテルの方に依頼すると車を出してもらうことができます。 -
パーク棟には宿泊者用のラウンジがあるので、ここでお茶をいただきつつ、置かれていた作品集などを眺めながらのんびり過ごしました。
ソフトドリンクは無料、アルコール(夜のみ)は有料でした。 -
他のお客さんがほとんどおらず、贅沢な空間です。
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最終日の朝を迎えました。
名残惜しむかのように、部屋からの景色を楽しみます。 -
この日の朝食も和食にしました。
器が美しかったので、ふたを開ける前に1枚。 -
この日の朝食もおいしくいただきました。
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レストラン内は写真を撮ってもよいとのことでしたので、海を臨む開放感のあるレストランで撮影をしました。建物の外に杉本さんの作品が見えます。
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最終日は、船の時間までホテル近辺で過ごすことにします。
まずは、まだ訪れていなかった李禹煥美術館へ。
あいにくの天気でした。。。 -
コンクリートの高い壁、狭い通路で外界と遮断され、李禹煥の世界に入り込むんだという感じがしました。
李禹煥さんの作品は難解なようにも思われますが、それなりに楽しむことができました。 -
天気のせいで屋外作品をじっくり味わうことができなかったので、次回訪問時のリベンジとしたいと思います。
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凜とした空気感を感じます。
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ベネッセハウスに戻ってきました。パーク棟周辺の作品を見学します。
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ご存じ、黄色いカボチャです。
直島で最も有名な作品ではないでしょうか。 -
天気がいまいちだったので、お昼前の時間でしたがあまり人がおらず、いろいろな写真を撮ることができました。
一泊の人、日帰りの人は昼間に家プロジェクトのある本村周辺か地中美術館にいると思われることから、ベネッセハウスのチェックアウト後~チェックイン前の時間は空いているのかもしれません。 -
パーク棟に泊まると、これらの作品が部屋から眺められるようです。今度はこちらにも泊まってみたいです。
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パーク棟から歩きながらミュージアム等へ戻ることにします。
こちらも大竹伸朗さんの作品。 -
地中美術館で圧倒的な存在感であったウォルター・デ・マリアの作品。
これらの作品の展示されているエリアは、ベネッセハウス宿泊者用のバスでは通過するだけになってしまうので、パーク~ミュージアム間を歩くといろいろと見られてよいと思います。
お昼時になったので、ミュージアムカフェで何か食べて港へ戻ろうと思います。 -
草間彌生作品にちなんだカボチャのタルトをいただきました。
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ボトル上のグラスには黄色いカボチャが!
直島らしく、草間彌生の作品を最後まで楽しむことができました。
最後に、ベネッセハウスミュージアムをゆっくりと見学し、直島の現代アートともお別れです。 -
こうしてみると、直線で構成されるコンクリート建築が自然のなかに埋め込まれ、ものすごい存在感を放っているのですが、実際に建物の中に入ると、窓の大きさや開放感のために自然を感じることができ、置かれている現代アートが生み出す世界観とも相まってゆったりとした気持ちで過ごすことのできるベネッセハウスでした。
ベネッセハウス滞在中は、家プロジェクトや地中美術館等、何度でも再入場ができるにもかかわらず、ホテルでゆっくりと過ごしていると再入場する時間もなく、ミュージアムツアーにすら参加できないくらいのんびりしてしまい、個人的にはあと1,2泊ゆっくり過ごしたいなと感じました。
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